説明

遺伝子破壊、組成物、およびそれに関連する方法

【課題】遺伝子破壊、組成物、およびそれに関連する方法を提供する。
【解決手段】本発明はトランスジェニック動物並びに遺伝子機能の特性化に関する組成物及び方法に関する。特に本発明は本明細書中に記載されるような遺伝子における破壊を含むトランスジェニックマウスを提供する。そのようなインビボ試験及び特性化により、神経障害;心臓血管、内皮又は血管形成の障害;眼の異常;免疫不全;腫瘍学的障害;骨代謝異常又は障害;脂質代謝障害;又は発達異常のような遺伝子の破壊に関連する疾患又は機能不全の予防、緩解又は補正において有用な治療薬及び/又は治療法の価値ある識別及び発見が可能となる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法が下記工程:
(a)自身のゲノムがPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を準備すること;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定すること;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物のものと比較すること(ただしここで該野生型動物の生理学的特徴とは異なる該非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴は、該非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じた表現型として同定される);
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与すること;及び、
(e)該試験薬剤が該非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊に関連する同定された表現型を調節するかどうか決定すること;
を含む、方法。
【請求項2】
前記遺伝子の破壊に関連する表現型が、免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記発達異常が胚性致死又は生存性低下を含む、請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記免疫不全が、全身エリテマトーデス;関節リューマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(硬皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢及び末梢神経系の脱髄疾患、例えば多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシー又はギラン−バレー症候群及び慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー;肝胆疾患、例えば感染性肝炎(A、B、C、D、E型及び他の非肝向性のウィルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎及び硬化性胆管炎;炎症性腸疾患(潰瘍性結腸炎;クローン病);グルテン感受性腸症及びホイップル病;自己免疫性又は免疫媒介性の皮膚疾患、例えば水疱性疾患、多形性紅斑及び接触性皮膚炎、乾癬;アレルギー性疾患、例えば喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症及び蕁麻疹;肺の免疫学的疾患、例えば好酸球性肺炎、特発性肺線維症及び過敏性肺炎;又は移植関連疾患、例えば移植片拒絶及び移植片対宿主病である、請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記骨代謝異常又は障害が、関節炎、骨粗鬆症又は大理石骨病である、請求項2記載の方法。
【請求項6】
前記非ヒトトランスジェニック動物が性別一致野生型同腹仔と比較して以下の生理学的特性:オープンフィールド試験中の増大した不安様応答;オープンフィールド活動性試験中の低減した不安様応答;オープンフィールド試験中の活動亢進とそれに伴った増大した直立及び穴掘り活動;オープンフィールド試験中の低運動とそれに伴った低減した直立及び穴掘り活動;オープンフィールド試験中の増大した探索活動;オープンフィールド試験中の低減した探索活動;日周期リズムの顕著化;ホームケージ活動性試験中の異常な日周期リズム、例えば低減した歩行回数;ホームケージ活動性試験中の異常な日周期リズム、例えば増大した歩行回数;増強された日周期リズム;増大したストレス応答を伴った増大したストレス誘導性の高体温;ストレス誘導高体温に対する増大した抵抗性;ストレス誘導高体温に対する低減した抵抗性;反転スクリーン試験中の減損した運動共調;尾部懸垂試験の間の増大した抑鬱様応答;尾部懸垂試験の間の低減した抑鬱様応答;プレパルス抑制試験の間の低減した驚愕応答;難聴を示す無驚愕応答;ホットプレート試験における低減した応答潜時;ホットプレート試験における増大した疼痛知覚;ホットプレート試験における延長した応答潜時;ホットプレート試験における低減した疼痛知覚;機能観察バッテリー試験の間の挙尾;眼科学的異常;減衰した網膜動脈;視神経異常;網膜変性;網膜色素脱失;白内障;低減した心拍数;低減した平均収縮期血圧;増大した平均収縮期血圧;増大したインスリン感受性;増大した平均絶食時血清中グルコースレベル;低減した平均血清中グルコースレベル;増大した平均血清中コレステロールレベル;低減した平均血清中コレステロールレベル;増大した平均血清中トリグリセリドレベル;低減した平均血清中トリグリセリドレベル;増強されたグルコース耐性;減損したグルコース耐性;低減した平均血清中インスリンレベル;増大した尿酸レベル;ケトン血症;増大した平均血清中リンレベル;増大した平均血清中カリウムレベル;増大した平均血清中アルカリホスファターゼレベル;低減した平均血清中アルカリホスファターゼレベル;尿中の血液;増大した亜硝酸塩尿症;ケトン尿症;低減した平均血清中アルブミン;ナチュラルキラー細胞の低減した平均パーセンテージ;異常な白血球数;CD4細胞の増大した平均パーセンテージ;CD4細胞の低減した平均パーセンテージ;末梢血液中のB細胞の増大した平均パーセンテージ;B細胞の低減を伴ったCD4+及びCD8+細胞の増大;腹腔内の低減したB細胞及びCD11血球細胞;脾臓、リンパ節及びパイアー斑における増大した平均パーセンテージB細胞;CD25+染色及びCD62L/CD