説明

高スペクトル効率の光DPSK信号を受信するシステムおよび方法

50GHzチャネル間隔を有する高密度波長分割多重(DWDM)通信システム内の40Gb/sおよび100Gb/sチャネルによって経験され得るような、厳重な光フィルタリングを受ける差動位相偏移変調(DPSK)光信号を受信するための装置および方法が提供される。復号されることになるDPSK信号のシンボルレート(SR)よりも大きい自由スペクトル領域(FSR)を有する光遅延干渉計(ODI)復調器を使用する光DPSK受信機が説明されている。その受信機はODI復調器の出力間に付加的な出力不平衡を導入する手段を含み、その付加的な出力不平衡はFSR対SRの比率に関連し得る。その付加的な出力不平衡は、厳重な光フィルタリングに対する信号耐性を増やし、それによってDWDMなどのアプリケーションでの高いスペクトル効率を実現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光通信の分野に関し、特に、高いスペクトル効率で伝送される差動位相偏移変調光信号の受信に関連する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
光差動位相偏移変調(DPSK)は、高い受信機感度、高速伝送での大きな非線形効果に対する高い耐性、および、コヒーレントクロストークに対する高い耐性を提供する有望な変調フォーマットである。光DPSK伝送では、データ情報は隣接ビットの間の光位相差によって運搬される。光DPSK変調は、差動2位相偏移変調(DBPSK)、差動4位相偏移変調(DQPSK)、および、他の関連フォーマット変形を含む。
【0003】
光転送ネットワークの容量を増やすために、40Gb/sチャネルが、現在これらのネットワーク上で運ばれている10Gb/sチャネルに置き換わることになると考えられている。コア転送ネットワークの多くは、国際電気通信連合(ITU)によって規定されるように、50GHzのチャネル間隔を有する高密度波長分割多重(DWDM)に基づいている。この間隔は、Δfmin=50GHzで、図1Aに概略的に図示されている。通常の10Gb/s信号のそれと比較してはるかに広域の40Gb/sDBPSK信号の光スペクトルのため、50GHzチャネルグリッドを介して40Gb/sの2進信号を伝送するとき、厳重な光フィルタリングによる深刻な不利益がある。このフィルタリングの不利益は、波長選択スイッチ(WSS)などの素子を組み入れた複数の再構成可能な光挿入/分岐多重装置(ROADM)が、たとえば図1Bに概略的に図示されるように、今日の透過的光ネットワークの多くで共通のものとしての伝送システムにも挿入されるとき、さらに大きくなる。たとえば、図示されたネットワーク10において、信号は、その起点21とその宛先22の間の複数のROADM/WSS11−14を介して経路指定されることができる。これは、通常のDWDMシステムにおけるそのような高速のDPSK信号を高スペクトル効率で伝送することを困難にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高いスペクトル効率を実現するための既存の手法は、DQPSKおよびデュオバイナリなどの帯域幅効率のよい変調フォーマットを使用することである。しかし、DQPSKはより複雑なおよび高価な送信機および受信機を必要とし、デュオバイナリはDBPSKおよびDQPSKよりも低い受信機感度を有する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
例示的な一実施形態では、本発明は、受信された光DPSK信号を復調するために光遅延干渉計(ODI)を使用する光差動位相偏移変調(DPSK)受信機を提供する。本発明によれば、ODI復調器は、復調されることになるDPSK信号のシンボルレート(SR)よりも大きい自由スペクトル領域(FSR)を有する。さらに、その受信機は、ODI復調器の2つの出力に対応する信号間に付加的な出力不平衡を導入するための手段を含み、その付加的な出力不平衡はFSR対SRの比率に関連する。賢明に選択されるとき、その付加的な出力不平衡は、厳重な光フィルタリングに対する信号の耐性を増やし、それによって高密度波長分割多重(DWDM)などの適応分野で高いスペクトル効率を実現する。付加的な出力不平衡は、電気的減衰または増幅回路を使用して電気的に、または、光減衰を使用して光学的に、実装されることができる。導入される出力不平衡は、固定または調整可能でもよい。受信データの極性の潜在的な曖昧さに適応するために、極性検出および回復回路も使用されることができる。
【0006】
本発明の実施形態は、たとえば、50GHzDWDMグリッドを介した40Gb/s差動2位相偏移変調(DBPSK)信号、ならびに50GHzグリッドを介した100Gb/s差動4位相偏移変調(DQPSK)信号の伝送に適用されることができる。かかる実施形態は、40Gb/sDBPSKおよび100Gb/sDQPSK信号が、システムリーチおよびROADMサポートに関して改良された性能で50GHz最小チャネル間隔を有するDWDMシステムを介して運ばれることを可能にする。
【0007】
本発明のさらに別の実施形態は、ODIの遅延またはFSRを変更することなく出力比を調整することによって異なるフィルタリング条件の下で信号受信の性能を順応して最適化し、それによって信号受信をヒットレスまたは割込みなしにすることなどの他の利益も提供する。
