説明

選択的なタグ貼り付けのための剥がし棒

タグをタグの帯から選択的に剥がすための装置が、前記タグを前記タグの帯から剥がすための突起(18)を有する剥がし棒(10)を有する。前記剥がし棒は、その長手方向軸を中心として回転可能に取り付けられている。保持要素(46、48)が前記剥がし棒と選択的に嵌合する。前記保持要素は、前記剥がし棒が静止状態に保持される第1の位置と、前記剥がし棒が自由に回転可能な第2の位置とを有する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージへのタグの貼り付け、詳細には欠陥のあるタグの選択的な除去に関する。
【背景技術】
【0002】
RFID(周波数認識)タグなどのプログラム可能な応答装置は、ラベリング機へと給送される帯に接着剤で接着されている。ラベリング機は、標識対象のパッケージを受け取り、各タグをプログラムし、前記タグが正しくプログラムされていることを確認し、前記タグを前記パッケージに貼り付けることで、前記パッケージへの標識を行う。この種類のラベリング機は、本願と同じ出願人によって本願と同時に出願され、その内容が引用をもってここに援用された特許出願「プログラム可能な応答装置を用いた製品標識」に記載されている。
【特許文献1】国際公開パンフレットWO2005/111898
【0003】
タグに欠陥があることが判明する場合が時々ある。そのような場合には、前記タグをパッケージに貼り付けずに廃棄することが望ましい。
【0004】
そのようなラベリング機の一つにおいては、タグは、前記タグをパッケージに貼り付けるか又はタグを不合格品として拒絶するかのいずれかの信号が出されるまで、真空貼り付け装置上に保持されている。前記貼り付け装置は、前記タグを合格品として認める信号を受信した場合には、パッケージの存在を感知した時に前記タグを前記パッケージに向かって吹き飛ばす。このようにして、前記タグが前記パッケージに貼り付けられる。前記貼り付け装置は、前記タグを不合格品として拒絶する信号を受信した場合には、パッケージが存在しないことを確認した時に前記タグを吹き飛ばす。この場合には、前記タグはパッケージ間の隙間を通って吹き飛ばされる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
不合格品として拒絶されたタグを廃棄する場合に問題が生じる。これらのタグが単に吹き飛ばされるだけであるために、貼り付け装置から高圧の空気流が流れるたびにタグが散乱しやすい。これらのタグは、接着性であるので、近辺の表面に付着して清掃を困難とするおそれがある。また、近辺のパッケージに付着してしまうおそれもある。
【0006】
発明の概要
欠陥のあるタグを整然と廃棄するための仕組みをラベリング機に設けることが望ましい。
【0007】
本発明は、タグが正しく機能するとみなされた場合には前記タグをタグの帯から剥がし、前記タグに欠陥があるとみなされた場合には前記タグを前記帯上に残す剥がし棒を設けることで、上記目的を達成する。この結果、欠陥のあるタグは、漫然と散乱するのではなく、前記帯上に残って容易に廃棄される。
【課題を解決するための手段】
【0008】
タグをタグの帯から選択的に剥がすための装置が、前記タグを前記タグの帯から剥がすための突起を有する剥がし棒を有する。前記剥がし棒は、前記帯の動きによってその長手方向軸を中心として回転可能であるように取り付けられている。保持要素が選択的に前記剥がし棒と嵌合する。前記保持要素は、前記剥がし棒が静止状態に保持される第1の位置と、前記剥がし棒が自由に回転可能な第2の位置とを有する。
【0009】
一実施例においては、前記剥がし棒の表面が、湾曲した部分と平坦な部分とを有する。前記平坦な部分は、前記湾曲した部分と、前記タグを前記帯から剥がすための山との間に延伸している。
【0010】
別の一実施例においては、前記剥がし棒が、湾曲した部分と平坦な部分とを有する表面を有するローラ並びに、前記ローラの前記平坦な部分に固定された第1の面と、これに対向し、互いの接合部が前記タグを帯から剥がすための山を形成する第2及び第3の面とを有する突起を有する。
【0011】
別の一実施例においては、前記保持要素に選択的に嵌合するためのピンが、前記剥がし棒から外向きに放射状に延伸している。これらの実施例における前記保持要素が、第1の位置と第2の位置との間を移動可能な障害物であってもよい。前記第1の位置では、前記障害物が前記ピンの動きを妨げるので、前記剥がし棒の回転が阻止される。前記第2の位置では、前記ピンが前記障害物を回避するので、前記剥がし棒の回転が可能となる。或いは、前記保持要素がシャフトを有し、障害物が前記シャフトに取り付けられ、前記シャフトが第1の位置と第2の位置との間を移動可能であってもよい。前記第1の位置では、前記障害物が前記ピンの動きを妨げる。前記第2の位置では、前記ピンが前記障害物を回避する。
【0012】
本発明の別の一局面には、上述の剥がし棒の実施例のいずれかを有するラベリング機も含まれる。そのような機械における剥がし棒は、タグの帯がたどる経路と交差するように配置されている。