44染色による活性化/記憶T細胞の増大;脾臓における活性化/記憶T細胞の増大;CD8+細胞の低減した平均パーセンテージ;増大した総白血球(好中球、リンパ球、単球及び好塩基球の増大);低減したリンパ球;増大した平均絶対単球数;増大した平均絶対好中球数;低減した平均絶対単球数;低減した平均血清中IgM、IgA、IgG3、IgG2b及びIgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3レベル;低減した平均血清中IgMレベル;低減した平均血清中IgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3及びIgMレベル;平均血清中IgMレベルの増大;平均血清中IgG2aレベルの増大;平均血清中IgG2bレベルの増大;貧血;低減した赤血球数、低減したヘモグロビン及び低減したヘマトクリット;増大した平均赤血球容積;増大した平均赤血球ヘモグロビン;低減した平均赤血球容積;低減した平均赤血球ヘモグロビン;増大した赤血球分布幅及び平均血小板容量;低減した赤血球分布幅;腹腔洗浄後のB220med/CD23−及びB220+/CD11−低/CD23−細胞の歪対照の比;リンパ節及び脾臓中の増大したCD25T細胞;パイヤー斑中の増大したCD38非リンパ様細胞;増大したCD23B細胞(腹腔);胸腺中のCD4/CD8DP細胞の低減したパーセンテージ及びTCRB+細胞の増大したパーセンテージ;パイヤー斑B細胞の低減;パイヤー斑中のTCRB+CD38+活性化T細胞の低減した数;増大した脾臓CD25+細胞及び腹腔内CD23B細胞;増大した平均血小板数;低減した平均血小板数;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG1応答;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG2a応答;卵白アルブミン攻撃に対する増大した平均血清中IgG2a応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中MCP−1応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中TNF−アルファ応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中IL−6応答;増大した皮膚線維芽細胞増殖;低減した皮膚線維芽細胞増殖;総体脂肪及び総脂肪マスの増大した平均パーセント;増大した平均体重;増大した平均身長;増大した総組織マス(TTM);増大した除脂肪体重(LBM);増大した大腿骨中無機質密度(BMD);増大した脊椎骨中無機質密度(BMD);増大したBMC/LBM比;増大した骨中無機質密度(BMD);増大した総身体容量分析的骨中無機質密度(vBMD);増大した骨塩量(BMC);増大した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;増大した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;総体脂肪及び総脂肪マスの低減した平均パーセント;低減した平均体重;低減した平均身長;低減した総組織マス(TTM);低減した除脂肪体重(LBM);低減した大腿骨中無機質密度(BMD);低減した脊椎骨中無機質密度(BMD);低減したBMC/LBM比;低減した骨中無機質密度(BMD);低減した骨塩量(BMC);低減した容量分析的骨中無機質密度(vBMD);低減した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;低減した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;骨髄における骨髄様過形成;増大した骨石灰化を伴った大理石骨病;腹部脂肪貯留の増大;慢性活動性関節炎;増殖性軟骨疾患及び関節症;大腿脛骨関節における軟骨の増殖;十字靱帯及び軟骨膜結合組織の軟骨化生;慢性活動性皮膚炎;関節周囲組織の慢性活動性炎症;種々の組織における慢性炎症;関連する脾臓の赤血球過形成を伴う大腿及び胸骨の骨髄様過形成;増大した脾臓重量;減損した胃腸運動性;胸腺萎縮;胸腺T細胞リンパ腫;成長遅延;発達異常;全臓器サイズの全般的減少を伴った矮小成長;生存性低下を伴う成長遅延;及び胚性致死の少なくとも1つを示す、請求項1記載の方法。
【請求項7】
請求項1記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項8】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項7記載の薬剤。
【請求項9】
前記アゴニストが、抗−PRO20088抗体である、請求項8記載の薬剤。
【請求項10】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項8記載の薬剤。
【請求項11】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特性を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法が下記工程:
(a)自身のゲノムがPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を準備すること;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物により示される生理学的特徴を測定すること;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物のものと比較すること(ただしここで該野生型動物により示される生理学的特徴とは異なる該非ヒトトランスジェニック動物により示される生理学的特徴が、遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴として同定される);
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与すること;及び、
(e)遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴が調節されているかどうか決定すること;を含む、方法。
【請求項12】
