説明

電飾体

【課題】観者の関心を常時維持し続け、点灯時に壮麗な発光を演出するのみならず、外観の意匠性を具備し、さらに使用時、非使用時を問わず雰囲気を創出することができる電飾体を提供する。
【解決手段】発光ダイオード40の表面42に樹脂製の被膜43が被着されていることを特徴とする。特に、前記樹脂被膜43は、着色され、発光ダイオード40の先端球面部40aを残して発光ダイオード40の側面40bに熱収縮によって被着されるとともに、前記発光ダイオード40には白色発光ダイオードを用いることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオードにより電飾する電飾体に関する。
【背景技術】
【0002】
低廉な価格で各色の発光ダイオードを入手することができるため、発光ダイオードは種々の照明器具、電飾体に利用されている。例えば、打ち上げ花火が空中で開裂し閃光を伴いながら拡散する様子を発光ダイオードの点灯により表現した電子制御花火集合体が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
前掲の特許文献1によると、当該電子制御花火集合体は管体に球形支持体を備え、この球形支持体を中心として、放射状に先端に閃光体を有する支持桿が備えられている。そして、これら管体、球形支持体、支持桿、閃光体に発光ダイオードを備え、音と共に打ち上げ花火の美麗な閃光を演出している。
【0004】
確かに光と音と相まって、打ち上げ花火を表現しているものの、発光態様等の演出が何度か繰り返されるうちに観者の関心は次第と薄れてしまう。また、昼間等の点灯していない状態では、このような電子制御花火集合体のみの演出効果は乏しい。そのため、使用時、非使用時を問わず雰囲気を創出しているとは言えなかった。
【特許文献1】特開2004−82454号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、観者の関心を常時維持し続け、点灯時に壮麗な発光を演出するのみならず、外観の意匠性を具備し、さらに使用時、非使用時を問わず雰囲気を創出することができる電飾体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、請求項1の発明は、発光ダイオードの表面に樹脂製の被膜が被着されていることを特徴とする電飾体に係る。
【0007】
請求項2の発明は、前記樹脂被膜が着色されている請求項1に記載の電飾体に係る。
【0008】
請求項3の発明は、前記樹脂被膜が発光ダイオードの先端球面部を残して発光ダイオードの側面に被着されている請求項1又は2に記載の電飾体に係る。
【0009】
請求項4の発明は、前記樹脂被膜が熱収縮によって前記発光ダイオードの表面に被着されている請求項1又ないし3のいずれか1項に記載の電飾体に係る。
【0010】
請求項5の発明は、前記発光ダイオードが白色発光ダイオードである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電飾体に係る。
【0011】
請求項6の発明は、前記樹脂製の被膜の外側に前記発光ダイオードを保持するための保持体が配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電飾体に係る。
【0012】
請求項7の発明は、前記保持体には前記発光ダイオードを着脱自在に挿通可能とする保持孔が形成されている請求項6に記載の電飾体に係る。
【0013】
請求項8の発明は、前記保持体が花形状もしくは葉形状を模した樹脂成形体である請求項6又は7に記載の電飾体に係る。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明に係る電飾体によると、発光ダイオードの表面に樹脂製の被膜が被着されているため、発光時の微妙な色調表現が可能となる。
【0015】
請求項2の発明に係る電飾体によると、請求項1において、前記樹脂被膜が着色されているため、当該電飾体の発色を容易に調整することができる。
【0016】
請求項3の発明に係る電飾体によると、請求項1又は2において、前記樹脂被膜が発光ダイオードの先端球面部を残して発光ダイオードの側面に被着されているため、発光ダイオードの先端球面部を強く発光させる一方、側面部分の発色を調整することができ、より多彩な色調表現が可能となる。
