説明

高日射反射率の着色多層構成物

本発明は、高水準の全日射反射率(TSR)を有する着色多層構成物に関する。本構成物は、光を隠すために適切な着色顔料を最小量で有する耐候性の薄い最上層を含む。一実施形態において、KYNAR AQUATECエマルジョン(Arkema Inc.)中12%未満の着色(白色ではない)顔料を有する着色トップコートを、基板上で白色のエラストマーアクリル下塗りの上に配置し、70%より高いTSRを有する着色多層構成物を製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高水準の全日射反射率(Total Solar Reflectance)(TSR)を有する着色多層構成物に関する。本構成物は、光を隠す(optical hiding)ために適切な着色顔料を最小量で有する耐候性の薄い最上層を含む。
【背景技術】
【0002】
快適さを低下させ、冷却費用を増加させるため、特に温暖な地域の住居用および商業用建築物で、建築物の外面からの太陽光放射エネルギー吸収は望ましくないことが多い。そのかわりに、高日射反射率の外面(0〜100%のスケールで測定される高TSR値を有するもの)は、日の当たる建築物をより涼しく保ち、そして冷却およびエネルギー費を低下させるため、望ましい。いくつかの地域では、現在、新しい屋根材料に関して最小限のTSRレベルのための自主基準または自主的ではない基準を有する。いくつかの場合、これらの最小限TSRレベルは70%程度の高さであり、これは、実際には、白色または非常に淡く着色した屋根材料を使用することのみにより基準を満たすことが可能であることを意味する。美的な理由のため、屋根材料に、より暗い色やより明るい色を含む様々な色を使用することが好ましい。
【0003】
「クール・ルーフ・コーティング」についての多くの刊行物には、主にトップコートで使用される顔料の反射特性によってTSR特性が決定されるという一般通念が記載されている(Finishing Today magazineに記載のM.ZhengおよびK.Woodによる最近の論文を参照のこと)。この論文では、従来樹脂の代わりにKYNAR PVDFをベースとするコーティングを使用することによって、TSRのわずかな改善(2〜3絶対%)を得ることができることが主張されている。
【0004】
驚くべきことに、高TSRの下層上に着色トップコートを形成し、高TSRの着色構成物を製造することができることが見出された。建築物の屋根や壁をコーティングするためにこの多層構成物を使用することができ、したがって、高いTSRを維持しながら、様々な有用な色がもたらされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、a)CIELab*スケールで70未満の単位のL*色成分値および70%未満の固有TSRを有する薄い着色トップコートと、b)高TSR下層とを含んでなる多層構成物に関する。ここで、構成物のTSRは、0〜100%のスケールで50%より高く、そして多層構成物のTSRは、トップコートの固有TSRより少なくとも8%(絶対)高い。
【0006】
また本発明は、70未満の単位のL*値を有する色と、50%より高いTSR値を有する暴露した建築物表面を提供する方法にも関する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、建造物の外層として有用な高TSRの着色多層構成物に関する。
【0008】
本明細書で使用される場合、色値は、0/45度の角度形状、D65発光物、10度観測者で測定されるCIELab*スケールのL*色成分に関して示される。白色、淡色、パステルカラーは、非常に高いL*値、典型的に70の単位より高い値を有することが知られている。より暗い色や黄色以外の飽和原色は、より低いL*値を有することが知られている。
【0009】
本明細書で使用される「固有TSR」は、無限の厚さを有する構成物のTSRを指す。
【0010】
全日射反射率(TSR)値はASTM C1549−04に従って測定され、百分率で表される。高いL*値がより高いTSR値に関連することは一般に知られている。
【0011】
最上層
薄い着色トップコート層は、1種以上の着色顔料とマトリックスとを含有する。トップコート乾燥フィルム厚は、約200ミクロン未満、好ましくは約100ミクロン未満、より好ましくは約50ミクロン未満である。このトップコートは、近赤外線領域で低水準の不透明度を有する。低い不透明度は、調製において最小体積濃度の顔料を使用することにより得られる。最小顔料体積濃度は、乾燥フィルム中の顔料の最低体積濃度であって、トップコートの指定の設計厚さで、所望の物体色を達成し、下層色を隠すことができる濃度として定義される(指定の設計厚さは、リットル/平方メートルのトップコートの指定の被覆率に数学的に関連があり、使用される塗布方法、コーティングの耐用年数必要条件、種々の経済的な考慮すべき問題などの塗料産業で周知の種々の要因を考慮して、塗料系の調製者によって確立される)。いずれの所定の調製に関しても、最小顔料体積濃度は、トップコートの指定の設計厚さに加えて、使用される顔料グレード次第である。一般に、より高いTSRコーティング用に設計される顔料グレード(「クール・ルーフ顔料」)が好ましい。顔料は1種以上の顔料の混合物であってもよい。トップコート層は、70未満の単位、好ましくは60未満の単位、より好ましくは50未満の単位のL*値の色を有する。トップコートの固有TSRは、70%未満、好ましくは60%未満、より好ましくは50%未満である。
