説明

金/銀ナノイオン水の自動製造方法およびその装置

本発明は、流速のある管に取り付ける金/銀ナノイオン水の自動製造方法およびその装置に関し、該方法は、原水をフィルター部Fを介してフィルタリングし、さらに原水量を調節するフローコントロールバルブVを経た後、フローメーター部Mで原水量をリアルタイムで測定して原水を供給する原水供給段階と、フローメーター部Mにより量が測定された原水を金/銀ナノイオン水製造部Pを通って金/銀ナノイオン水を製造する金/銀ナノイオン水の製造段階と、前記金/銀ナノイオン水製造部Pと連結され、前記フィルター部Fとフローメーター部Mなどとを制御するマイクロプロセッサおよび駆動部、電流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉などを制御するコントローラ部Cによりコントロールする段階と、前記コントローラ部Cと連結された感知部Iにより、前記金/銀ナノイオン水製造部Pを通過するイオン水量、イオンの濃度を適正に測定・制御し、最適な金/銀ナノイオン水を提供する感知段階からなる。
さらに、本発明は、構造が簡単な金/銀ナノイオン水の自動製造装置を提供する。該装置は容易に製作することができ、製作費用を低減させられる。また既存の技術とは異なり、湛水状態ではなく、源流の流れる水路に取り付けて連続的にイオン水を生産することにより、イオン水の沈積のような問題を解決することができ、そのため、短時間で所望の金/銀ナノイオンの濃度をもつ金/銀ナノイオン水を生産可能で、金/銀ナノイオンの本来の性質である抗菌、殺菌作用が向上するため、製造された金/銀ナノイオン水は高い洗浄力を有し、殺菌および抗菌用水などに用いることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イオン水の製造装置に関し、具体的には、水路に沿って両側に金極板、銀極板、またはこれらを交互に向かい合うように配置し、向かい合う両極板に可変型直流電圧を印加し、電気イオン化反応により水路を流れる水中にAu+3、Ag+、AgOH、Au(OH)3を生成させることにより、シャワー用水、洗濯水、青物農業用水、その他消毒用水などに用いることができるように、多様な濃度のイオン水を供給できるようにした金/銀ナノイオン水の自動製造方法およびその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
産業が高度化するに伴い、合成繊維、合成樹脂および化学製品が広範囲で利用されている。
【0003】
上記のような人工製品は、自然に還元するのが大変難しく、また環境汚染の主犯にもなる。
【0004】
一例として、洗濯物への合成洗剤の使用増加と家庭からの雑排水、および工場から流れ出る廃水により、現代人は奇病により益々衰弱していき、抵抗力を失っていくのが現状である。
【0005】
このような環境汚染は、日常身近に起こっている深刻な問題である。実際に通常着ている洋服からも化学成分が発散し、皮膚はもとより、人体の内部器官にも損傷を与えている。
【0006】
それ故に、各種の汚染物質と皮膚疾患、呼吸器障害の原因となるウイルスなどの細菌繁殖を防ぎ、より一層の快適な環境を維持するための努力が必要な時点である。
【0007】
上記のような課題を解決するためのものとして、銀ナノイオン水(nano silver water)が挙げられるが、前記銀ナノイオン水とは、純度99.99%の銀を1〜5nmの素粒子に分解して水に溶かした状態(ガラスを通過する程微細)のものをいい、現代医学では直らない不治の病の治療を助ける代替医薬品として脚光を浴びている。
【0008】
上記したイオン水の特徴は、
(1)確実で卓越した抗菌効果
銀イオン水は、卓越した抗菌/除菌力(99.9%)を有しており、銀ナノ粒子と5分以上接触させると細菌を死滅させられる。
【0009】
(2)人体に無毒、無刺激である。
市販されている殆どの抗菌製品は、化学物質の抗菌剤である有機金属製、アニリン化合物、第4級アンモニウム化合物、フェノール化合物、脂肪族エステル、グアニジン化合物などを用いる。このような化学物質は、人体に無害ではなく、耐性菌が発生する。
【0010】
銀イオン水は、純銀の超微粒子を用いた天然の抗菌/除菌剤であるので、人体に無害である。
【0011】
したがって、銀イオン水は抗菌/除菌剤として免疫の弱い乳児、子供、老人が安心して用いることができる。実際に成人が健康と口臭除去のために服用する仁丹(銀含有冷媒)に含まれている銀よりも少ない量を使用しているので、人体に問題はない。
【0012】
(3)確実な抗菌/除菌のメカニズム
銀イオン水は、3〜5nmの銀の超微粒子を含むが、有害菌に直接作用して有害菌の細胞膜を直接溶かし、有害菌の電子伝達系を妨害して除菌を行うので、確実で卓越した抗菌/除菌力(=99.9%)を有している。
【0013】
主な抗菌メカニズムによると、銀イオン水は有害菌の細胞膜を溶かして細胞内の酵素と作用し、栄養物質の代謝機能を遮断し、有害菌の呼吸器能を妨害して細胞内のAPTの生成を防ぐことで、有害菌の生育阻止および再生能力を破壊し、有害菌を死滅させる。
【0014】
また、銀イオン水微粒子から持続的に抗菌力が放出して有害菌を制御するので、抗菌/除菌機能の持続力に優れる。したがって、銀イオン水には有害菌に対する耐性が生じることなく、卓越した抗菌/除菌力(=99.9%)を有するようになる。
【0015】
(4)広範囲な抗菌/除菌のスペクトル効果
