説明

電子メールソフトウェア

【課題】 電子メールソフトウェアは、個人の氏名と電子メールアドレス等を記憶するためのアドレス帳機能が備わっているが、メールを送信しなければならない期日をうっかり忘れてしまい、メールの送信をし損ねるといった問題がある。
【解決手段】 年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカード等の書式が定まっている文書を、あらかじめ定型文書としてシステムに記憶させておく定型文書記憶手段3と、定型文書記憶手段3から文書を読み出し手段4と、読み出した定型文書から電子メール文書を生成するメール生成手段8と、生成したそれぞれの定型文書メールをいつ送信するかを記憶する送信予定日記憶手段と、送信予定日になったことをユーザに対して音声やダイアログ等で通知する送信予定日通知手段を備え、メールを送信しなければならない期日に確実に送信ができる電子メールソフトウェアとする。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型文書メールを自動的に送信可能で、かつ、ユーザに対して送信予定日であることを音声やダイアログで通知可能にした電子メールソフトウェアに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、市場に出回っている電子メールソフトウェアは、個人の氏名と電子メールアドレス等を記憶するためのアドレス帳機能が備わっているのがほとんどである。
【0003】従来の電子メールソフトウェアを使用して年賀状の電子メールを送信するには、年賀状を送信しなければならない日時に年賀状のメールを作成してメールを送信するか、あるいは、前もって作成して保存しておいた年賀状メールを送信しなければならない日時にユーザが手動で読み出し送信しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法では、ユーザ自ら年賀状の内容を作成して、そしてユーザ自身がメールを送信する日時、送信する相手を記憶しておかなければならず、メールを送信しなければならない期日をうっかり忘れてしまい、メールの送信をし損ねるといった問題を有している。
【0005】本発明は前記従来の問題に留意し、定型文書メールを自動的に送信可能で、かつ、メールを送信しなければならない期日に確実にメールの送信ができるようにする電子メールソフトウェアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明は、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカード等の書式が定まっている文書を、あらかじめ定型文書としてシステムに記憶させておく定型文書記憶手段と、前記定型文書記憶手段から文書を読み出す手段と、読み出した定型文書から電子メール文書を生成するメール生成手段と、生成したそれぞれの定型文書メールをいつ送信するかを記憶する送信予定日記憶手段と、送信予定日になったことをユーザに対して音声やダイアログ等で通知する送信予定日通知手段を備えた電子メールソフトウェアとする。
【0007】本発明によれば、定型文書メールを自動的に送信可能で、かつ、ユーザに対して送信予定日であることを音声やダイアログで通知することができ、メールを送信しなければならない期日に確実にメールの送信ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、定型文書を記憶する定型文書記憶手段と、前記定型文書記憶手段から定型文書を読み出す手段と、読み出した定型文書から電子メールの文書を生成するメール作成手段と、生成したそれぞれの定型文書メールをいつ送信するかを記憶する送信予定日記憶手段と、送信予定日になったことをユーザに対して音声やダイアログ等で通知する送信予定日通知手段を備え、ユーザに対して送信予定日であることを音声やダイアログで通知可能にした電子メールソフトウェアであり、定型文書のメールを送信しなければならない期日に確実に送信ができるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子メールソフトウェアにおいて、各個人のアドレスを記憶する個人情報記憶手段と、定型文書から生成したそれぞれ定型文書メールを送信する日を記憶する送信予定日記憶手段と、メールを自動的に送信するメール自動送信手段を備え、送信予定日になったら、その日に送る予定の定型文書メールを自動的に送信可能にしたものであり、各個人に対する定型文書のメールを送信しなければならない期日に、自動的にメールの送信ができるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電子メールソフトウェアにおいて、個人情報記憶手段に、各個人に対してそれぞれの定型文書を送信するかどうかをチェックする項目を追加し、定型文書を自動送信するかどうかを選択可能にしたものであり、各個人に送信するかどうかを判断し、メールを送信しなければならない期日に、