【0012】
顔料を高分子マトリックス中で均一に分散させ、そしてトップコート組成物を形成する。ポリマーマトリックスは、顔料と相溶性の熱可塑性または熱硬化性ポリマーであってよい。フルオロポリマーおよびアクリルなどの相溶性ポリマーの混合物でもあり得る。有用なマトリックス材料としては、限定されないが、フルオロポリマー、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリカーボネート、TPO、ポリエステル、ポリウレタンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、トップコートマトリックスは、フルオロポリマーベースのマトリックスなどの耐候性材料である。好ましい一実施形態において、トップコートマトリックスはポリフッ化ビニリデン(PVDF)ポリマーまたはコポリマー、あるいはPVDFポリマーまたはコポリマーとアクリル樹脂とのブレンドである。フルオロポリマーは、それらの耐候性のためだけではなく、ポリフッ化ビニリデン(コ)ポリマーのトップコートマトリックスは、少量の添加で、およそ2〜3絶対%でTSR値を押し上げることができることが知られているため、好ましい。いかなる特定の理論にも束縛されないが、屈折率のより低いPVDF(コ)ポリマーによって、より高い屈折率を有するポリマーマトリックスよりも良好なTSR値が導かれると考えられる。有用なポリマーは、限定されないが、エマルジョン重合、溶液重合、懸濁重合および逆相エマルジョン重合を含むいかなる重合方法によって製造されてもよい。
【0013】
顔料とマトリックスに加えて、トップコートは、当該技術分野で既知のコーティング用の他のアジュバントを含有してもよい。これらとしては、限定されないが、水または1種以上の溶媒、合体剤、補助溶媒、分散剤および界面活性剤、体質顔料、フロー制御添加剤、消泡剤、スリップエイド、UV吸収体、衝撃改質剤、架橋剤、ナノ粒子および殺生物剤が挙げられる。本発明の一実施形態において、トップコートは、二酸化チタン(TiO2)または他の白色の顔料を含有しない。トップコートは、1回以上別々に塗布する液体コーティングとして、粉末コーティングとして、またはフィルムとして塗布されてもよい。透明な層によって被覆された着色した層を含むトップコート構造も、本発明の別の実施形態である。
【0014】
下層
トップコートは、少なくとも1層の下層上に配置される。典型的に、下層は基板上の高TSR下塗層(またはベースコート)であるが、高TSR基板上では下塗層は必要とされないため、その場合は、基板自体が下層として機能する。下層のTSRは、50%より高く、好ましくは60%より高く、より好ましくは70%より高く、なおより好ましくは75%より高い。
【0015】
下塗層またはベースコートのマトリックスは(存在する場合)、熱硬化性または熱可塑性ポリマー材料である。有用な下塗層材料の例としては、限定されないが、エポキシ材料、ポリエステル、アクリル、塩素化ポリオレフィン、アルキド、ポリウレタン、フルオロポリマーおよびこれらの樹脂の混合物が挙げられる。アクリルおよびフルオロポリマーなどの耐候性の下塗層材料が好ましい。典型的に、下塗層は白色または非常に淡く着色している。一実施形態において、高TSR白色は、高水準の二酸化チタン、酸化亜鉛または硫酸バリウムなどの白色顔料を使用することによって提供される。高い下層TSRを達成するために必要とされる下塗層の厚さは、使用された顔料の体積濃度、ならびに下にある基板のTSR濃度に依存する。典型的に、実際には、下塗層の厚さは、コーティング産業で既知であるように、コーティング系に必要とされる他の性能必要条件によって決定され、したがって、下塗顔料レベルは、必要とされる高い下層TSRを達成するように調節される。下塗層は、一般に少なくとも25ミクロンの厚さ、好ましくは少なくとも100ミクロンの厚さ、より好ましくは少なくとも200ミクロンの厚さである。下塗層は1回で塗布されるか、または数回にわたり別々にコーティング塗布されてもよい。
【0016】