【0008】
本発明の前述のおよび他の機能および態様は、以下にさらに詳しく説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1A】高密度波長分割多重(DWDM)方式でのチャネル間隔を説明する図である。
【図1B】複数の再構成可能な光挿入/分岐多重装置(ROADM)および波長選択スイッチ(WSS)を有する通常の光ネットワークの概略図である。
【図2】光出力不平衡モジュールを備える差動2位相偏移変調(DBPSK)受信機の例示的な一実施形態のブロック図である。
【図3】電気的出力不平衡モジュールを備えるDBPSK受信機の例示的な一実施形態のブロック図である。
【図4】DBPSK受信機のさらに別の例示的な一実施形態のブロック図である。
【図5】差動4位相偏移変調(DQPSK)受信機の例示的な一実施形態のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図2は、本発明による差動2位相偏移変調(DBPSK)受信機100の例示的な一実施形態のブロック図である。受信機100は、たとえば、そのデータレートが名目上43Gb/sであり約40Gb/sから50Gb/sに及び得る、50GHz最小チャネル間隔Δfmin=50GHz(図1A)を有する高密度波長分割多重DWDMシステム(図1B)を介して伝送される、DBPSK信号を受信するために、使用されることができると考えられる。
【0011】
受信機100は、その入力で受信光DBPSK信号を復調するための光遅延干渉計(ODI)110を備える。一般に、ODIは、異なる長さを有する2つの光経路を有する。その2つの経路の長さの違いが、その2つの経路を移動する光信号の間に時間遅延Tをもたらし、その遅延はODIの自由スペクトル領域(FSR)の逆数に等しい、即ちFSR=1/Tである。本発明によれば、ODI110は、復調されることになるDBPSK信号のシンボルレート(SR)よりも大きいFSRを有する。本発明による例示的な一実施形態では、FSRは好ましくは以下の範囲内にある:
1.15SR≦FSR≦2.5SR、 (1)
但し、FSRの単位はGHzであり、SRの単位はGbaudである。
【0012】
ODI110のコンストラクティブ的出力ポートが光減衰器115を介して平衡検波器120の第1の入力に結合されるのに対して、ODI110のディストラクティブ的出力ポートは第2の光減衰器116を介して平衡検波器120の第2の入力に結合される。それぞれ可変減衰αおよびαを有する、光減衰器115および116は、ODIのコンストラクティブ的ポートおよびディストラクティブ的ポート、PconおよびPdes、にそれぞれ関連付けられた信号出力の比率を調整するために制御ユニット125によって制御される。減衰器115および116は、増分の出力不平衡、または、2つの信号の出力がそれによって修正されないときには自然の出力比に付加的な信号間の出力比の変更を導入する。たとえば、減衰器115および116によって導入される出力比Pcon/Pdesの付加的な調整は、少ないフィルタリングのために好ましくは導入されるより多くの減衰で、受信DBPSK信号が受けた光フィルタリングの程度に応じて、−6dBと2dBの間でもよい。ここで、出力比Pcon/Pdesの2dBの調整は、Pdesに比べたPconの2dBまたは約58%の相対的増加を意味する。そのようなものとして、信号性能は、出力比を調整することによって適応的に(ODIの遅延またはFSRを変更することなしに)異なるフィルタリング条件の下で最適化されることができる。
【0013】
図2の例示的な実施形態はODI110のコンストラクティブ的ポートおよびディストラクティブ的ポートのそれぞれに結合された光減衰器を示すが、本発明によれば、そのODIポートのうちの1つだけに結合された減衰器を使って代替の実施形態を有することが可能である。たとえば、出力比Pcon/Pdesの付加的調整がゼロ未満になる(即ち、コンストラクティブ的ポートの信号のみが減衰される必要がある)とき、減衰器116は削除されることができる。
【0014】
さらに、減衰を変化させることが必要ではない(たとえばフィルタリング条件が実質的に一定である)適用例について、たとえば、固定減衰器を使ってまたはODI110の出力ポートのうちの少なくとも1つでの不完全な光結合によって、減衰が実現されることができる。よく知られている技法を使用して、光結合が製造時に設定されて所望の程度の減衰を提供することができる。
【0015】
平衡検波器120の出力は、シンボルレート(SR)で受信信号およびクロック内の符号化されたデータを回復する、クロックおよびデータ回復(CDR)回路130に提供される。受信データの極性の潜在的な曖昧さに適応するために、データ反転回路140がCDR回路130によって回復されるデータを反転させるために含まれることができる。CDRおよびデータ反転回路は、知られている方法で実装されることができる。
【0016】
本発明によるさらに別の代替では、出力比調整が電気的手段で達成されることができる。図3は、その中で出力比調整が電子増幅器および/または減衰器回路を使用して実行される、受信機200のさらに別の例示的な一実施形態を示す。受信機200は、ODI210のコンストラクティブ的出力およびディストラクティブ的出力を、それらが検出され、電気的信号に変換された後に、それぞれ増幅および/または減衰する、電子増幅器(および/または減衰器)221および222を備える。増幅器(および/または減衰器)221および222によって提供される増幅および/または減衰(g、g)は、制御ユニット225の制御の下で変化させられることができる。前述のように、クロックおよびデータ回復(CDR)回路230ならびに任意選択のデータ反転回路240が、オリジナルデータを回復する。