【0017】
請求項4の発明に係る電飾体によると、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記樹脂被膜が熱収縮によって前記発光ダイオードの表面に被着されているため、前記被膜の被着が容易となる。
【0018】
請求項5の発明に係る電飾体によると、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記発光ダイオードが白色発光ダイオードであるため、より簡単に発色の調整が可能となる。
【0019】
請求項6の発明に係る電飾体によると、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記樹脂製の被膜の外側に前記発光ダイオードを保持するための保持体が配置されているため、電飾体としての外観の意匠性を具備することができる。
【0020】
請求項7の発明に係る電飾体によると、請求項6において、前記保持体には前記発光ダイオードを着脱自在に挿通可能とする保持孔が形成されているため、破損等により劣化した前記保持体を容易に交換することができる。
【0021】
請求項8の発明に係る電飾体によると、請求項6又は7において、前記保持体が花形状もしくは葉形状を模した樹脂成形体であるため、使用時、非使用時を問わず雰囲気を創出して観者の関心を常時維持し続けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下添付の図面に従って本発明を説明する。図1は本発明の電飾体を用いた電飾樹木構造体の全体側面図、図2は幹部材と中枝部材と小枝部材との接続を示す概略図、図3は小枝部材の全体側面図、図4は保持体の上面図及び側面図、図5は電飾片の概略断面図、図6は第2実施例に係る電飾片の概略断面図、図7は第3実施例及び第4実施例に係る電飾片の上面図、図8は発光ダイオードに被膜が被着される工程を示す概略図、図9は電飾部材の概略側面図、図10は電飾枝部の概略側面図、図11は保護カバー体の概略斜視図である。
【0023】
図1及び図2を用い、電飾樹木構造体10の外観及び各部材の接続関係を説明する。電飾樹木構造体10は、単一の幹部材11と、この幹部材に接続される複数の中枝部材12と、各中枝部材12に多数の小枝部材13が接続され、樹木形状を模した樹木構造体として構成されている。図中、符号60は後述する電飾枝部、Grは電飾樹木構造体が設置されている地面である。電飾樹木構造体10の大きさは、樹木の種類により適宜ではあるが、実施例の電飾樹木構造体10の樹高は最大6mであり、地面から小枝部材13までの高さは概ね3mである。
【0024】
次に、幹部材11、中枝部材12及び小枝部材13における接続関係について説明する。図示の実施例にあっては、幹部材11は、幹基部材11aと幹分枝部材11bの2つの部材から構成される。続いて、複数の中枝部材12が幹部材11(幹分枝部材11b)に接続され、さらに、この中枝部材12に多数の小枝部材が接続されている。図2においては表記の都合上、中枝部材12、小枝部材13を1本ずつとしている。
【0025】
特に実施例の電飾樹木構造体10はサクラ(桜)を模しているため、樹冠部分の広がりが必要とされる。そこで、幹分枝部材11bを介することにより、中枝部材12を複数(実施例では3本)接続することができ、併せて、各中枝部材12に小枝部材13を多数接続することができるため、実際のサクラに電飾樹木構造体をより似せることができる。むろん、サクラ以外の樹木を模す場合には、対象となる樹木の幹、枝等を勘案し、所望の形態を模した幹部材、中枝部材、小枝部材とすることができる。また、中枝部材の本数(一又は複数)を変更することもできる。
【0026】
各部材の接続方法としては、小枝部材13が多数備えられるため(図1参照)、保持強度を勘案してボルト締め、溶接、嵌合等適宜手法が用いられ接続される。例えば、図示を省略するが、幹基部材11aと幹分枝部材11bはフランジを介してボルトにより固定される。
【0027】