下塗層およびトップコート層は、限定されないが、ブラシ、ローラー、スキージ、フォームアプリケーター、カーテンコーティング、真空コーティング、噴霧によるコーティング;押出成形、粉末コーティングおよびフィルム積層を含む当該技術分野で既知の手段で基板に単層で、または複数の層で塗布されてもよい。完全な多層構成物のTSRは、50%より高く、好ましくは60%より高く、より好ましくは70%より高いが、多層構成物の色とL*値は、トップコート層の色とL*値と実質的に同じであり、L*値は70の単位未満、好ましくは60の単位未満、より好ましくは50の単位未満である。「実質的に同じ」とは、L*値が+/−5単位、好ましくは+/−3単位であることを意味する。
【0017】
基板層は、多層高TSR構成物の支持層を形成する。基板層のTSRが十分に高い場合、下塗層を必要としなくてもよい。有用な基板層としては、限定されないが、レンガ、石、テラコッタ、粘板岩、コンクリート、セメント質材料、繊維セメント、剛直で柔軟なポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタンフォーム、アスファルト、ミネラル材料、熱可塑性ポリオレフィン(TPO)およびEPDMが挙げられる。
【0018】
多層構成物のTSRは、トップコートの固有TSRより少なくとも8%(絶対)高く、好ましくは少なくとも10%(絶対)高く、より好ましくは少なくとも15%(絶対)高く、さらにより好ましくは少なくとも20%(絶対)高い。
【0019】
トップコートの色が基板層の色と実質的に同じであることが可能である。実際に、本発明の利点の1つは、トップコートの外観を基板の外観に似せることができるにもかかわらず、多層構成物は、基板単独よりも非常に高いTSRを提供するということである。その上多層構成物は、向上した耐候性、改善されたバリア特性および水耐性などの他の利益をもたらす。一実施形態において、テラコッタ色の下塗層/トップコートをコンクリートまたは繊維セメントルーフタイルなどのテラコッタ色の基板上に配置することができる。または実質的により高いTSRでレンガ色の外観を与えるために、レンガ色の構成物でレンガをコーティングしてもよい。
【0020】
一実施形態において、エラストマーアクリル樹脂をベースとし、乾燥塗料フィルム中約15〜20体積%のルチルTiO2を含有する白色の下塗りによって、場合により他の体質顔料によっても、下塗りの全乾燥フィルム厚が少なくとも200ミクロン(8ミル)となるように、1つまたはいくつかのコーティングで基板をコーティングする。この下塗り層は、ポリフッ化ビニリデン樹脂をベースとする着色トップコート塗料でコーティングされる。有用なポリフッ化ビニリデンをベースとするトップコート塗料の例は、主にKYNAR AQUATEC RC−10206エマルジョン(Arkema Inc.)をベースとし、約12体積%未満のミネラル酸化物顔料を含有するものである。顔料は、「クールルーフ」型顔料または酸化鉄顔料のいずれであってもよい。より好ましくは、トップコートは約6体積%未満の顔料を含有する。最適なトップコート厚さは、1〜2ミル(25〜50ミクロン)乾燥フィルム厚である。別の実施形態において、KYNAR AQUATEC RC−10206エマルジョンの代わりにアクリルラテックスが使用される。
【0021】
別の実施形態は、ペリレン黒色顔料などの高TSR有機顔料、または透明酸化鉄などの1種以上の半透明顔料を有するトップコートの使用である。
【実施例】
【0022】
実施例A−白色顔料粉砕物
以下の成分を、Hegmann示度値が7を超えるまでCowles型高速分散機中で組み合わせた。
水:51.1g
DISPERBYK(登録商標)180(Byk Chemie):4.7g
アンモニア:0.1g
TEGOFOAMEX(登録商標)810(Evonik):0.4g
TRITON(登録商標)CF−10(Dow Chemicals):1.9g
TIPURE(登録商標)R−960(DuPont)(TiO2):189g
【0023】
実施例B−フルオロポリマークリアコート
以下の成分をパドルインペラーによってブレンドした。
KYNAR AQUATEC(登録商標)RC−10206 フルオロポリマーラテックス(Arkema Inc.):645g
ジプロピレングリコールメチルエーテル:47g
ACRYSOL(登録商標)RM−8W(Rohm and Haas):16g
アンモニア:12g
【0024】
実施例C−白色ベースコート塗料
以下の成分をパドル型インペラーによって混合した。
フルオロポリマークリアコートB:707g
白色顔料粉砕物A:247g
Sancure 815(Noveon):230g
STRODEX PK−0VOC(Dexter):16g
BYK 346(Byk chemie):4g
【0025】
実施例D〜I 他の顔料粉砕物
顔料粉砕物Aの製法に従って、以下の顔料をTiO2顔料と置換することによって他の顔料粉砕物を調製した。
顔料粉砕物D−緑:GEODE(R)V−12560(Ferro,Inc.)
顔料粉砕物E−茶:GEODE(R)10364(Ferro,Inc.)
顔料粉砕物F−茶:GEODE(登録商標)V−10117(Ferro,Inc.)
顔料粉砕物G−ティール:SHEPHERD 187B(Shepherd Color Co.)
