醤油塗布器
【課題】 本発明は、寿司の上から適量の醤油を塗布する事ができる装置を提供する。
【手段】 樹脂または陶器、木材、金属など用いて形成した板の任意の面に、醤油の液滴を保持するための凹部を単数、もしくは複数設ける。醤油を溜めた皿にこの面を浸す事で醤油の液滴が凹部に付着する。凹部に付着した醤油の液滴を寿司の上に当接させる事により、醤油を寿司に塗布する事ができる。
【手段】 樹脂または陶器、木材、金属など用いて形成した板の任意の面に、醤油の液滴を保持するための凹部を単数、もしくは複数設ける。醤油を溜めた皿にこの面を浸す事で醤油の液滴が凹部に付着する。凹部に付着した醤油の液滴を寿司の上に当接させる事により、醤油を寿司に塗布する事ができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、液体調味料の食材への塗布に係り、特に寿司のネタに適量の醤油を塗布する装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、寿司のネタに醤油を塗布する場合は、醤油を溜めた皿に寿司を逆さにして浸して醤油を付ける方法、もしくは醤油さしで寿司ネタの上から醤油を少しずつ寿司に注ぐ方法などがとられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来の方法では寿司を逆さにする際に寿司ネタが剥がれ落ちたり、寿司飯が崩れるという問題点があり、醤油さしを用いて寿司に醤油を注ぐ方法では醤油の量の加減が難しいため、醤油が多く注がれてしまうという問題点があった。
このため、寿司ネタの剥がれや、寿司飯が崩れる事がなく、容易にかつ適量の醤油を寿司ネタに塗布できる装置が望まれていた。
本発明は上記の問題点を解決し、寿司を逆さにせず適量の醤油を寿司ネタに付ける事ができる醤油塗布器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
このような目的を達成する本発明の醤油塗布器は、樹脂または陶器、木材、金属などを用いて形成した板の任意の面に、醤油の液滴を保持するための凹部、もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠が、単数または複数設けられたものである。
また、この面以外の任意面に本発明をつまみ上げるための任意形状の取っ手を設ける。
本発明は以上の構成よりなる醤油塗り装置である。
【発明の効果】
【０００５】
本発明によれば、醤油の液滴を寿司の上から塗布する事ができ、寿司を逆さにして醤油を溜めた皿に浸すことなく適量の醤油を供給する事ができる。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）樹脂または陶器、木材、金属などを用いて寿司ネタと同程度の面積で適宜厚さの 板（１）を形成する。
（ロ）板（１）の任意の面に醤油の液滴を保持するための凹部（２）、もしくは凸状の 立て壁で囲んだ枠（３）を設ける。凹部（２）および凸状の立て壁で囲んだ枠（ ３）の形状は、四角形や円、長円など自由な形状としてよい。また、凹部（２） や凸状の立て壁で囲まれた枠内には空気抜きのため裏面に貫通する細孔（５）を 設けてもよい。
（ハ）板（１）の任意面に本発明を保持するための取っ手（４）を設ける。取っ手（４ ）は任意形状であり、魚や動物など様々なデザインを施す事で本発明使用の興味 をそそる事ができる。また、板（１）を、指で側面を保持できる程度の厚さにす る事で、取っ手（４）の代わりとする事ができる。
本発明は以上の構成よりなる。
【０００７】
本発明を使用する場合は、取っ手（４）をつまんで板（１）の凹部（２）、もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）が設けられた面を下に向けて、醤油を溜めた皿に浸す。凹部（２）もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）に醤油の液滴が付着し、保持される。再び取っ手（４）をつまんで板（１）持ち上げ、凹部（２）内もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）内に付着した醤油の液滴を、寿司の上から当接させる事で寿司ネタに醤油の液滴を塗布することができる。これを繰り返すことにより、好みの量の醤油を塗布することができる。
【０００８】
なお本発明は、寿司への醤油の塗布のみならず、液体調味料を食材に塗布する用途としても応用できる。例えば、ステーキやハンバーグへのソース塗布として使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】 本発明の斜視図
【図２】 本発明の斜視図
【図３】 本発明を適用し、醤油の液滴保持部に空気抜きの細孔を設けた醤油塗布器の正面図
【図４】 ［図３］のＡ線の断面図
【図５】 本発明を適用し、醤油の液滴保持部に空気抜きの細孔を設けた醤油塗布器の正面図
【図６】 ［図５］のＢ線の断面図
【符号の説明】
【００１０】
（１）板、（２）凹部、（３）凸状の立て壁で囲んだ枠、（４）取っ手、（５）空気抜きの細孔
【技術分野】
【０００１】
本発明は、液体調味料の食材への塗布に係り、特に寿司のネタに適量の醤油を塗布する装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、寿司のネタに醤油を塗布する場合は、醤油を溜めた皿に寿司を逆さにして浸して醤油を付ける方法、もしくは醤油さしで寿司ネタの上から醤油を少しずつ寿司に注ぐ方法などがとられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来の方法では寿司を逆さにする際に寿司ネタが剥がれ落ちたり、寿司飯が崩れるという問題点があり、醤油さしを用いて寿司に醤油を注ぐ方法では醤油の量の加減が難しいため、醤油が多く注がれてしまうという問題点があった。
このため、寿司ネタの剥がれや、寿司飯が崩れる事がなく、容易にかつ適量の醤油を寿司ネタに塗布できる装置が望まれていた。
本発明は上記の問題点を解決し、寿司を逆さにせず適量の醤油を寿司ネタに付ける事ができる醤油塗布器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
