説明

靴を履いたまま装着できる靴底付合羽ズボン

【課題】雨天時にバイクや自転車に乗っても靴が濡れないようにする。
【解決手段】合羽ズボンの裾幅を広げて靴底aを付け、ズボンと靴底を一体型にすることにより靴が濡れるのを防ぐことができる。また外側両脇の足首からウエストまでを全開のファスナー開閉にすることにより、靴を履いたまま楽に着脱できるようになる。装着方法は、前身頃を靴底aが地面につく高さに持ち上げ、全開されている両脇の足首部分から靴を履いたまま靴底部分に足を入れ、次に、ウエスト両脇で前身頃と後身頃を面ファスナーで固定し両脇の全開ファススナーを閉めることにより簡単に装着ができる。また裾裁きをよくするための足首部分のベルトを前身頃を押えるように巻くことにより、ファスナー部分からの雨の侵入を防ぐことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、雨天時合羽を着用してバイクや自転車に乗ると、ズボン部分の雨は防げても靴が濡れてしまうのを解決するためと、靴を履いたまま楽に着脱ができるよう考案したものである。
【背景技術】
【0002】
従来の合羽ズボンの裾から下の靴部分の防水は、雨靴を履くことによりなされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 2007−289036号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
雨天時、合羽を着用してバイクや自転車に乗り通勤・通学したり、仕事での営業先回りで何度も合羽を着脱するとき、靴を履いたままでは困難であるのと道中靴が濡れて靴下を取り替えなくてはならなくなる場合もしばしばある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本考案は、雨天時にバイクや自転車に乗っても靴が濡れないようにするためのもので、合羽ズボンの裾幅を広げて靴底を付け、ズボンと靴底を一体型にすることにより靴が濡れるのを防ぐことができる。また外側両脇の足首からウエストまでを全開のファスナー開閉にすることにより、靴を履いたまま楽に着脱できるようになる。装着方法は、前身頃を靴底が地面につく高さに持ち上げ、全開されている両脇の足首部分から靴を履いたまま靴底部分に足を入れ、次に、ウエスト両脇で前身頃と後身頃を面ファスナーで固定し両脇の全開ファススナーを閉めることにより簡単に装着ができる。また裾裁きをよくするための足首部分のベルトを前身頃を押えるように巻くことにより、ファスナー部分からの雨の侵入を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0006】
雨天時、合羽を着用しての通勤・通学・営業には、靴が濡れないので靴下の替えが必要なくなるのと、靴を履いたまま着脱できるので装着の時間が短縮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
両脇のファスナー部分からの雨の侵入を防ぐために、前身頃の被せ代を深くする。また裾裁きをよくするために足首に固定ベルトを付け、それを両脇ファスナーの後身頃側から後回りにまわして、前身頃の被せ代を押えるようにして面ファスナーで固定することにより、雨の侵入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 1、 靴底付合羽ズボンの着用図 2、 両脇ファスナーの全開図
【図面の符号の説明】
【0009】
a 靴底
b 両脇ファスナー
c 前身頃面ファスナー
d 後身頃面ファスナー
e 裾ベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
雨天時着用する合羽ズボンで、バイク・自転車に乗るとき靴を履いたまま装着できて、尚且つ靴が濡れないようにするため、ズボンの裾に靴底を付けズボン・靴一体型とし、両脇の足首部分からウエストまでを全開のファスナー開閉にし、ウエスト両脇で面ファスナーによって前身頃と後身頃を接着し固定できるようにした、ズボンの裾に靴底を付け両脇の足首からウエストまでをファスナー開閉にして着脱する、ズボン・靴一体型を特徴とする合羽ズボン。

【図1】
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