説明

間欠式物品挿入装置

【課題】プッシャ機構のワークエリアを小さくし、カートニングマシンの設計の自由度を高め、挿入効率も高める間欠式物品挿入装置を提供すること。
【解決手段】 物品挿入装置100は、コンベア201と202を用いてカートンCと物品Bとを同速で並進させ、その進行方向に直角な方向から物品BをカートンC内に挿入する装置であって、物品Bの上空に配した複数の掻込アーム121と、物品Bの載置間隔毎に前記複数の掻込アーム121を前記進行方向に直角な向きで一列に軸通する前記進行方向に配したアーム支持軸103と、アーム支持軸103を進行方向に移動させる並走用モータ105と、アーム支持軸103を進行方向に直角な方向に移動させる挿入用モータ106と、アーム支持軸103を軸回動して総ての掻込アーム121を一斉に上方に起き上がらせる軸動アクチュエータ107と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連続モーション式のカートニングマシンに適用する間欠式物品挿入装置に関し、特に、カートンに物品を挿入する機構のワークエリアを小さくすることが可能な間欠式物品挿入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の間欠式物品挿入装置の例を図5に示す。物品BとカートンCとはコンベア601と602上に等間隔で載置され同速で下流へ移送される。プッシャ603は、先端に押込パッド604が形成された棒状体で、図では3本のプッシャ603が等間隔で配置された例を示している。このプッシャ603は、コンベア601(およびコンベア602)と同速で下流に移動し、移動方向に直角な方向から物品BをカートンCへ押し込む。
【0003】
動作としては、初期位置から、3本のプッシャ603がコンベアと同速で横移動しつつ長手方向から物品BをカートンC内へ押し込む。挿入後には、3本のプッシャ603の全引き抜きが終了するまでプッシャ603はそのままコンベアと同速で横移動し、引き抜きが終了したら(長手方向の挿入開始位置まで戻ったら)、速やかに初期位置に戻る。以降、同様の動作を繰り返し、間欠動作により物品Bを順次カートンC内へ挿入する。
【0004】
このような従来の間欠式物品挿入装置は、構造が簡単であるため汎用性も高く、カートンCや物品Bの種類が変更されても、条件だしが容易で、切り替えが円滑におこなえるというメリットを有する。
【0005】
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
プッシャは少なくとも物品とカートンとの距離分の長さが必要であり、かつ、2列のコンベアに加えて、当該プッシャ長さ分だけ奥行き方向(挿入方向)にワークエリアが確保されていなければならない。また、全挿入と全引き抜きが基本動作となるので、物品の移送方向にも相応にワークエリアが確保されていなければならない。
【0006】
すなわち、従来ではワークエリアを広くとらねばならず装置全体が大型となるという問題点があった。特に、挿入動作自体は完了していてもプッシャの全引き抜きが終了するまで横移動させる必要があり、その分だけ原点回帰に時間がかかり、挿入効率が低下するという問題点があった。特に、プッシャの数が多くなると挿入効率の低下が顕著になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−338768号公報
【特許文献2】特開平9−142405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
すなわち、解決しようとする問題点は、プッシャ機構のワークエリアを小さくし、カートニングマシンの設計の自由度を高め、挿入効率も高める間欠式物品挿入装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の物品挿入装置は、コンベアを用いてカートンと物品とを同速で並進させ、コンベアの進行方向に直角な方向から物品をカートン内に挿入する物品挿入装置であって、物品の上空に配した複数の掻込アームと、物品の載置間隔毎に前記複数の掻込アームを前記進行方向に直角な向きで一列に軸通する、前記進行方向に向けた軸であって物品の上空に配したアーム支持軸と、アーム支持軸を前記進行方向に移動させる並走用モータと、アーム支持軸を前記進行方向に直角な方向に移動させる挿入用モータと、アーム支持軸を軸回動して総ての掻込アームを一斉に上方に起き上がらせる軸動アクチュエータと、掻込アームを個別に上方に起き上がらせる個別アクチュエータと、を具備したことを最も主要な特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の物品挿入装置は、請求項1に記載の物品挿入装置において、アーム支持軸の前記進行方向への移動速度をコンベアと同速となるように並走用モータを駆動しながら挿入用モータを駆動して物品をカートン内に挿入し、挿入後には掻込アームを中途まで引き抜きその後起き上がらせるようにして掻込アームが物品およびカートンと干渉しないように挿入用モータと軸動アクチュエータとを駆動制御する制御手段を具備したことを主要な特徴とする。