自動的にメールの送信ができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の電子メールソフトウェアにおいて、個人情報記憶手段に、誕生日、結婚記念日等の記念日を付加し、各記念日に対する定型文書を定型文書記憶手段に追加し、個人別の定型文書メールを自動送信可能にしたものであり、各個人の誕生日、結婚記念日等の記念日に、定型文書を前記各個人対して自動的にメールの送信ができるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)本発明の実施の形態1について、図1の本発明の実施の形態1の電子メールソフトウェアの機能ブロック図と図5の本発明の実施の形態1の電子メールソフトウェアにおけるフローチャートを用いて説明する。
【0013】本実施の形態1の電子メールソフトウェアは、図1の機能ブロック図に示すように、個人の氏名、住所、メールアドレスといった個人情報を記憶する個人情報記憶手段1と、個人情報記憶手段1に記憶されている個人情報を読み出す個人情報読み出し手段2と、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカードといった書式が定まっている文書を、あらかじめ定型文書として記憶させておく定型文書記憶手段3と、定型文書記憶手段3に記憶されている文書を読み出す定型文書読み出し手段4と、システムの時間を読み出す日付読み出し手段5と、日付読み出し手段5から読み出した値から現時刻を取得する日付生成手段6と、定型文書記憶手段3に格納されている送信時刻と現時刻を比較する日付チェック手段7と、個人情報と定型文書情報から送信するためのメールを生成するメール生成手段8と、メール送信する時刻となっていることをユーザに促すためのアラート手段9を備えている。
【0014】つぎに、図5のフローチャートにしたがって、前記電子メールソフトウェアによる定型文書メールを送信するまでの手順を説明する。
【0015】S1では、ユーザがメール作成を選択したか、ユーザがメール送信を選択したか、ユーザが電子メールソフトウエア終了を選択したか、あらかじめ指定されている時間間隔がたったかのイベントを待っており、いずれかのイベントが入力された場合にはS2に移行する。
【0016】S2では、メール作成が選択されたか否かを判断する。メール作成が選択された場合はS4へジャンプし、そうでなければS3へ移行する。
【0017】S4で、年賀状、暑中見舞い状やクリスマスカードと定型文書を作成して定型文書記憶手段3に保存し、S5で作成し定型文書をいつ送信するかを指定し、S4同様、定型文書記憶手段3に定型文書のメールを送信する日時を記憶し、S1のイベント待ちに戻る。
【0018】S3では、あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであるか否かを判断する。あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであった場合にはS7へジャンプし、そうでない場合にはS6に移行する。
【0019】S7では、日付読み出し手段5からシステム時間を読み出して日付生成手段5で現在の時刻を取得する。
【0020】S8では、定型文書記憶手段3に記憶されている定型文書メール送信日時を、定型文書読み出し手段4から読み出した日時と現時刻と一致するか否かを判断する。一致しない場合にはS1のイベント待ちに戻り、一致する場合は、S9に移行する。
【0021】S9では、メール生成手段8で、定型文書記憶手段3に記憶されている定型文書を定型文書読み出し手段4から読み出して送信するメールの内容を作成し、個人情報記憶手段1に記憶されているメールアドレスを個人情報読み出し手段2によって読み出し、送信する定型文書を作成する。送信するメールの準備ができると、送信するメールがあることをユーザに指示するためのダイアログを表示し、S1のイベント待ちに戻る。
【0022】S6では、ユーザによってメール送信が選択されたか否かを判断し、メール送信が選択されたと判断した場合はS11へジャンプし、そうでないと判断した場合はS10へ移行する。
【0023】S11では、S9で既に作成されたメールを送信して、S1のイベント待ちに戻る。
【0024】S10では、電子メールソフトウェアの終了が選択されたか否かを判断し、終了が選択されたと判断した場合は処理を終了し、終了以外が選択されたと判断した場合はイベントに対応した処理を行い、S1のイベント待ちに戻る。
【0025】(実施の形態2)本発明の実施の形態2について、図2の本発明の実施の形態2の電子メールソフトウェアの機能ブロック図と図6の本発明の実施の形態2の電子メールソフトウェアにおけるフローチャートを用いて説明する。
