説明

遠隔診断の方法および遠隔診断を実行するセットトップ・ボックス

【課題】ヘッドエンド装置、および診断用ソフトウェアを有するセットトップ・ボックスを備えるDSL(ディジタル加入者線)のネットワークおいて、必要となるサービス・コール(出張サービス)を減らし、輸送費を節減する。
【解決手段】セットトップ・ボックスに記憶した診断用ソフトウェアにより、ヘッドエンド装置は遠隔地からセットトップ・ボックスの現状についてセットトップ・ボックスに問い合わせる。診断用ソフトウェアは、セットトップ・ボックス識別のリクエスト、ソフトウェア・バージョンのリクエスト、テレビジョンの接続をチェックするリクエスト、I/Oポートをチェックするリクエスト、HPNAネットワークをチェックするリクエスト、USBをチェックするリクエスト、システムのICをチェックするリクエストを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置を遠隔地から診断する方法とシステムに関し、特に、ディジタル加入者線(Digital Subscriber Line:DSL)をベースとするテレビジョン・ネットワークにおけるセットトップ・ボックス(Set‐Top Box:STB)の遠隔診断に関する。
【背景技術】
【0002】
図6に、ケーブル・テレビジョンのセットトップ・ボックスのネットワークが例示されている。このネットワーク600では、ヘッドエンド(head‐end:中継局)装置602が、共通のネットワーク・コネクション608を介して、複数のセットトップ・ボックス(STB)604とテレビジョン受信機606に接続される。一般に、ケーブルセットトップ・ボックスのサービス/サポートでは、利用者がセットトップ・ボックスを修理のためにサービス・センターに送り届けるか、またはサービス技術者を利用者の所に派遣して修理させる必要がある。しかしながら、セットトップ・ボックスを修理する必要のない場合もある。例えば、利用者によるテレビジョン受信機への接続の仕方が間違っているならば、セットトップ・ボックスを修理する必要はない。都合の悪いことに、現在、サービス/サポート・プロバイダがセットトップ・ボックスを遠隔地から診断する方法はない。そのため、セットトップ・ボックスに問題が生じると、利用者にとっては高価な輸送費の支出またはサービス・コール(service call:出張サービス)となる。本発明は、このような経費/支出を節減することに向けられている。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、ヘッドエンド装置、および診断用ソフトウェアを有するセットトップ・ボックスを備えるディジタル加入者線(DSL)ネットワークにおける遠隔診断の方法とシステムに向けられている。セットトップ・ボックス内に記憶された診断用ソフトウェアによって、ヘッドエンド装置はセットトップ・ボックスの現状について遠隔地からセットトップ・ボックスに問い合わせることができるので、必要となるサービス・コール/輸送費が節減される。診断用ソフトウェアは、セットトップ・ボックス識別(identification)のリクエスト、ソフトウェア・バージョン(version)のリクエスト、テレビジョンの接続をチェックするリクエスト、I/Oポートをチェックするリクエスト、HPNAネットワークをチェックするリクエスト、USB(Universal Serial Bus)をチェックするリクエスト、システムのICをチェックするリクエスト、ディジタル加入者線の接続をチェックするリクエスト、エラー・コードをチェックするリクエスト、保証(warranty)クロックを読み込むリクエスト、動作時間を読み込むリクエスト、およびヘッドエンドから受信されたデフォルト(default)テスト実行のリクエスト、に応答してデータを発生する。診断用ソフトウェアの実行は、支障の有るセットトップ・ボックスの利用者からのリクエストにより、あるいはセットトップ・ボックスから発生される警報または警告に応答して、セットトップ・ボックスの定期的診断テストの一環として開始される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】本発明をサポートするように構成された、ディジタル加入者線(DSL)をベースとする、例示的なセットトップ・ボックス・ネットワークのブロック図である。
【図2】本発明の遠隔診断プロセスのフローチャートである。
【図3】本発明の、利用者に支援される遠隔診断プロセスのフローチャートである。
【図4】本発明のセルフ‐モニタリング(自己監視)セットトップ・ボックス(STB)プロセスのフローチャートである。
【図5】本発明のサービス・メニューを例示する。
【図6】ケーブルをベースとする従来のセットトップ・ボックス・ネットワークのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
本発明の特性および利点は、例えば、以下の説明から一層明らかとなる。
【0006】
図1に、ディジタル加入者線(DSL)をベースとするセットトップ・ボックスのネットワークを例示する。ネットワーク100は、ワークステーションまたはヘッドエンド装置102、ワイドエリア・ネットワーク(Wide Area Network:WAN)104、ディジタル加入者ループ・アクセス・モジュール(Digital Subscriber Loop Access Module:DSLAM)106、ディジタル加入者線(DSL)モデム110とプロセッサ(図示せず)と記憶する媒体(図示せず)を備える複数のセットトップ・ボックス(STB)108、および複数のテレビジョン受信機(TV)112を含んでいる。ヘッドエンド装置102は中央に位置し、サービスを提供している個々の住宅にワイドエリア・ネットワーク104によって接続される。住宅サイドにおけるネットワークの端で、ディジタル加入者線ループ・アクセス・モジュール106は各家庭のセットトップ・ボックス(STB)内のディジタル加入者線(DSL)モデム110と交信する。
