説明

関連急上昇語の検索方法およびそのシステム

人気急上昇関連語の検索方法およびシステムを提供する。前記の方法は、検索ログを分析して、検索語別に日別検索回数を抽出し、所定期間内に前記検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較し、前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析し、関連性のない検索語候補を除去することを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人気急上昇中の関連語の検索方法およびそのシステムに関し、より詳細には、検索回数の経時変化を示す同じピークを有する人気急上昇中の関連語の検索方法およびそのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に検索サービスを提供する検索サービスシステムは、ユーザから検索クエリが入力されると、クエリに従った検索に対応する検索結果(例えば、検索クエリを含むウェブページ、検索クエリを含む記事、検索クエリを含むファイル名を有するイメージなど)をユーザに提供する。
【0003】
一方、最近の検索サービスシステムは、検索結果をより速く正確に提供する目的のため、入力された検索クエリと関連があれば、抽出した検索クエリをユーザに提供する。すなわち、一般的に検索サービスシステムは、入力された検索クエリによって異なる検索結果をユーザに提供する。例えば、ユーザが「自動車」を入力したときの検索結果と、「乗用車」を入力したときの検索結果とは異なる。したがって、ユーザは、所望する情報に高い関連性を有する検索クエリを入力しようとするが、このような検索クエリを考えつくのが難しい場合がある。したがって、最近の検索サービスシステムは、ユーザが他の検索クエリを用いて検索することができるようにするために、入力された検索クエリと関連する検索クエリをユーザに提供する。
【0004】
ここで、関連した検索クエリというのは、入力された検索クエリの上位概念または下位概念の検索クエリ(「日本語」が入力された場合は「外国語」、または「外国語」が入力された場合は「日本語」)、入力された検索クエリと同意語の検索クエリ(「本屋」が入力された場合は「書店」)、入力された検索クエリと類義語の検索クエリ(「rear」が入力された場合は「tail」)、関連した検索語の検索クエリ(「see」が入力された場合は「saw、seen、seeing」)など意味的に関連のある用語の検索クエリを意味する。しかし、関連した検索クエリは、意味的に関連のある検索用語だけではなく、例えば、ユーザから「パク・チャンホ」が入力された場合に、その職業の「野球」、彼が所属するリーグの「メージャーリーグ」、彼の出身大学の「漢陽大学」、現在の彼の所属チームの「テキサス・レンジャーズ」、メージャーリーグの韓国人の野球ピッチャーの「キム・ビョンヒョン」などさまざまな観点からの検索クエリを意味するようにしてもよい。
【0005】
しかしながら、従来の関連語検索方法は、上位概念または下位概念に該当する検索語や、類義語関係のある検索語、単純に検索クエリと関連する検索語だけに過ぎない。すなわち、従来の関連語検索方法には、入力された検索クエリと関連しない結果が抽出される可能性が高く、これによって、所望する情報をより速く、より正確に得られる質の高いサービスを求めるユーザを満足させられないという不都合がある。
【0006】
したがって、入力された検索クエリに関連したデータを効果的に収集して、収集されたデータを体系的に分析し、検索回数の経時変化を用いて人気急上昇の関連語を正確に判断することによって、ユーザにより精度の高い関連語を提供できる新しい技術が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、検索回数の経時変化を示す同じピークを有する人気急上昇の関連語の検索方法およびシステムを提供する。
【0008】
また、本発明は、検索語の時間分布からピークを検索し、ピークを比較して検索語候補を捜し出した後、検索語候補から関連性のない検索語候補を除去することによって、人気急上昇の関連語を提供する方法およびシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によると、人気急上昇の関連語の検索方法は、検索ログを分析して検索語別に日別検索回数を抽出し、所定の期間内に検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較し、比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析し、関連性のない検索語候補を除去することを含む。
【0010】
本発明の一実施形態によると、人気急上昇の関連語の検索システムは、検索ログを分析して、検索語別に日別検索回数を抽出する抽出部と、検索ログを分析して、検索語別に抽出された日別検索回数を比較する比較部と、比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析して、関連性がない検索語候補を除去するフィルタリング部とを含む。
【発明の効果】
【0011】
本発明によると、検索回数の経時変化を示す同じピークを有する人気急上昇の関連語の検索方法およびシステムを提供できる。
【0012】
また、本発明によると、検索語の時間分布からピークを捜し出し、ピークを比較して検索語候補を捜し出し、関連性のない関連性のない検索語候補を除去することによって人気急上昇の関連語の検索方法およびシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る人気急上昇関連語の検索システムとユーザ端末間の運用関係を示す図である。
