説明

飲料注出コック

【課題】本発明は、利用者の利便を維持しつつ、利用者の作業効率を向上できる飲料注出コックを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明による飲料注出コックでは、注出口330bを開くようにコックハンドル36が傾動された際に、フック体431の爪部431aがハンドル係合部362に係合されて、注出口330bの開放が維持される。この注出口330bの開放の維持は、フックレバー432の押下、及び制御手段の制御に応じたソレノイドアクチュエータ47の作動のいずれか一方により解除される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料タンクに貯められた飲料を注出するための飲料注出コックに関する。
【背景技術】
【0002】
従来用いられていたこの種の飲料注出コックとしては、例えば下記の特許文献1に示されている構成が挙げられる。すなわち、従来の飲料注出コックでは、コック本体に設けられた挿通孔を通してコック本体内に注出棒が進退可能に挿入されており、この注出棒の一端にコック本体の注出口を開閉するための弁体が取付けられている。注出棒の他端にはコック本体外に配置された作動部材が連結されており、この作動部材が注出棒との連結位置からずれた位置を支点として傾動することで、注出棒を介して弁体が開放作動される。作動部材には、コック本体の下方まで延在された連注用レバーが接続されており、連注用レバーにカップが押し当てられることで、連注用レバーを介して作動部材が傾動されて弁体が開放作動される。そして、カップが連注用レバーに押し当てられている間は、弁体の開放状態が維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−12095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の飲料注出コックでは、連注用レバーからカップが離されるまで弁体の開放状態が維持されるので、カップに適量の飲料が注出されるまで利用者が飲料ディスペンサから離れることができず、利用者の作業効率が低下してしまう。
一方、アクチュエータを用いて注出棒及び弁体を押し下げて、弁体の開放状態を自動的に解除させることも考えられるが、作動部材を介して注出棒が連注用レバーに接続されているので、アクチュエータによる注出棒の駆動に連動して連注用レバーが回動してしまい、カップを転倒させてしまう可能性がある。
また、連注用レバーを設置せずに、利用者のボタン操作に応じて一定量の飲料を自動的にカップに注出する構成も考えられるが、飲料を注ぎ足す等の作業が難しくなり、利用者の利便性が低下する。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者の利便を維持しつつ、利用者の作業効率を向上できる飲料注出コックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る飲料注出コックは、飲料タンクに貯められた飲料を注出するための飲料注出コックであって、飲料が注出される注出口を有するコック本体と、コック本体に進退可能に挿入された注出棒と、コック本体内に配置されるとともに注出棒の一端に取付けられ、注出棒の進退に応じて注出口を開閉する弁体と、コック本体の外部に配置されるとともに注出棒の他端に連結され、注出棒との連結位置からずれた位置を支点として傾動されることで、注出棒を進退させるコックハンドルと、コックハンドルに設けられたハンドル係合部と、コックハンドルに近接して配置されるとともに、回動軸を中心に回動可能に設けられた開放維持体と、開放維持体に設けられ、注出口が閉じられているときにハンドル係合部に押し付けられるようにバネによって付勢されたフック体と、開放維持体に設けられたフックレバーと、開放維持体に接続されたアクチュエータと、アクチュエータの動作を制御する制御手段とを備え、注出口を開くようにコックハンドルが傾動された際に、フック体の爪部がハンドル係合部に係合されて、注出口を閉じる方向へのコックハンドルの傾動が規制されるとともに注出口の開放が維持され、フックレバーの押下、及び制御手段の制御に応じたアクチュエータの作動のいずれか一方により、フック体がハンドル係合部から離れるように開放維持体が回動された際に、注出口の開放の維持が解除される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の飲料注出コックによれば、フック体の爪部がコックハンドルのハンドル係合部に係合されて注出口の開放が維持されるとともに、フックレバーの押下、及び制御手段の制御に応じたアクチュエータの作動のいずれか一方により、フック体がコックハンドルから離れるように回動されることで注出口の開放の維持が解除されるので、飲料が注がれるカップに影響を与えることなく、自動及び手動の両方で注出口の開放の維持が解除でき、利用者の利便を維持しつつ、利用者の作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態1による飲料注出コックを示す斜視図である。
【図2】図1の飲料注出機構を示す側面図である。
【図3】図2の飲料注出機構の断面図である。
【図4】図1の開放維持機構を示す斜視図である。
