説明

降車信号通信装置

【課題】 本発明は、無線化した通信装置の設置作業が繁雑となることなく、コストを削減することができる降車信号通信装置を提供することを目的とし、また、良好な通信状態を確保することができる降車信号通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 天井照明50は、バス2の天井に設けられ、夜間に車内を照らすために設けられている。その天井照明50は箱状の筐体が設けられ、その箱状の内部中央に蛍光灯51と、その近傍には補助灯57が備えられている。そして、箱状内部には蛍光灯51を点灯させるインバータ回路を搭載したインバータ基板52と、通信装置20から発信された信号を受信する受信装置53が設けられているので、設置作業が容易である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バス等で降車する際に乗客が合図として使用する通信装置と、その通信装置から受信した信号によりバス内の各機器を制御する制御装置との間での通信における降車信号通信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来からバス等で降車する際に乗客が合図として使用する押し釦スイッチの通信装置とその通信装置から受信した信号によりバス内の各機器を制御する制御装置との間の接続は、配線を敷設した有線が使用されてきたが、これら装置では、バス1台に対して押し釦スイッチを約30台設置する必要があり、配線を敷設する不便さがあった。そのため、昨今では、これら配線をなくし無線化するような技術が多く見られるようになった。
例えば、特許文献1では、配線を支柱の中に通すことなく赤外線送受信装置を使用して無線化された通信装置が開示されている。
また、特許文献2では電池の交換に関する保守のコストがかかるという問題から、電池の交換を不要とする手段を提供するために、特許文献2に見られるような太陽電池を内蔵し無線化された通信装置が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開平11−105613号公報(段落〔0011〕から段落〔0015〕)
【特許文献2】特開2004−350019号公報(段落〔0035〕から段落〔0041〕)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、無線化するため電波により個々の押し釦スイッチに内蔵されている個別のID等の情報を親機に送信しなければならず、親機が遠くなればなるほど強い電波を送信しなければならなく、電池が消耗しやすかった。そのため、特許文献1の記載のように押しボタン装置の近くに受信機を取り付ける必要があったが、受信機を送信機の近傍のバスの天井等に装着しなければならず、取付作業が煩雑であったり、設置場所を必要とするなどの問題が発生していた。
また、バス内部では機器が多く、これら配線を含めその機器から発生するノイズにより信号が変化し、良好な信号通信をすることができない場合もあった。
【0005】
そこで、本発明は、無線化した通信装置の設置作業が繁雑となることなく、コストを削減することができる降車信号通信装置を提供することを目的とし、また、第2の目的としては、良好な通信状態を確保することができる降車信号通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の降車信号通信装置(1)は、車両から乗客が降車する際に、その乗客が降車することを告知したいときの合図として使用する複数の通信装置(20)と、その通信装置(20)から得た信号を受信する受信装置(53)と、当該受信装置(53)からの信号に基づいて前記合図を車内に告知する告知装置(30、31、案内等の音声(「次止まります」等))と、を備えた降車信号通信装置(1)であって、車両の天井に設けられ車内を照らす照明装置(50(蛍光灯、LED、ランプ、冷陰極管ランプ等でもよい。))を備え、前記受信装置(53)を前記照明装置(50)に併設したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の降車信号通信装置(1)は、前記通信装置(20)と受信装置(53)が無線通信する設定周波数は、前記照明装置(50)を点灯させるのに使用されるインバータ回路を駆動させる駆動周波数を除いた周波数で設定されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の降車信号通信装置(1)は、前記駆動周波数は、17kHz乃至120kHzであることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の降車信号通信装置(1)は、前記受信装置(53)と前記照明装置(50)との電源を同一配線で供給する配線手段(56)を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の降車信号通信装置(1)は、前記インバータ回路(52)を前記照明装置(50)に内蔵したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の降車信号通信装置は、受信装置を照明装置に併設しているので、場所を取ることがなく。また通信装置の近傍に受信装置が配置できるので強い電波でなくても送信が可能であるので、電池の消耗が少なくて済む。