一般の抗菌剤は特定の有害菌に作用するが、銀イオン水は、化膿性疾患、汗臭いの原因菌である黄色ブドウ球菌、乳児、子供のただれの原因菌であるプロテウス・ブルガリス(Proteus vulgaris)、食中毒の原因菌である大腸菌、気管支、粘膜、目、鼻などの炎症の原因菌である緑膿菌、肺炎の原因菌である肺炎菌、レジオネラ菌、0−157など約650種の有害菌およびウイルス、カビ菌を制御すると知られている。
【0016】
(5)持続性および耐久性
銀イオン水は、揮発性と溶出がなく、ナノ粒子(3〜5nm)特有の強い結合力を有しているため、銀イオン水は高温で安定し、一貫した持続性と耐久性を有しており、これは、日本での天然繊維へのテストの結果、立証された。
【0017】
銀イオン水の粒子は、純銀であるので、その抗菌/除菌力は永久的なものである。
【0018】
(6)高温でも安定
銀イオン水は、一般の化学抗菌剤とは異なり、純銀の超微粒子であるので、高温でも安定的であり、抗菌/除菌力が持続する。
【0019】
上記のように銀イオン水は、多様な効果を奏している。次に、金イオン水について説明する。
【0020】
金ナノイオン水は、金をナノサイズ(髪の毛の厚さの8万分の1)にしたものであって、プラズマ装備から抽出したものは99.000%という高い純度を有する。もし純度が98%未満に落ちれば、人体に損傷を与えることができるため、工業用以外に人体に用いるのは問題がある。
【0021】
このような金イオン水は、
1.落ち着きおよび精神安定の効果
2.解毒機能
3.癲癇、心悸亢進、小児のひきつけなどを治療
4.腫れ物を切開してその根まで治療
5.関節炎、神経痛などに有効
6.体内の有毒性物質を除去
7.皮膚浄化作用の能力があり、皮膚病にも有効
という効果を有する。
【0022】
このような効能がある金をナノサイズにすれば、皮膚の真皮層までの浸透が容易であるため、その効果を極大化(数十〜数百倍まで)させることができる。
【0023】
また、10.6nmの大きさの金ナノ粒子は、一酸化炭素を除去することができないが、2.4nmの大きさの金ナノ粒子は、一酸化炭素を酸化させて除去できるという研究結果が既に発表されており、
【0024】
さらに、酸化鉄に担持された金ナノ粒子は、オゾンと一酸化炭素を常温で分解および酸化させることができ、環境触媒として、特に室内の空気浄化において大きな潜在力を示すと知られている。
【0025】
銀イオン水を用いた従来技術は多数存在するが、このような従来技術は、温度、水量、濃度を純度に合うように測定制御し、安定した銀イオン水を提供することができないという問題があり、さらに問題になるのは、従来技術は、金イオン水を利用せず、また、流速を維持しながら、金/銀イオン水を温度、水量、濃度を純度に合うように製造する技術は存在しないというものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0026】
本発明である金/銀ナノイオン水の自動製造方法およびその装置は、上記の問題点を解決するためのものである。
第一に、流速の維持された状態で銀イオン水だけでなく、金イオン水を同時に生成する方法及び装置を提供することにその目的があ。
第二に、単に一定量のイオン水を製造する既存の技術とは異なり、流速を維持した状態で自動的に金/銀ナノイオン水を製造できることにより、プールやその他の大容量の水が必要な所に、容易にイオン水を製造して供給する方法及び装置を提供することにその目的がある。
第三に、その製造方法および装置が比較的簡単で、修理、補修はもとより、製造するにおいて相対的に経済性を図ることにその目的がある。
第四に、流速を維持した状態で温度、水量、濃度を純度に合うように制御し、金/銀イオン水を安定して提供する方法及び装置を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0027】
上記目的を達成するための本発明である金/銀ナノイオン水の自動製造方法の具体的な解決的手段は、原水を、フィルター部Fを介してフィルタリングし、さらに原水量を調節するフローコントロールバルブVを経た後、フローメーター部Mで原水量をリアルタイムで測定して原水を供給する原水供給段階と、フローメーター部Mにより量が測定された原水を金/銀ナノイオン水製造部Pを通って金/銀ナノイオン水を製造する金/銀ナノイオン水の製造段階と、前記金/銀ナノイオン水製造部Pと連結され、前記フィルター部Fとフローメーター部Mなどとを制御するマイクロプロセッサおよび駆動部、電流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉などを制御するコントローラ部Cによりコントロールする段階と、前記コントローラ部Cと連結された感知部Iにより、前記金/銀ナノイオン水製造部Pを通過してイオン化するイオン水量、イオンの濃度を適正に制御し、最適な金/銀ナノイオン水を提供する感知段階とからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0028】
上記のような構成になる本発明は、その構造が簡単で、容易に製作することができるので、製作費用を低減することができる。また既存の技術とは異なり、湛水状態ではなく、流速のある水路に取り付けて連続的にイオン水を生産することにより、イオン水の沈積のような問題を解決することができ、そのため、短時間で所望の金/銀ナノイオンの濃度をもつ金/銀ナノイオン水を生産可能で、金/銀ナノイオンの本来の性質である抗菌、殺菌作用を向上させ、高い洗浄力により殺菌および抗菌用水などに用いることができる。
