説明

防犯用鏡付看板

【課題】
従来から利用されている鏡を用いた防犯技術は、コストや設置方法の問題があり、様々な場所に容易に設置することができず、銀行や金融機関のATM装置や、店舗内、駅など特定の場所にしか設置されていない。
【解決手段】
本件発明は、安価で製造することが可能である鏡を備えた立て看板を提供する。これにより、安価であり、路上に簡単に設置が可能であり、多数の防犯用鏡付看板を設置することが可能となり、犯罪の発生を抑制することが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、痴漢や通り魔、引ったくりなどを防止するために、主に路上などに設置する、防犯用鏡付看板に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鏡を用いた防犯技術としては、銀行のATM装置に鏡を設置することで、ATM装置利用者の死角となる後方を映し出し、利用者から後方の犯罪者を確認できるようにしている。また、逆に犯罪者側からは、利用者の死角が減ることで、犯罪を抑止することが可能である。また、特許文献1や特許文献2に記載された、店舗内やエレベーター内に鏡を設置することで、利用者や店員などの死角を減らし、犯罪の発生を抑制している。このような、防犯上の鏡の利用は、被害者になる可能性のある、利用者や店舗の店員などの死角を減らすために、鏡を設置して、犯罪の発生を防止している。
【0003】
一方、非特許文献1に記載されているように、ホームの対向壁に鏡を設置し自殺を防止する試みもされている。この自殺防止用の鏡は、前記の犯罪抑止のための鏡とは異なり、自殺をしようとする人物が、鏡に自らの姿を映すことで、自殺をやめさせる効果を期待したものである。
【0004】
このように、鏡には、(1)被害者になる可能性のある人物の死角を減らして犯罪を抑制する効果と、(2)犯罪や自殺をしようとする人物が自らの姿を映すことで犯罪や自殺をやめさせるという2つの効果がある。
【特許文献1】特開昭63−147793
【特許文献2】特開昭64−17192
【非特許文献1】http://www.ac-suginami.com/newbk/sk0818.asp
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来から利用されている鏡を用いた防犯技術は、銀行や金融機関のATM装置や、店舗内、駅など特定の場所にしか設置されていない。そのため、一般の道路上などで行われる痴漢や通り魔、引ったくりなどには有効ではなかった。しかし、道路上での犯罪に対応するためには、道路上に多数設置する必要があり、設置のための費用などがかかるなどの問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本件発明では、上記課題を解決するために、第一の発明として、鏡を備えた立て看板を提供する。
【0007】
第二の発明としては、鏡を備えた第一板状体と、鏡を備えた第二板状体とを一の辺で所定の角度で接続して自立可能とした立て看板を提供する。
【0008】
第三の発明としては、第一および第二の発明で記載した鏡は、地上高さが1.2メートル以上に配置されている立て看板を提供する。
【0009】
第四の発明としては、第一から第三の発明に記載した鏡は、鏡面加工された金属板の表面を樹脂にて耐水加工した鏡である立て看板を提供する。
【0010】
第五の発明としては、第一から第四の発明に記載した、文字、絵図の記載をするための記載領域は鏡の下に配置されている立て看板を提供する。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、次の4つの効果が期待される。第一の効果として、路上などに本件発明の防犯用鏡付看板を設置することで、犯罪を起こそうとする人間が隠れるための死角が減り、犯罪の発生を抑制することが可能である。第二の効果としては、第一の効果とは逆に、犯罪の被害者になる可能性のある一般市民が、路上に防犯用鏡付看板が設置されることで、一般市民から見た死角が減り、犯罪を防止することが可能である。第三の効果としては、犯罪を起こそうとする人間が、犯行前に防犯用鏡付看板の鏡で自らの顔や姿を見ることで、犯罪を思い直す効果が期待される。第四の効果としては、安価であり、路上に簡単に設置が可能であり、多数の防犯用鏡付看板を設置することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明はこれらの実施形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