【0011】
すなわち、請求項1または2に係る発明は、物品上空にアームを配し、かつ、物品の挿入後には速やかに待避動作(原点回帰動作)が可能となるので、物品の移送方向にもこれに直角な挿入方向にもコンパクトで梱包効率を向上させることのできる、間欠式の物品挿入装置を提供可能となる。より具体的には、従来は、プッシャの待機場所をコンベアの横に物品の挿入長さ分だけ確保しなければならなかったところ、これが不要となり、加えて、挿入後にアームを物品から若干(たとえば数cm)引き戻して起き上げるようにして、従来の全引き抜き工程が距離的にも時間的にも短縮可能となる。
【0012】
なお、カートンを搬送するコンベアと物品を搬送するコンベアとは同一のコンベアでも別々のコンベアでもよい。掻込アームの形は、広く、カートンに干渉せずに物品を押し込める(掻きこめる)形状であればよく、L字状、J字状、C字状などの形状を挙げることができる。また、物品と当接するアーム先端には適宜物品を傷つけないパッドなどが形成されていてもよい。複数とは特に制限されないが、たとえば、5セットとすることができる。軸通とは、必ずしも掻込アームに孔が設けられ、ここを軸が物理的に貫通している必要はなく、掻込アームが軸回動するように支えられていればよいものとする。
【0013】
請求項3に記載の物品挿入装置は、請求項1または2に記載の物品挿入装置において、個々の掻込アームについて物品の挿入強さが所定の値を超えたか否かを検知するセンサと、挿入をキャンセルする場合に当該掻込アームを上方に起き上がらせる回避制御手段と、を具備したことを主要な特徴とする。
【0014】
すなわち、請求項3に係る発明は、挿入場所にてカートン欠落もしくは物品欠落があった場合、または、挿入詰まりが生じた場合など、全体に影響を与えず挿入作業をおこなうことができる。なお、挿入強さとは物品からの抵抗を意味する。なお、挿入をキャンセルすべき上記場合において、挿入詰まりの場合には、ライン停止させるようにしても良い。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、カートニングマシンの設計の自由度を高め、挿入効率も高める間欠式物品挿入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施の形態の物品挿入装置を含んだカートニングマシンの挿入処理部を示した説明図である。
【図2】本実施の形態の物品挿入装置の掻込アーム部分を示した説明図である。
【図3】本実施の形態の物品挿入装置の動作概要図である。
【図4】本実施の形態の物品挿入装置における物品挿入の流れを示したフローチャートである。
【図5】従来の間欠式物品挿入装置の例を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の物品挿入装置を含んだカートニングマシンの挿入処理部を示した説明図である。図2は、本実施の形態の物品挿入装置の掻込アーム部分を示した説明図である。
【0018】
カートニングマシンの挿入処理部は、物品挿入装置100と、物品Bを搬送するコンベア201と、物品Bを挿入するカートンCを搬送するコンベア202と、を有する。コンベア201とコンベア202は、平行に近接して配置され、上流にて同期して載置された物品BとカートンCとをそれぞれ同速で下流へ移送する。物品挿入装置100は、この移送中に物品BをカートンC内へ挿入する。カートンCは、移送方向に直角な方向(挿入方向)から物品Bを受け入れるべく、この方向に開口した状態で載置される。なお、カートンCの姿勢を維持すべく、コンベア202には仕切221と当て板222がそれぞれ設けられている。また、物品BをカートンCへガイドする挿入ガイド223が設けられている。なお、コンベア201にも仕切211が設けられている。
【0019】
物品挿入装置100の構成を説明する。物品挿入装置100は、支持枠101と、物品BをカートンC内へ掻き込むように挿入する複数の掻込アーム体102と、掻込アーム体102全体の挿入方向への移動を律するアーム支持軸103と、支持枠101を移送方向へ移動させるためのレール体104と、を有する。また、物品挿入装置100は、支持枠101をレール体104上で移動させる並走用モータ105と、アーム支持軸103を挿入方向へ移動させる挿入用モータ106と、アーム支持軸103を回動して掻込アーム体102を上方に一斉に起き上がらせる軸動アクチュエータ107とを、有する。
【0020】
アーム支持軸103は、図1に示したように、その軸を移送方向に向けており、物品Bの載置間隔(およびカートンCの載置間隔)と同じ間隔で掻込アーム体102を挿入方向に平行に配列して軸通している。これにより、挿入用モータ106を駆動してアーム支持軸103を挿入方向に移動させると物品BがカートンC内へ挿入されることとなる。また、後述するように、軸動アクチュエータ107を駆動してアーム支持軸103を軸回動させることにより、物品挿入装置100の原点回帰を速やかにおこなわせることが可能となる。