【図5】図4の開放維持機構の断面図である。
【図6】図4の開放維持機構による開放維持状態を示す斜視図である。
【図7】図6の開放維持機構の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による飲料注出コックを示す斜視図である。図において、一対の飲料タンク1の下方には、それぞれに対応する一対の飲料注出コック2が配置されている。飲料注出コック2には、飲料注出機構3と開放維持機構4とが含まれている。後に詳しく説明するが、飲料注出機構3は、コック本体33やコックハンドル36等を含んでおり、飲料タンク1に貯められた飲料を注出するためのものである。同様に後に詳しく説明するが、開放維持機構4は、フックレバー432や外装5に覆われたフック体431(図4参照)等を含んでおり、飲料注出機構3の開放状態(連続注出状態)を維持するものである。
【0010】
次に、図2は、図1の飲料注出機構3を示す側面図であり、図3は、図2の飲料注出機構3の断面図である。図において、飲料注出機構3には、接続管30、飲料流入管31、ユニオンナット32、コック本体33、注出棒34(図3参照)、弁体35(図3参照)、及びコックハンドル36が設けられている。図3に示すように、接続管30には、一端30aと他端30bとを連通する断面L字状の通水路30cが設けられている。接続管30の一端30aは、飲料タンク1(図1参照)に接続される。接続管30の他端30bの内部には、飲料流入管31の一端31aが挿入されている。この一端31aの接続管30から突出された位置の外周には、Eリング31cが取付けられている。飲料流入管31の一端31aは、Eリング31cとユニオンナット32とによって、接続管30の他端30bに固定されている。
【0011】
図2に示すように、コック本体33は、ノズル体330及びキャップ体331を有している。図3に示すように、ノズル体330は、飲料流入管31の他端31bに一体に設けられた略円筒部材であり、飲料流入管31に連通された流入口330aと、下方に向けて開口された注出口330bと、上方に向けて開口された上部開口330cとを有している。注出口330bは、飲料タンク1から接続管30、飲料流入管31、及び流入口330aを通ってノズル体330に供給された飲料を外部に注出するためものである。
【0012】
キャップ体331は、上部開口330cを塞ぐようにノズル体330に取付けられている。図3に示すように、キャップ体331には、コック本体33の内外を連通する挿通孔331aが設けられている。この挿通孔331aを通して、コック本体33に注出棒34が進退可能に挿入されている。注出棒34の一端340は、コック本体33の内部に位置しており、径方向に拡張された一対の環状段部から構成されている。注出棒34の一端340には、注出棒34の進退に応じて注出口330bを開閉する弁体35が取付けられている。
【0013】
弁体35は、ゴム等の弾性体がカップ状に形成されたものであり、底部350と周壁351とバネ352とを有している。底部350には、上方に向けて開口された嵌合口が設けられており、この嵌合口に注出棒34の一端340が嵌合されている。周壁351は、底部350とキャップ体331との間に設けられており、注出棒34の進退に応じて屈曲変形可能とされている。バネ352は、周壁351の内側で底部350とキャップ体331との間に配置されており、底部350及び注出棒34を下方に向けて付勢している。弁体35は、図3に示すように注出棒34が下方に位置しているときに、注出口330bを閉じる。また、注出口330bは、バネ352の作用に逆らって注出棒34が上方に変位されたときに、周壁351が屈曲変形されながら底部350が引き上げられることで開かれる。
【0014】
コックハンドル36は、コック本体33の外部に配置されるとともに、注出棒34の他端341に連結されている。また、コックハンドル36は、注出棒34との連結位置からずれた位置を支点として傾動されることで、注出棒34を進退させる。
【0015】
具体的には、コックハンドル36には、一対の側壁部360(図3では片側のみを示す)、ハンドルレバー361、及びハンドル係合部362が設けられている。一対の側壁部360は、それぞれ略四角形に形成されており、互いに対向するように離間して配置されている。各側壁部360の下部前方位置には、キャップ体331の上面に接触可能な円弧部360aが設けられている。注出棒34の他端341には軸体342が挿入されている。軸体342は、各側壁部360の下部中央位置で各側壁部360によって軸支されている。これにより、注出棒34の他端341は、コックハンドル36に連結されている。ハンドルレバー361は、側壁部360の上部間を連結するとともに、この側壁部360の上部から上向き前方に延出されている。ハンドルレバー361が下方に向けて押下されると、円弧部360aを支点としてコックハンドル36が傾動される。コックハンドル36が傾動されると、軸体342を介して注出棒34及び弁体35が引き上げられ、注出口330bが開かれる。ハンドル係合部362は、側壁部360の下部後方間を連結する棒部材である。後に詳しく説明するが、このハンドル係合部362は、注出口330bの開放を維持するためのものである。
【0016】