前記非ヒトトランスジェニック動物が性別一致野生型同腹仔と比較して以下の生理学的特性:オープンフィールド試験中の増大した不安様応答;オープンフィールド活動性試験中の低減した不安様応答;オープンフィールド試験中の活動亢進とそれに伴った増大した直立及び穴掘り活動;オープンフィールド試験中の低運動とそれに伴った低減した直立及び穴掘り活動;オープンフィールド試験中の増大した探索活動;オープンフィールド試験中の低減した探索活動;日周期リズムの顕著化;ホームケージ活動性試験中の異常な日周期リズム、例えば低減した歩行回数;ホームケージ活動性試験中の異常な日周期リズム、例えば増大した歩行回数;増強された日周期リズム;増大したストレス応答を伴った増大したストレス誘導性の高体温;ストレス誘導高体温に対する増大した抵抗性;ストレス誘導高体温に対する低減した抵抗性;反転スクリーン試験中の減損した運動共調;尾部懸垂試験の間の増大した抑鬱様応答;尾部懸垂試験の間の低減した抑鬱様応答;プレパルス抑制試験の間の低減した驚愕応答;難聴を示す無驚愕応答;ホットプレート試験における低減した応答潜時;ホットプレート試験における増大した疼痛知覚;ホットプレート試験における延長した応答潜時;ホットプレート試験における低減した疼痛知覚;機能観察バッテリー試験の間の挙尾;眼科学的異常;減衰した網膜動脈;視神経異常;網膜変性;網膜色素脱失;白内障;低減した心拍数;低減した平均収縮期血圧;増大した平均収縮期血圧;増大したインスリン感受性;増大した平均絶食時血清中グルコースレベル;低減した平均血清中グルコースレベル;増大した平均血清中コレステロールレベル;低減した平均血清中コレステロールレベル;増大した平均血清中トリグリセリドレベル;低減した平均血清中トリグリセリドレベル;増強されたグルコース耐性;減損したグルコース耐性;低減した平均血清中インスリンレベル;増大した尿酸レベル;ケトン血症;増大した平均血清中リンレベル;増大した平均血清中カリウムレベル;増大した平均血清中アルカリホスファターゼレベル;低減した平均血清中アルカリホスファターゼレベル;尿中の血液;増大した亜硝酸塩尿症;ケトン尿症;低減した平均血清中アルブミン;ナチュラルキラー細胞の低減した平均パーセンテージ;異常な白血球数;CD4細胞の増大した平均パーセンテージ;CD4細胞の低減した平均パーセンテージ;末梢血液中のB細胞の増大した平均パーセンテージ;B細胞の低減を伴ったCD4+及びCD8+細胞の増大;腹腔内の低減したB細胞及びCD11血球細胞;脾臓、リンパ節及びパイアー斑における増大した平均パーセンテージB細胞;CD25+染色及びCD62L/CD44染色による活性化/記憶T細胞の増大;脾臓における活性化/記憶T細胞の増大;CD8+細胞の低減した平均パーセンテージ;増大した総白血球(好中球、リンパ球、単球及び好塩基球の増大);低減したリンパ球;増大した平均絶対単球数;増大した平均絶対好中球数;低減した平均絶対単球数;低減した平均血清中IgM、IgA、IgG3、IgG2b及びIgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3レベル;低減した平均血清中IgMレベル;低減した平均血清中IgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3及びIgMレベル;平均血清中IgMレベルの増大;平均血清中IgG2aレベルの増大;平均血清中IgG2bレベルの増大;貧血;低減した赤血球数、低減したヘモグロビン及び低減したヘマトクリット;増大した平均赤血球容積;増大した平均赤血球ヘモグロビン;低減した平均赤血球容積;低減した平均赤血球ヘモグロビン;増大した赤血球分布幅及び平均血小板容量;低減した赤血球分布幅;腹腔洗浄後のB220med/CD23−及びB220+/CD11−低/CD23−細胞の歪対照の比;リンパ節及び脾臓中の増大したCD25T細胞;パイヤー斑中の増大したCD38非リンパ様細胞;増大したCD23B細胞(腹腔);胸腺中のCD4/CD8DP細胞の低減したパーセンテージ及びTCRB+細胞の増大したパーセンテージ;パイヤー斑B細胞の低減;パイヤー斑中のTCRB+CD38+活性化T細胞の低減した数;増大した脾臓CD25+細胞及び腹腔内CD23B細胞;増大した平均血小板数;低減した平均血小板数;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG1応答;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG2a応答;卵白アルブミン攻撃に対する増大した平均血清中IgG2a応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中MCP−1応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中TNF−アルファ応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中IL−6応答;増大した皮膚線維芽細胞増殖;低減した皮膚線維芽細胞増殖;総体脂肪及び総脂肪マスの増大した平均パーセント;増大した平均体重;増大した平均身長;増大した総組織マス(TTM);増大した除脂肪体重(LBM);増大した大腿骨中無機質密度(BMD);増大した脊椎骨中無機質密度(BMD);増大したBMC/LBM比;増大した骨中無機質密度(BMD);増大した総身体容量分析的骨中無機質密度(vBMD);増大した骨塩量(BMC);増大した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;増大した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;総体脂肪及び総脂肪マスの低減した平均パーセント;低減した平均体重;低減した平均身長;低減した総組織マス(TTM);低減した除脂肪体重(LBM);低減した大腿骨中無機質密度(BMD);低減した脊椎骨中無機質密度(BMD);低減したBMC/LBM比;低減した骨中無機質密度(BMD);低減した骨塩量(BMC);低減した容量分析的骨中無機質密度(vBMD);低減した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;低減した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;骨髄における骨髄様過形成;増大した骨石灰化を伴った大理石骨病;腹部脂肪貯留の増大;慢性活動性関節炎;増殖性軟骨疾患及び関節症;大腿脛骨関節における軟骨の増殖;十字靱帯及び軟骨膜結合組織の軟骨化生;慢性活動性皮膚炎;関節周囲組織の慢性活動性炎症;種々の組織における慢性炎症;関連する脾臓の赤血球過形成を伴う大腿及び胸骨の骨髄様過形成;増大した脾臓重量;減損した胃腸運動性;胸腺萎縮;胸腺T細胞リンパ腫;成長遅延;発達異常;全臓器サイズの全般的減少を伴った矮小成長;生存性低下を伴う成長遅延;及び胚性致死の少なくとも1つを示す、請求項11記載の方法。