【0017】
図3の例示的な実施形態はODI210のコンストラクティブ的ポートおよびディストラクティブ的ポートのそれぞれに電子増幅器(および/または減衰器)を示しているが、本発明によれば、ODIポートのうちの1つだけに増幅器(減衰器)を有する代替の実施形態を有することが可能である。
【0018】
例示的な一実施形態では、出力調整は、以下の関係式にしたがって設定されることができる:
Δ(Pcon/Pdes)≒(SR/FSR−0.75)×15dB (2)
【0019】
たとえば、43Gb/sのシンボルレート(SR)について、(Pcon/Pdes)への付加的出力比調整は、50GHz、67GHz、および100GHzのFSRに対してそれぞれ、約1.7dB、−1.6dB、および−4.8dBになろう。FSRおよびSRが関係式(1)にしたがう場合、付加的出力比調整Δ(Pcon/Pdes)は約−5.25dBから1.8dBの範囲を有することになろう。
【0020】
図4は、本発明による受信機300のさらに別の例示的な一実施形態のブロック図である。受信機300は、WDMチャネル間隔Δfmisに等しいFSRを有するODI310復調器を備える。したがって、50GHzチャネル間隔の場合、ODI310のFSRは50GHz、Tは20psになろう。そのようなものとして、ODI310のFSRは、43Gb/sDBPSK信号のシンボルレートよりも約16%大きいことになろう。関係式(2)によれば、所望の出力調整は1.65dBであることになり、または、PdesはPconと比べて1.65dBまたは約32%減らされることになろう。
【0021】
図4の例示的な実施形態では、付加的な出力不平衡が固定光減衰315によってODI310のディストラクティブ的出力ポートと平衡検波器320の間に導入される。減衰315は、たとえば、対応する信号に固定光減衰315を提供するために、ODI310のディストラクティブ的ポートを検波器320に不完全に結合させることによって、実装されることができる。別法として、減衰315は、前述のように、離散的出力不平衡モジュールまたはブロックで実装されることができる。
【0022】
前述のように、CDR回路330は、オリジナルデータを回復するために示されている。図4の実施形態の1つの特徴は、そのFSRがWDMチャネル間隔Δfmisに等しいODI310は一定の公称条件でWDMチャネルのうちのいずれか1つを復調するように構成されることができるため、任意選択のデータ反転回路がもはや必要とされなくともよいことである。この特徴は、受信WDM信号の波長が変わるときにODI設定の変更が必要とされないカラーレス動作を実現するために活用されることもできる。
【0023】
図5は、本発明による受信機400のさらに別の例示的な一実施形態のブロック図である。受信機400は、たとえば50GHz最小チャネル間隔を有するDWDMシステムを介して伝送されることができる、差動4位相偏移変調(DQPSK)信号を復調することができる。100Gb/sの正味データレートを有するDQPSK信号について、たとえば、生データレートは、名目上113Gb/sであり、順方向誤り訂正(FEC)などの処理のためのオーバヘッドが含まれるときには約107Gb/sから約125Gb/sに及び得る。
【0024】
受信機400は、DQPSK信号の同相のおよび直角位相の成分の復調のための1組のODI410および411を含むDQPSK復調器を備える。例示的な一実施形態では、DQPSK復調器のFSRは100GHzである。そのようなものとして、ODI410および411のFSRは、113Gb/sDQPSK信号のシンボルレートよりも約77%大きい。関係式(2)によれば、所望の出力調整は−2.8dBであることになり、または換言すれば、(各ODIの)Pconは(各ODIの)Pdesと比較して2.8dB、もしくは約48%減らされることになろう。
【0025】
ODI410および411の出力は、出力不平衡モジュール415に提供される。出力不平衡モジュール415の同相の出力および直角位相の出力は、平衡検波器421および422にそれぞれ結合される。出力不平衡モジュール415は、前述のように、たとえば光減衰器によってまたは不完全な光結合を提供することによって、ODI410および411のコンストラクティブ的ポートおよび/またはディストラクティブ的ポートで信号に光減衰を受けさせることによって、実装されることができる。別法として、前述のように、光信号の電気的形式への変換の後に構成される出力不平衡モジュールの電気的実装が使用されることができる。さらに、出力不平衡モジュール415は、制御ユニット425の制御の下で固定出力不平衡または可変出力不平衡を提供することができる。
【0026】
CDR回路431および432ならびに任意選択のデータ反転回路441および442が、前述のように、オリジナルの同相のおよび直角位相のデータトリビュータリを回復するために、それぞれ検波器421および422に続く。
【0027】