次に、図4は、図1の開放維持機構4を示す斜視図であり、図5は、図4の開放維持機構4の断面図である。図において、開放維持機構4は、第1基台40、第2基台41、回動軸42、開放維持体43、バネ44、センサ45、リンク体46、ソレノイドアクチュエータ47、及び制御手段48を有している。
【0017】
第1基台40は、ユニオンナット32の上方に配置されるとともに水平方向に延在された第1水平板40aと、第1水平板40aの幅方向に沿う一端から奥行方向に沿って延在するように立設された第1垂直板40bと、第1水平板40aの幅方向に沿う他端から幅方向に沿って延在するように立設された第1取付板40cと、第1取付板40cに対向するように水平板40aの他端から幅方向に沿って立設された第2取付板40dを有している。
【0018】
第1及び第2取付板40c,40dの後方に位置する壁部6からはパイプ状軸体7が突出されており、このパイプ状軸体7は第1及び第2取付板40c,40dの取付け穴40eに挿通されている。これにより、第1基台40は、パイプ状軸体7に回動可能に支持されている。また、パイプ状軸体7の内側には、センサ45及びソレノイドアクチュエータ47の電源ケーブル及び信号ケーブルが通されており、これらのケーブルを介してセンサ45及びソレノイドアクチュエータ47が制御手段48に接続されている。
【0019】
第2基台41は、第1垂直板40bに対向するように奥行方向に沿って延在された第2垂直板41aと、第2垂直板41aの下端から第1垂直板40bに向けて第1水平板40aと平行に延在された第2水平板(図示せず)とを有している。第2水平板が第1水平板40aに固定されることで、第2基台41が第1基台40に固定されている。
【0020】
第2垂直板41aは、第1垂直板40bから離間されており、第1垂直板40bとの間に第1機器収納空間51を形成している。また、第2垂直板41aは、第1及び第2取付板40c,40dの終端に対して離間して配置されており、第1及び第2取付板40c,40dの終端との間に第2機器収納空間52を形成している。
【0021】
第1機器収納空間51には、回動軸42、開放維持体43、バネ44、及びセンサ45が配置されている。回動軸42は、第1垂直板40bと第2垂直板41aとの間に設けられており、コックハンドル36の上方で第1及び第2垂直板40b,41aによって軸支されている。開放維持体43は、コックハンドル36に近接して配置されるとともに、回動軸42に固定されている。開放維持体43は、回動軸42と一体に回動軸42を中心に回動される。
【0022】
図5に示すように、開放維持体43は、回動中心部430、フック体431、フックレバー432、及び作動片433が一体に設けられたものである。回動中心部430は、回動軸42が挿通された部分であり、開放維持体43の回動の中心となる部分である。フック体431は、回動中心部430の後方から下方に向けて突出されており、先端にくさび状(鉤状)の爪部431aが設けられている。また、フック体431は、コックハンドル36の側壁部360間に挿入されており、図5に示すように注出口330bが閉じられているときにハンドル係合部362に押し付けられるようにバネ44によって付勢されている。バネ44は、回動軸42よりも後方かつ上方に配置された第1及び第2垂直板40b,41a間の支柱53と回動軸42との間に設けられたコイルバネである。フックレバー432は、回動中心部430から上向き前方に延出されており、このフックレバー432が押下されることにより開放維持体43全体が回動軸42を中心に回動される。
【0023】
作動片433は、回動中心部430から後方に向けて水平に延出されている。センサ45は、開放維持体43の回動を検出するためのものであり、開放維持体43が回動される際の作動片433の軌道に沿って配置されている。この実施の形態では、センサ45は、第1及び第2垂直板40b,41a間に固定されたセンサ基台45aに取付けられた光センサであり、作動片433が検出通路45bを通過した際に開放維持体43の回動が検出される。
【0024】
図4に戻り、第2機器収納空間52には、リンク体46及びソレノイドアクチュエータ47が配置されている。リンク体46は、第2垂直板41aから突出された回動軸42の一端42aと、ソレノイドアクチュエータ47のプランジャ47aとを連結するものである。回動軸42は、プランジャ47aが進退されることで回動される。すなわち、ソレノイドアクチュエータ47の駆動力によって、開放維持体43全体が回動軸42を中心に回動される。制御手段48は、ソレノイドアクチュエータ47の動作を制御するものである。
【0025】
次に、図6は、図4の開放維持機構4による開放維持状態を示す斜視図であり、図7は、図6の開放維持機構4の断面図である。図6及び図7において、ハンドルレバー361の押下により、コックハンドル36が注出口330bを開くよう傾動されている。このとき、フック体431の爪部431aがハンドル係合部362に係合されている。具体的に説明すると、ハンドルレバー361の押下によってコックハンドル36が傾動されると、爪部431aを後方に押しながらハンドル係合部362が上方に変位される。注出口330bが完全に開かれる位置までコックハンドル36が傾動されると、ハンドル係合部362が爪部431aよりも上方に位置され、バネ44の作用により爪部431aがハンドル係合部362の下方に入り込む。これにより、注出口330bを閉じる方向へのコックハンドル36の傾動が規制されて、注出口330bの開放が維持される。