【請求項13】
請求項11記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項14】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項13記載の薬剤。
【請求項15】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項14記載の薬剤。
【請求項16】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項14記載の薬剤。
【請求項17】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する挙動を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は、下記工程:
(a)自身のゲノムがPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を準備すること;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物により示される挙動を観察すること;
(c)(b)の観察された挙動を性別一致野生型動物のものと比較すること(ただしここで該野生型動物により示された観察された挙動とは異なる該非ヒトトランスジェニック動物により示された観察された挙動は、遺伝子の破壊に関連する挙動として同定される);
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与すること;及び、
(e)該薬剤が遺伝子の破壊に関連する挙動を調節するかどうか決定すること;
を含む、方法。
【請求項18】
前記挙動がオープンフィールド活動性試験中の増大した不安様応答である、請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記挙動がオープンフィールド活動性試験中の低減した不安様応答である、請求項17記載の方法。
【請求項20】
前記挙動がホームケージ活動性試験中の異常な日周期リズムである、請求項17記載の方法。
【請求項21】
前記挙動が反転スクリーン試験中の増強された運動共調である、請求項17記載の方法。
【請求項22】
前記挙動が反転スクリーン試験中の減損した運動共調である、請求項17記載の方法。
【請求項23】
前記挙動が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠如障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、分裂病、認知障害、痛覚過敏又は感覚障害である、請求項17記載の方法。
【請求項24】
請求項17記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項25】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項24記載の薬剤。
【請求項26】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項25記載の薬剤。
【請求項27】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項25記載の薬剤。
【請求項28】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を緩解又は調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は、下記工程:
(a)自身のゲノムがPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を準備すること;
(b)試験薬剤を該非ヒトトランスジェニック動物に投与すること;及び、
(c)該試験薬剤が非ヒトトランスジェニック動物における免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を緩解又は調節するかどうか決定すること;
を含む、方法。
【請求項29】
前記免疫不全が、全身エリテマトーデス;関節リューマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(硬皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢及び末梢神経系の脱髄疾患、例えば多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシー又はギラン−バレー症候群及び慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー;肝胆疾患、例えば感染性肝炎(A、B、C、D、E型及び他の非肝向性のウィルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎及び硬化性胆管炎;炎症性腸疾患(潰瘍性結腸炎;クローン病);グルテン感受性腸症及びホイップル病;自己免疫性又は免疫媒介性の皮膚疾患、例えば水疱性疾患、多形性紅斑及び接触性皮膚炎、乾癬;アレルギー性疾患、例えば喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症及び蕁麻疹;肺の免疫学的疾患、例えば好酸球性肺炎、特発性肺線維症及び過敏性肺炎;又は移植関連疾患、例えば移植片拒絶及び移植片対宿主病である、請求項28記載の方法。
【請求項30】
前記骨代謝異常又は障害が、関節炎、骨粗鬆症又は大理石骨病である、請求項28記載の方法。
【請求項31】