ここで、小枝部材13の構成について図3を用い説明する。図より理解されるように、小枝部材13では、小枝本体部14に複数本の電飾枝部60が接続されている。実施例によると、電飾枝部60の接続本数は9本である。ただし、電飾枝部60の接続本数は特に限定されることはなく、樹木の概形に応じ適宜である。
【0028】
続いて、電飾枝部60を構成する各部材の詳細について、細部から順に説明する。図4に示し、実施例の透明樹脂よりなる保持体20は花形状である。図4(a)の上面図の通り、保持体20は、5枚の花弁21を有しサクラの花の形状を模している。また、図4(b)の側面図の通り、花弁21の下部には発光ダイオード(LED)を保持する保持部22が形成されている。透明樹脂よりなる保持体は、無色透明、有色透明である限り公知の樹脂が適用可能である。例えばポリ塩化ビニル樹脂等が用いられ、射出成形等の成形により、保持体(花弁と保持部の一体物)が成形される。
【0029】
図5に示す通り、前記の花形状を模した保持体20(特には保持部22)の中心23に発光ダイオード40が保持され、この保持体と発光ダイオードが組み合わされて電飾片30が構成される。保持部22の内部には、発光ダイオードが着脱自在に挿通可能な保持孔24が形成されている。着脱自在とすることにより、破損等により劣化した保持体の交換が容易となる。例示の発光ダイオードは砲弾型であるため、この形状に合わせて保持孔24は円筒形状である。なお、発光ダイオードはこれ以外の形状を用いることができるため、当然に保持孔の形状も適宜である。ここで、使用される発光ダイオードとして、豊田合成株式会社製:白色4φ型、日亜化学工業株式会社製:NEPW500等が挙げられる。図中、符号41は発光ダイオードの電極である。
【0030】
ちなみに、保持体の樹脂色と発光ダイオードの発光色との関係は次の通りである。実施例の電飾樹木構造体はサクラを模しているため、その花の発光の演出において、前記の保持体20を無色透明の樹脂とする場合、発光色は白色、桃色、赤色等とされる。また、保持体20を桃色透明等の樹脂とする場合、発光色は白色とされる。
【0031】
図6は第2実施例に係る電飾片30Aを示す。図示の電飾片30Aでは、保持体20Aの花弁21の基部分27にプラスチック繊維、ガラス繊維等の繊維状透明体26が複数配される。繊維状透明体26は花における雄しべを模したものである。このため、電飾片(保持体)をよりいっそうサクラの花に似せることができる。図中、図5の電飾片30と共通する箇所は同一符号とし、その説明を省略する。なお、繊維状透明体26を黄色に着色することにより、サクラの花としての電飾がさらに美麗となる。
【0032】
図7は、透明樹脂よりなる保持体を葉形状とする実施例である。図7(a)の第3実施例に係る電飾片30Bにおいて、保持体20Bはカエデ(楓)の葉形状を示す。図示の保持部22Bに発光ダイオード40が保持されている。さらに、図7(b)の第4実施例に係る電飾片30Cにおいて、保持体20Cはヒイラギの葉形状を示す。図示の保持部22Cに発光ダイオード40が保持されている。
【0033】
前記の電飾片30Bによると、春・夏の季節感を発光により演出しようとする場合、保持体20Bを無色透明の樹脂として緑色発光ダイオードを用いる他、保持体20Bを緑色透明の樹脂として白色発光ダイオードを用いることもできる。さらに、カエデが落葉樹であるため、秋の季節感を発光により演出しようとする場合、保持体20Bを無色透明の樹脂として黄色もしくは赤色発光ダイオードを用いる他、保持体20Bを黄色もしくは赤色の透明の樹脂として白色発光ダイオードを用いることもできる。
【0034】
加えて、前記の電飾片30Cのようにヒイラギ(柊)の葉形状を模しているため、クリスマスの時期の風情を演出することができる。この場合も、保持体20Bと同様に、保持体20Bを無色透明の樹脂として緑色発光ダイオードを用いる他、保持体20Bを緑色透明の樹脂として白色発光ダイオードを用いることもできる。むろん、カエデ、ヒイラギの樹木の外観に応じて幹部材、中枝部材、小枝部材等の形状が変更され、より忠実に樹木形状を模すようにすることは言うまでもない。また、当然に電飾片は、サクラの花形状、カエデ,ヒイラギの葉形状に限られることはなく、適宜である。
【0035】
上述の通り、種々の発光ダイオードの発光色と保持体と重ね合わせて電飾片の発色を構成している。しかしながら、重ね合わせの態様によっては、表現可能な発色が限られる場合もある。