【0026】
注出口330bの開放の維持は、手動及び自動の両方で解除可能とされている。手動で注出口330bの開放の維持が解除される場合には、フックレバー432が押下される。これにより、フック体431がハンドル係合部362から離れるように開放維持体43が回動されて、爪部431aとハンドル係合部362との係合が解除され、バネ352の作用により弁体35及び注出棒34が下方に変位され、注出口330bが閉じられる。
【0027】
自動で注出口330bの開放の維持が解除される場合には、制御手段48の制御に応じて、ソレノイドアクチュエータ47が作動される。具体的に説明すると、図6及び図7に示すように注出口330bの開放が維持される際には、コックハンドル36の傾動に伴って作動片433がセンサ45の検出通路45bを通過する。制御手段48は、センサ45によって作動片433の通過が検出された際に、注出口330bの開放が維持された状態を検出する。また、制御手段48は、注出口330bの開放が維持されている状態を検出した後に、直接的又は間接的に飲料の注出量を検出し、適量の飲料が注出されたと判定した場合に、ソレノイドアクチュエータ47のプランジャ47aが引き下げる。これにより、フック体431がハンドル係合部362から離れるように開放維持体43が回動されて、注出口330bが閉じられる。
【0028】
なお、直接的に飲料の注出量を検出する方法としては、飲料の流量を流量計により検出する方法や、カップに注がれた飲料の重量を重量計によって検出する方法が例示される。間接的に飲料の注出量を検出する方法としては、飲料タンク1の水頭圧と注出口330bの開放時間とに基づいて注出量を算出する方法が例示される。
【0029】
このような飲料注出コックでは、フック体431の爪部431aがコックハンドル36のハンドル係合部362に係合されて注出口330bの開放が維持されるとともに、フックレバー432の押下、及び制御手段48の制御に応じたソレノイドアクチュエータ47の作動のいずれか一方により、フック体431がコックハンドル36から離れるように回動されることで注出口330bの開放の維持が解除されるので、飲料が注がれるカップに影響を与えることなく、自動及び手動の両方で注出口330bの開放の維持が解除でき、利用者の利便を維持しつつ、利用者の作業効率を向上できる。
【0030】
なお、実施の形態1では、ソレノイドアクチュエータ47を用いるように説明したが、アクチュエータは、これに限定されず、ギアモータ等でもよい。また、アクチュエータと開放維持体の接続は任意である。
【符号の説明】
【0031】
1 飲料タンク
2 飲料注出コック
33 コック本体
330b 注出口
34 注出棒
35 弁体
36 コックハンドル
362 ハンドル係合部
42 回動軸
42a 一端
43 開放維持体
431 フック体
431a 爪部
432 フックレバー
44 バネ(付勢手段)
47 ソレノイドアクチュエータ(アクチュエータ)
48 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料タンクに貯められた飲料を注出するための飲料注出コックであって、
前記飲料が注出される注出口を有するコック本体と、
前記コック本体に進退可能に挿入された注出棒と、
前記コック本体内に配置されるとともに前記注出棒の一端に取付けられ、前記注出棒の進退に応じて前記注出口を開閉する弁体と、
前記コック本体の外部に配置されるとともに前記注出棒の他端に連結され、前記注出棒との連結位置からずれた位置を支点として傾動されることで、前記注出棒を進退させるコックハンドルと、
前記コックハンドルに設けられたハンドル係合部と、
前記コックハンドルに近接して配置されるとともに、回動軸を中心に回動可能に設けられた開放維持体と、
前記開放維持体に設けられ、前記注出口が閉じられているときに前記ハンドル係合部に押し付けられるように付勢手段によって付勢されたフック体と、
前記開放維持体に設けられたフックレバーと、
前記開放維持体に接続されたアクチュエータと、
前記アクチュエータの動作を制御する制御手段と
を備え、
前記注出口を開くように前記コックハンドルが傾動された際に、前記フック体の爪部が前記ハンドル係合部に係合されて、前記注出口を閉じる方向への前記コックハンドルの傾動が規制されるとともに前記注出口の開放が維持され、
前記フックレバーの押下、及び前記制御手段の制御に応じた前記アクチュエータの作動のいずれか一方により、前記フック体が前記ハンドル係合部から離れるように前記開放維持体が回動された際に、前記注出口の開放の維持が解除されることを特徴とする飲料注出コック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−189050(P2010−189050A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−37800(P2009−37800)
【出願日】平成21年2月20日(2009.2.20)
【出願人】(000194893)ホシザキ電機株式会社 (989)
【Fターム(参考)】