【0012】
請求項2記載の降車信号通信装置は、通信装置と受信装置が無線通信する設定周波数は、前記照明装置を点灯させるのに使用されるインバータ回路を駆動させる駆動周波数を除いた周波数で設定されているので、通信装置又は受信装置は機器からのノイズによる影響を受けることが少なくなった。
【0013】
請求項3記載の降車信号通信装置は、駆動周波数は、17kHz乃至120kHzであることから、通信装置と受信装置が無線通信する設定周波数は、インバータを駆動させる周波数帯(17kHz〜120kHz)を避けて設定されているので、照明装置を点灯させるためにインバータ基板や照明装置等から発せられるノイズにより影響を受けることはない。
【0014】
請求項4記載の降車信号通信装置は、受信装置と照明装置との電源を同一配線で供給する配線手段を備えたので、配線作業が容易である。
【0015】
請求項5記載の降車信号通信装置は、インバータ回路を照明装置に内蔵したので、インバータ回路を別の箇所に設けた場合に比較して、インバータ回路から照明装置までの配線が少なくて済むため、インバータ回路による他の機器への影響や引き回すための配線から発生するノイズによる他の機器へ影響を最小限にしながら、通信装置又は受信装置は、ノイズによる影響を受けることを減少させることが可能となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
図1(A)は、本実施の形態における降車信号通信装置1の全体構成の概要の一例を示す図であり、図1(B)は、本実施の形態における降車信号通信装置1をバス2に搭載したときの全体構成の概要の一例を示す図である。図2は、本実施の形態における降車信号通信装置1における降車信号制御装置10の全体構成の一例を示す図である。
【0017】
図1に示すように、降車信号通信装置1は、バス2に搭載され、告知装置としての客先表示灯(表示装置)30と、運転手へ告知する表示部31と、降車信号制御装置10と、電源供給部40と、通信装置20と、天井照明50と、から構成されている。
後述する通信装置20は、座ったまま乗客が操作できるようにバス2の椅子の背もたれの後部や、立ったまま乗客が操作できるように、図示しない車内の支柱や壁面等の様々な場所に取り付けられている。
【0018】
次に、客先表示灯30は、液晶表示器やLED表示器により構成されており、バス2の車内の前方や壁面等に設けられ、乗客から視認しやすい位置に設けられている。また、客先表示灯30は、降車信号制御装置10に接続されており、その降車信号制御装置10から制御信号を受け取り「次止まります」等の表示を行っている。
電源供給部40は、バス2に搭載されるバッテリーが使用され、降車信号制御装置10と接続されており、その降車信号制御装置10に電源を供給している。
【0019】
図2に見られるように、降車信号制御装置10は、CPUが内蔵された中央制御部11と電源供給部40と接続された電源入力部15が設けられている。電源入力部15は、降車信号制御装置10の電源を全てまかなっている。
中央制御部11は、表示部12と、アナウンス部13と、中央通信部14と、制御記憶部としてのメモリ部16と、設定スイッチ部17と、外部入出力部18とに電気的に接続され、外部入出力部18や中央通信部14の入力に基づいて各機器(12、13、18)に制御信号を出力している。外部入出力部18は、天井照明50からの受信された降車用の信号を通信する通信線55と接続されている。
【0020】
表示部12は、告知装置としての客先表示灯30に接続され、客先表示灯30に表示する内容のデータを記憶している。また、表示部12は、客先表示灯30を駆動させる電源を供給したり、中央制御部11の指令に基づいて客先表示灯30の駆動制御をしている。
アナウンス部13は、図示しない告知装置としてのスピーカに接続され、音を生成・出力するためのデータを記憶している。
中央通信部14は、図示しないアンテナに接続され、通信装置20から送信されてくる無線信号を受信して受信したデータを中央制御部11に送信している。また、中央制御部11からの指令によりデータ送信も可能である。
【0021】
メモリ部16は、EEPROMが使用されており、データの読み書きができるようになっている。図5(A)に示すように、制御記憶部としてのメモリ部16内には、通信装置20の個々のIDデータとなる識別番号データD1と、バス2同士の干渉を防ぐための判別データとしての車番データD2と、通信装置20のボタンが押された回数を記憶する回数データD3と、車椅子の乗客が押したのかを判別するためのデータとして一般用データD4と車椅子データD5が記憶されている。
設定スイッチ17は、ディップスイッチやローターリースイッチで構成されており、データ(D1〜D5)を記憶する際に、外部から書換可能なモードに設定変更を行ったり、降車信号制御装置10が複数台設置される場合に降車信号制御装置10自体の識別(ID)に使用される。
【0022】
以下に本実施の形態における天井照明50は図4に基づいて説明する。
図4(A)は、本実施の形態における天井照明50におけるの全体構成の一例を示す図である。