【0021】
次に、掻込アーム体102を説明する。掻込アーム体102は、J字状の掻込アーム121と、掻込アーム121先端に設けた押込パッド122と、押込パッド122の物品Bから抵抗を検知する押圧センサ123と、台座124と、台座124に取り付けられた回避アクチュエータ125と、を有する。
【0022】
掻込アーム121の基端側はアーム支持軸103に取り付けられ、またその一部は延伸しレバー体126を形成している。このレバー体126の先端には回動可能に棒体127が接合され、この棒体は回避アクチュエータ125に直結している。図示しない赤外線センサなどでカートンCの載置ミスが確認された場合には、回避アクチュエータ125が棒体127を引っ張るように作動し、掻込アーム121が個別に起き上がる。なお、レバー体126の動きとアーム支持軸103の動きは別系統でありそれぞれ独立して動作が可能であるように構成されている(図2(c)参照)。また、押圧センサ123が圧力異常すなわち挿入詰まりを検知した場合には、ラインを停止させるが、使用の態様によっては、回避アクチュエータ125により該当する掻込アーム121のみを個別に起き上がるようにしてもよい。
【0023】
次に図3を用いて物品挿入装置100の動作を説明する。図では、平面図と側面図により掻込アーム体102の位置および姿勢が示されている。まず、初期位置(図3(a))において、並走用モータ105の駆動によりコンベア201(およびコンベア202)と同速で支持枠101が移送方向下流に移動し、同時に挿入用モータ106の駆動により掻込アーム体102が物品BをカートンC内に挿入する(図3(b))。図では、説明の便宜上物品BとカートンCを必要に応じて点線で示している。
【0024】
挿入が完了したら、挿入用モータ106が反転し、掻込アーム体102を数cm引き戻す(図3(c))。なお、このとき支持枠101はそのまま移送方向下流に移動している。つづいて、軸動アクチュエータ107の駆動により、アーム支持軸103が回動し、総ての掻込アーム体102が一斉に起き上がる(図3(d))。この引き戻しと起上回動は、カートンCに干渉しないように適宜その移動量を設定することができる。また、挿入用モータ106による引き戻しと軸動アクチュエータ107による回動は同時におこなってもよい。
【0025】
起上に引き続き挿入用モータ106の駆動により掻込アーム体102が引き戻り、また、並走用モータ105の駆動により支持枠101が移送方向上流に移動し、原点位置に復帰する(図3(e))。最後に、軸動アクチュエータ107の駆動によりアーム支持軸103が逆回動し、総ての掻込アーム体102が水平位置に戻り初期状態となる(図3(f))。以上では移送方向への前進後退は同速であるとしてカートンCの位置を示すことにより支持枠101の移動の様子を示している。
【0026】
なお、本実施の形態では、掻込アーム体102は3本であるが、これに限定されない。なお、駆動に際しては、図3(b)に示した掻込アーム体102による挿入完了から図3(a)に示した初期状態への回帰時間と、物品Bの総入個数(掻込アーム体102の本数)と、挿入される物品B群と次の物品群Bとの間隔(物品Bが載置されない間隔)と、により最も単位時間あたりの挿入個数が多くなるように設定する。
【0027】
図3と、図5とを比較する。どちらも移送方向への速度は同じであり、前進後退の速度も同じであるとする。まず、図5(a)と図3(a)の太い両矢印を比較すると分かるように、本発明の物品挿入装置100は、支持枠101をコンベア201およびコンベア202の上空に配するので、従来のようにプッシャの待機位置を挿入方向に確保する必要がない。また、図5(c)と図3(d)の太い両矢印を比較すると分かるように、掻込アーム体102の回動起上により原点回帰するための移送方向の移動量が短縮でき、図5(d)と図3(f)の細い両矢印を比較すると明らかなように、原点復帰の時間も短くすることができる。これにより、単位時間あたりの挿入個数を多くし挿入効率を向上させることが可能となる。また、物品B群間も短縮することができ、この点からも挿入効率の向上が可能となる。
【0028】
次に、物品挿入の流れをフローチャートを用いて説明する。図4は、物品挿入の流れを示したフローチャートである。まず原点位置から、支持枠101をコンベア201と同速で並走させる(ステップS201)。複数載置されたカートンCのうち欠落がないか、適正に載置されたかの情報を予めライン上流から適宜入手し、挿入できるか否かを判断する(ステップS202)。挿入できる場合(ステップS202:Yes)、アーム支持軸103を挿入方向に移動させ掻込アーム体102により物品BをカートンC内に挿入する(ステップS203)。
【0029】
一方、適正にカートンCが載置されていない箇所がある場合(ステップS202:No)、回避アクチュエータ125を駆動して、当該掻込アーム121部分のみを起き上がらせる(ステップS204)。これにより、個別挿入ミスを防止できる。