【0013】
実施形態1は、主に請求項1について説明する。実施形態2は、主に請求項2について説明する。実施形態3は、主に請求項3について説明する。実施形態4は、主に請求項4について説明する。実施形態5は、主に請求項5について説明する。
<実施形態1>
<実施形態1 概要>
【0014】
本実施形態の立て看板は、鏡を備えた立て看板である。図1に示したように、路上の壁(0101)や電柱(0102)などに立て看板(0103)を設置することにより、路上に多数の鏡(0104)が配置されることになる。路上に鏡が多数配置されることにより、壁や電柱の陰などの死角が減る。これにより、犯罪を起こそうとする人間が隠れるための、死角が減り、犯罪を抑制することができる。また、被害者になる可能性のある一般市民から見た死角も減ることで、犯罪の発生を抑制することが可能である。一方、犯罪を起こそうとする人間が、本実施形態の立て看板の鏡に自分自身の姿を映すことで、思い直す効果が期待される。
<実施形態1 構成>
【0015】
本実施形態の立て看板は、鏡を備えている。図2に本実施形態の立て看板の一例を示した。本実施形態の立て看板(0201)は、路上などに設置され、防犯用の標語(0202)と共に鏡(0203)が配置されている。立て看板に記載される標語は、鏡と標語の相乗効果によって犯罪を抑制できる内容が望ましい。例えば、「地域の目 注いで守る 通学路」や「引ったくりに注意」や「心の鏡 我に返れ」などの標語である。立て看板に表示される文字や絵図などは、蓄光材や反射材を用いて表示されてもよい。また、看板表面の板に反射材や蓄光材を用いてもよい。
【0016】
立て看板とは、伝達すべき情報を文字や絵図として表示した板であって、起立して設置した状態で、その情報が読み取れる板である。
【0017】
本実施形態の立て看板は、路上などに注意を喚起するために、壁や電柱などに配置されている、簡易的な看板であり、金属や木製の枠に樹脂や金属製の板が取り付けられており、板に塗装や印刷によって絵や図形、文字などが配置されている。立て看板(0301)の形状は図3に示すように、(a)に示した一般的な長方形の他、(b)に示したの正方形や、(c)に示した三角形、(d)に示した台形、などの多角形の他、円形や(e)に示した楕円形、(f)に示した人物などの形状に鏡(0302)を配置した立て看板であってもよい。
【0018】
立て看板の設置は、電柱や壁、フェンスなどに、鏡が地面に対してできるだけ垂直となるように設置することが望ましい。例えば、電柱やフェンスに立て看板を設置する場合には、立て看板の枠と電柱やフェンスを針金や金属や樹脂製のバンドなどで固定する方法がもっとも容易である。この際、電柱やフェンスが垂直に起立している場合には、最低でも立て看板の上下2カ所を針金やバンドによって固定することが望ましい。これにより、垂直に起立した電柱やフェンスと同様に立て看板も垂直に設置される。
【0019】
また、立て看板を電柱や壁に固定せず、自立させて設置する場合には、図4に示したように、立て看板を垂直に設置できるようにするための台を使用してもよい。例えば、(a)に示したように、看板の足の部分にあたる枠をコンクリートなどの重しを備えた台(0401)に設置したり、(b)のような、金属製の台(0402)などに設置してもよい。
【0020】
また、本実施形態の立て看板の鏡や文字、絵図が配置されている板は、平面である必要はなく、設置場所に応じて変形させてもよい。例えば、電柱など円柱状の物体に設置する場合には、電柱の側面に合わせてカーブさせた形状としてもよい。また、路地などの角や柱などの角に設置する場合には、その角の角度に合わせて曲げてもよい。
【0021】