【図2】本発明に係る検索語別の日別検索回数の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る人気急上昇関連語の検索システムの構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る人気急上昇関連語の検索方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係る検索語別に日別検索回数を抽出する操作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る検索語別に日別検索回数に対するピークを比較する操作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係る関連性がない検索語を除去する操作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本発明に係る人気急上昇関連語の検索システムとユーザ端末間の運用関係を示す図である。
【0015】
図1を参照すると、人気急上昇関連語の検索システム110は、通信網120を介して、ユーザ端末130−1〜130−nを用いてユーザから入力された検索語を提供する。通信網120は、人気急上昇関連語の検索システム110と、ユーザ端末130−1〜130−n間のデータ通信、各種有線及び無線通信網、及びインターネットを含んでもよい。ユーザ端末130−1〜130−nは、ユーザから検索しようとする対象に関連する検索語が入力され、通信網120を介して人気急上昇関連語の検索システム110に検索語を転送する。
【0016】
人気急上昇関連語の検索システム110は、ユーザによって入力された検索語別に日別検索回数を含む検索ログを記録して保存する。
【0017】
図2は、本発明に係る検索語別の日別検索回数の一例を示す図である。
【0018】
図2を参照すると、検索語別の日別検索回数は日々異なる。これは、その時の社会の問題や関心に応じてユーザによって入力される検索語の数が変わるためである。すなわち、検索語別の日別検索回数が経時的に生じるピークは、該当検索語が社会的な問題になるか、または該当検索語が重要である時点を示す。同様に、同一の時点にピークを共有する検索語が存在する。そのような検索語は、互いに関連性がある可能性がある。
【0019】
図2に示されるように、人気急上昇関連語の検索システム110は、日別検索回数の経時変化を示す同じピークを有する検索語を検索する。
【0020】
一例として、人気急上昇関連語の検索システム110は、ユーザ端末130−1〜130−nから「法務部」という検索語が入力された場合、同じ時点に同じピークを有する他の検索語として「労働部、行政自治部、大統領官邸、保健福祉部、法律ジャーナル、弁護士試験、司法試験、815特赦、警察庁ホームページ、飲酒運転赦免、飲酒免許試験管理団」などが抽出されてもよい。
【0021】
人気急上昇関連語の検索システム110は、図2に示すように、検索語の時間分布からピークを捜し出し、捜し出したピークを比較して検索語候補を捜し出した後、検索語候補から関連性のない検索語候補を除去して、関連性のある人気急上昇関連語を検索することができる。
【0022】
人気急上昇関連語の検索システム110は、検索された人気急上昇関連語を通信網120のユーザ端末130−1〜130−nを介して、ユーザに提供する。
【0023】
図3は、図1の本発明の一実施形態に係る人気急上昇関連語の検索システム110の構成を示す図である。
【0024】
図3を参照すると、人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語入力部310、データベース320、抽出部330、比較部340およびフィルタリング部350を含む。
【0025】
検索語入力部310は、ユーザから検索語を受信する。すなわち、検索語入力部310は、ユーザから所望の対象と関連する検索語が入力される。
【0026】
データベース320は、検索語別の日別検索回数を含む検索ログを記録して保存する。すなわち、データベース320は、入力される検索語の時間情報、日別検索回数などを含む検索ログを記録して保存してもよい。
【0027】
抽出部330は、データベース320を参照して検索語別に日別検索回数を抽出し、検索ログを分析する。すなわち、抽出部330は、データベース320から所定期間内に検索語別の日別検索回数を抽出する。
【0028】
そして、抽出部330は、検索語別に日別検索回数を分析して、短期間内での急上昇と急下降のあるピークを抽出する。すなわち、抽出部330は、検索語別に日別検索回数を分析して、検索回数が所定の増加基準値以上に急速に増加し、所定の減少基準値以上に急速に減少する検索語を抽出し、ピークが生じたときに時間情報を抽出する。一例として、抽出部330は、検索語別に日別検索回数の分析結果として、一日で10倍の人気急上昇と1週間で10倍の人気急下降を示すピークが発生した検索語、およびピークが発生した時間情報を抽出してもよい。例えば、抽出部330は、(イ・ヒョリ、7月2日)と(法務部、6月24日)のような一組の検索語及び時間情報を抽出してもよい。
【0029】
比較部340は、所定期間内に検索語別に抽出された日別検索回数を比較する。すなわち、比較部340は、検索語別の日別検索回数のピークを比較して、比較結果に応じて同じ期間内に同じピークを有する検索語候補を捜し出す。また、比較部340は、比較されるピークの急上昇の時間情報および急下降の時間情報を分析して、急下降の時間情報が急上昇の時間情報より大きくなるように所定の期間を規定してもよい。例えば、特定のピークの上昇の日付をpeak.upとして、特定のピークの下降の日付をpeak.downとし、第1のピーク(peak1)及び第2のピーク(peak2)があると仮定すると、|peak1.up−peak2.up|<delta1であり、|peak1.down−peak2.down|<delta2である時、第1のピーク(peak1)と第2のピーク(peak2)が同一のピークと見なす。ここで、delta1は、第1ピークと第2のピークの上昇の時間差であり、delta2は、第1のピークと第2のピークの下降の時間差を指す。一般的に下降は、上昇に比して大きく異なることがあるため、比較部340は、delta2がdelta1より大きくなるように、所定期間内に検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較してもよい。
