説明

防眩性反射防止フィルムの製造方法

【課題】本発明の目的は、平面性に優れ、ぎらつき、反射光むらを低減した防眩性反射防止フィルムの製造方法を提供することにある。
【解決手段】熱可塑性樹脂を含有する基材フィルムの凹凸表面上に、屈折率1.5〜2.0の高屈折率活性線硬化樹脂層及び無機微粒子を含有する屈折率1.3〜1.44の低屈折率層を有し、該高屈折率活性線硬化樹脂層が複合酸化物粒子を含有し、該低屈折率層に含有する無機微粒子が多孔質粒子と該多孔質粒子表面に設けられた被覆層を有する複合粒子、内部に溶媒、気体、または多孔質物質で充填された空洞粒子である防眩性反射防止フィルムの製造方法であって、該高屈折率活性線硬化樹脂層が、活性線硬化樹脂と該複合酸化物粒子の混合物を、該基材フィルムの凹凸表面上に塗布後、活性線照射により硬化させて形成したものであることを特徴とする防眩性反射防止フィルムの製造方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱可塑性樹脂を含有する基材フィルムの凹凸表面上に、屈折率1.5〜2.0の高屈折率活性線硬化樹脂層及び無機微粒子を含有する屈折率1.3〜1.44の低屈折率層を有し、該高屈折率活性線硬化樹脂層が無機粒子を含有し、該低屈折率層に含有する無機微粒子が多孔質粒子と該多孔質粒子表面に設けられた被覆層を有する複合粒子、内部に溶媒、気体、または多孔質物質で充填された空洞粒子である防眩性反射防止フィルムの製造方法であって、該高屈折率活性線硬化樹脂層が、活性線硬化樹脂と該複合酸化物粒子の混合物を、該基材フィルムの凹凸表面上に塗布後、活性線照射により硬化させて形成したものであることを特徴とする防眩性反射防止フィルムの製造方法。
【請求項2】
前記無機粒子が、酸化チタン、酸化スズ、酸化インジウム、ITO、酸化ジルコニウムおよび酸化アンチモンあるいはこれらの複合酸化物粒子であることを特徴とする請求項1記載の防眩性反射防止フィルムの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−8296(P2011−8296A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−218439(P2010−218439)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【分割の表示】特願2003−393586(P2003−393586)の分割
【原出願日】平成15年11月25日(2003.11.25)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】