鏡は、一般的なガラスに金属を蒸着させた鏡の他、ステンレスなどの金属板を磨き上げたものや、金属板に樹脂加工したものなど、光を反射し、左右反転した鏡像を映し出す物であればよい。また、立て看板上に配置される鏡は、看板上に設置されていれば、どのような形状であっても構わない。図5に本実施形態の鏡を備えたたて看板の概略図を示した。本実施形態の看板(0501)は看板上にさまざまな形状の鏡(0502)が配置されている。例えば、(a)に示したように、立て看板の一部に長方形の鏡が配置されている場合や、(b)のように、立て看板のほぼ全面を鏡で覆い、その鏡状に文字や絵図を配置してもよい。また、鏡は(c)のように、立て看板の外周の外側に延在してもよい。鏡の形状は、(a)、(b)、(c)のような四角形の他、(d)のような楕円形や、(e)のような人物のような絵図を鏡としてもよい。また、(f)のように、文字を鏡としてもよい。
【0022】
また鏡は、看板に対して接着剤やネジなどによって固定されている。路上に設置することを考慮し、鏡は看板から容易にはずすことができない様に固定する必要がある。また、鏡の角は、鏡が看板からはずれた際に鋭利にならないよう、予めカーブ形状に加工してもよい。また、鏡は、路上の広範囲を映し出すように、凸面に加工された凸面鏡とすることで、防犯性を向上させることも可能である。
<実施形態1 効果>
【0023】
本実施形態の立て看板は、立て看板上に鏡が配置されており、路上に設置することで、犯罪を起こそうとする人間が隠れるための死角が減る効果、犯罪の被害者になる可能性のある一般市民の死角が減る効果、犯罪を起こそうとする人間が、犯行前に防犯用鏡付看板の鏡で自らの顔や姿を見ることで、犯罪を思い直す効果が期待される。また、本実施形態の立て看板は、安価に製造することが可能で、路上に簡単に設置することが可能であり、路上に多数の立て看板を設置することが可能である。
<<実施形態2>>
<実施形態2 概要>
【0024】
本実施形態の立て看板は、鏡を備えた複数の板状体が板の一辺で所定の角度で接続していることを特徴とする立て看板である。鏡を備えた板状体が、所定の角度で接続していることから、本実施形態の立て看板は、複数の方向から鏡を見ることが可能であり、また逆に、一カ所から複数の方向を見ることが可能となる。
<実施形態2 構成>
【0025】
本実施形態の立て看板は、鏡を備えた第一板状体と、鏡を備えた第二板状体とを一の辺で所定の角度で接続して自立可能となっている。図6に本実施形態の概念図を示した。本実施形態の立て看板は、鏡(0601、0602)を備えた第一板状体(0603)と第二板状体(0604)が、一辺で接続されており、自立可能となっている。第一板状体と第二板状体は、所定の角度で接続されており、その接続角度は、配置する場所や位置、目的、用途などに応じて調整し角度を決定する。例えば、電柱などの円柱に配置する場合には、第一板状体および第二板状体の幅や電柱の直径に合わせ、角度を決定する。
【0026】
また、図6では、第一板状体および第二板状体が所定の角度で固定されていたが、図7のように第一板状体(0701)および第二板状体(0702)の接続部分の角度を調整することが可能な蝶番(0703)を配置することで、任意の角度に調整することが可能となる。例えば、立て看板を未使用で収納する際に、第一板状体および第二板状体のなす角の角度を小さくすることで、コンパクトにし、収納スペースを節約することが可能である。使用時には、第一板状体および第二板状体のなす角を広げ、設置場所などに合わせて角度を調整し、設置すればよい。このような、適時角度を調整することが可能な立て看板は、臨時や一時的に立て看板を設置することが必要な場合に有効である。一方、角度があらかじめ所定の角度で固定されている立て看板は、半恒久的に設置場所に固定される立て看板などに有効である。
【0027】
図6および図7に示した、第一板状体と第二板状体とから成る立て看板は、それぞれの立て看板の縦方向の辺が接続されていたが、接続される辺は図8(a)に示すように、第一板状体(0801)と第二板状体(0802)の上下の横方向の辺同士が接続されていてもよい。特に上部の横方向の辺同士が接続されている場合には、壁や電信柱などに固定される必要は無く、自立して設置することが可能である。また、(b)のように、板状体(0803)を1つとして、反対側を枠(0804)によって支えてもよい。これら(a)や(b)のように立て看板を設置する場合、板状体に設置された鏡も斜めに配置されてしまい、路上を映し出すことが困難となる。
【0028】