【0030】
フィルタリング部350は、比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補間の関連性を分析し、関連性のない検索語候補を除去する。すなわち、フィルタリング部350は、比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を分析して検索語間に関連性があるか否かを判断し、判断結果に応じて検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する。一例として、フィルタリング部350は、検索語候補を分析してそれらが検索語に関連する場合、関連した検索語が人気急上昇関連語として選択されるようにフィルタリングしてもよい。一例として、フィルタリング部350は、検索語が入力された検索セッションの数と、検索語を含む一組の検索語が入力された検索セッションの数を測定して、関連性の有無を判断し、判断結果に応じて検索語候補から検索語候補を除去してもよい。一例として、フィルタリング部350は、検索語が入力されたユーザ識別子の数と、検索語の関連性の有無を判断するために検索語を含む一組の検索語が入力されるユーザ識別子の数を測定して、判断結果に応じて検索語候補から関連性のない検索語候補を除去してもよい。一例として、フィルタリング部340は、上記の検索語が入力されたインターネットプロトコル(IP)アドレスの数と、関連性を判断するために検索語を含む一組の検索語が入力されたIPアドレスの数を測定し、関連性の判定結果に応じて検索語候補から関連性のない検索語候補を除去してもよい。一例として、フィルタリング部350は、検索語を分析して1つの検索語が異なる検索語の一部に含まれる場合、検索語の間に関連性があると判断して、人気急上昇関連語として検索語を判断してもよい。
【0031】
このように、人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語の時間分布からピークを捜し出し、ピークを比較して検索語候補を捜し出した後、候補検索語から関連のない検索語候補を除去することによって、人気急上昇関連語を提供してもよい。
【0032】
図4は、本発明の一実施形態に係る人気急上昇関連語の検索方法を示すフローチャートである。
【0033】
図4を参照すると、人気急上昇関連語の検索システム110は、検索ログをデータベースに記録して保存する。すなわち、操作S410で人気急上昇関連語の検索システム110は、ユーザによって入力される検索語に対する時間情報および検索回数を含む検索ログを記録して保存してもよい。
【0034】
操作S420で人気急上昇関連語の検索システム110は、データベースを参照し、検索語別に日別検索回数を抽出するために検索ログを分析する。
【0035】
図5は、本発明の一実施形態に係る検索語別に日別検索回数を抽出する操作を示すフローチャートである。
【0036】
図5を参照すると、操作S510で人気急上昇関連語の検索システム110は、所定期間内に検索語別に日別検索回数を抽出する。すなわち、S510で人気急上昇関連語の検索システム110は、図2に示すような所定期間内に検索語別に日別検索回数を抽出してもよい。
【0037】
操作S520で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語別に日別検索回数を分析し、検索回数が所定の増加基準値以上に急速に増加して所定の減少基準値以上に急速に減少する検索語を抽出し、ピークが生じると時間情報を抽出する。一例として、操作S520で人気急上昇関連語の検索システム110は、一日で人気が10倍に急上昇し、1週間で人気が10倍急下降するピークが生じた検索語、およびピークが生じた時間情報を抽出する。例えば、人気急上昇関連語の検索システム110は、(イ・ヒョリ、7月2日)と(法務部、6月24日)のような一組の検索語および時間情報を抽出してもよい。
【0038】
操作S430で人気急上昇関連語の検索システム110は、抽出された検索語別の日別検索回数のピークを比較する。また、操作S430で人気急上昇関連語の検索システム110は、比較対象となるピークの急上昇時間情報および急下降時間情報を分析して、急下降時間情報が急上昇時間情報より大きくなるように所定の期間を規定してもよい。
【0039】
図6は、本発明の一実施形態に係る検索語の日別検索回数のピークを比較する操作を示すフローチャートである。
【0040】
図6を参照すると、操作S610で人気急上昇関連語の検索システム110は、所定期間内に抽出された検索語のピークを比較する。
【0041】
操作S620で人気急上昇関連語の検索システム110は、ピーク比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を検索する。
【0042】
操作S440で人気急上昇関連語の検索システム110は、比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析し、関連性のない検索語候補を除去する。
【0043】
図7は、本発明の一実施形態に係る関連性がない検索語をフィルタリングする操作を示すフローチャートである。
【0044】