【0007】
ディジタル加入者線(DSL)のセットトップ・ボックス108を使用して、SNMP MIB(Simple Network Management Protocol Management Information Base)を介して、ヘッドエンド装置102はセットトップ・ボックス108内にフラグ(flag)を設定でき、セットトップ・ボックス108はサービス・モードに入る。次にセットトップ・ボックス108は診断をヘッドエンド装置102に送り返す。これが実行できるのは、ディジタル加入者線(DSL)のセットトップ・ボックスのネットワーク100により(ケーブルのセットトップ・ボックスのネットワーク600とは異なり)、利用者個人の住宅内のセットトップ・ボックス108とヘッドエンド装置102との間で個人的にディジタル接続が得られるからである。個人的ディジタル接続は(従来のケーブル・ネットワーク600の共同接続608とは異なり)、他人の住宅内にある他のセットトップ・ボックス(STB)と共有されない。そのため、診断のメッセージ(以下に詳しく述べる)はヘッドエンド装置102と特定のセットトップ・ボックス108との間で双方向に送信され、隣人のシステムが盗聴したり、ヘッドエンド装置102のように装う危険性もない。当業者であれば理解できるように、遠隔地から診断を行うと、サービス・コールの必要、あるいは装置を交換/修理する必要が少なくなる。たとえ修理が必要であっても、その原因が遠隔診断で識別される。原因が接続に関わるものであれば、遠隔地から診断でき、費用のかかるサービス・コールや修理を要しない。
【0008】
図2に、本発明の遠隔診断プロセス200のフローチャートを示す。プロセス200は、ヘッドエンド装置102の所にいる技術者によって、ステップ202で開始される。セットトップ・ボックス108に支障を生じている利用者からのリクエスト(依頼)により、セットトップ・ボックス(STB)から受信される警報/警告メッセージに応答して、あるいは当業者に知られている他の理由により、技術者はそのセットトップ・ボックス108の定期的診断テストの一環として、プロセス200を開始する。開始と同時に、ヘッドエンド装置102は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のメッセージである「リクエストを得る(Get Request)」、「次のリクエストを得る(Get Next Request)」、あるいは「バルク(大量)リクエストを得る(Get Bulk Request)」を使用して、選択されたセットトップ・ボックス108にリクエストを送る。リクエストを受け取ると、ステップ206で、セットトップ・ボックス108(具体的に言うと、セットトップ・ボックス108内部のプロセッサ)は、そのリクエストがセットトップ・ボックス108に内部の診断プログラムを実行することを要求しているかどうかを判断する。もし要求していなければ、ステップ208で、セットトップ・ボックス108はSNMP(Simple Network Management Protocol)の「応答(Response)」メッセージを使用して、ヘッドエンド装置102に返答を送り(以下に詳細に述べる)、(次の)診断開始イベント(上述した)が起こるまで、ステップ210で、この遠隔診断プロセス200を終了する。もし内部の診断プログラムを実行する必要があれば、ステップ212で、セットトップ・ボックス108は内部に記憶された診断プログラムを実行し、ステップ214で、SNMP(Simple Network Management Protocol)の「応答」メッセージを使用して、ヘッドエンド装置102にその結果を送り返し(以下に詳細に述べる)、(次の)診断開始イベント(上述した)が起こるまで、ステップ216で、この遠隔診断プロセスを終了する。
【0009】
図3に、利用者が支援する遠隔診断プロセス300を示す。最初に、ステップ302で、技術者は利用者からの呼出し、利用者のセットトップ・ボックス108からの警報、あるいは当業者に知られているその他の診断開始イベントを受信する。次に、ステップ304で、技術者は、SNMP(Simple Network Management Protocol)の特殊なメッセージ「リクエストを設定する(Set Request)」をセットトップ・ボックス108に送ることによって、ヘッドエンド装置102を介して診断テストのリクエストを開始する。リクエストを受けると、ステップ306で、セットトップ・ボックス108(具体的に言うと、セットトップ・ボックス(STB)内部のプロセッサ)は、内部(ROM内が好ましい)に記憶された診断プログラムを実行するので、接続されているテレビジョン受信機112に音声/映像出力が送られ利用者が観察できる。出力は、例えば、テレビジョン受信機112に表示されるカラーバー、あるいはテレビジョン受信機112のスピーカで発生される標準トーンである。その後、ステップ208で、利用者は音声/映像出力のタイプを電話で報告する(以下に詳しく述べる)。
【0010】
図4に、セルフ‐モニタリング(自己監視)セットトップ・ボックス(STB)プロセス400のフローチャートを示す。プロセス400の間、ステップ402で、セットトップ・ボックス108は、セットトップ・ボックス(STB)ソフトウェア内に埋め込まれた種々のSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ(trap:割込通知)をモニタする。ステップ404で、問題となるような状態が検出されると、セットトップ・ボックス108は警報/警告メッセージをヘッドエンド装置102に報告する。問題となる状態が検出されなければ、セットトップ・ボックス108はステップ402に戻り、SNMP(Simple Network Management Protocol)トラップをモニタし続ける。警報メッセージを受信すると、ステップ408で、技術者は遠隔診断プロセス200(図2に示す)および/または利用者が支援する遠隔診断プロセス300(図3)を開始する。
