説明

電圧生成回路

【課題】回路規模の増大を抑制しながら基準電圧を安定化させる。
【解決手段】電圧生成回路100は、基準電圧Vrefを出力点200に発生させる回路であり、分圧回路10と時定数回路20と補償回路30とで構成される。分圧回路10は、電源間経路40上の複数の抵抗素子により電源電圧の分圧電圧Vr1を生成する。時定数回路20は、分圧回路10の分圧点Nr1と出力点200との間に介在する抵抗素子22と、出力点200に接続された容量素子24とを含む。補償回路30は、例えば電流出力型の差動増幅回路で構成され、分圧電圧Vr1の変化が補償されるように抵抗素子22の両端間電圧に応じた補償電流Icを電源間経路40に流す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源電圧から所定の電圧を生成する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
各種の電子機器で使用される定電圧(以下「基準電圧」という)を生成する電圧生成回路が従来から提案されている。例えば特許文献1には、図4に示すように、電源電圧(Vdd-Vss)から分圧電圧Vrを生成する分圧回路90と、出力点92に発生する基準電圧Vrefの変動を抵抗素子942と容量素子944とで抑制する時定数回路(積分回路)94とを含んで構成される。また、電源投入時に出力点92の電圧を高速に上昇させる高速充電回路96が出力点92に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−105258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術のもとで基準電圧Vrefを高度に安定化させるには、抵抗素子942や容量素子944の大型化により時定数回路94の時定数を増加させる必要があり、回路規模(設置面積)が増大するという問題がある。また、容量素子944を集積回路に外付けした構成では、容量素子944の大型化により部品コストの上昇が顕在化するという問題もある。以上の事情を考慮して、本発明は、回路規模の増大を抑制しながら基準電圧を高度に安定化させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために本発明が採用する手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、以下の説明では、本発明の要素と後述の実施形態の要素との対応を括弧書で付記するが、本発明の範囲を実施形態の例示に限定する趣旨ではない。
【0006】
本発明の電圧生成回路は、基準電圧(例えば基準電圧Vref)を出力点(例えば出力点200)に発生させる電圧生成回路であって、電源間経路(例えば電源間経路40)上の複数の抵抗素子により電源電圧の分圧電圧(例えば分圧電圧Vr1)を生成する分圧回路(例えば分圧回路10)と、分圧回路の分圧点(例えば接続点Nr1)と出力点との間に介在する出力抵抗素子(例えば抵抗素子22)と前記出力点に接続された容量素子(例えば容量素子24)とを含む時定数回路(例えば時定数回路20)と、分圧電圧の変化が補償されるように出力抵抗素子の両端間電圧に応じた補償電流(例えば補償電流Ic)を電源間経路に流す補償回路(例えば補償回路30)とを具備する。
【0007】
以上の構成によれば、出力抵抗素子の両端間電圧に応じた補償電流を電源間経路に流すこと(すなわち、電源間経路に対する補償電流の供給または電源間経路からの補償電流の取込)で分圧電圧の変動が抑制される。したがって、抵抗素子や容量素子の大型化を抑制しながら基準電圧を高度に安定させることが可能である。なお、補償回路の具体的な構成は任意であるが、例えば、分圧電圧と基準電圧とを差動入力として補償電流を生成する電流出力型の差動増幅回路が補償回路として好適に採用される。
【0008】
本発明の好適な態様において、分圧回路は、電源間経路上に直列に配置された第1抵抗素子(例えば第1抵抗素子11)と第2抵抗素子(例えば第2抵抗素子12)と第3抵抗素子(例えば第3抵抗素子13)とを含み、第1抵抗素子と第2抵抗素子との接続点(例えば接続点Nr1)を分圧点として分圧電圧を生成し、補償回路は、第2抵抗素子と第3抵抗素子との接続点(例えば接続点Nr2)に対して補償電流を流す。以上の態様では、第2抵抗素子と第3抵抗素子との接続点に補償電流を流すこと(接続点に対する補償電流の供給または接続点からの補償電流の取込)により当該接続点の電圧を変動させることで、第1抵抗素子と第2抵抗素子との接続点である分圧点の分圧電圧の変動が有効に補償される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施形態に係る電圧生成回路の回路図である。
【図2】補償回路の具体例を図示した電圧生成回路の回路図である。
【図3】電圧生成回路における電圧および電流の変化の説明図である。