【0029】
以上、本発明において特定の望ましい実施例を挙げて図示し説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の思想や技術的範囲を逸脱しない範囲内で当該発明の属する技術分野において通常の知識を有する者により多様な変更と修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法における概略工程図である。
【図2】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法における概略図である。
【図3】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法におけるコントローラ部の主な概略図である。
【図4】本発明の他の実施例による金/銀ナノイオン水の自動製造装置の分解斜視図である。
【図5】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において電源の供給を直列状態に維持した状態を示す平面図である。
【図6】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置の断面図である。
【図7】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において上部体の外形がエポキシ樹脂でモールドされた状態を示す断面図である。
【図8】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置の変形例を示す断面図である。
【図10】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例であって、電源の供給を並列状態に維持した分解斜視図である。
【図11】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例であって、電源の供給を直列状態に維持した状態の分解斜視図である。
【図12】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例の概略断面図である。
【図13】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例において、上部体の外部をエポキシ樹脂などでモールディング処理した状態を示す断面図である。
【図14】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における図10において、電源の供給を並列状態に維持した状態を示す平面図である。
【図15】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における図11において、電源の供給を直列状態に維持した状態を示す断面図である。
【図16】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置におけるその他の実施例であって、電源の供給を直列状態に維持した状態を示す平面図である。
【図17】本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置におけるその他の実施例であって、電源の供給を並列状態に維持した状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本発明は、原水をフィルター部を介してフィルタリングし、さらに原水量を調節するフローコントロールバルブを経た後、フローメーター部で原水量をリアルタイムで測定して原水を供給する原水供給段階と、前記フローコントロールバルブにより量が調節され、フローメーター部により量が測定された原水を金/銀ナノイオン水の製造部を通って金/銀ナノイオン水を製造する金/銀ナノイオン水の製造段階と、前記金/銀ナノイオン水の製造部と連結され、前記フィルター部とフローメーター部などとを制御するマイクロプロセッサおよび駆動部、電流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉などを制御するコントローラ部によりコントロールする段階と、前記コントローラ部と連結された感知部により、前記金/銀ナノイオン水の製造部を通過してイオン化するイオン水量、イオンの濃度を測定し、最適な金/銀ナノイオン水を提供する感知段階からなる金/銀ナノイオン水の自動製造方法を提供する。
【0032】
さらに、前記電流/電圧ドライバーは、イオン濃度に応じて正逆交番をする可変型直流電圧ドライバーである。
【0033】
また、本発明は、一対の固定溝が両側に形成された複数のセルと、隣接する前記セルが連通するように、隣接する前記セルの間に形成された複数の連結通路と、連通した前記セルの両端に連絡する水の流入口と上部に濃度感知センサが備えられている金/銀ナノイオン水の流出口とを有する水路が備えられ、上部体および下部体が密着結合している本体と、前記固定溝に設けられている複数の銀/金極板とを含んでなる金/銀ナノイオン水の自動製造装置を提供する。
【0034】