【0011】
図5に、本発明のサービス・メニュー500を例示する。サービス・メニュー500は、TIF(Tag Image File)形式、WMF(Windows(登録商標) Meta File)形式、JPEG(Joint Photographic Exparts Group)形式、GIF(Graphics Interchange File)形式、DRW形式、あるいは当業者に知られている同様なグラフィカル形式である。このサービス・メニューは、サービス・センターでヘッドエンド装置102を操作している技術者、あるいはテレビジョン受信機112に接続されるセットトップ・ボックス108の近くにいるサービス・コールの作業員が見ることができる。利用者は、カラーバーや、スピーカで発生するトーンのような、セットトップ・ボックス(STB)診断テストを観察できる。サービス・メニュー500に含まれるアイコンは、「IDを得る(Get ID)」502、「ソフトウェア改訂情報を得る(Get Software Revision Info)」504、「TVの接続をチェックする(Check TV Connections)」506、「I/Oをチェックする(Check I/O)」508、「HPNAネットワークをチェックする(Check HPNA Networking)」510、「USB(Universal Serial Bus)をチェックする(Check USB)」512、「システムをチェックする(Check System)」514、「ディジタル加入者線(DSL)をチェックする(Check DSL)」516、「その他をチェックする(Check Other)」518、「最後の3つのエラー・コードを読み込む(Read Last 3 Error Codes)」520、「保証クロックを読み込む(Read Warranty Clock)」522、「動作時間を読み込む(Read Hours In Operation)」524、「工場でデフォルト(default)テストを行う(Perform Factory Default Test)」526、「エグジットする(Exit)」528、などである。
【0012】
アイコン502「IDを得る」を選択すると、機器識別のリクエストがセットトップ・ボックス108に送信される。それに応答して、セットトップ・ボックス108は、メッセージ(セットトップ・ボックス(STB)の製造者名、型式名、改訂番号を含む)を送信する。セットトップ・ボックス108からの応答に基づいて、ヘッドエンド装置102は、ヘッドエンド装置102がリクエストした診断テストを実行するのに必要とされるソフトウェアをセットトップ・ボックス108が備えているかどうか判断する。
【0013】
アイコン504「ソフトウェアの改訂情報を得る」を選択すると、すべてのソフトウェア改訂に関する情報に対するリクエストがセットトップ・ボックス108に送信される。この情報は、無認可の実体(unauthorized entity)によってセットトップ・ボックス(STB)がハック(hack:侵入)されているかどうか識別するのに役立つ。例えば、ヘッドエンド装置102に供給される改訂情報は、記憶されたリストにある認可または承認された改訂と比較される。マッチ(一致)するものがあれば遠隔地の技術者は、ソフトウェアの最新版がセットトップ・ボックス108によって現在実行されていることを識別することができ、ソフトウェアを、必要に応じて更新できる。マッチするものがなければ、遠隔地の技術者は、そのセットトップ・ボックス108がハックされている、あるいは他の重大なエラーが生じている、ことの証拠を得る。遠隔地の技術者は次に、そのセットトップ・ボックス108をさらに分析するためにサービス・センターに返却するよう利用者に要求することもある。
【0014】
アイコン506「TVの接続をチェックする」を選択すると、接続されたテレビジョン受信機112に表示されるカラーバーに対するリクエスト、およびテレビジョン受信機のスピーカに流れるトーン(音色)に対するリクエストがセットトップ・ボックス108に送信される。このリクエストの送信後、遠隔地の技術者は利用者に、カラーバーを見ることができトーンを聞くことができるかどうか問い合わせる。もし利用者がその何れをも観察できなければ、セットトップ・ボックス108がテレビジョン受信機112に正しく接続されていないかもしれず、技術者は、利用者と共に(リアルタイムで)その接続プロセスを見直すことができる。
【0015】
もしアイコン508「I/Oをチェックする」が選択されると、ヘッドエンド装置102はセットトップ・ボックス108のI/Oポートに問い合わせて、どのような装置がセットトップ・ボックス108に接続されているかを確かめる。
【0016】
アイコン510「HPNA(Home Phoneline Networking Alliance)のネットワーキングをチェックする」を選択すると、セットトップ・ボックス108と別のHPNA(電話線ネットワーク)装置との間のHPNA通信の健全性について、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられる。具体的に言うと、セットトップ・ボックス108が利用者のパソコンまたは利用者宅内にある別のセットトップ・ボックス(STB)のような別のHPNA装置(これに限定されない)と通信しているとき、セットトップ・ボックス108はビットレートおよびビットエラー・レートをテストし報告するよう指図される。