図7を参照すると、操作S710で人気急上昇関連語の検索システム110は、比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を分析して、検索語の間に関連性があるか否かを判断する。操作S710で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語を分析して、分析した検索語が関連性のある検索語である場合、分析した検索語が関連性を有すると判断する。具体的には、操作S710で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語が入力された検索セッションの数と、検索語に含まれた一組の検索語が入力された検索セッションの数を測定してもよい。一例として、操作S710で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語が入力されたユーザ識別子の数と、検索語に含まれた一組の検索語が入力されたユーザ識別子の数を測定して関連性の有無を判断してもよい。一例として、操作S710で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語が入力されたIPアドレスの数と、検索語に含まれた一組の検索語が入力されたIPアドレスの数を測定して関連性の有無を判断してもよい。一例として、操作710で人気急上昇関連語の検索システム110は、検索語を分析して1つの検索語が異なる検索語の一部分に含まれる場合、検索語の間に関連性があると判断してもよい。
【0045】
操作S720で人気急上昇関連語の検索システム110は、関連性判定結果に応じて検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する。すなわち、操作S720で人気急上昇関連語の検索システム110は、関連性判定結果に応じて上記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去して、検索語候補から検索語候補を関連急上昇語として提供してもよい。
【0046】
上述のように、本発明に係る人気急上昇関連語の検索方法は、検索語の時間分布からピークを捜し出し、ピークを比較して検索語候補を捜し出した後、関連性のない検索語候補を除去することによって人気急上昇関連語を提供してもよい。
【0047】
なお、上述した例の実施形態に係る人気急上昇関連語の検索方法は、コンピュータにより実現される多様な操作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。当該媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。コンピュータ可読媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD ROMディスク、DVDのような光媒体、オプティカルディスクのような磁気−光媒体、および不揮発性メモリ(ROM)、揮発性メモリ(RAM)、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、当該媒体は、プログラム命令、データ構造などを特定する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードや、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級コードを含むファイルである。上述のハードウェア装置は、本発明の上述の実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールにとして動作するように構成されてもよい。
【0048】
上述の本発明の特定の実施形態は、説明と記述の目的で示した。それらは、網羅的なものではなく、本発明を開示した厳密な形態に限定するものではなく、上述の教示の観点から多くの変更及び変形は明らかに可能である。したがって、本発明の範囲は、ここに添付した特許請求の範囲及びその均等物により定義される。
【0049】
本発明のいくつかの実施形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。代わりに、当該技術分野の当業者にとっては、特許請求の範囲及びその均等物に定義された本発明の思想および範囲から逸脱しない範囲内で、実施形態を変更させることができることを理解することができるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索ログを分析して検索語別に日別検索回数を抽出し、
所定期間内に前記検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較し、
前記比較結果に応じて前記所定期間内に互いにピークが生じた検索語候補の間の関連性を分析し、関連性のない検索語候補を除去することを含む人気急上昇関連語の検索方法。
【請求項2】
前記検索語別に日別検索回数を抽出することは、
前記所定期間内に前記検索語別に日別検索回数を抽出し、
前記検索語別に日別検索回数を分析して、検索回数が所定の増加基準値以上に急速に増加した後、所定の減少基準値以上に急速に減少する検索語を抽出し、前記ピークが生じた時間情報を抽出することを含む請求項1の方法。
【請求項3】
前記所定期間内に検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較することは、
前記所定期間内に前記検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較し、
前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を検索することを含む請求項1の方法。
【請求項4】
比較対象となるピークの急上昇の時間情報および急下降の時間情報を分析して、前記急下降の時間情報が前記急上昇の時間情報より大きくなるように前記所定期間を規定することをさらに含む請求項1の方法。
【請求項5】
前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析し、関連性のない前記検索語候補を除去することは、
前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を分析して、前記検索語の間に関連性があるか否かを判断し、