顔料粉砕物H−弁柄:酸化鉄顔料 RO 3097(Rockwood)
顔料粉砕物I−赤:GEODE(登録商標)V−13810(Ferro,Inc.)
【0026】
実施例J−トップコート樹脂ベース
以下の成分をパドル型インペラーによって混合した。
KYNAR AQUATEC(登録商標)RC−10206 フルオロポリマーラテックス(Arkema Inc.):1903g
ジプロピレングリコールメチルエーテル:137g
RHOPLEX(登録商標)2438 エマルジョン(Rohm and Haas):457g
STRODEX(登録商標)PK−0VOC(Dexter,Inc.):46g
ACRYSOL(登録商標)RM−8W(Rohm and Haas):10g
BYK(登録商標)346(Byk Chemie):11g
【0027】
実施例J−トップコート製法
表1に示すように、以下の成分をパドル型インペラーによって混合し、トップコートK〜Tを形成した。
【0028】
【表1】

【0029】
実施例1〜13:コーティングされた基板
以下の実施例1〜13中、1.2〜1.5ミルの平均乾燥膜フィルム厚まで基板を白色ベースコート塗料Cでコーティングした。基板とベースコートのTSRを測定し、次いで、トップコートを1.2〜1.5ミルの平均乾燥フィルム厚まで塗布した。各トップコートに対して、同顔料粉砕物を用いて、最高の実用的顔料レベルでトップコートを製造することによって固有TSRを算定した。例えば、実施例4に関して、40%の顔料体積濃度の塗料を調製し(40 PVC 茶 トップコートS)、そして固有TSRは、同基板またはTSRがより低い基板上に少なくとも1.2ミルの乾燥フィルム厚で塗布されたその塗料のTSR値であった。
【0030】
実施例11〜13中、白色ベースコート塗料は使用されなかった。下層は単独で白色砂石膏コンクリートによって提供された。
【0031】
【表2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)70未満の単位のL*値および70%未満の固有全日射反射率(TRS)値を有する薄いトップコート層と、
b)下層のTSRが合計で60%より高い少なくとも1層の下層と
を含んでなる多層構成物であって、
多層構成物のL*値および色が、実質的にトップコート層のL*値および色と同じであり、多層構成物のTSRが、トップコートの固有TSRより少なくとも8%(絶対)高い多層構成物。
【請求項2】
トップコート層のL*値が60未満の単位である請求項1に記載の多層構成物。
【請求項3】
トップコート層のL*値が50未満の単位である請求項1に記載の多層構成物。
【請求項4】
トップコート層のTSR値が60%未満である請求項1に記載の多層構成物。
【請求項5】
トップコート層のTSR値が50%未満である請求項1に記載の多層構成物。
【請求項6】
トップコートポリマーマトリックスがフルオロポリマーを含む請求項1に記載の多層構成物。
【請求項7】
トップコートポリマーマトリックスが少なくとも50重量%のポリビニリデンポリマーまたはコポリマーを含んでなる請求項6に記載の多層構成物。
【請求項8】
全多層構成物のTSRが50%より高い請求項1に記載の多層構成物。
【請求項9】
全多層構成物のTSRが70%より高い請求項1に記載の多層構成物。
【請求項10】
トップコート層と、下塗層と、基板層とを含んでなる請求項1に記載の多層構成物。
【請求項11】
下塗層がアクリルポリマーまたはコポリマーを含んでなる請求項10に記載の多層構成物。
【請求項12】
前記下塗層の厚さが少なくとも25ミクロンである請求項10に記載の多層構成物。
【請求項13】
前記下塗層の厚さが少なくとも100ミクロンである請求項12に記載の多層構成物。
【請求項14】
下層が、レンガ、石、テラコッタ、粘板岩、コンクリート、セメント質材料、繊維セメント、剛直で柔軟なポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタンフォーム、アスファルト、ミネラル材料または熱可塑性ポリオレフィン(TPO)を含んでなる請求項1に記載の多層構成物。
【請求項15】
a)60%より高いTSRを有する高TSR下塗層で基板をコーティングする工程と、
b)70未満の単位のL*値および70%未満の固有全日射反射率(TRS)値を有する薄いトップコート層で前記下塗層をコーティングする工程と
を含んでなる高TSR材料を提供する方法であって、多層構成物のL*値および色が、実質的にトップコート層のL*値および色と同じであり、多層構成物のTSRが50%より高く、また多層構成物のTSRがトップコートの固有TSRより少なくとも8%(絶対)高い方法。

【公表番号】特表2011−500372(P2011−500372A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−530022(P2010−530022)
【出願日】平成20年10月3日(2008.10.3)
【国際出願番号】PCT/US2008/078656
【国際公開番号】WO2009/051973
【国際公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(500307340)アーケマ・インコーポレイテッド (119)
【Fターム(参考)】