天井照明50は、バス2の天井に設けられ、夜間に車内を照らすために設けられている。その天井照明50は箱状の筐体が設けられ、その箱状の内部中央に蛍光灯51と、その近傍には補助灯57が備えられている。そして、箱状内部には蛍光灯51を点灯させるインバータ回路を搭載したインバータ基板52と、通信装置20から発信された信号を受信する受信装置53が設けられている。
【0023】
インバータ基板52と受信装置53には、バッテリからのDC24Vの電源を供給するための電源配線56が延設されている。この電源配線56はインバータ基板52と受信装置53とが共通した同一配線で供給されている。また受信装置53からは通信装置20から送られたデータや受信装置53によって加工されたデータ信号を通信線55を経由して外部入出力部18に入力する構成となっている。そして、これらを経由して降車信号制御装置10へデータの授受を行うことができる。そして、天井照明50は、この電源配線56や通信線55を渡り配線により連結されている。
【0024】
また、受信装置53は、通信装置20から信号を受信できるように受信アンテナ54が筐体内部に設けられている。
図4(B)には、受信アンテナ54が筐体外部に設けられたものであり、その他は上述した構成と同じ箇所には同じ番号を付してあり、同じ箇所の説明は省略する。
【0025】
以下に、本実施の形態における通信装置20を図3及び図5(B)に基づいて説明する。図3は、本実施例における通信装置20の全体構成の一例を示す図であり、図5(B)は、本実施の形態における通信部20の記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。
通信装置20は、矩形状に設けられ、上部には第1の電源としてソーラー発電部24を設け、また第2の電源部としてリチウム電池の2次電池等が内蔵される。また、矩形状に折り曲がったループ状の通信部となるアンテナ(図示しない)が内蔵されている。
【0026】
通信装置20は、押し釦式の釦スイッチ21が設けられている。また、釦スイッチ21の上方には、押し釦が押されたときに発光する押し釦表示部22が設けられ、その隣には押し釦が押されたときに音により報知する音声報知部23が設けられている。
【0027】
通信装置20の内部には図5(B)に示すように、集積回路の制御によってリードライト可能な図示しない通信記憶部(EEPROM、FeRAM、PROM)に、通信装置20の個々のIDデータとなる識別番号データD1と、バス2同士の干渉を防ぐために全ての通信装置20が同一のデータ番号となる車番データD2と、車椅子の乗客が押したのかを判別するためのデータとして一般用データD4と車椅子データD5とが記憶されている。
【0028】
通信装置20は、受信装置53に信号を送信するようになっているが、通信装置20は機器からのノイズによる影響を避けるために、機器の影響を受けやすい周波数帯を避けて設定されている。特に、蛍光灯51を点灯させるためにインバータ基板52や蛍光灯51等の天井照明から発せられる周波数帯(17kHz〜120kHz)を避けて通信装置20が通信するための周波数は設定されている(例えば、315MHz程度であっても良い)。
【0029】
(本実施形態から把握される効果)
以上における本実施形態から把握される効果を以下に詳述する。
(1)本実施形態の降車信号通信装置1は、天井照明50に受信装置53を内蔵させているため場所を取ることがなく。また通信装置20の近傍に受信装置53が配置できるので強い電波でなくても送信が可能であるので、電池の消耗が少なくて済む。
【0030】
(2)通信装置20は、受信装置53に信号を送信するようになっており、機器の影響を受けやすい周波数帯を避けて設定されている。従って、通信装置20又は受信装置53は機器からのノイズによる影響を受けることが少なくなった。
特に、インバータを駆動させる周波数帯(17kHz〜120kHz)を避けて設定されているので、蛍光灯51を点灯させるためにインバータ基板52や蛍光灯51等の天井照明50から発せられるノイズにより影響を受けることはない。
【0031】
(3)本実施形態の降車信号通信装置1は、受信装置53が、天井照明50の筐体内部に設けられているので、設置場所を必要としない。
【0032】
(4)本実施形態の降車信号通信装置1は、受信装置53の電源と天井照明50用の電源を同一配線によりを供給しているため、一度に両装置の配線を設置でき配線作業が容易である。
【0033】
(5)本実施形態の降車信号通信装置1は、識別番号データD1を通信装置20から降車信号制御装置10の制御記憶部としてのメモリ部16に記憶する機能を有しているため、個々のボタンが押された回数が識別番号データD1毎に、客先表示灯30や運転席に近傍に設けられた他の表示装置に表示することができるので、電池交換の時期や押し釦スイッチの交換時期等に使用することができ、メンテナンス性が向上する。
【0034】
(6)本実施形態の降車信号通信装置1は、降車信号制御装置10と通信装置20との間には配線が無く、30台近くある通信装置20は、設置場所を選ばなく又配線作業を行う必要が無く取付作業も簡単である。
【0035】