また、本発明は、一対の固定溝が両側に形成された複数のセルと、前記セル間に絶縁のために設けられる絶縁体と、前記セルの両端のセルに連通する水の流入口と上部に濃度感知センサが備えられている金/銀ナノイオン水の流出口とを有する水路が備えられ、上部体および下部体が密着結合している本体と、前記固定溝に設けられている複数の銀/金極板とを含んでなる金/銀ナノイオン水の自動製造装置を提供する。
【0035】
前記連結通路は、水路の方向と同一方向に形成されるとともに、水路方向に対して傾斜するように、または平行に形成される。
【0036】
さらに、前記連結通路は、前記セルと等しい、または前記セルよりも小さな断面を有する。
【0037】
前記セルからなる水路は、ジグザグ状に形成される。
【0038】
前記銀/金極板の形状は、「コ」の字状である。
【0039】
前記固定溝には、銀/金極板が交互に設けられている。
【0040】
さらに、前記セルにそれぞれ一対の前記固定溝が独立して形成され、一対の固定溝にそれぞれ前記銀/金極板が設けられて並列に連結される。
【0041】
隣接する前記セルの一側の固定溝は、交互に連結されるように形成され、2つの連通した固定溝に、一つの前記銀/金極板が直列に連結される。
【0042】
前記水路は、直線状に形成される。
【0043】
さらに、前記水路は、U字型に形成される。
【0044】
ここで、本発明の例示的な実施例を図面を参照して説明する。
【0045】
図1は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法における概略工程図であり、図2は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法における概略図であり、図3は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法におけるコントローラ部の主な概略図であり、図4は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置の分解斜視図であり、図5は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において電源の供給を直列状態に維持した状態を示す平面図であり、図6は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置の断面図であり、図7は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において上部体の外部をエポキシ樹脂などでモールディング処理した状態を示す断面図であり、図8は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において変形された状態を示す断面図であり、図9は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置において電源の供給を並列状態に維持した状態を示す平面図であり、図10は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例であって、電源の供給を並列状態に維持した分解斜視図であり、図11は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例であって、電源の供給を直列状態に維持した状態の分解斜視図であり、図12は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例の概略断面図であり、図13は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置における他の実施例において、上部体の外部をエポキシ樹脂などでモールディング処理した状態を示す断面図であり、図14は、図10において、電源の供給を並列状態に維持した状態を示す平面図であり、図15は、図11において、電源の供給を直列状態に維持した状態を示す断面図であり、図16は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置におけるその他の実施例であって、電源の供給を直列状態に維持した状態を示す平面図であり、図17は、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置におけるその他の実施例であって、電源の供給を並列状態に維持した状態を示す平面図である。
【0046】
まず、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法について図面を参照して説明する。
【0047】
本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造方法は、原水をフィルター部Fを介してフィルタリングし、さらに原水量を調節するフローコントロールバルブVを経た後、フローメーター部Mで原水量をリアルタイムで測定して原水を供給する原水供給段階と、前記フローメーター部Mにより量が測定された原水を金/銀ナノイオン水製造部Pを通って金/銀ナノイオン水を製造する金/銀ナノイオン水の製造段階と、前記金/銀ナノイオン水製造部Pと連結され、前記フィルター部Fとフローメーター部Mなどとを制御するマイクロプロセッサおよび駆動部、電流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉などを制御するコントローラ部Cによりコントロールする段階と、前記コントローラ部Cと連結された感知部Iにより、前記金/銀ナノイオン水製造部Pを通過してイオン化するイオン水量、イオンの濃度を測定し、最適な金/銀ナノイオン水を提供する感知段階からなるものである。