【0030】
挿入開始後、押圧センサ123が圧力異常を検知したか否かを判定する(ステップS205)。挿入中に異常がなければ(ステップS205:No)、挿入動作は終了する(ステップS206)。挿入完了後、アーム支持軸103を介して掻込アーム体102を若干引き戻し(ステップS207)、次いでアーム支持軸103を回動してカートンCと(次の物品B群も含めて)物品Bと干渉しない位置まで掻込アーム体102を起き上がらせる(ステップS208)。
【0031】
その姿勢のまま、支持枠101およびアーム支持軸103を原点位置まで引き戻し(ステップS209)、アーム支持軸103を逆回動して掻込アーム体102を水平にし、当初姿勢に戻る(ステップS210)。以降、ステップS201〜ステップS210を繰り返し、間欠物品挿入処理を続ける。なお、ステップS201の並走開始の際には、適宜コンベア201と同期をとり、物品Bと押込パッド122の位置関係が正しくなるようにする。
【0032】
一方、ステップS205において、圧力異常を検知した場合には(ステップS205:Yes)、警告を発し(ステップS211)、機械を停止する(ステップS212)。その後、担当員が不具合を確認して処置をおこない、作業を再開する(ステップS201)。
【0033】
なお、以上は一実施の形態であり、これに限定されるものではない。例えば、上述の例では軸動アクチュエータ107は、アーム支持軸103を回動することにより一斉に掻込アーム体102を起き上がらせるようにしたが、たとえば、個々の掻込アーム体102に備わっている回避アクチュエータ125を制御することにより、一斉起上と挿入詰まりによる個別起上をおこなうようにしてもよい。
【0034】
また、前述のフローチャートでは、支持枠101が原点位置に戻り最後にアーム支持軸103を逆回動して掻込アーム体102を水平に戻しているが、原点回帰の際、すなわち、支持枠101が原点位置に戻る際に同時にアーム支持軸103を回動するようにしてもよい。
【0035】
また、押圧以上を検知したときに、場合によっては、個別に回避アクチュエータ125を駆動して、当該掻込アーム121部分のみを起き上がらせるようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の物品挿入装置は、コンベア201およびコンベア202の上空を効率的に使い、システムの設計の自由度を高めることが可能となる。
【符号の説明】
【0037】
100 物品挿入装置
101 支持枠
102 掻込アーム体
103 アーム支持軸
104 レール体
105 並走用モータ
106 挿入用モータ
107 軸動アクチュエータ
121 掻込アーム
122 押込パッド
123 押圧センサ
124 台座
125 回避アクチュエータ
126 レバー体
127 棒体
201 コンベア
202 コンベア
211,221 仕切
222 当て板
223 挿入ガイド



【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベアを用いてカートンと物品とを同速で並進させ、コンベアの進行方向に直角な方向から物品をカートン内に挿入する物品挿入装置であって、
物品の上空に配した複数の掻込アームと、
物品の載置間隔毎に前記複数の掻込アームを前記進行方向に直角な向きで一列に軸通する、前記進行方向に向けた軸であって物品の上空に配したアーム支持軸と、
アーム支持軸を前記進行方向に移動させる並走用モータと、
アーム支持軸を前記進行方向に直角な方向に移動させる挿入用モータと、
アーム支持軸を軸回動して総ての掻込アームを一斉に上方に起き上がらせる軸動アクチュエータと、
掻込アームを個別に上方に起き上がらせる個別アクチュエータと、
を具備したことを特徴とする物品挿入装置。
【請求項2】
アーム支持軸の前記進行方向への移動速度をコンベアと同速となるように並走用モータを駆動しながら挿入用モータを駆動して物品をカートン内に挿入し、
挿入後には掻込アームを中途まで引き抜きその後起き上がらせるようにして掻込アームが物品およびカートンと干渉しないように挿入用モータと軸動アクチュエータとを駆動制御する制御手段を具備したことを特徴とする請求項1に記載の物品挿入装置。
【請求項3】
個々の掻込アームについて物品の挿入強さが所定の値を超えたか否かを検知するセンサと、
挿入をキャンセルする場合に当該掻込アームを上方に起き上がらせる回避制御手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の物品挿入装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−6086(P2011−6086A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−149423(P2009−149423)
【出願日】平成21年6月24日(2009.6.24)
【出願人】(391029819)株式会社オーエム製作所 (34)
【Fターム(参考)】