【0017】
もしアイコン512「USB(Universal Serial Bus)をチェックする」を選択すると、モデム、プリンタ、マウスのようなUSB装置(これに限定されない)とセットトップ・ボックス108との間のUSB通信の健全性(health)について、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられる。また、セットトップ・ボックス108は、USB装置が検出されるとそれを報告する。
【0018】
アイコン514「システムをチェックする」を選択するとボード(board)上の主要なICの状態(例えば、オン、オフ、など)について、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられる。
【0019】
アイコン516「ディジタル加入者線(DSL)をチェックする」を選択すると、ディジタル加入者線コネクションのビットエラー・レートについてセットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられる。テストが完了すると、オプションで、カウンタはリセットされる。
【0020】
アイコン518「その他をチェックする」を選択すると、他の主要なサブシステムの状態(例えば、LEDの状態、IRの状態、キーボードの状態、スマートカード・インタフェースの状態など)について、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられ、遠隔地の技術者がセットトップ・ボックス108の他の部分を診断できるようにする。
【0021】
アイコン520「最後の3つのエラー・コードを読み込む」を選択すると、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられて、それが記録している最後の3つのエラーを供給する。これは、セットトップ・ボックス(STB)に起こりうる問題について遠隔地の技術者に証拠を提供する。エラーは第1、第2、第3の発生順に記憶されて、先入れ先出し(FIFO)に基づいて更新される。
【0022】
アイコン522「保証クロックを読み込む」を選択すると、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられて、セットトップ・ボックス108の起動日を供給する。
【0023】
アイコン524「動作時間を読み込む」を選択すると、セットトップ・ボックス108はヘッドエンド装置102により問い合わせられ、動作時間のカウンタとして知られる内部カウンタの値を供給する。この値はどのくらい長く(例えば、何日間/何時間)セットトップ・ボックス(STB)が使用されているか、を遠隔地の技術者に示す。この動作時間は、構成要素の故障の可能性を遠隔地の技術者が容易に予測できるようにするパラメトリック・データの発生に使用される。
【0024】
アイコン526「工場でデフォルト(default)テストを行う」を選択すると、セットトップ・ボックス108は、その最初の(すなわち、箱から出された)状態にリセットされる。使用時間のカウンタはリセットされないことに注目されたい。
【0025】
アイコン528「エグジット」を選択すると、セットトップ・ボックス108はこのサービス・メニューの画面から抜け出る。
【0026】
本発明は好ましい実施例に関して説明してきたが、特許請求の範囲で明確にされるように、本発明の精神と範囲から離れることなく、実施例に種々の変更がなされ得ることは明白である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッドエンド装置、および診断用のソフトウェアを有するセットトップ・ボックスを備えるディジタル加入者線ネットワークにおける遠隔診断の方法であって、
ユーザからのリクエストに応答して前記ヘッドエンド装置から前記セットトップ・ボックスにデータ・リクエストを送信するステップと、
受信したデータ・リクエストが前記セットトップ・ボックスに診断用ソフトウェアを実行することを要求しているかどうかを判定するステップと、
前記データ・リクエストが前記セットトップ・ボックスに診断用ソフトウェアを実行することを要求していなければ、前記セットトップ・ボックスから前記ヘッドエンド装置に第1の応答を送信するステップと、
前記データ・リクエストが前記セットトップ・ボックスに診断用ソフトウェアを実行することを要求していれば、前記データ・リクエストの受信に応答して、前記セットトップ・ボックスをサービス・モードにするステップと、
前記セットトップ・ボックスから前記ヘッドエンド装置に前記リクエストされたデータを含む第2の応答を送信するステップと、
から成る、前記遠隔診断の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−213168(P2012−213168A)
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−111425(P2012−111425)
【出願日】平成24年5月15日(2012.5.15)
【分割の表示】特願2009−76005(P2009−76005)の分割
【原出願日】平成14年3月15日(2002.3.15)
【出願人】(501263810)トムソン ライセンシング (2,848)
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing 
【住所又は居所原語表記】1−5, rue Jeanne d’Arc, 92130 ISSY LES MOULINEAUX, France
【Fターム(参考)】