前記非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して以下の生理学的特性:ナチュラルキラー細胞の低減した平均パーセンテージ;異常な白血球数;CD4細胞の増大した平均パーセンテージ;CD4細胞の低減した平均パーセンテージ;末梢血液中のB細胞の増大した平均パーセンテージ;B細胞の低減を伴ったCD4+及びCD8+細胞の増大;腹腔内の低減したB細胞及びCD11血球細胞;脾臓、リンパ節及びパイアー斑における増大した平均パーセンテージB細胞;CD25+染色及びCD62L/CD44染色による活性化/記憶T細胞の増大;脾臓における活性化/記憶T細胞の増大;CD8+細胞の低減した平均パーセンテージ;増大した総白血球(好中球、リンパ球、単球及び好塩基球の増大);低減したリンパ球;増大した平均絶対単球数;増大した平均絶対好中球数;低減した平均絶対単球数;低減した平均血清中IgM、IgA、IgG3、IgG2b及びIgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3レベル;低減した平均血清中IgMレベル;低減した平均血清中IgG2aレベル;低減した平均血清中IgG3及びIgMレベル;平均血清中IgMレベルの増大;平均血清中IgG2aレベルの増大;平均血清中IgG2bレベルの増大;貧血;低減した赤血球数、低減したヘモグロビン及び低減したヘマトクリット;増大した平均赤血球容積;増大した平均赤血球ヘモグロビン;低減した平均赤血球容積;低減した平均赤血球ヘモグロビン;増大した赤血球分布幅及び平均血小板容量;低減した赤血球分布幅;腹腔洗浄後のB220med/CD23−及びB220+/CD11−低/CD23−細胞の歪対照の比;リンパ節及び脾臓中の増大したCD25T細胞;パイヤー斑中の増大したCD38非リンパ様細胞;増大したCD23B細胞(腹腔);胸腺中のCD4/CD8DP細胞の低減したパーセンテージ及びTCRB+細胞の増大したパーセンテージ;パイヤー斑B細胞の低減;パイヤー斑中のTCRB+CD38+活性化T細胞の低減した数;増大した脾臓CD25+細胞及び腹腔内CD23B細胞;増大した平均血小板数;低減した平均血小板数;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG1応答;卵白アルブミン攻撃に対する低減した平均血清中IgG2a応答;卵白アルブミン攻撃に対する増大した平均血清中IgG2a応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中MCP−1応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中TNF−アルファ応答;LPS攻撃に対する増大した平均血清中IL−6応答;増大した皮膚線維芽細胞増殖;低減した皮膚線維芽細胞増殖;総体脂肪及び総脂肪マスの増大した平均パーセント;増大した平均体重;増大した平均身長;増大した総組織マス(TTM);増大した除脂肪体重(LBM);増大した大腿骨中無機質密度(BMD);増大した脊椎骨中無機質密度(BMD);増大したBMC/LBM比;増大した骨中無機質密度(BMD);増大した総身体容量分析的骨中無機質密度(vBMD);増大した骨塩量(BMC);増大した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;増大した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;総体脂肪及び総脂肪マスの低減した平均パーセント;低減した平均体重;低減した平均身長;低減した総組織マス(TTM);低減した除脂肪体重(LBM);低減した大腿骨中無機質密度(BMD);低減した脊椎骨中無機質密度(BMD);低減したBMC/LBM比;低減した骨中無機質密度(BMD);低減した骨塩量(BMC);低減した容量分析的骨中無機質密度(vBMD);低減した平均大腿骨中軸皮質厚み及び断面積;低減した平均脊椎骨梁骨容量、数量及び結合性密度;骨髄における骨髄様過形成;増大した骨石灰化を伴った大理石骨病;腹部脂肪貯留の増大;慢性活動性関節炎;増殖性軟骨疾患及び関節症;大腿脛骨関節における軟骨の増殖;十字靱帯及び軟骨膜結合組織の軟骨化生;慢性活動性皮膚炎;関節周囲組織の慢性活動性炎症;種々の組織における慢性炎症;関連する脾臓の赤血球過形成を伴う大腿及び胸骨の骨髄様過形成;増大した脾臓重量;減損した胃腸運動性;胸腺萎縮;胸腺T細胞リンパ腫;成長遅延;発達異常;全臓器サイズの全般的減少を伴った矮小成長;生存性低下を伴う成長遅延;及び胚性致死の少なくとも1つを示す、請求項28記載の方法。
【請求項32】
請求項28記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項33】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項32記載の薬剤。
【請求項34】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項33記載の薬剤。
【請求項35】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項33記載の薬剤。
【請求項36】
請求項28記載の方法により同定された、治療薬。
【請求項37】
PRO20088ポリペプチドの発現を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法が下記工程:
(a)PRO20088ポリペプチドを発現する宿主細胞に試験薬剤を接触させること;及び、
(b)該試験薬剤が、宿主細胞によるPRO20088ポリペプチドの発現を調節するかどうか決定すること;
を含む、方法。
【請求項38】
請求項37記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項39】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項38記載の薬剤。
【請求項40】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項39記載の薬剤。
【請求項41】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項39記載の薬剤。
【請求項42】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態に影響することができる治療薬を評価する方法であって、該方法が下記工程:
(a)自身のゲノムがPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を準備すること;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定すること;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物のものと比較すること(ただしここで該野生型動物の生理学的特徴とは異なる該非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴は、該非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じた状態として同定される);