そこで、路上に対して斜めに配置される板状体に対して、鏡を路上に対して垂直になるように設置することが好ましい。例えば、(c)のように、板状体(0812)にスペーサー(0805)を設け、鏡(0806)を路面に対して垂直になるように設置するものである。(d)は、板状体(0807)から鏡(0808)を吊り下げるための梁(0809)を設け鏡を路面に対して垂直になるように設置するものである。(e)は、板状体(0810)に、曲面状の鏡(0811)を配置し、鏡を路面に対して垂直に設置した場合と同じ効果を持たせるものである。
【0029】
また、図9のように、第一板状体(0901)および第二板状体(0902)は、同一のサイズおよび形状である必要はなく、異なったサイズ、形状の板状体であってもかまわない。また、板状体は第一および第二の2つだけではなく、2つ以上の複数の板状体を接続してもよい。
<実施形態2 効果>
【0030】
本実施形態の立て看板は、第一板状体と第二板状体の二つの板状体が角度を持って配置されているため、板状体に配置される鏡も角度をもって配置される。これにより、複数の方向を鏡が映し出し、死角を減らすことが可能となる。
<<実施形態3>>
<実施形態3 概要>
【0031】
本実施形態の立て看板は、自動車や二輪車などのヘッドライトが、立て看板に配置された鏡によって反射し、自動車や二輪車の運転者にあたり、眩しさを感じるのを防ぐために、自動車や二輪車のヘッドライトが直接照らし出す範囲より上方に鏡を配置することを特徴とした立て看板である。
<実施形態3 構成>
【0032】
本実施形態の立て看板は、地上高さが1.2メートル以上に鏡が配置されている。鏡を地上1.2メートル以上に配置するのは、自動車のヘッドライトが鏡にあたり、その反射光が自動車の運転者にあたり、運転の妨げになるのを防ぐためである。自動車の走行用前照灯(ハイビーム)および、すれ違い用前照灯(ロービーム)は、その照明部中心の取り付け位置が、地上高1.2メートル以下とすることが、道路運送車両法第三章の規定に基き、定められた道路運送車両の保安基準および、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示により定められている。
【0033】
図10に本実施形態の立て看板を説明するための概念図を示した。自動車(1001)のヘッドライト(1002)は、地上高1.2メートル以下の位置に設置され、さらに投射方向は、上部方向(1003)へ向かないよう設置されている。よって、立て看板(1004)の鏡の位置を地上高1.2メートル以上に設置することにより、ヘッドライトの光が立て看板の鏡に反射し、自動車の運転者へあたることを防ぐことが可能である。
<実施形態3 効果>
【0034】
本実施形態の立て看板は、地上高さが1.2メートル以上に鏡が配置されており、自動車から発せられるヘッドライトの光が、立て看板の鏡に反射し、運転者がまぶしく感じるのを防ぐことが可能である。
<<実施形態4>>
<実施形態4 概要>
【0035】
本実施形態の立て看板は、路上など、歩行者や自動車、軽車両などが通行する屋外に設置することを想定している。そのため、看板に配置される鏡は、破損しにくく、破損した場合にも危険性の低い材質にする必要がある。そこで、本実施形態の立て看板では、鏡を鏡面加工した金属板の表面を樹脂により耐水加工した鏡としたことを特徴とする。
<実施形態4 構成>
【0036】
本実施形態の立て看板の鏡は、鏡面加工された金属板の表面を樹脂にて耐水加工した鏡である。
【0037】
本実施形態の防犯用鏡付看板に配置される鏡は、光を反射し、像を映し出すものであればよい。例えば、一般的な鏡であるガラスに金属を蒸着した鏡でも構わないが、路上に設置することを前提とした場合、歩行者や自動車、軽車両等の衝突、接触による破損を考慮し、ガラスの利用を控え、金属板を鏡面加工したものが望ましい。また、金属板は雨などの水分により経年劣化するため、それを防ぐために、鏡面加工された金属板の表面を樹脂などによって耐水加工した鏡が望ましい。金属板の表面に施される樹脂は、単に鏡面加工された金属板を耐水加工するだけでなく、紫外線を防いだり、色を付けてもよい。また、自動車や二輪車などのヘッドライトによる反射を防ぐために、防眩加工された鏡など、低反射率の鏡を用いてもよい。