【0048】
好ましくは、前記電流/電圧ドライバーは、イオン濃度に応じて一定時間ごとに正逆交番をする可変型直流電圧である。
【0049】
すなわち、本発明の製造方法によれば、原水を基本的にフィルタリングするフィルター部Fを通った後、原水量を測定して供給するためのフローメーター部Mにより原水の適正量を供給した後、原水が流速を維持しながら金/銀ナノイオン水製造部Pを通過してイオン水を製造する。
【0050】
このために前記フィルター部F、フローコントロールバルブV、フローメーター部M、直流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉を制御するマイクロプロセッサおよび駆動部をコントローラ部Cで制御すると同時に、イオン化されるイオン水量、イオンの濃度を測定する感知部Iを備え、最適なイオン水を製造可能にしたものであり、これは、図1〜図3に示している通りである。
【0051】
次に、本発明の金/銀ナノイオン水の自動製造装置について説明する。
【実施例1】
【0052】
まず、図4〜図8に示すように、金/銀ナノイオン水の自動製造装置は:陽極と陰極電源の供給を交代で受け、対向する銀/金極板70が設けられた一対の固定溝100を両側に有する複数のセル10であって、2つのセル10はプラスチック製平行六面体の両側に位置し、1つのセル10がU字状を形成するように前記2つのセル1つの間に位置し;隣接するセル10が互いに連通するように前記隣接するセル10の間に形成され、また該セル10の溝よりも小さな断面を有する、上部が開口した連結通路20が形成され;両側に位置する前記2つのセル10と連通する水の流入口30と金/銀ナノイオン水の排出口40によって形成され、U字型の水路340を有する、隣接するセル10の固定溝100が交互に連結されるように、湾曲状または直線状に形成された下部体60と;下部体60のセル10と連結通路20の開口部に対応する複数の固定溝100が形成された上部体50と;固定溝100に設けられた湾曲状または直線状の銀/金極板70を含む。
【0053】
また、上部体50および下部体60により形成されたセル10の両壁面に垂直に形成された固定溝100により、銀/金極板70が垂直に固定されている。
【0054】
また、前記金/銀ナノイオン水の流出口40の上部にイオン濃度を感知できるように濃度感知センサ400を備え、前記マイクロプロセッサの制御のもとで、イオン濃度を検出し、最適なようにイオン濃度を制御する。
【0055】
好ましくは、前記連結通路20が水路方向と同一方向に形成されるとともに、水路方向に対して傾斜するように形成されるか、または水路方向と平行に形成されたものである。
【0056】
より好ましくは、前記連結通路20が前記セル10よりも小さな断面を有するものである。
【0057】
また、前記固定溝100には、銀/金極板70が交互に設けられている。
【0058】
隣接する前記セル10の一側の固定溝100が交互に互いに連結されるように形成され、2つの連通した固定溝100に、前記銀/金極板70が1つずつ設けられ、直列に連結されている。
【0059】
前記水路340が直線状またはU字型に形成されている。
【0060】
具体的には、上部体50の両側にはボルトが挿入される複数の締結孔500が形成されており、また、下部体60には、両側にネジ孔600が形成されており、水の流入口30、7つのセル10、6つの連結通路20および金/銀ナノイオン水の流出口40からなる水路が形成されるようにし、下部体60と上部体50とをボルトにより固定できる。
【0061】
一方、U字型をなす銀/金極板70のうち、水の流入口30と金/銀ナノイオン水の流出口40に隣接した各々一つの銀/金極板70が交番可変DC供給用電源700に連結され、両側の銀/金極板70が電気的に直列に連結される。
【0062】
図7の場合には、上部体50の外部をエポキシ樹脂などでモールディング処理することにより、防水機能を付与している。
【0063】
上述したように、銀/金極板70が交互にずれて向かい合う位置に設けられており、セル10が銀/金極板70により電気的に連結されている。
【0064】
本発明の実施例1では、高い位置にある貯水槽から、またはポンプにより供給される水が流入すると、水の流入を感知し、交番可変DC電源700により左右側の2つのセル10の湾曲状の銀/金極板70に正極または陰極の電源が交互に供給される。電解液である水を通じて反対の極性を有する向かい合う直線状の銀/金極板70の間に電流が流れ、この電流により銀/金極板70で金/銀イオンが発生し、この金/銀イオンがナノ(nano)状態で水に溶け込み、水と反応して水酸化銀(AgOH)、Au(OH)3が発生し、この水酸化銀が水をアルカリ性(PH 7.1〜8.0)に変え、強力な洗浄力を有する金/銀ナノイオン水が生成される。また、生成された金/銀ナノイオン水は、次のセル10へ移動するために、セル10よりも小さな口径の傾斜した連結通路20を通過する。このとき、連結通路20の口径が狭いため、傾斜した連結通路20が始まる部分と終わる部分で、金/銀ナノイオン水が均一に混ざるようになる。電流は、セル10の両側のうち一側の直線状の銀/金極板70により次のセル10へ移動し、最初のセル10での作用と同様に動作して金/銀ナノイオンが発生し、さらに濃度の高い金/銀ナノイオン水を生成される。電流が水路340のセル10を通過し続けて同様の作用をすれば、濃度が増加した金/銀ナノイオン水が金/銀ナノイオン水の流出口40から排出される。