このような目的を達成する本発明の醤油塗布器は、樹脂または陶器、木材、金属などを用いて形成した板の任意の面に、醤油の液滴を保持するための凹部、もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠が、単数または複数設けられたものである。
また、この面以外の任意面に本発明をつまみ上げるための任意形状の取っ手を設ける。
本発明は以上の構成よりなる醤油塗り装置である。
【発明の効果】
【０００５】
本発明によれば、醤油の液滴を寿司の上から塗布する事ができ、寿司を逆さにして醤油を溜めた皿に浸すことなく適量の醤油を供給する事ができる。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）樹脂または陶器、木材、金属などを用いて寿司ネタと同程度の面積で適宜厚さの 板（１）を形成する。
（ロ）板（１）の任意の面に醤油の液滴を保持するための凹部（２）、もしくは凸状の 立て壁で囲んだ枠（３）を設ける。凹部（２）および凸状の立て壁で囲んだ枠（ ３）の形状は、四角形や円、長円など自由な形状としてよい。また、凹部（２） や凸状の立て壁で囲まれた枠内には空気抜きのため裏面に貫通する細孔（５）を 設けてもよい。
（ハ）板（１）の任意面に本発明を保持するための取っ手（４）を設ける。取っ手（４ ）は任意形状であり、魚や動物など様々なデザインを施す事で本発明使用の興味 をそそる事ができる。また、板（１）を、指で側面を保持できる程度の厚さにす る事で、取っ手（４）の代わりとする事ができる。
本発明は以上の構成よりなる。
【０００７】
本発明を使用する場合は、取っ手（４）をつまんで板（１）の凹部（２）、もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）が設けられた面を下に向けて、醤油を溜めた皿に浸す。凹部（２）もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）に醤油の液滴が付着し、保持される。再び取っ手（４）をつまんで板（１）持ち上げ、凹部（２）内もしくは凸状の立て壁で囲んだ枠（３）内に付着した醤油の液滴を、寿司の上から当接させる事で寿司ネタに醤油の液滴を塗布することができる。これを繰り返すことにより、好みの量の醤油を塗布することができる。
【０００８】
なお本発明は、寿司への醤油の塗布のみならず、液体調味料を食材に塗布する用途としても応用できる。例えば、ステーキやハンバーグへのソース塗布として使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】 本発明の斜視図
【図２】 本発明の斜視図
【図３】 本発明を適用し、醤油の液滴保持部に空気抜きの細孔を設けた醤油塗布器の正面図
【図４】 ［図３］のＡ線の断面図
【図５】 本発明を適用し、醤油の液滴保持部に空気抜きの細孔を設けた醤油塗布器の正面図
【図６】 ［図５］のＢ線の断面図
【符号の説明】
【００１０】
（１）板、（２）凹部、（３）凸状の立て壁で囲んだ枠、（４）取っ手、（５）空気抜きの細孔
【特許請求の範囲】
【請求項１】
樹脂、陶器、木材、金属などなどを用いて形成された板の任意の面に、液滴を保持する形状が設けられている事を特徴とする醤油塗り装置。
【請求項２】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凹部で形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項３】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凸状の立て壁で囲まれた枠で形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項４】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凹部でかつ、空気を抜く細孔が形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項５】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凸状の立て壁で囲まれた枠でかつ、枠内に空気を抜く細孔が形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項１】
樹脂、陶器、木材、金属などなどを用いて形成された板の任意の面に、液滴を保持する形状が設けられている事を特徴とする醤油塗り装置。
【請求項２】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凹部で形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項３】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凸状の立て壁で囲まれた枠で形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項４】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凹部でかつ、空気を抜く細孔が形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【請求項５】
液滴を保持する形状が、単数もしくは複数の凸状の立て壁で囲まれた枠でかつ、枠内に空気を抜く細孔が形成されている、請求項１の醤油塗り装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２０１１−１４７４３０（Ｐ２０１１−１４７４３０Ａ）
【公開日】平成２３年８月４日（２０１１．８．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２８１６３（Ｐ２０１０−２８１６３）
【出願日】平成２２年１月２２日（２０１０．１．２２）
【出願人】（５１００３８２３４）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年８月４日（２０１１．８．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１月２２日（２０１０．１．２２）
【出願人】（５１００３８２３４）
【Ｆターム（参考）】
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