【図4】特許文献1の電圧生成回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る電圧生成回路100の回路図である。電圧生成回路100は、電源電圧(高位側電源Vdd,低位側電源Vss)から所定の基準電圧Vrefを生成して出力点200(電圧出力端子)に出力する回路であり、分圧回路10と時定数回路20と補償回路30とを含む集積回路として構成される。なお、電圧生成回路100の各要素を複数の集積回路に分散した構成も採用され得る。
【0011】
分圧回路10は、電源電圧の分圧で分圧電圧Vr1を生成する回路であり、高位側電源Vddと低位側電源(接地)Vssとを結ぶ経路(以下「電源間経路」という)40上に直列に接続された第1抵抗素子11と第2抵抗素子12と第3抵抗素子13とを含んで構成される。第1抵抗素子11(抵抗値R1)は高位側電源Vddに接続され、第3抵抗素子13(抵抗値R3)は低位側電源Vssに接続される。第2抵抗素子12(抵抗値R2)は、接続点Nr1で第1抵抗素子11に接続されるとともに接続点Nr2で第3抵抗素子13に接続される。第1抵抗素子11と第2抵抗素子12および第3抵抗素子13との抵抗比に応じた分圧電圧Vr1が接続点Nr1(以下「分圧点Nr1」という)に生成される。
【0012】
時定数回路20は、基準電圧Vrefを電源電圧(高位側電源Vdd)の変動に対して安定化させる積分回路(ローパスフィルタ)であり、抵抗素子22と容量素子24とを含んで構成される。抵抗素子22は、分圧回路10内で分圧電圧Vr1が出力される分圧点Nr1と基準電圧Vrefが発生する出力点200との間に介在する。すなわち、抵抗素子22の第1端r1が出力点200に接続され、第1端r1とは反対側の第2端r2が分圧点Nr1に接続される。容量素子24は出力点200に接続される。なお、分圧回路10と抵抗素子22と補償回路30とが搭載された集積回路に容量素子24を外付けした構成も採用され得る。
【0013】
高位側電源Vddの変化に連動して分圧電圧Vr1が変化した場合でも、抵抗素子22の抵抗値Rrefと容量素子24の容量値Crefとで定まる時定数に応じて基準電圧Vrefの変動は抑制(平滑化)される。しかし、基準電圧Vrefを高度に安定化させるには抵抗素子22の抵抗値Rrefや容量素子24の容量値Crefを増加させる必要がある。抵抗素子22や容量素子24の大型化(電圧生成回路100の回路規模の拡大)を抑制しながら基準電圧Vrefを高度に安定化させるために、分圧電圧Vr1の変化を補償する補償回路30が設置される。
【0014】
図1の補償回路30は、分圧点Nr1の分圧電圧Vr1と出力点200の基準電圧Vrefとの差分(すなわち、抵抗素子22の両端間電圧)に応じた補償電流Icを生成する。補償回路30の出力端子は、分圧回路10の第2抵抗素子12と第3抵抗素子13との接続点Nr2に接続される。
【0015】
図2は、補償回路30の具体例を併記した電圧生成回路100の回路図である。図2に例示された補償回路30は、分圧電圧Vr1と基準電圧Vrefとを差動入力として補償電流Icを生成する電流出力型の差動増幅回路(gmアンプ)である。具体的には、補償回路30は、所定の電流を生成する定電流源32と、Pチャネル型のトランジスタTp1およびトランジスタTp2と、Nチャネル型のトランジスタTn1およびトランジスタTn2とを含んで構成される。
【0016】
定電流源32が生成する電流の経路は、第1経路Q1と第2経路Q2とに分岐して低位側電源Vssに到達する。トランジスタTp1およびトランジスタTn1は、定電流源32側からこの順番で第1経路Q1上に直列に配置され、トランジスタTp2およびトランジスタTn2は、定電流源32側からこの順番で第2経路Q2上に直列に配置される。第2経路Q2のうちトランジスタTp2とトランジスタTn2との接続点Mが、補償回路30(差動増幅回路)の出力端子として第2抵抗素子12と第3抵抗素子13との接続点Nr2に接続される。
【0017】
トランジスタTp1のゲートは、差動増幅回路の非反転入力端子(+)として機能し、抵抗素子22の第1端r1(出力点200)に接続される。他方、トランジスタTp2のゲートは、差動増幅回路の反転入力端子(-)として機能し、抵抗素子22の第2端r2(分圧点Nr1)に接続される。トランジスタTn1のゲートとドレインとは相互に接続され、トランジスタTn1のゲートとトランジスタTn2のゲートとが相互に接続される(カレントミラー回路)。したがって、トランジスタTn1とトランジスタTn2とには相等しい電流が流れる。
【0018】