【0013】
別の一局面においては、本発明には、タグを帯から剥がすために剥がし棒を第1の構成に保持することと、特定のタグが欠陥を有すると判定することと、前記剥がし棒を解放して前記剥がし棒を第2の構成へと回転させることで、前記特定のタグを前記帯上に残すこととによって、タグをタグの帯から選択的に剥がすための方法が含まれる。
【0014】
一実施例においては、前記剥がし棒は、前記剥がし棒の回転を妨げる障害物を取り除くことで解放される。障害物の除去を、例えば一端に障害物が取り付けられたシャフトを第1の位置から第2の位置へと動かすことで行ってもよい。
【0015】
別の一実施例においては、剥がし棒の保持に、前記剥がし棒の回転を妨げる障害物を差し込むことが含まれる。
【0016】
更に別の一実施例には、前記剥がし棒を回転させて前記第1の構成へと戻すことと、前記剥がし棒が前記第1の構成に戻った時に更なる回転を阻止することとが含まれる。
【0017】
本発明のこれらの及びその他の特徴は、以下の詳細な説明及び添付の図面から明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
発明の詳細な説明
図1を参照すると、RFIDタグをタグの帯から選択的に剥がすための剥がし棒10が、長手方向軸Lに沿って延伸するローラ12を有する。ローラ12は、湾曲した部分14と平坦な部分16とに分割される表面を有する。
【0019】
平坦な部分16は、「突起」と称される、三角形の断面を有する棒18の取り付け位置を有する。突起18は、山24で互いに接合する前面20と後面22とを有する。前記山は、タグを剥離させるのに十分な程に鋭角であるが、前記帯を切断してしまう程に鋭角ではない。図示された実施例においては、前記突起の曲率半径は約0.08センチメートルである。前面20と後面22とは、ローラ12の平坦な部分16に適合する大きさの平坦な底部28に接している。突起18の底部28は、ローラ12と突起18とが一体となって前記長手方向軸を中心として回転可能であるように、ローラ12の平坦な部分16に固定されている。
【0020】
図2に示すように、剥がし棒10はラベリング機の互いに対向する取り付け面30aと30bとに取り付けられており、その一例が、本願と同じ出願人によって本願と同時に出願され、その内容が引用をもってここに援用された特許出願「プログラム可能な応答装置を用いた製品標識」に記載されている。この構成においては、剥がし棒10は、複数のRFIDタグ34が接着剤によって接着された帯32又は裏当てがたどる経路と交差する。剥がし棒10の長手方向に延伸する両端36a、36bが、ボールベアリング40a、40bを収容している環状の軌道38a、38bの中心にそれぞれ設けられた開口部に挿入されている。このため、剥がし棒10が小さな摩擦で容易に回転可能となっている。
【0021】
突起18は、図2に示されるように配向されると、帯32が滑っていくのに伴って帯32を引っ掻く。タグ34の前端が突起の山24に達すると、山24はタグ34を帯32から剥離させる。剥がれたタグ34は次に、真空貼り付け装置(図示せず)に吸引され、接着側を前記真空貼り付け装置から離れる外側へ向けた状態で保持される。標識対象のパッケージが所定の範囲内に入ると、前記真空貼り付け装置は空気流を逆転させ、タグ34を前記パッケージに向けて吹き飛ばす。
【0022】
しかし、タグ34に欠陥があることが判明する場合もある。例えば、前記タグが誤ってプログラムされていることもありうる。又は、前記タグがテスト信号に応答しないこともありうる。そのような場合には、タグ34はパッケージに貼り付けられずに廃棄されるべきである。
【0023】
剥がし棒10は、図3に示される位置に固定されている許可状態と、図4に示されるように、その長手方向軸を中心として自由に回転する拒否状態とを切り替えることによって、タグ34を帯32から選択的に剥がす。
【0024】
剥がし棒10の許可状態と拒否状態との切り替えは、部分的には、剥がし棒10の一方の端部38aから外向きに放射状に延伸するピン42と、前記ラベリング機を制御するプロセッサ(図示せず)からの命令に応答してピン42と選択的に嵌合する空圧式の保持要素44との相互作用によって行われる。
【0025】
そのような保持要素の一例は、図5及び6に図示されており、この場合にはシャフト48の一端に取り付けられたボタン46の形をとっている。ボタン46は、前記ピンを遮るための丸みのある表面と、取り付け面30aと接合するための平坦な表面とを有する。前記保持要素は、図5に示される、ボタン46の前記平坦な表面が取り付け面30aと同一表面上にある第1の位置と、図6に示される、ボタン46と取り付け面38aとが間隙によって互いから隔てられている第2の位置とを切り替える。
【0026】