本明細書で開示されるように、本発明は、従来のDWDMシステムを介して伝送される高スペクトル効率のDPSK信号を受信するときに優れた信号性能を提供する。さらに、本発明のさらに別の実施形態は、出力比を調整することによって適応的に(ODIの遅延を変更することなしに)異なるフィルタリング条件の下で信号性能を最適化するための、およびヒットレス受信機動作を可能にするための機構などの他の利益も提供する。本発明のかかる実施形態は、それによって、高スペクトル効率のシステムでDPSK信号を伝送するときに総体的なシステム性能の向上および容易な実装を提供する。
【0028】
前述の実施形態が本発明の適用例を表すことができる可能な具体的な実施形態のうちのほんの一部のみを例示するものであることは理解されている。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく多数のおよび多様な他の構成が当業者によって作られることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
波長分割多重方式(WDM)光伝送システムから差動位相偏移変調(DPSK)光信号を受信するための光受信機であって、
DPSK光信号を受信するための光入力、
DPSK光信号に基づくコンストラクティブ的信号と関連付けられたコンストラクティブ的光出力、および
DPSK光信号に基づくディストラクティブ的信号と関連付けられたディストラクティブ的光出力
を有する光遅延干渉計(ODI)を含む復調器と
コンストラクティブ的信号とディストラクティブ的信号の間に付加的相対的出力差を提供する出力不平衡モジュールと
を備え、そのODIがDPSK光信号のシンボルレート(SR)よりも大きい自由スペクトル領域(FSR)を有する、光受信機。
【請求項2】
1.15SR≦FSR≦2.5SRである、請求項1に記載の光受信機。
【請求項3】
その付加的相対的出力差が、以下の関係式
Δ(Pcon/Pdes)≒(SR/FSR−0.75)×15dB
によるSRとFSRの間の比率に依存し、但し、Pconはコンストラクティブ的信号の出力であり、Pdesはディストラクティブ的信号の出力であり、Δ(Pcon/Pdes)はdB表示での付加的出力差である、
請求項1に記載の光受信機。
【請求項4】
その出力不平衡モジュールが、光減衰器、電子減衰器、および電子増幅器のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の光受信機。
【請求項5】
そのODIのFSRがWDM光伝送システムのチャネル間隔に等しい、請求項1に記載の光受信機。
【請求項6】
波長分割多重(WDM)光伝送システムから差動位相偏移変調(DPSK)光信号を受信する方法であって、
DPSK光信号を受信するための光入力、
そのDPSK光信号から導出されるコンストラクティブ的信号と関連付けられたコンストラクティブ的光出力、および
そのDPSK光信号から導出されるディストラクティブ的信号と関連付けられたディストラクティブ的光出力
を有する光遅延干渉計(ODI)でDPSK光信号を復調するステップと、
そのコンストラクティブ的信号とディストラクティブ的信号の間に付加的相対的出力差を提供するステップと
を備え、そのODIがDPSK光信号のシンボルレート(SR)よりも大きい自由スペクトル領域(FSR)を有する、方法。
【請求項7】
1.15SR≦FSR≦2.5SRである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
その付加的相対的出力差が、以下の関係式
Δ(Pcon/Pdes)≒(SR/FSR−0.75)×15dB
によるSRとFSRの間の比率に依存し、但し、Pconはコンストラクティブ的信号の出力であり、Pdesはディストラクティブ的信号の出力であり、Δ(Pcon/Pdes)はdB表示での付加的出力差である、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
コンストラクティブ的信号およびディストラクティブ的信号のうちの少なくとも1つを光学的に減衰するステップと、
コンストラクティブ的信号およびディストラクティブ的信号のうちの少なくとも1つを電子的に減衰するステップと、
コンストラクティブ的信号およびディストラクティブ的信号のうちの少なくとも1つを電子的に増幅するステップと
のうちの少なくとも1つを含む付加的相対的出力差を提供するステップが備える、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
ODIのFSRがWDM光伝送システムのチャネル間隔に等しい、請求項6に記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2012−500563(P2012−500563A)
【公表日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−523792(P2011−523792)
【出願日】平成21年8月5日(2009.8.5)
【国際出願番号】PCT/US2009/004481
【国際公開番号】WO2010/021661
【国際公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【出願人】(596092698)アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド (965)
【Fターム(参考)】