【0065】
このような金/銀ナノイオン水の生成がそれぞれのセル10で続けられるので、セル10を通るにしたがって金/銀イオンの濃度が高くなる。金/銀イオンが生成される量は、電荷量に比例し、この電荷量は、電流X時間に比例するので、本実施例1では、直列連結された7つのセル10を通じて電流が一定に流れ、それぞれのセル10での電荷量も同一であるため、それぞれのセル10で発生した金/銀イオンの量も同一になるので、セル10を1つ有するよりも金/銀イオンの濃度が7倍も高くなる。
【0066】
したがって、金/銀ナノイオン水の金/銀イオン濃度の高低は、セル10の数に応じて決定され、セル10の数が多いほどまたは電圧が高いほど電流が多く流れ、金/銀イオンの濃度を高くすることができるので、セル10の数や電圧の大きさを調節することにより、所望の金/銀イオンの濃度を調節できる。
【0067】
一方、電源は、交番可変DC電源700を用いて一定時間毎に電源の極性を変えるので、セル10の両壁面に位置した銀/金極板70が均等に電気分解され、銀/金極板70の寿命を均一にする。
【0068】
特に、一定の金/銀イオンの濃度を有する金/銀ナノイオン水を必要とする際は、フローメーター部Mを設け、フローメーター部により水が流入口30へ流れ込んだ量を把握し、水量に応じて電圧を加減することで、所望の金/銀イオンの濃度を維持することができる。
【0069】
図8は、本発明の実施例1の変形例を示したものであって、上部体50と下部体60の構造が相違するが、図8の変形例では、上部体50と下部体60とを同一の構造にした。
【0070】
すなわち、上部体50と下部体60とが対称を成すように形成されているが、セル10と連結通路20、そして水の流入口30と金/銀ナノイオン水の流出口40を有する水路340は同様に形成される。
【0071】
また、上部体50および下部体60は、水路340を必ずしも対称構造を有するように形成せず、切断割合を1:2、1:3、2:3などに、多様に切断された形状を有する構造にすることもできる。
【0072】
次に、本実施例1のもう一つの変形例は、図9に示すように、前記セル10にそれぞれ一対の前記固定溝100が独立して形成され、一対の固定溝100にそれぞれ前記銀/金極板70が設けられて並列に連結されたものである。各セル10の固定溝100が独立しており、隣接したセル10の固定溝100と連通しておらず、それにより、各セル10別に一対の銀/金極板70が連結されており、重なったU字型をなす銀/金極板70が電気的に並列に連結されている。
【0073】
このように、重なったU字型をなす銀/金極板70が並列に連結されており、それぞれのセル10に流れる電圧が一定であるため、セル10の数が増加するにつれてそれぞれのセル10に流れる電流の総和も大きくなり、それに伴いセル10に流れる電流が高くなるので、金/銀ナノイオン水の金/銀イオンの濃度を高くすることができる。
【実施例2】
【0074】
本実施例2は、実施例1と異なり、連結通路20が存在しないものであって、連結通路20に取って代わる絶縁体80が追加構成となっており、以下に記述されている。
【0075】
本発明の実施例2の金/銀イオン水の自動製造装置は:一対の固定溝100が両側に形成された複数のセル10と、前記セル10間における絶縁のための絶縁体80と、連結されている前記セル10の両端に接続する水の流入口30と上部に濃度感知センサ400が備えられている金/銀ナノイオン水の流出口40とを有する水路340が備えられ;上部体50および下部体60が密着結合している本体Hと;前記固定溝100に設けられた複数の銀/金極板70とを含む。
【0076】
前記セル10からなる水路340がジグザグ状に形成されている。
【0077】
それぞれ前記銀/金極板70の形状が「コ」の字状であり、前記固定溝100には、銀/金極板70が交互に設けられている。
【0078】
前記セル10に、それぞれ一対の前記固定溝100が独立して形成され、また、一対の固定溝100に、それぞれ前記銀/金極板70が設けられて並列に連結されている。
【0079】
隣接する前記セル10の一側の固定溝100が交互に互いに連結されるように形成され、2つの連通した固定溝100に1つの前記銀/金極板70が1つずつ設けられて直列に連結される。
【0080】
前記水路340は直線上またはU字型に形成される。
【0081】
まず、図10〜図15に示すように、前記セル10は陽極と陰極電源の供給を交番に受け、対向する銀/金極板70が設けられた一対の固定溝100を有する。上部の開口した溝が3個ずつ多数列に形成された状態でジグザグ形状であり、これらが前記セル10を形成する。前記隣接するセル10の間には、絶縁体80を備え、両側の2つのセル10とそれぞれ連通する流入口30と金/銀ナノイオン水の排出口40とが形成され、U字型の水路340がジグザグ形状をなし、また、1列の終端に「コ」の字状のセル10が、固定結合可能に固定溝100が形成されている。図面に示していないが、上部体50は、前記下部体60と密着結合可能される。
【0082】