<実施形態4 効果>
【0038】
本実施形態の立て看板の鏡は、鏡面加工された金属板の表面を樹脂にて耐水加工した鏡を用いることで、破損しにくく、万が一破損した場合にもガラスのような危険を少なくすることが可能である。
<<実施形態5>>
<実施形態5 概要>
【0039】
本実施形態は、立て看板に記載されている文字や絵図が鏡の下の位置に配置されていることを特徴とする立て看板である。
<実施形態5 構成>
【0040】
本実施形態の立て看板は、文字、絵図を記載するための記載領域は鏡の下に配置されている。
【0041】
記載領域は、防犯を目的とした標語などの文字や絵図を記載するための領域である。記載領域は、立て看板の板状体の鏡の下であれば、どの位置であってもよい。例えば、図11に示すように、(a)のように鏡の真下を記載領域にしたり、(b)や(c)のように、鏡の右下や左下などの領域であってもよい。また、記載領域は(a)のように鏡の直下に配置されていても、(d)のように鏡から離れた位置に配置されていてもよい。
【0042】
本実施形態の立て看板は、防犯を目的としているため、鏡は人物の顔が映る位置に配置されている必要がある。また、実施形態3で示したように、自動車や二輪車などのヘッドライトが直接反射しない位置に鏡を配置する必要がある。そのため、実施形態1に示した標語などの文字や絵図は、鏡の下に配置されていることが好ましい。
<実施形態5 効果>
【0043】
本実施形態の立て看板は、鏡が標語などの文字や絵図の上部に配置されており、人の顔が映りやすい位置に鏡が配置され、その下に文字や絵図が配置されている。
<<具体例>>
【0044】
図12および図13に本件発明の立て看板の具体例を示した。図12は板状体が1つのみの立て看板を、図13には第一板状体および第二板状体を有する立て看板を示した。
【0045】
図12の立て看板(1201)は、幅が略380mm、高さ略1800mmである。鏡(1202)は地上高略1200mmから1700mmの位置に配置されている。文字や絵図が配置される記載領域(1203)は鏡の下の領域であり、地上高略600mmから略1200mmの位置に配置されている。
【0046】
図13の第一板状体(1301)および第二板状体(1302)から成る立て看板は、幅が略240mm、高さ略1800mmである。鏡(1303、1304)は地上高略1200mmから1700mmの位置に配置されている。文字や絵図が配置される記載領域(1305、1306)は鏡の下の領域であり、地上高略600mmから略1200mmの位置に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】実施形態1の立て看板の設置例
【図2】実施形態1の立て看板の概略図
【図3】実施形態1の立て看板の形状例
【図4】実施形態1の立て看板の台を用いた設置例
【図5】実施形態1の立て看板に配置される鏡の形状例
【図6】実施形態2の立て看板の概略図
【図7】実施形態2の立て看板の概略図
【図8】実施形態2の立て看板の概略図
【図9】実施形態2の立て看板の概略図
【図10】実施形態3の立て看板の設置例
【図11】実施形態5の立て看板の概略図
【図12】本件発明の具体例を示す図
【図13】本件発明の具体例を示す図
【符号の説明】
【0048】
0201 立て看板
0202 標語
0203 鏡

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鏡を備えた立て看板。
【請求項2】
鏡を備えた第一板状体と、鏡を備えた第二板状体とを一の辺で所定の角度で接続して自立可能とした立て看板。
【請求項3】
前記鏡は、地上高さが1.2メートル以上に配置されている請求項1又は2に記載の立て看板。
【請求項4】
前記鏡は、鏡面加工された金属板の表面を樹脂にて耐水加工した鏡である請求項1から3のいずれか一に記載の立て看板。
【請求項5】
文字、絵図の記載をするための記載領域は鏡の下に配置されている請求項1から4のいずれか一に記載の立て看板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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