前記第1の位置では、図5に示すように、ボタン46は、ピン42を遮ることによって剥がし棒10の回転を妨げる。前記第2の位置では、図6に示すように、ボタン46は、ピン42が妨げられずに前記間隙を通過することが可能であるように移動している。この第2の位置では、動いている帯32と剥がし棒10との間の摩擦によって、剥がし棒10がその長手方向軸を中心として回転する。このように、剥がし棒10が前記帯自体によって回転させられるので、剥がし棒10を回転させるための別のモータは不要である。
【0027】
前記ラベリング機には、タグ34が帯32上にある時に各タグ34をプログラムする応答装置(図示せず)が含まれる。前記応答装置は、各タグ34をテストして、タグ34が正しくプログラムされているか否かを確認する。このことは、タグ34が剥がし棒10に到達する前に行われる。
【0028】
前記応答装置は、タグ34が正しくプログラムされていると判定した場合には何もしない。従って、保持要素44は前記第1の位置に留まる。この場合には、剥がし棒10は図2に示す許可状態を保ち、突起18がタグ34を帯32から剥離させる。
【0029】
前記応答装置は、タグ34に欠陥があると判定した場合には、これをプロセッサに知らせる。プロセッサは、タグ34の前端が前記突起の後面22の平坦な表面に達するまで待機する。次に、コントローラが、空圧式の作動装置に保持要素44を前記第2の位置まで移動させる。保持要素44が前記第2の位置にある状態では、剥がし棒10は自由に回転する。前記帯が剥がし棒10を通過する動きによって引き起こされる摩擦が剥がし棒10を回転させるので、突起18はタグ34を帯32から剥離させる位置から離れる。タグ34の前端が前記突起の後面22の平坦な表面のみと嵌合するので、タグ34が偶然に剥がれてしまうことがない。このように、タグ34は、帯32に貼りついたままで剥がし棒10を通過し続ける。
【0030】
剥がし棒10の回転に伴って、帯32が最初に後面22と、次に前記ローラ表面の湾曲した部分14と嵌合し続けるので、剥がし棒10は、突起18が再びタグ34を帯32から剥離させる位置に戻るまで回転し続ける。突起18がこの点に達する前に、コントローラは、剥がし棒10がそれ以上回転しないように、前記空圧式の作動装置に前記保持要素をその第1の位置へと戻させる。この結果、剥がし棒10は次のタグ34を帯32から剥がせる状態となる。
【0031】
ここに記載の剥がし棒10は、2つの部品、即ち突起18とローラ13とを接合させることで形成されるが、剥がし棒10がここに開示した形状と概ね同じ形状の一体的な部品であってもよいことが理解されよう。更に、突起18は必ずしも2つの平坦な表面の交わりでなくてもよい。平坦な表面と湾曲した表面との交わりも、ここに記載の突起と同様に機能する突起18を形成しうる。
【0032】
加えて、ここに記載の保持要素の代わりに、別の種類の保持要素を用いてもよい。保持要素の可動部分が、取り付け面ではなく剥がし棒に取り付けられていてもよい。重要なのは、保持要素が2つの状態を有し、一方の状態では剥がし棒の回転が抑制され、他方の状態では回転が可能となっている点である。保持要素が必ずしも空圧によって作動されなくてもよく、例えばソレノイドによって電磁的に作動されるか、又は手動式であってもよい。
【0033】
本発明は、RFIDタグ又は欠陥のあるタグの廃棄に限定されない。本発明は、パッケージへのタグの貼り付けを、前記タグ、前記パッケージ又はこれらの双方に関連した状態に基づいて選択的に行う方法を提供するものである。ここに特に記載した用途においては、タグがRFIDタグであり、このRFIDタグに欠陥がある場合が、前記タグが不合格品として廃棄される状態である。
【0034】
本発明をその詳細な説明と関連させながら記載したが、上述の説明は例示的なものであって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明は添付の請求の範囲によって限定されると理解されるべきである。
【0035】
以上、本発明及びその好適な実施例を説明したところで、新規であると訴え、特許証による保護を求めるところは、請求の範囲に記載される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】剥がし棒である。
【図2】ラベリング機に取り付けられた、図1の剥がし棒である。
【図3】タグをタグの帯から剥がす位置にある、図2の剥がし棒である。
【図4】タグが前記帯上に保持される位置にある、図2の剥がし棒である。
【図5】剥がし棒を回転させない位置にある保持要素である。
【図6】剥がし棒を回転可能にする位置にある、図5の保持要素である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タグの帯(32)からタグ(34)を選択的に剥がすための装置であって:
タグを前記帯から剥がすための突起(18)を有する剥がし棒(10)であって、その長手方向の軸を中心として回転可能に取り付けられている、剥がし棒と;
前記剥がし棒と選択的に嵌合するための保持要素(46、48)であって、前記剥がし棒が静止状態に保持される第1の位置と、前記剥がし棒が解放される第2の位置とを有する、保持要素と;
