遊技用システム
【課題】玉貸ユニット20と管理装置50とがオフライン状態となったときにも、玉貸ユニット側で行われた特定処理に対応する連携処理が管理装置側で行われていないことを特定し、該連携処理が行われていないことに対する対処を可能とする。
【解決手段】通番が一致しないときに、入金処理中であれば(S260でYES)、玉貸ユニットで第1の特定処理(受付貨幣の取込)が行われているにも拘わらず、管理装置で第1の連携処理(受付貨幣額の加算,消去)が行われていないことを特定して、記憶している受付貨幣額を管理残額に加算して消去し(S261)、入金処理中でなければ(S260でNO)、玉貸ユニットで第2の特定処理(使用額+消費税額分の玉貸処理)が行われているにも拘わらず、管理装置で第2の連携処理(使用額+消費税額の減算)が行われていないことを特定して、玉貸設定金額を管理残額から減算する(S270)。
【解決手段】通番が一致しないときに、入金処理中であれば(S260でYES)、玉貸ユニットで第1の特定処理(受付貨幣の取込)が行われているにも拘わらず、管理装置で第1の連携処理(受付貨幣額の加算,消去)が行われていないことを特定して、記憶している受付貨幣額を管理残額に加算して消去し(S261)、入金処理中でなければ(S260でNO)、玉貸ユニットで第2の特定処理(使用額+消費税額分の玉貸処理)が行われているにも拘わらず、管理装置で第2の連携処理(使用額+消費税額の減算)が行われていないことを特定して、玉貸設定金額を管理残額から減算する(S270)。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも通番が記録される記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて通番及び遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、前記記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額の範囲内で遊技媒体を貸与するための記録媒体貸与処理を含む各種処理を前記管理装置と連携して行い、貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記記録媒体識別情報とを特定可能な入金要求を前記管理装置に対して送信する遊技用装置と、を備え、
前記管理装置は、前記入金要求の受信に応じて、該入金要求から特定される受付貨幣額を該入金要求から特定される記録媒体識別情報に対応付けて記憶する処理を行い、該記録媒体識別情報に対応付けて管理している管理残額と前記受付貨幣額との合算額を特定可能な残額通知を前記遊技用装置に対して送信する遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記各種処理のうちの予め定められた特定処理に伴って前記記録媒体の通番を更新する第1の通番更新処理を行うと共に、該特定処理に対応する連携処理を要求する連携処理要求を前記管理装置に対して送信する特定処理手段を有し、
前記管理装置は、
前記連携処理要求の受信に応じて前記連携処理を行い、該連携処理に伴って前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けられた通番を更新する第2の通番更新処理を行う連携処理手段と、
前記遊技用装置から前記記録媒体の記録媒体識別情報と通番とを受信し、該受信した通番が該受信した記録媒体識別情報に対応付けられた通番と一致するか否かを判定する通番判定手段と、を有し、
前記遊技用装置は、
前記残額通知の受信に応じて、前記特定処理手段により、該残額通知から特定される合算額の範囲内で遊技媒体の貸与を可能とするための貸与可能処理を第1の特定処理として行い、該貸与可能処理を行った旨を示す貸与可能情報を前記連携処理要求として前記管理装置に対して送信し、
遊技者の操作に応じて、前記特定処理手段により、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための前記記録媒体貸与処理を第2の特定処理として行い、該記録媒体貸与処理に使用される基準貸与額を前記管理残額から減算するための減算要求を前記連携処理要求として前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記貸与可能情報の受信に応じて、前記連携処理手段により、当該記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて記憶している受付貨幣額を当該記録媒体の管理残額に対して加算する受付貨幣額加算処理と、該受付貨幣額が加算済であることを特定可能な状態に更新する加算済更新処理とを第1の連携処理として行い、
前記減算要求の受信に応じて、前記連携処理手段により、前記基準貸与額を前記管理残額から減算する減算処理を第2の連携処理として行い、
前記通番判定手段により通番が一致しないと判定され、かつ前記受付貨幣額が未加算の状態で記憶されていることを条件として、前記受付貨幣額加算処理と前記加算済更新処理とを行い、
前記通番判定手段により通番が一致すると判定され、かつ前記受付貨幣額が未加算の状態で記憶されていることを条件として、前記受付貨幣額加算処理を行うことなく、前記加算済更新処理を行い、