【0026】本実施の形態2の電子メールソフトウェアは、図2の機能ブロック図に示すように、個人の氏名、住所、メールアドレスといった個人情報を記憶する個人情報記憶手段10と、個人情報記憶手段10に記憶されている個人情報を読み出す個人情報読み出し手段11と、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカードといった書式が定まっている文書をあらかじめ定型文書として記憶させておく定型文書記憶手段12と、定型文書記憶手段12に記憶されている文書を読み出す定型書式読み出し手段13と、システムの時間を読み出す日付読み出し手段14と、日付読み出し手段14から読み出した値から現時刻を取得する日付生成手段15と、定型文書記憶手段12に格納されている送信時刻と現時刻を比較する日付チェック手段16と、個人情報と定型文書情報から送信するためのメールを生成するメール生成手段17と、メール送信する時刻になったら自動的にメールを送信するメール自動送信手段18を備えている。
【0027】すなわち、この実施の形態2の電子メールソフトウェアは、前記実施の形態1の電子メールソフトウェアに、メール送信する時刻になったら自動的にメールを送信するメール自動送信手段18を備えたことに特徴を有する。
【0028】つぎに図6のフローチャートにしたがって、この電子メールソフトウェアによる定型文書メールを送信するまでの手順を説明する。
【0029】S12では、ユーザがメール作成を選択したか、ユーザがメール送信を選択したか、ユーザが電子メールソフトウエア終了を選択したか、あらかじめ指定されている時間間隔がたったかのイベントを待っており、いずれかのイベントが入力された場合にはS13に移行する。
【0030】S13では、メール作成が選択されたか否かを判断する。メール作成が選択された場合はS15へジャンプし、そうでなければS14へ移行する。
【0031】S15では、年賀状、暑中見舞い状やクリスマスカードと定型文書を作成して定型文書記憶手段12に保存し、S16では、作成した定型文書をいつ送信するかを指定し、S15同様、定型文書記憶手段12に定型文書のメールを送信する日時を記憶し、S12のイベント待ちに戻る。
【0032】S14では、あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであるか否かを判断する。あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであった場合にはS17へジャンプし、そうでない場合にはS20に移行する。
【0033】S17では、日付読み出し手段14からシステム時間を読み出して日付生成手段15で現在の時刻を取得する。
【0034】S18では、定型文書記憶手段12に記憶されている定型文書メール送信日時を、定型文書読み出し手段13から読み出した日時と現時刻と一致するか否かを判断する。一致しない場合にはS12のイベント待ちに戻り、一致する場合はS19に移行する。
【0035】S19では、メール生成手段17で、定型文書記憶手段12に記憶されている定型文書を、定型文書読み出し手段13から読み出して送信するメールの内容を作成し、個人情報記憶手段10に記憶されているメールアドレスを個人情報読み出し手段11によって読み出し、送信する定型文書を作成し自動でメールを送信し、S12のイベント待ちに戻る。
【0036】S20では、電子メールソフトウェアの終了が選択されたか否かを判断し、終了が選択されたと判断した場合は処理を終了し、終了以外が選択されたと判断した場合はイベントに対応した処理を行い、S12のイベント待ちに戻る。
【0037】(実施の形態3)本発明の実施の形態3について、図3の本発明の実施の形態3の電子メールソフトウェアの機能ブロック図と図7の本発明の実施の形態3の電子メールソフトウェアにおけるフローチャートを用いて説明する。
【0038】本実施の形態3の電子メールソフトウェアは、図3の機能ブロック図に示すように、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカードといった書式が定まっている文書をあらかじめ定型文書として記憶させておく定型文書記憶手段19と、定型文書記憶手段19に記憶されている文書を読み出す定型文書読み出し手段20と、個人の氏名、住所、メールアドレスといった個人情報を記憶する個人情報記憶手段21と、定型文書を送信する相手を指定する定型メール送信選択手段22と、個人情報記憶手段21に記憶されている個人情報を読み出す個人情報読み出し手段23と、システムの時間を読み出す日付読み出し手段24と、日付読み出し手段24から読み出した値から現時刻を取得する日付生成手段25と、定型文書記憶手段19に格納されている送信時刻と現時刻を比較する日付チェック手段26と、個人情報と定型文書情報から送信するためのメールを生成するメール生成手段27と、メール送信する時刻になったら自動的にメールを送信するメール自動送信手段28を備えている。
【0039】すなわち、この実施の形態3の電子メールソフトウェアは、前記実施の形態1の電子メールソフトウェアに、定型文書を送信する相手を指定する定型メール送信選択手段22を備えたことに特徴を有する。
【0040】つぎに図7のフローチャートにしたがって、この電子メールソフトウェアによる定型文書メールを送信するまでの手順を説明する。