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与すること;及び、
(e)該非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊に関連する同定された状態に対する、該試験薬剤の作用を評価すること;
を含む、方法。
【請求項43】
前記状態が、免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を含む、請求項42記載の方法。
【請求項44】
請求項42記載の方法により同定された、治療薬。
【請求項45】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項44記載の治療薬。
【請求項46】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項45記載の治療薬。
【請求項47】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項45記載の治療薬。
【請求項48】
請求項44記載の治療薬を含む、医薬組成物。
【請求項49】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は胚性致死を治療又は予防又は緩解するための組成物であって、該組成物は、請求項40記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの治療有効量を含み、既に疾患を有し得る者、又は疾患を有する傾向にあり得る者、又は疾患を予防すべきであり得る者であるそのような治療を必要とする被験体に投与されて、該障害を効果的に治療又は予防又は緩解することを特徴とする、組成物。
【請求項50】
前記発達異常が胚性致死又は生存性低下を含む、請求項49記載の組成物。
【請求項51】
免疫不全が全身エリテマトーデス;関節リューマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(硬皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢及び末梢神経系の脱髄疾患、例えば多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシー又はギラン−バレー症候群及び慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー;肝胆疾患、例えば感染性肝炎(A、B、C、D、E型及び他の非肝向性のウィルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎及び硬化性胆管炎;炎症性腸疾患(潰瘍性結腸炎;クローン病);グルテン感受性腸症及びホイップル病;自己免疫性又は免疫媒介性の皮膚疾患、例えば水疱性疾患、多形性紅斑及び接触性皮膚炎、乾癬;アレルギー性疾患、例えば喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症及び蕁麻疹;肺の免疫学的疾患、例えば好酸球性肺炎、特発性肺線維症及び過敏性肺炎;又は移植関連疾患、例えば移植片拒絶及び移植片対宿主病である、請求項49記載の組成物。
【請求項52】
前記骨代謝異常又は障害が、関節炎、骨粗鬆症又は大理石骨病である、請求項49記載の組成物。
【請求項53】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を緩解又は調節する薬剤を同定する方法であって、該方法が下記工程:
(a)非ヒトトランスジェニック動物細胞培養物を準備すること(ここで該培養物の各々の細胞は、PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含んでいる);
(b)試験薬剤を該細胞培養物に投与すること;及び、
(c)該試験薬剤が該細胞培養物における免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は発達異常を緩解又は調節するかどうか決定すること;
を含む、方法。
【請求項54】
前記発達異常が胚性致死又は生存性低下を含む、請求項53記載の方法。
【請求項55】
免疫不全が全身エリテマトーデス;関節リューマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(硬皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢及び末梢神経系の脱髄疾患、例えば多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシー又はギラン−バレー症候群及び慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー;肝胆疾患、例えば感染性肝炎(A、B、C、D、E型及び他の非肝向性のウィルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎及び硬化性胆管炎;炎症性腸疾患(潰瘍性結腸炎;クローン病);グルテン感受性腸症及びホイップル病;自己免疫性又は免疫媒介性の皮膚疾患、例えば水疱性疾患、多形性紅斑及び接触性皮膚炎、乾癬;アレルギー性疾患、例えば喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症及び蕁麻疹;肺の免疫学的疾患、例えば好酸球性肺炎、特発性肺線維症及び過敏性肺炎;又は移植関連疾患、例えば移植片拒絶及び移植片対宿主病である、請求項53記載の方法。
【請求項56】
前記骨代謝異常又は障害が、関節炎、骨粗鬆症又は大理石骨病である、請求項53記載の方法。
【請求項57】
請求項53記載の方法により同定された、薬剤。
【請求項58】
PRO20088ポリペプチドのアゴニスト又はアンタゴニストである、請求項57記載の薬剤。
【請求項59】
前記アゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項58記載の薬剤。
【請求項60】