高位側電源Vddが低下した場合にはこれに連動して分圧電圧Vr1も低下するが、時定数回路20の作用により基準電圧Vrefは分圧電圧Vr1の低下に対して鋭敏には追随しない。したがって、分圧電圧Vr1が基準電圧Vrefを下回る状態が発生する。以上の状態では、トランジスタTp2がトランジスタTp1と比較して低抵抗となるから、トランジスタTp2にはトランジスタTp1と比較して大きい電流が流れる。他方、トランジスタTn1およびトランジスタTn2に流れる電流は相等しい。したがって、トランジスタTp1の電流とトランジスタTp2の電流との差分に相当する補償電流IcがトランジスタTp2とトランジスタTn2との接続点Mから分圧回路10の接続点Nr2に供給される。補償回路30からの補償電流Icの供給で接続点Nr2の電圧Vr2が上昇するから、結果的に分圧点Nr1の分圧電圧Vr1は上昇する。すなわち、補償回路30は、電源電圧の変動に起因した分圧電圧Vr1の低下を補償する(すなわち分圧電圧Vr1を上昇させる)ように補償電流Icを電源間経路40に供給する。
【0019】
他方、高位側電源Vddの上昇に連動して分圧電圧Vr1が上昇した場合、分圧電圧Vr1が基準電圧Vrefを上回る状態が発生する。以上の状態では、トランジスタTp1と比較して小さい電流がトランジスタTp2に流れるから、両電流の差分に相当する補償電流Icが分圧回路10の接続点Nr2からトランジスタTp2とトランジスタTn2との接続点Mに流入する。したがって、接続点Nr2の電圧Vr2が低下し、結果的に分圧点Nr1の分圧電圧Vr1は低下する。すなわち、補償回路30は、電源電圧の変動に起因した分圧電圧Vr1の上昇を補償する(すなわち分圧電圧Vr1を低下させる)ように補償電流Icを電源間経路40から取込む。
【0020】
以上に説明したように、本実施形態では、抵抗素子22の両端間電圧に応じた補償電流Icを電源間経路40に流すこと(電源間経路40に対する補償電流Icの供給または電源間経路40からの補償電流Icの取込)で分圧電圧Vr1の変動(ひいては基準電圧Vrefの変動)が抑制される。すなわち、補償回路30は、時定数回路20の時定数を実質的に増大させるように作用する。したがって、抵抗素子22や容量素子24の大型化(電圧生成回路100の回路規模の拡大)を抑制しながら基準電圧Vrefを高度に安定させることが可能である。また、容量素子24の大型化が抑制されるから、分圧回路10と抵抗素子22と補償回路30とを搭載した集積回路に容量素子24を外付けした構成でも部品コストの増大を有効に抑制できるという利点がある。
【0021】
次に、電源電圧の変動に起因した基準電圧Vrefの変動が補償回路30の作用で抑制される程度を考察するために、図1の電圧生成回路100における電源電圧変動除去比(PSRR:Power Supply Rejection Ratio)Pを検討する。
【0022】
図3に示すように、高位側電源Vddの変化(変化量ΔVdd)に起因して、分圧電圧Vr1が変化量ΔVr1だけ変化した場合、接続点Nr2の電圧Vr2の変化量ΔVr2と各抵抗素子に流れる電流の変化量(ΔI1,ΔI2,ΔI3)とについて以下の数式(1)から数式(5)が成立する。
ΔVdd−ΔVr1=R1・ΔI1 ……(1)
ΔVr1−ΔVr2=R2・ΔI2 ……(2)
ΔVr2=R3・ΔI3 ……(3)
ΔVr1−ΔVref=Rref・ΔIref ……(4)
ΔVref=Rc・ΔIref ……(5)
数式(4)の記号ΔIrefは抵抗素子22の電流の変化量を意味し、数式(5)の記号Rcは、容量素子24のリアクタンス(Rc=1/(2πf・Cref))を意味する。
【0023】
また、図3から理解されるように、各抵抗素子に流れる電流の変化量(ΔI1,ΔI2,ΔI3,ΔIref)には以下の数式(6)および数式(7)の関係が成立する。
ΔI1=ΔI2+ΔIref ……(6)
ΔI2+ΔIc=ΔI3 ……(7)
数式(7)の記号ΔIcは、高位側電源Vddの変化の前後にわたる補償電流Icの変化量を意味する。補償回路30から接続点Nr2に向かう電流を正方向と定義すると、補償回路30が生成する補償電流Icは以下の数式で表現される。記号gmは補償回路30(差動増幅回路)の利得を意味する。
Ic=−gm(Vr1−Vref)
したがって、補償電流Icの変化量ΔIcは以下の数式(8)で表現される。
ΔIc=−gm(ΔVr1−ΔVref) ……(8)
【0024】
数式(4)および数式(5)から以下の数式(9)が導出される。
ΔVr1−ΔVref=(Rref/Rc)・ΔVref
ΔVr1={(Rref+Rc)/Rc}・ΔVref ……(9)
【0025】
数式(1)から数式(4)と数式(8)とを数式(6)および数式(7)に適用することで以下の数式(10)および数式(11)が導出される。
(ΔVdd−ΔVr1)/R1=(ΔVr1−ΔVr2)/R2+(ΔVr1−ΔVref)/Rref ……(10)
(ΔVr1−ΔVr2)/R2−gm(ΔVr1−ΔVref)=ΔVr2/R3 ……(11)
【0026】
抵抗値R1を抵抗値R2および抵抗値R3(R2=R3=R)の2倍と便宜的に仮定して(R1=2R)、数式(10)および数式(11)の両辺を加算すると、以下の数式(12)が導出される。
【数1】