【0041】S21では、ユーザがメール作成を選択したか、ユーザがメール送信を選択したか、ユーザが電子メールソフトウェア終了を選択したか、あらかじめ指定されている時間間隔がたったかのイベントを待っており、いずれかのイベントが入力された場合にはS22に移行する。
【0042】S22ではメール作成が選択されたか否かを判断する。メール作成が選択された場合はS24へジャンプし、そうでなければS24へ移行する。
【0043】S24では年賀状、暑中見舞い状やクリスマスカードと定型文書を作成して定型文書記憶手段19に保存し、S25では、作成した定型文書をいつ送信するかを指定し、S24同様、定型文書記憶手段19に定型文書のメールを送信する日時を記憶する。S25では、定型メール送信選択手段22によって、S24で作成された定型文書メールを送信するアドレスを選択し、S21のイベント待ちに戻る。
【0044】S23では、あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであるか否かを判断する。あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであった場合にはS27へジャンプし、そうでない場合にはS31に移行する。
【0045】S27では、日付読み出し手段24からシステム時間を読み出して日付生成手段25で現在の時刻を取得する。
【0046】S28では、定型文書記憶手段19に記憶されている定型文書メール送信日時を定型文書読み出し手段20から読み出した日時と現時刻と一致するか否かを判断する。一致しない場合にはS21のイベント待ちに戻り、一致する場合はS29に移行する。
【0047】S29では、メール生成手段27で、定型文書記憶手段19に記憶されている定型文書を定型文書読み出し手段20から読み出して送信するメールの内容を作成し、個人情報記憶手段21に記憶されているメールアドレスから送信しなければならないアドレスを選択し、個人情報読み出し手段23によって読み出し、送信する定型文書を作成し自動でメールを送信し、S21のイベント待ちに戻る。
【0048】S31では、電子メールソフトウェアの終了が選択されたか否かを判断し、終了が選択されたと判断した場合は処理を終了し、終了以外が選択されたと判断した場合はイベントに対応した処理を行い、S21のイベント待ちに戻る。
【0049】(実施の形態4)本発明の実施の形態4について、図4の本発明の実施の形態4の電子メールソフトウェアの機能ブロック図と図8の本発明の実施の形態4の電子メールソフトウェアにおけるフローチャートを用いて説明する。
【0050】本実施の形態4の電子メールソフトウェアは、図4の機能ブロック図に示すように、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカードといった書式が定まっている文書をあらかじめ定型文書として記憶させておく定型文書記憶手段29と、定型文書記憶手段29に記憶されている文書を読み出す定型文書読み出し手段30と、個人個人の記念日を設定する記念日設定手段31と、個人の氏名、住所、メールアドレスといった個人情報を記憶する個人情報記憶手段32と、個人情報記憶手段32に記憶されている個人情報を読み出す個人情報読み出し手段33と、システムの時間を読み出す日付読み出し手段34と、日付読み出し手段34から読み出した値から現時刻を取得する日付生成手段35と、定型文書記憶手段29に格納されている送信時刻と現時刻を比較する日付チェック手段36と、個人情報と定型文書情報から送信するためのメールを生成するメール生成手段37と、メール送信する時刻となった場合にメールを自動で送信するメール自動送信手段38を備えている。
【0051】すなわち、この実施の形態4の電子メールソフトウェアは、前記実施の形態1の電子メールソフトウェアに、個人個人の記念日を設定する記念日設定手段31と、個人の氏名、住所、メールアドレスといった個人情報を記憶する個人情報記憶手段32を備えたことに特徴を有する。
【0052】つぎに図8のフローチャートにしたがって、この実施の形態4の電子メールソフトウェアによる定型文書メールを送信するまでの手順を説明する。
【0053】S32では、ユーザがメール作成を選択したか、ユーザがメール送信を選択したか、ユーザが電子メールソフトウエア終了を選択したか、あらかじめ指定されている時間間隔がたったかのイベントを待っており、いずれかのイベントが入力された場合にはS33に移行する。
【0054】S33では、個人情報設定が選択されたか否かを判断する。個人情報設定が選択された場合にはS34へジャンプし、そうでない場合はS35に移行する。
【0055】S34では、個人情報記憶手段32に記憶されている個人別に、誕生日や結婚記念日といった記念日を設定し、S32のイベント待ちに戻る。
【0056】S35では、メール作成が選択されたか否かを判断する。メール作成が選択された場合はS37へジャンプし、そうでなければS36へ移行する。
【0057】S37では、年賀状、暑中見舞い状やクリスマスカードと定型文書を作成して定型文書記憶手段29に保存し、S32のイベント待ちに戻る。
【0058】S36では、あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであるか否かを判断する。あらかじめ定められた時間がきたことを示すイベントであった場合にはS38へジャンプし、そうでない場合にはS42に移行する。
【0059】S38では、日付読み出し手段34からシステム時間を読み出して日付生成手段35で現在の時刻を取得する。
【0060】S39では、定型文書記憶手段29に記憶されている定型文書メール送信日時を定型文書読み出し手段30から読み出した日時と現時刻と一致するか否かを判断する。一致しない場合にはS32のイベント待ちに戻り、一致する場合はS40に移行する。
【0061】S40では、個人情報記憶手段32に記憶されているメールアドレスを個人情報読み出し手段33によって読み出して、メールを送信するアドレスを取得する。
【0062】S41では、メール生成手段37で、定型文書記憶手段29に記憶されている定型文書を、定型文書読み出し手段30から読み出して送信するメールの内容を作成し、自動で作成したメールを送信し、S32のイベント待ちに戻る。
【0063】S42では、電子メールソフトウェアの終了が選択されたか否かを判断し、終了が選択されたと判断した場合は処理を終了し、終了以外が選択されたと判断した場合はイベントに対応した処理を行い、S32のイベント待ちに戻る。
【0064】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明の電子メールソフトウェアは、前もって、年賀状や暑中見舞い状、クリスマスカード等の定型文書のメールを作成することができ、メールを送信する時間を設定し、設定された時刻と現時刻をチェックし、メールを送信する予定日と現時刻が一致した場合に、ユーザにメール送信予定日であることを通知することで、メールの出し忘れを防ぐことが容易になり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子メールソフトウェアの機能ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の電子メールソフトウェアの機能ブロック図
【図3】本発明の実施の形態3の電子メールソフトウェアの機能ブロック図
【図4】本発明の実施の形態4の電子メールソフトウェアの機能ブロック図
【図5】本発明の実施の形態1の電子メールソフトウェアにおけるフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2の電子メールソフトウェアにおけるフローチャート
【図7】本発明の実施の形態3の電子メールソフトウェアにおけるフローチャート
【図8】本発明の実施の形態4の電子メールソフトウェアにおけるフローチャート
【符号の説明】
1 個人情報記憶手段
2 個人情報読み出し手段
3 定型文書記憶手段
4 定型文書読み出し手段
5 日付読み出し手段
6 日付生成手段
7 日付チェック手段
8 メール生成手段
9 アラート手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】定型文書を記憶する定型文書記憶手段と、前記定型文書記憶手段から定型文書を読み出す手段と、読み出した定型文書から電子メールの文書を生成するメール作成手段と、生成したそれぞれの定型文書メールをいつ送信するかを記憶する送信予定日記憶手段と、送信予定日になったことをユーザに対して音声やダイアログ等で通知する送信予定日通知手段を備え、ユーザに対して送信予定日であることを音声やダイアログで通知可能にしたことを特徴とする電子メールソフトウェア。
【請求項2】各個人のアドレスを記憶する個人情報記憶手段と、定型文書から生成したそれぞれ定型文書メールを送信する日を記憶する送信予定日記憶手段と、メールを自動的に送信するメール自動送信手段を備え、送信予定日になったら、その日に送る予定の定型文書メールを自動的に送信可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電子メールソフトウェア。
【請求項3】個人情報記憶手段に、各個人に対してそれぞれの定型文書を送信するかどうかをチェックする項目を追加し、定型文書を自動送信するかどうかを選択可能とすることを特徴とする請求項2記載の電子メールソフトウェア。
【請求項4】個人情報記憶手段に、誕生日、結婚記念日等の記念日を付加し、各記念日に対する定型文書を定型文書記憶手段に追加し、個人別の定型文書メールを自動送信可能にしたことを特徴とする請求項2記載の電子メールソフトウェア。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【図5】
image rotate


【図6】
image rotate


【図7】
image rotate


【図8】
image rotate