前記通番判定手段により通番が一致しないと判定され、かつ前記受付貨幣額について加算済更新処理が行われていることを条件として、前記減算処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項1】
少なくとも通番が記録される記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて通番及び遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、前記記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額の範囲内で遊技媒体を貸与するための記録媒体貸与処理を含む各種処理を前記管理装置と連携して行い、貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の金額である受付貨幣額と前記記録媒体識別情報とを特定可能な入金要求を前記管理装置に対して送信する遊技用装置と、を備え、
前記管理装置は、前記入金要求の受信に応じて、該入金要求から特定される受付貨幣額を該入金要求から特定される記録媒体識別情報に対応付けて記憶する処理を行い、該記録媒体識別情報に対応付けて管理している管理残額と前記受付貨幣額との合算額を特定可能な残額通知を前記遊技用装置に対して送信する遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記各種処理のうちの予め定められた特定処理に伴って前記記録媒体の通番を更新する第1の通番更新処理を行うと共に、該特定処理に対応する連携処理を要求する連携処理要求を前記管理装置に対して送信する特定処理手段を有し、
前記管理装置は、
前記連携処理要求の受信に応じて前記連携処理を行い、該連携処理に伴って前記記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けられた通番を更新する第2の通番更新処理を行う連携処理手段と、
前記遊技用装置から前記記録媒体の記録媒体識別情報と通番とを受信し、該受信した通番が該受信した記録媒体識別情報に対応付けられた通番と一致するか否かを判定する通番判定手段と、を有し、
前記遊技用装置は、
前記残額通知の受信に応じて、前記特定処理手段により、該残額通知から特定される合算額の範囲内で遊技媒体の貸与を可能とするための貸与可能処理を第1の特定処理として行い、該貸与可能処理を行った旨を示す貸与可能情報を前記連携処理要求として前記管理装置に対して送信し、
遊技者の操作に応じて、前記特定処理手段により、予め定められた基準貸与額分の遊技媒体を貸与するための前記記録媒体貸与処理を第2の特定処理として行い、該記録媒体貸与処理に使用される基準貸与額を前記管理残額から減算するための減算要求を前記連携処理要求として前記管理装置に対して送信し、
前記管理装置は、
前記貸与可能情報の受信に応じて、前記連携処理手段により、当該記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて記憶している受付貨幣額を当該記録媒体の管理残額に対して加算する受付貨幣額加算処理と、該受付貨幣額が加算済であることを特定可能な状態に更新する加算済更新処理とを第1の連携処理として行い、
前記減算要求の受信に応じて、前記連携処理手段により、前記基準貸与額を前記管理残額から減算する減算処理を第2の連携処理として行い、
前記通番判定手段により通番が一致しないと判定され、かつ前記受付貨幣額が未加算の状態で記憶されていることを条件として、前記受付貨幣額加算処理と前記加算済更新処理とを行い、
前記通番判定手段により通番が一致すると判定され、かつ前記受付貨幣額が未加算の状態で記憶されていることを条件として、前記受付貨幣額加算処理を行うことなく、前記加算済更新処理を行い、
前記通番判定手段により通番が一致しないと判定され、かつ前記受付貨幣額について加算済更新処理が行われていることを条件として、前記減算処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【公開番号】特開2010−63911(P2010−63911A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−289176(P2009−289176)
【出願日】平成21年12月21日(2009.12.21)
【分割の表示】特願2005−265471(P2005−265471)の分割
【原出願日】平成17年9月13日(2005.9.13)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年12月21日(2009.12.21)
【分割の表示】特願2005−265471(P2005−265471)の分割
【原出願日】平成17年9月13日(2005.9.13)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
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