具体的には、上部体50の両側にはボルトが挿入される複数の締結孔500が形成されており、また、下部体60には、両側にネジ孔600が形成されており、水の流入口30、複数のセル10、複数の絶縁体80および金/銀ナノイオン水の流出口40からなる水路340が形成されるようにし、下部体60と上部体50をボルトにより固定できる。
【0083】
図13は、上部体50の外部をエポキシ樹脂などでモールディング処理することにより、防水機能を付与している。
【0084】
上述したように、銀/金極板70が交互に位置し対向するので、セル10が銀/金極板70により電気的に連結されている。
【0085】
本発明の実施例2は、水の流入口30を通じて高い貯水槽から、またはポンプにより供給される水が流入すると、水の流入を感知し、交番可変DC電源700により流入口30側の湾曲状の銀/金極板70に正極または陰極の電源が交互に供給され、電解液である水を通じて反対の極性を有する向かい合う直線状の銀/金極板70の間に電流が流れ、この電流により銀/金極板70で金/銀イオンが発生し、この金/銀イオンがナノ(nano)状態で水に溶け込み、水と反応して水酸化銀(AgOH)、Au(OH)3が発生し、この水酸化銀が水をアルカリ性(PH 7.1〜8.0)に変え、強力な洗浄力を有する金/銀ナノイオン水が生成され、また、生成された金/銀ナノイオン水は、次のセル10へ移動するために、絶縁体80を通過するようになるが、絶縁体80により電流の流れる方向が変わって金/銀ナノイオン水が生成され、さらに、連続的に流れる原水の流速により金/銀ナノイオン水が均一に混ざるようになり、電流は、セル10の両側のうち一側の直線状の銀/金極板70により次のセル10へ移動し、最初のセル10での作用と同様に動作して金/銀ナノイオンが発生し、さらに濃度の高い金/銀ナノイオン水を生成し、水路340のセル10を通過し続けて同様の作用をすれば、濃度が増加した金/銀ナノイオン水が金/銀ナノイオン水の流出口40から排出される。
【0086】
この時に排出されるイオン水の濃度を感知できる濃度感知センサ400が備えられるが、これが前記マイクロプロセッサで制御されることにより、適正に調整する。
【0087】
このような金/銀ナノイオン水の生成がそれぞれのセル10で続けられるので、セル10を通るにしたがって金/銀イオンの濃度が高くなるが、金/銀イオンが生成される量は、電荷量に比例し、この電荷量は、電流X時間に比例するので、本実施例2では、直列連結された複数のセル10を通じて電流が一定に流れ、それぞれのセル10での電荷量も同一であるため、それによりそれぞれのセル10で発生した金/銀イオンの量も同一になるので、セル10を1つ有するよりも金/銀イオンの濃度が7倍も高くなる。これについては、図13に示している。
【0088】
したがって、金/銀ナノイオン水の金/銀イオン濃度の高低は、セル10の数に応じて決定され、セル10の数が多いほどまたは電圧が高いほど電流が多く流れ、金/銀イオンの濃度を高くすることができるので、セル10の数や電圧の大きさを調節することにより、金/銀イオンの濃度を調節できる。
【0089】
一方、電源は、交番可変DC電源700を用いて一定時間毎に電源の極性を変えるので、セル10の両壁面に位置した銀/金極板70が均等に電気分解され、銀/金極板70の寿命を均一にする。
【0090】
特に、一定の金/銀イオンの濃度を有する金/銀ナノイオン水を必要とする際は、フローメーター部Mを設け、水が流入口30へ流れ込んだ量を把握し、水量に応じて電圧を加減することで、所望の金/銀イオンの濃度を維持することができる。
【0091】
次に、本実施例2の変形例は、図14に示すように、前記セル10にそれぞれ一対の前記固定溝100が独立して形成され、一対の固定溝100にそれぞれ前記銀/金極板70が設けられて並列に連結されたものであって、各セル10の固定溝100が独立しており、隣接したセル10の固定溝100と連通しておらず、それにより、各セル10別に一対の銀/金極板70が連結されており、重なったU字型をなす銀/金極板70が電気的に並列に連結されている。
【0092】
このように、銀/金極板70が並列に連結されており、それぞれのセル10に流れる電圧が一定であるため、セル10の数が増加するにつれてそれぞれのセル10に流れる電流の総和も大きくなり、それに伴いセル10に流れる電流が高くなるので、金/銀ナノイオン水の金/銀イオンの濃度を高くすることができる。
【0093】
図16は、電源が直列連結される水路を示す図面であり、図17は、電源が並列連結される水路を示す図面であって、水路340がジグザグ形状で、基本的な構成および作用などは、実施例1と同一であるので、省略する。
【0094】
上記のような本発明は、その構造が簡単で、容易に製作することができるので、製作費用を低減することができ、また既存の技術とは異なり、湛水状態ではなく、流速のある水路に取り付けて連続的にイオン水を生産することにより、イオン水の沈積のような問題を解決することができ、そのため、短時間で所望の金/銀ナノイオンの濃度をもつ金/銀ナノイオン水を生産可能で、金/銀ナノイオンの本来の性質である抗菌、殺菌作用を向上させ、殺菌および抗菌用水などに用いることができ、また、高い洗浄力を発揮することができる。
【符号の説明】
【0095】
10:セル 20:連結通路
30:流入口 40:流出口
50:上部体 60:下部体
70:銀/金極板 80:絶縁体
100:固定溝 340:水路
700:交番可変型DC電源 400:濃度感知センサ
C:コントローラ部 F:フィルター部
H:本体 I:感知部