前記アンタゴニストが、抗PRO20088抗体である、請求項58記載の薬剤。
【請求項61】
請求項53記載の方法により同定された、治療薬。
【請求項62】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節するための組成物であって、該組成物が、請求項7記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、既に表現型を有し得る被験体、又は表現型を有する傾向にあり得る被験体、又は表現型を予防すべきであり得る被験体に投与されて、該表現型を効果的に調節することを特徴とする、組成物。
【請求項63】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴を調節するための組成物であって、該組成物は、請求項52記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、既に生理学的特徴を示し得る被験体、又は生理学的特徴を示す傾向にあり得る被験体、又は生理学的特徴を予防すべきであり得る被験体に投与されて、該生理学的特徴を効果的に調節することを特徴とする、組成物。
【請求項64】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する挙動を調節するための組成物であって、該組成物は、請求項24記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、既に挙動を示し得る被験体、又は挙動を示す傾向にあり得る被験体、又は示された挙動を予防すべきであり得る被験体に投与されて、該挙動を効果的に調節することを特徴とする、組成物。
【請求項65】
PRO20088ポリペプチドの発現を調節するための組成物であって、該組成物は、請求項38記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、該PRO20088ポリペプチドを発現する宿主細胞に投与されて、該ポリペプチドの発現を効果的に調節することを特徴とする、組成物。
【請求項66】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態を調節するための組成物であって、該組成物は、請求項44記載の治療薬、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、既に状態を有し得る被験体、又は状態を有する傾向にあり得る被験体、又は状態を予防すべきであり得る被験体に投与されて、該状態を効果的に調節することを特徴とする、組成物。
【請求項67】
PRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する免疫不全;骨代謝異常又は障害;又は胚性致死を治療又は予防又は緩解するための組成物であって、該組成物は、請求項57記載の薬剤、又はそのアゴニスト又はアンタゴニストの有効量を含み、非ヒトトランスジェニック動物細胞培養物に対して投与されて、該障害を効果的に治療又は予防又は緩解することを特徴とし、ここで該培養物の各々の細胞はPRO20088ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊を含んでいる、組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29A】
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【図29B】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77A】
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【図77B】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82A】
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【図82B】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87A】
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【図87B】
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【図88】
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【図89A】
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【図89B】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【図101】
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【図102】
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【図103】
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【図104】
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【図105A】
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【図105B】
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【図106A】
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【図106B】
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【図107】
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【図108】
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【図109】
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【図110】
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【図111】
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【図112】
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【図113A】
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【図113B】
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【図114】
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【図115】
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【図116】
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【図117】
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【図118】
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【図119A】
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【図119B】
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【図120】
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【図121】
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【図122】
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【図123A】
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【図123B】
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【図124】
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【図125】
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【図126】
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【図127】
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【図128】
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【図129】
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【図130】
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【図131】
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【図132】
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【図133】
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【図134】
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【図135】
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【図136】
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【図137】
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【図138】
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【図139】
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【図140】
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【図141】
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【図142】
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【図143】
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【図144】
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【図145】
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【図146】
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【図147】
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【図148】
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【図149】
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【図150】
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【公開番号】特開2009−168820(P2009−168820A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−49942(P2009−49942)
【出願日】平成21年3月3日(2009.3.3)
【分割の表示】特願2008−500763(P2008−500763)の分割
【原出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(506374476)レキシコン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (15)
【Fターム(参考)】