前記判断結果に応じて前記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去することを含む請求項1の方法。
【請求項6】
前記検索語候補の間に関連性があるか否かを判断することは、
前記検索語を分析して、前記分析した検索語が関連性のある検索語である場合、前記分析した検索語が関連性を有すると判断する請求項5の方法。
【請求項7】
前記検索語候補の間に関連性があるか否かを判断することは、
前記検索語が入力された検索セッションの数と、前記検索語に含まれる一組の検索語が入力された検索セッションの数とを測定して、検索語の間に関連性があるか否かを判断する請求項5の方法。
【請求項8】
前記検索語候補の間に関連性があるか否かを判断することは、
前記検索語が入力されたユーザ識別子の数と、前記検索語に含まれる前記一組の検索語が入力されたユーザ識別子の数とを測定して、関連性があるか否かを判断する請求項5の方法。
【請求項9】
前記検索語候補の間に関連性があるか否かを判断することは、
前記検索語が入力されたインターネットプロトコル(IP)アドレスの数と、前記検索語に含まれる一組の検索語が入力されたIPアドレスの数とを測定して、関連性があるか否かを判断する請求項5の方法。
【請求項10】
前記検索語候補の間に関連性があるか否かを判断することは、
前記検索語を分析し、1つの検索語が異なる検索語の一部分に含まれる場合、前記検索語の間に関連性があると判断する請求項5の方法。
【請求項11】
前記日別検索回数を含む前記検索ログをデータベースに記録して保存し、
前記検索ログを分析し、前記検索語別に日別検索回数を抽出することは、前記データベースを参照して前記検索ログを分析して、前記検索語別に日別検索回数を抽出することをさらに含む請求項1の方法。
【請求項12】
請求項1乃至請求項11の何れか一の方法を実行するための命令を記録する少なくとも一つのコンピュータ可読記録媒体。
【請求項13】
検索ログを分析して、検索語別に日別検索回数を抽出する抽出部と、
検索ログを分析して、前記検索語別に抽出された日別検索回数を比較する比較部と、
前記比較結果に応じて所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補の間の関連性を分析して、関連性がない検索語候補を除去するフィルタリング部と、
を含む人気急上昇関連語の検索システム。
【請求項14】
前記抽出部は、
前記所定期間内に前記検索語別に日別検索回数を抽出して、前記検索語別に日別検索回数を分析し、検索回数が所定の増加基準値以上に急速に増加した後、所定の減少基準値以上に急速に減少するピークが発生した検索語を抽出し、前記ピークが生じた時間情報を抽出する請求項13のシステム。
【請求項15】
前記比較部は、前記所定期間内に前記検索語別に抽出された日別検索回数のピークを比較して、前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を検索する請求項13のシステム。
【請求項16】
前記比較部は、比較対象となるピークの急上昇の時間情報および急下降の時間情報を分析して、前記急下降の時間情報が前記急上昇の時間情報より大きくなるように前記所定期間を規定する請求項13のシステム。
【請求項17】
前記フィルタリング部は、前記比較結果に応じて前記所定期間内にピークが互いに生じた検索語候補を分析して、前記候補の間に関連性があるか否かを判断し、前記判断結果に応じて前記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する請求項13のシステム。
【請求項18】
前記フィルタリング部は、前記候補検索語を分析して、前記分析した検索語が関連性のある検索語である場合、前記分析した検索語が関連性を有すると判断する請求項13のシステム。
【請求項19】
前記フィルタリング部は、前記検索語が入力された検索セッションの数と、前記検索語が含まれる一組の検索語が入力された検索セッションの数とを測定して、関連性があるか否かを判断し、前記判断結果に応じて前記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する請求項13のシステム。
【請求項20】
前記フィルタリング部は、前記検索語が入力されたユーザ識別子の数と、前記検索語が含まれる前記一組の検索語が入力されたユーザ識別子の数とを測定して、関連性があるか否かを判断し、前記判断結果に応じて前記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する請求項13のシステム。
【請求項21】
前記フィルタリング部は、前記検索語が入力されたIPアドレスの数と、前記検索語が含まれる一組の検索語が入力されたIPアドレスの数とを測定して、関連性の有無を判断し、前記判断結果に応じて前記検索語候補から関連性のない検索語候補を除去する請求項13のシステム。
【請求項22】
前記フィルタリング部は、前記検索語を分析して、1つの検索語が異なる検索語の一部分に含まれる場合、前記検索語の間に関連性があると判断する請求項13のシステム。
【請求項23】
前記日別検索回数を含む前記検索ログを記録して保存するデータベースをさらに含み、
前記抽出部は、前記データベースを参照して前記検索ログを分析し、前記検索語別に日別検索回数を抽出する請求項13のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2010−537305(P2010−537305A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−521767(P2010−521767)
【出願日】平成20年8月8日(2008.8.8)
【国際出願番号】PCT/KR2008/004634
【国際公開番号】WO2009/038285
【国際公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】