数式(9)を代入することで数式(12)は以下の数式(13)に変形される。
【数2】

【0027】
また、数式(10)の両辺から数式(11)の両辺を減算すると、以下の数式(14)が導出される。
【数3】

【0028】
数式(9)と数式(13)を代入することで数式(14)は以下の数式(15)に変形される。
【数4】

【0029】
数式(15)を変形することで、電圧生成回路100の電源電圧変動除去比Pを表現する以下の数式(16)が導出される。
【数5】

【0030】
補償回路30を具備する図1の構成によれば、補償回路30を持たない図4の構成(数式(16)の利得gmをゼロに設定した場合)と比較して、利得gmに応じた変化分(gm・R・Rref/2)だけ電源電圧変動除去比Pが増加することが数式(16)から理解される。すなわち、分圧電圧Vr1と基準電圧Vrefとの差分(抵抗素子22の両端間電圧)に応じた補償電流Icを電源間経路40に流す補償回路30の作用は、抵抗素子22の抵抗値を(gm・R・Rref/2)だけ増加させることに相当する。例えば、抵抗値Rを100kΩとし(R1=200kΩ,R2=R3=100kΩ)、抵抗値Rrefを500kΩとし、利得gmを300μA/Vとした場合、抵抗素子22の抵抗値を7.5MΩも増加させた場合と同様の効果が補償回路30によって実現される。
【0031】
<変形例>
(1)電源間経路40のうち補償電流Icの供給/取込の対象となる地点は接続点Nr2に限定されない。例えば、第1抵抗素子11と第2抵抗素子12との接続点Nr1に補償回路30の出力端子(図2の接続点M)を接続した構成(接続点Nr1に対する補償電流Icの供給または接続点Nr1からの補償電流Icの取込を補償回路30が実行する構成)も採用され得る。
【0032】
(2)補償回路30の具体的な構成は図2の例示に限定されない。すなわち、補償回路30は、分圧電圧Vr1の変化が補償される(具体的には、分圧電圧Vr1の上昇時にはこれが低下し、分圧電圧Vr1の低下時にはこれが上昇する)ように抵抗素子22の両端間電圧に応じた補償電流Icを電源間経路40に流す要素として包括され、その具体的な構成の如何は不問である。
【符号の説明】
【0033】
100……電圧生成回路、200……出力点、10……分圧回路、11……第1抵抗素子、12……第2抵抗素子、13……第3抵抗素子、20……時定数回路、22……抵抗素子、24……容量素子、30……補償回路、32……定電流源、Tp1,Tp2,Tn1,Tn2……トランジスタ、40……電源間経路、Nr1,Nr2,M……接続点、Vdd……高位側電源、Vss……低位側電源、Vref……基準電圧。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
基準電圧を出力点に発生させる電圧生成回路であって、
電源間経路上に直列に配置された複数の抵抗素子により電源電圧の分圧電圧を生成する分圧回路と、
前記分圧回路の分圧点と前記出力点との間に介在する出力抵抗素子と前記出力点に接続された容量素子とを含む時定数回路と、
前記分圧電圧の変化が補償されるように前記出力抵抗素子の両端間電圧に応じた補償電流を前記電源間経路に流す補償回路と
を具備する電圧生成回路。
【請求項2】
前記分圧回路は、前記電源間経路上に配置された第1抵抗素子と第2抵抗素子と第3抵抗素子とを含み、前記第1抵抗素子と前記第2抵抗素子との接続点を前記分圧点として前記分圧電圧を生成し、
前記補償回路は、前記第2抵抗素子と前記第3抵抗素子との接続点に前記補償電流を流す
請求項1の電圧生成回路。
【請求項3】
前記補償回路は、前記分圧電圧と前記基準電圧とを差動入力として前記補償電流を生成する電流出力型の差動増幅回路である
請求項1または請求項2の電圧生成回路。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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