(7)本実施形態の降車信号通信装置1は、ソーラー発電229を設けているので、電池交換の必要が無くメンテナンス作業を必要としない。
【0036】
(8)本実施形態の降車信号通信装置1は、インバータ基板52を照明装置50に内蔵したので、インバータ基板52を別の箇所に設けた場合に比較して、インバータ基板52から照明装置50までの配線が少なくて済むため、インバータ基板52による他の機器への影響や引き回すための配線から発生するノイズによる他の機器へ影響を最小限にしながら、通信装置20又は受信装置53は、ノイズによる影響を受けることを減少させることが可能となった。
【0037】
(他の実施形態への変更例)
以上説明した実施形態を他の実施形態へ変更した例を以下に示す。
・本実施形態の降車信号通信装置1は、バス2に使用したが、ワンマン鉄道、鉄道等の乗客が利用する交通機関に利用ができる。
【0038】
・本実施形態の押し釦表示部22は、押した時だけでなく、通信により押されたことを関知した受信装置53が通信により信号を送信し、乗務員の操作や自動で切り替えられるまで発光するものであっても良い。そうすることにより、満員の際、客先表示灯30がみれない状態にあっても、押し釦表示部22の表示が押されたのかどうかを手元で確認することができる。また、無線では消すことが難しい押し釦表示部22の消灯を自動で受信装置53からの信号で消灯させることで、客先表示灯30の表示と合致させることができる。
【0039】
・本実施形態では、天井照明50にはグローブが取り付けられているものであってもなくても良い。無線受信できる状態のものであればよい。
【0040】
・本実施形態では、手で押されている時だけで押し釦表示部22が点灯、又は音声報知部23から音が発生することによって、電池が消耗することが少なくなる。
【0041】
・本実施形態では、車椅子の乗客が釦スイッチ21を押したか否か判別するのに、一般用データD4と車椅子データD5とで識別する方法を示したが、識別番号自体で識別しても良い。データの通信が少なくて済み、通信装置20の電池の消耗度合いが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】(A)本実施の形態における降車信号通信装置1の全体構成の概要の一例を示す図。(B)本実施の形態における降車信号通信装置1をバス2に搭載したときの全体構成の概要の一例を示す図。
【図2】本実施の形態における降車信号通信装置1における降車信号制御装置10の全体構成の一例を示す図である。
【図3】本実施の形態における通信装置20の全体構成の一例を示す図。
【図4】(A)本実施の形態における天井照明50におけるの全体構成の一例を示す図。(B)本実施の形態における天井照明50におけるの全体構成の別の一例を示す図。
【図5】(A)本実施の形態における降車信号制御装置10のメモリ部16に記憶されるデータの一例を示す図。(B)本実施の形態における通信部20の記憶部に記憶されるデータの一例を示す図。
【符号の説明】
【0043】
1・・・降車信号通信装置、2・・・バス、
10・・・降車信号制御装置(親器)、
11・・・中央制御部、12・・・表示部、13・・・アナウンス部、
14・・・中央通信部、15・・・電源入力部、16・・・メモリ部(EEPROM)、
17・・・設定スイッチ、18・・・外部入出力部、
20・・・通信装置、21・・・釦スイッチ、22・・・押し釦表示部、
23・・・音声報知部、24・・・ソーラー発電部、
30・・・告知装置としての客先表示灯、
40・・・電源供給部、
50・・・天井照明、51・・・蛍光灯、52・・・インバータ基板、
53・・・受信装置、54・・・受信アンテナ、55・・・通信線、
56・・・電源配線、57・・・補助灯、
D1・・・識別番号データ、D2・・・車番データ、
D3・・・回数データ、D4・・・一般用データ、D5・・・車椅子データ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両から乗客が降車する際に、その乗客が降車することを告知したいときの合図として使用する複数の通信装置と、その通信装置から得た信号を受信する受信装置と、当該受信装置からの信号に基づいて前記合図を車内に告知する告知装置と、を備えた降車信号通信装置であって、
車両の天井に設けられ車内を照らす照明装置を備え、
前記受信装置を前記照明装置に併設したことを特徴とする降車信号通信装置。
【請求項2】
前記通信装置と受信装置が無線通信する設定周波数は、前記照明装置を点灯させるのに使用されるインバータ回路を駆動させる駆動周波数を除いた周波数で設定されていることを特徴とする請求項1記載の降車信号通信装置。
【請求項3】
前記駆動周波数は、17kHz乃至120kHzであることを特徴とする請求項2記載の降車信号通信装置。
【請求項4】
前記受信装置と前記照明装置との電源を同一配線で供給する配線手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の降車信号通信装置。
【請求項5】
前記インバータ回路を前記照明装置に内蔵したことを特徴とする請求項2に記載の降車信号通信装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate