説明

電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法

【課題】少ない記憶容量で処理の複雑化や誤検出を伴うことなく、動作することのできる電子機器等を提供する。
【解決手段】キー1〜4において、2つ以上のキーがONとなったか否かを判断する(ステップS4)。2つ以上のキーがONとなっている場合には、以降の処理を実行することなく、ステップS1に戻る。また、2つ以上のキーがONとなっておらず、単一のキーのみがONとなっている場合には、当該単一のONキーは前回のONキーと一致するか否かを判断する(ステップS5)。そして、前回のONキーと一致する場合にはステップS1に戻る。しかし、前回のONキーと一致しない場合には、メモリのキー履歴を更新するとともに(ステップS6)、キー処理を実行した後(ステップS7)、ステップS1に戻る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体が接触又は近接される複数の電極からなるキーを備えた電子機器、この電子機器の制御プログラム及び制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人体が接触又は近接されることよりオンとなる静電容量式スイッチを用いた電子機器が知られている。この電子機器は、腕時計であって風防用の時計ガラスの表面に円軌道に沿って複数の静電容量式スイッチからなるキーが配置されている。これら複数のキーは所定の周期でその状態が検出されるとともに、各キーの状態は検出される毎に記憶される。
【0003】
そして、これら検出される毎に記憶された各キーの状態に基づき、キーがどのような順序でオンとなったかが判別され、この判別された順序に応じて異なる処理が実行される。したがって、ユーザは風防ガラス上において、円軌道に沿って、あるキーから他のキーに指を摺動させることにより、摺動に伴ってタッチしたキーの順序に応じた動作を発生させることができる(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平2004−178584号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、所定の検出周期で各キーの状態を検出し、検出する毎に各キーの状態を記憶する必要がある。したがって、前記検出する周期が短いと、記憶するデータ量が多くなり、記憶容量を大きくしなければならないデメリットが生ずる。しかも、指をゆっくり摺動させると、前回の検出時と同一の状態が検出されて記憶される場合が生ずることから、記憶されたデータの内容からタッチしたキーの順序を判別する処理が複雑化してしまう。
【0005】
また、逆に検出する周期が長いと、指を速く摺動させた場合、検出精度が低下してしまう。具体的には、指を摺動させてキー1、2、3の順序でタッチした場合、キー1、3のタッチみが検出される場合が生じ、精度よく検出を行うことができない。
【0006】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、少ない記憶容量で処理の複雑化や誤検出を伴うことなく、動作することのできる電子機器、及び電子機器を制御するための電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため本発明に請求項1記載の発明に係る電子機器にあっては、人体が接触又は近接される複数の電極と、所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出手段と、この検出手段により前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶する記憶手段と、この記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の発明に係る電子機器にあっては、前記検出手段により、前記複数の電極のいずれにも人体が接触又は近接していないことが一定時間検出された場合に、前記記憶手段に記憶された前記データを消去する記憶制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3記載の発明に係る電子機器制御プログラムにあっては、人体が接触又は近接される複数の電極を備えた電子機器が有するコンピュータを、所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出手段と、この検出手段により前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶する記憶手段と、この記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理手段と、して機能させることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4記載の発明に係る電子機器制御方法にあっては、人体が接触又は近接される複数の電極を備える電子機器の制御方法であって、所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出ステップと、この検出ステップにより前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップにより、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶手段に記憶させる記憶ステップと、この記憶ステップにより前記記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理ステップと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、所定の周期で電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であることを条件として、当該電極を特定するデータ順次記憶することから、データを記憶するために必要な記憶容量を少ないものにすることができる。また、記憶されるデータが前記条件により制限されることから、この記憶されたデータのを用いる際の処理が複雑化することはなく、記憶されたデータ順序に応じた処理を精度よく実行することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図1〜図6を参照して、この発明を電子腕時計に適用した実施の形態について説明する。図1はこの発明の電子腕時計の拡大正面図、図2は図1のA−A矢視における拡大断面図である。この電子腕時計は、図1及び図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。腕時計ケース1は、金属または合成樹脂からなり、その上部中央に時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられ、内部に時計モジュール3が収納され、下部に裏蓋4が防水リング4aを介して取り付けられた構成なっている。この場合、腕時計ケース1の上部外周には、ベゼル19が設けられている。また、時計ガラス2の下側に位置する腕時計ケース1の内周面には、見切り部材20が設けられている。
【0013】
時計モジュール3は、上部ハウジング5と下部ハウジング6とを備えている。この上部ハウジング5と下部ハウジング6との間には、図2に示すように、回路基板7が配置されており、この回路基板7には、LSI8及び検出素子9などの時計機能に必要な各種の電子部品が搭載されている。この場合、検出素子9は、後述するタッチスイッチの静電容量の変化を検出するためのものである。また、下部ハウジング6には、電池10が回路基板7に電気的に接続された状態で設けられている。
【0014】
一方、上部ハウジング5の上面には、図2に示すように、合成樹脂製の文字板11が配置されており、この上部ハウジング5の内部には、時計ムーブメント12が設けられている。この時計ムーブメント12は、その指針12aが文字板11の貫通孔11aを通して上方に突出し、この突出した上端部に指針12bが取り付けられ、この指針12bが文字板11の上方を運針するように構成されている。この場合、文字板11の上面には、図1〜図3に示すように、複数の電極部13〜16が設けられている。この複数の電極部13〜16は、ITOなどの透明な導電性材料からなり、図1に示すように、1時と2時の間、4時と5時の間、7時と8時の間、10時と11時の間に対応してそれぞれ円形状に形成されている。
【0015】
この場合、複数の電極部13〜16は、図1に示すように、その各接続配線13a〜16aが文字板11の9時側の側端面から下面に導かれ、この下面に導かれた端子部(図示せず)が図2に示すようにインターコネクタ17によって回路基板7と電気的に接続されている。
なお、図1に示すように、文字板11の一部上には、現在年月日(表示例は、「2008年11月18日」を示す)をデジタル表示するデジタル表示部36が設けられている。
【0016】
次に、図4を参照して、この電子腕時計の回路構成について説明する。複数の電極部13〜16とこれに対応する時計ガラス2の外表面との間にそれぞれタッチスイッチ用のコンデンサC1〜C4が形成され、複数の電極部13〜16に対応する箇所の時計ガラス2の外表面を指などの人体の一部で触ると、各コンデンサC1〜C4に静電容量が発生する。一方、静電容量の変化を検出する検出素子9の検出回路は、CR発振回路21〜24、カウンター25、タイマー26、スイッチ制御回路27を備えている。そして、通常の状態、つまり指などの人体の一部がタッチ部18に接触していない状態では、CR発振回路21〜24がそれぞれ内臓容量Ci1〜Ci4と内臓抵抗Ri1〜Ri4とで決まる周波数で発振する。
【0017】
また、指などの人体の一部が、複数の電極部13〜16のうち、例えば図4において電極部13に対応する箇所の時計ガラス2の外表面に接触すると、電極部13と時計ガラス2の外表面との間のコンデンサC1に静電容量Ctが発生する。また、このときには、人体とグランドG1とは静電容量Ceで結合していると考えられるため、電極部21には、電容量Ctと静電容量Ceとの合成容量が結合される。したがって、CR発振回路21の静電容量Cは、CtとCeの合成容量及び内臓容量Ciの並列容量となる。つまり、時計ガラス2の外表面を指で触ると、CR発振回路21の静電容量Cは、CtとCeの合成容量分が増え、周波数が遅くなる。この周波数の変化を拾うことで、電極部13に対応するタッチ部18に指が触れてタッチスイッチがオンしたと判断し、通常のキー入力と同じ動作に移る。
【0018】
この場合、電極部13以外の各電極部14〜16にそれぞれ対応する時計ガラス2の外表面を指などの人体の一部で触れたときも、上記と同様、CR発振回路22〜24の各静電容量Cはそれぞれ、CtとCeの合成容量分が増え、周波数が遅くなる。この周波数の変化を拾うことで、各電極部14〜16に対応する箇所の時計ガラス2の外表面に指が触れてタッチスイッチがオンしたと判断し、通常のキー入力と同じ動作に移る。
【0019】
また、CR発振回路21〜24の周波数を見るには、CR発振回路21〜24の出力をオアゲート28を介してカウンター25に与え、一定時間の間にCR発振回路21〜24の出力が何カウントするかを測定すればよい。このため、一定時間をタイマー26で作り、CR発振回路21〜24の出力をカウンター25でカウントする。このときには、スイッチ制御回路27からの信号aによってカウンター25がカウントを開始すると共にタイマー26がスタートする。タイマー26は一定時間カウントすると、信号bを出力してカウンター25のカウントを停止させる。そのときのカウンター25のデータがスイッチ制御回路27に読み込まれ、基準値と比較して小さいときに、中央制御回路30にキー入力信号cを出力する。
【0020】
中央制御回路30は、CPU及びその周辺回路、CPUの動作プログラムを記憶したROM等で構成されており、RAM31、時計回路32、指針駆動回路33、及びデジタル表示部駆動回路34が接続されている。RAM31は、前記中央制御回路30におけるCPUの作業領域等として使用され、時計回路32は、所定周波数のクロック信号を分周して時刻データを生成する。そして、中央制御回路30が、前記時刻データに基づき指針駆動回路33を制御することにより、前記指針12a、12bが駆動され、デジタル表示部駆動回路34を制御することにより、前記デジタル表示部36には現在年月日が表示される。
【0021】
図5は、本実施の形態における処理手順を示すフローチャートであり、中央制御回路30は前記プログラムに従って、処理を実行する。なお、以下のフローチャートにおいては、図1に付記したように、各電極部13〜15で構成される各キーをキー1〜4とする。
【0022】
すなわち、中央制御回路30は、後述するタイマーにより計測してる時間に基づき、前記キー1〜4の検出タイミングとなったか否かを判断する(ステップS1)。検出タイミングとなったならば、前記キー1〜4においてONとなったキーがあるか否かを判断する(ステップS2)。ONとなったキーがあった場合には、前記検出タイミングを計測するためのタイマーをクリアするとともに、スタートさせる(ステップS3)。
【0023】
次に、前記キー1〜4において、2つ以上のキーがONとなったか否かを判断する(ステップS4)。2つ以上のキーがONとなっている場合には、以降の処理を実行することなく、ステップS1に戻る。また、2つ以上のキーがONとなっておらず、単一のキーのみがONとなっている場合には、当該単一のONキーは前回のONキーと一致するか否かを判断する(ステップS5)。そして、前回のONキーと一致する場合にはステップS1に戻る。しかし、前回のONキーと一致しない場合には、RAM31内に設けられているメモリのキー履歴を更新するとともに(ステップS6)、キー処理を実行した後(ステップS7)、ステップS1に戻る。
【0024】
つまり、本実施の形態においては、所定の周期でキー1〜4に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出されたキーが前記複数のキーのうち1つのみであり(ステップS4;NO)、かつ、その直前に検出されたキーとは異なるキーであること(ステップS5;NO)を条件として、メモリのキー履歴を更新する(ステップS6)。したがって、図6(A)〜(D)に示すように、メモリのキー履歴更新時(キー履歴1〜4)において、第1に、複数のキーが記憶されることはなく、第2に、前回と同一のキーが記憶されることもない。このように、当該キー1〜4を特定するデータ順次記憶することから、データを記憶するために必要な記憶容量を少ないものにすることができる。また、記憶されるデータが前記条件により制限されることから、この記憶されたデータのを用いる際の処理が複雑化することはなく、記憶されたデータ順序に応じた処理を精度よく実行することができる。
【0025】
なお、ステップS7で実行されるキー処理の一例を下記に示す。
キーに1接触・・・時刻修正モードへ
キー1,2連続・・・+1分
キー1,2,3連続・・・+10分
キー1,2,3,4連続・・・+1時間
キー1,4連続・・・−1分
キー1,4,3連続・・・−10分
キー1,4,3,2連続・・・−1時間
キ−1・・・時間モードへ戻る

キー4に接触・・・日付修正モード
キー4,1連続・・・+1日
キー4,1,2連続・・・+10日
キー4,1,2,3連続・・・+1月
キー4,3連続
キー4,3,2連続
キー4,3,2,1連続
キー2・・・+1年
キー3・・・−1年
キー4・・・時計モードへ戻る
【0026】
他方、前記ステップS2での判断の結果、検出タイミングにおいてONキーがない場合には(ステップS2;NO)、一定時間が経過したか否かを判断し(ステップS8)、一定時間が経過していない場合には、ステップS1に戻る。そして、ONキーなく一定時間が経過した場合には、図6に示したメモリの履歴をクリアして(ステップS9)、処理を終了する。
【0027】
したがって、不要となったメモリの履歴をクリアして、次のキー履歴の記憶に備えることができる。
【0028】
なお、実施の形態においては、本発明を腕時計に適用した場合を示したが、これに限らずスイッチを具備する各種電子機器に適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子腕時計の拡大正面図である。
【図2】図1のA−A矢視における拡大断面図である。
【図3】図2の文字板を示した拡大断面図である。
【図4】回路構成を示す図である。
【図5】処理手順を示すフローチャートである。
【図6】キー履歴遷移図である。
【符号の説明】
【0030】
1〜4 キー
2 時計ガラス
3 時計モジュール
4 日付修正モードキー
5 上部ハウジング
6 下部ハウジング
7 回路基板
8 LSI
9 検出素子
10 電池
11 文字板
11a 貫通孔
12a 指針
12b 指針
13〜16 電極部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体が接触又は近接される複数の電極と、
所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出手段と、
この検出手段により前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶する記憶手段と、
この記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記検出手段により、前記複数の電極のいずれにも人体が接触又は近接していないことが一定時間検出された場合に、前記記憶手段に記憶された前記データを消去する記憶制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
人体が接触又は近接される複数の電極を備えた電子機器が有するコンピュータを、
所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出手段と、
この検出手段により前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶する記憶手段と、
この記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理手段と、
して機能させることを特徴とする電子機器制御プログラム。
【請求項4】
人体が接触又は近接される複数の電極を備える電子機器の制御方法であって、
所定の周期で、前記複数の電極に人体が接触又は近接されたことを検出する検出ステップと、
この検出ステップにより前記電極に人体が接触又は近接されたことが検出される毎に、当該検出された電極が前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であるか否かを判断する判断ステップと、
この判断ステップにより、前記複数の電極のうち1つのみであり、かつ、その直前に検出された電極とは異なる電極であると判断された場合に、当該電極を特定するデータ順次記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
この記憶ステップにより前記記憶手段に順次記憶されたデータの順序に応じた処理を実行する処理ステップと、
を備えることを特徴とする電子機器制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−20566(P2010−20566A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−180833(P2008−180833)
【出願日】平成20年7月11日(2008.7.11)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】