を備えた装置。
【請求項2】
前記剥がし棒が、湾曲した部分(14)と平坦な部分(16)とを有する表面を備え、前記平坦な部分が前記湾曲した部分と山(24)との間に延伸している、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記剥がし棒(10)が、湾曲した部分(14)と平坦な部分(16)とを有する表面を有するローラ(12)を備え;
前記突起が、前記ローラの前記平坦な部分に固定された第1の面と、これに対向し、互いの接合部が山(24)を形成する第2及び第3の面(20、22)とを備えた;
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記保持要素と選択的に嵌合するためのピン(42)が、前記剥がし棒から外向きに放射状に延伸している、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記保持要素が障害物(46)を備え、前記障害物が、前記ピンの動きを妨げることによって前記剥がし棒の回転を阻止する第1の位置と、前記ピンが前記障害物を回避することによって前記剥がし棒の回転を可能にする第2の位置との間を移動可能である、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記保持要素がシャフト(48)を備え、障害物(46)が前記シャフトに取り付けられ、前記シャフトが、前記障害物が前記ピンの動きを妨げる第1の位置と、前記ピンが前記障害物を回避する第2の位置との間を移動可能である、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
請求項1に記載の装置を備えたラベリング機であって、前記装置が、前記ラベリング機内で、タグの帯がたどる経路と交差するように配置されている、ラベリング機。
【請求項8】
タグの帯(32)からタグ(34)を選択的に剥がすための方法であって:
剥がし棒(10)を、前記タグを帯から剥離させるための第1の構成に保持するステップと;
特定のタグに欠陥があると判定するステップと;
前記剥がし棒を解放することによって、前記剥がし棒を第2の構成へと回転させることで、前記特定のタグを前記帯上に残すステップと;
が含まれる方法。
【請求項9】
前記剥がし棒を解放するステップに、障害物を取り除いて前記剥がし棒を回転させるステップが含まれる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
障害物を取り除くステップに、シャフトを第1の位置から第2の位置へと移動させるステップが含まれ、前記シャフトの一端に障害物が取り付けられている、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
剥がし棒を第1の構成に保持するステップに、障害物を差し込んで前記剥がし棒の回転を阻止するステップが含まれる、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記剥がし棒を回転させて前記第1の構成へと戻すステップと、前記剥がし棒が前記第1の構成に達した時に前記剥がし棒の更なる回転を阻止するステップとが更に含まれる、請求項8に記載の方法。
【請求項13】
RFIDタグ(34)を選択的に貼り付けるための装置であって、前記タグに関連した状態の検出に応答して前記タグの貼り付けを選択的に可能にするように構成された剥がし棒(10)を備えた装置。
【請求項14】
前記剥がし棒が、前記タグの貼り付けを可能にする第1の状態と、前記タグの貼り付けを阻止する第2の状態との間で切り替え可能に構成されている、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第1の状態では、前記剥がし棒が前記タグを裏当てから剥離させ、前記第2の状態では、前記剥がし棒が前記タグを前記裏当て上に残す、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記剥がし棒が、前記タグを裏当てから剥離させるための山を備えた、請求項13に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2007−537104(P2007−537104A)
【公表日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−513270(P2007−513270)
【出願日】平成17年5月10日(2005.5.10)
【国際出願番号】PCT/US2005/016274
【国際公開番号】WO2005/111921
【国際公開日】平成17年11月24日(2005.11.24)
【出願人】(593005080)マーケム コーポレーション (12)
【氏名又は名称原語表記】Markem Corporation
【Fターム(参考)】