【0036】
そこで、表現可能な発色をより多様とするため、発光ダイオードの表面42に樹脂製の被膜を被着させることができる。図8(a)に示すように、発光ダイオード40に該発光ダイオードの直径よりも内径が大である円筒形状の樹脂製の被膜43が被せられる。そして、図8(b)に示すように、この被膜43に熱が加えられることにより、被膜43は収縮して発光ダイオード40の表面42に被着する。実施例では、図示のように、前記被膜43が、発光ダイオード40の先端球面部40aを残して発光ダイオード40の側面40bに被着されている。なお、樹脂製の被膜は円筒形状に限られることはなく、平板状の被膜を巻き取り後、適宜の接着剤を用いて発光ダイオードの表面に被着させることもできる。この被膜として、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂が用いられる。
【0037】
発色の調整の一例として、白色発光ダイオードに赤色透明の被膜を被着させることにより、発光は淡い赤色、桃色等に変化させることができる。従って、無色透明の樹脂からなる保持体に、被膜を有する発光ダイオードを用いることにより、微妙な色調表現が可能となる。なお、前記被膜には、半透明の着色又は無着色の被膜等を用いても構わない。
【0038】
以上図示し説明した電飾片は、図9に示す通り、複数束ねられて電飾部材50とされる。実施例によると、電飾片30は、発光ダイオードの電極が保護・収容される支持軸51に接続される。支持軸51の内部には、発光ダイオードへの電源供給用の配線が収容され、さらに支持軸同士は軸基52で1本に束ねられている。実施例はサクラの花を模しているため、電飾部材は3個の電飾片を束ねている。そのため、種々の樹木(花、葉)に応じ束ねられている電飾片の数も当然に異なる。
【0039】
続いて、図10に示す通り、前記電飾部材50は複数寄せ合わされると共に支持枝61に接続され、電飾枝部60が構成される。実施例の電飾枝部60によると、支持枝61には4箇所の接続点62が設けられ、それぞれの接続点62につき、3個の電飾部材50(3個の軸基52)が接続される。支持枝61の内部にも、電飾部材(発光ダイオード)への電源供給用の配線が収容されている。図示を省略するが、支持枝には接続点を2箇所とした電飾枝部も存在する。
【0040】
このようにして、前掲の図3の通り、複数本の電飾枝部60が小枝本体部14に接続され、1本の小枝部材13が構成される。ちなみに、実施例の電飾樹木構造体において、模様替え、保守・点検等を行う場合、その作業量、程度に応じ保持体の交換、電飾部材の交換、電飾枝部の交換、小枝部材の交換を選択することができる。よって、作業効率の向上に加えて、季節毎に異なる演出(例えば、サクラの花をサクラの葉に交換)も容易である。
【0041】
上記の電飾片30(30A,30B,30C)、支持軸51及び支持枝61の間の接続においては、雨水、埃等の侵入から内部の配線を保護するため、部材、接続箇所の絶縁、被覆が好適に行われている。
【0042】
さらに、実施例の電飾樹木構造体においては、幹部材11、中枝部材12、小枝部材13の外表面に、電飾枝部に電源供給用の電気配線(各種のハーネス)150が配設され、発光ダイオードの点灯・消灯を制御する回路基板を収容するコントローラボックス(図示せず)も備えられている。そこで、幹部材11、中枝部材12、小枝部材13の少なくとも一以上に、保護カバー体100が巻着されている。実施例においては、図11に示すように、幹部材11の外表面に断面視略C字状の切れ目102を有する保護カバー体100が巻着されている例を示す。
【0043】
このように保護カバー体100を幹部材11等に巻着して切れ目102を塞ぐことにより、各電飾枝部60に電気配線(各種のハーネス)150、コントローラボックスは雨水、埃等から保護される。また、保護カバー体100はポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂等の耐久性を有する素材で形成され、同時に保護カバー体の表面模様101は、現実の樹木の樹皮(例えば、サクラの樹皮等)を模した意匠形面を有している。従って、保護カバー体を用いて電気配線、コントローラボックスを覆い隠すことができるため、樹木形状の外観(すなわち電飾樹木構造体の外観)を損なうことがなくなる。