M:フローメーター部 P:イオン水製造部
V:フローコントロールバルブ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
原水を、フィルター部Fを介してフィルタリングし、さらに原水量を調節するフローコントロールバルブVを経た後、フローメーター部Mで原水量をリアルタイムで測定して原水を供給する原水供給段階と、
フローメーター部Mにより量が測定された原水を金/銀ナノイオン水製造部Pを通って金/銀ナノイオン水を製造する金/銀ナノイオン水の製造段階と、
前記金/銀ナノイオン水製造部Pと連結され、前記フィルター部Fとフローメーター部Mを制御するマイクロプロセッサおよび駆動部、電流/電圧ドライバーおよびバルブの開閉などを制御するコントローラ部Cによりコントロールする段階と、
前記コントローラ部Cと連結された感知部Iにより、前記金/銀ナノイオン水製造部Pを通過してイオン化するイオン水量、イオンの濃度を適正に測定し、最適な金/銀ナノイオン水を提供する感知段階と
からなることを特徴とする金/銀ナノイオン水の自動製造方法。
【請求項2】
前記電流/電圧ドライバーは、イオン濃度に応じて正逆交番をする可変型直流電圧ドライバーであることを特徴とする請求項1に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造方法。
【請求項3】
一対の固定溝100が両側に形成された複数のセル10と、
隣接する前記セル10が互いに連結するように、隣接する前記セル10の間に形成された複数の連結通路20と、
連結した前記セル10の両端に接続した水の流入口30と上部に濃度感知センサ400が備えられている金/銀ナノイオン水の流出口40とを有する水路340が備えられ、上部体50および下部体60が密着結合している本体Hと、
前記固定溝100に設けられた複数の銀/金極板70と
を含んでなることを特徴とする金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項4】
一対の固定溝100が両側に形成された複数のセル10と、
前記セル10間における絶縁のための絶縁体80と、
連結されている前記セル10の両端に接続する水の流入口30と上部に濃度感知センサ400が備えられている金/銀ナノイオン水の流出口40とを有する水路340が備えられ、上部体50および下部体60が密着結合している本体Hと、
前記固定溝100に設けられた複数の銀/金極板70と
を含んでなることを特徴とする金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項5】
前記連結通路20が、水路方向と同一方向に形成されるとともに、水路方向に対して傾斜するように形成されるか、または水路方向と平行に形成されることを特徴とする請求項3に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項6】
前記連結通路20が、前記セル10と同一か、または小さな断面を有することを特徴とする請求項3に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項7】
前記セル10からなる水路340が、ジグザグ状に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項8】
前記銀/金極板70の形状が、「コ」の字状であることを含む請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項9】
前記固定溝100には、銀/金極板70が交互に設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項10】
前記セル10にそれぞれ一対の前記固定溝100が独立して形成され、さらに一対の固定溝100にそれぞれ前記銀/金極板70が設けられて並列に連結されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項11】
隣接する前記セル10の一側の固定溝100が交互に互いに連結されるように形成され、2つの連通した固定溝100に1つの前記銀/金極板70が1つずつ設けられて直列に連結されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項12】
前記水路340が直線状に形成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。
【請求項13】
前記水路340がU字型に形成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の金/銀ナノイオン水の自動製造装置。


【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2011−529382(P2011−529382A)
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−501703(P2011−501703)
【出願日】平成20年9月17日(2008.9.17)
【国際出願番号】PCT/KR2008/005490
【国際公開番号】WO2009/119949
【国際公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(510252863)
【Fターム(参考)】