【0044】
とりわけ、実施例のように保護カバー体100に切れ目102が設けられているため、幹部材への巻き着及び取り外しの利便性が向上し、保護カバー体自体の交換、電気配線、図示しないコントローラボックス、さらには各部材の接続箇所等の保守・点検が容易となる。むろん、切れ目を備えず保護カバー体を単純な円筒形状とすることも可能である。なお、保護カバー体の上部103及び下部104には、互いに嵌合可能な段部(図示せず)を設け、保護カバー体同士の接続を容易とすることもできる。
【0045】
前記中枝部材12、小枝部材13に対する保護カバー体の巻着に関しては、幹部材11の場合と同様であるため、図示及び説明を省略する。
【0046】
以上の通り図示し詳述した実施例の電飾樹木構造体によると、大きさ次第であるが、全体で電飾片30は8000〜12000個接続される。また、例えば、好適に電源回路を形成することにより、電飾部材を構成する電飾片のうち2個が順次点灯(つまり1個は消灯)し続け、電飾樹木構造体の全電飾片の2/3が順次切り替わりながら点灯する態様とすることができる。なお、発光、点灯の態様は、この電飾樹木構造体の設置場所(遊園地、遊戯施設等)、顧客の要求いかんにより、自由に設定される。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の電飾体を用いた電飾樹木構造体の全体側面図である。
【図2】幹部材と中枝部材と小枝部材との接続を示す概略図である。
【図3】小枝部材の全体側面図である。
【図4】保持体の上面図及び側面図である。
【図5】電飾片の概略断面図である。
【図6】第2実施例に係る電飾片の概略断面図である。
【図7】第3実施例及び第4実施例に係る電飾片の上面図である。
【図8】発光ダイオードに被膜が被着される工程を示す概略図である。
【図9】電飾部材の概略側面図である。
【図10】電飾枝部の概略側面図である。
【図11】保護カバー体の概略斜視図である。
【符号の説明】
【0048】
10 電飾樹木構造体
11 幹部材
12 中枝部材
13 小枝部材
14 小枝本体部
20,20A,20B,20C 保持体
21 花弁
30,30A,30B,30C 電飾片
40 発光ダイオード
43 被膜
50 電飾部材
51 支持軸
60 電飾枝部
61 支持枝
100 保護カバー体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光ダイオードの表面に樹脂製の被膜が被着されていることを特徴とする電飾体。
【請求項2】
前記樹脂被膜が着色されている請求項1に記載の電飾体。
【請求項3】
前記樹脂被膜が発光ダイオードの先端球面部を残して発光ダイオードの側面に被着されている請求項1又は2に記載の電飾体。
【請求項4】
前記樹脂被膜が熱収縮によって前記発光ダイオードの表面に被着されている請求項1又ないし3のいずれか1項に記載の電飾体。
【請求項5】
前記発光ダイオードが白色発光ダイオードである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電飾体。
【請求項6】
前記樹脂製の被膜の外側に前記発光ダイオードを保持するための保持体が配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電飾体。
【請求項7】
前記保持体には前記発光ダイオードを着脱自在に挿通可能とする保持孔が形成されている請求項6に記載の電飾体。
【請求項8】
前記保持体が花形状もしくは葉形状を模した樹脂成形体である請求項6又は7に記載の電飾体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−56236(P2006−56236A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−121038(P2005−121038)
【出願日】平成17年4月19日(2005.4.19)
【分割の表示】特願2004−239476(P2004−239476)の分割
【原出願日】平成16年8月19日(2004.8.19)
【出願人】(504316654)株式会社良光 (2)
【Fターム(参考)】