説明

(R)−プラミペキソール組成物およびその使用法

【解決手段】 (R)−プラミペキソールの医薬組成物およびそのような組成物を神経変性疾患、またはミトコンドリア機能障害または酸化ストレスの上昇に関連した障害の治療に用いるための方法およびキットを開示する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
単回投与組成物であって、
少なくとも約25ミリグラムの(R)−プラミペキソールと、
約1.5ミリグラム未満の(S)−プラミペキソールと、
薬学的に許容できる担体と
を有する組成物。
【請求項2】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は約0.5未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項3】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項4】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約50ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項5】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約75ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項6】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約125ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項7】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約150ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項8】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約200ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項9】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約300ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項10】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約400ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項11】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約500ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項12】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約600ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項13】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は少なくとも約750ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項14】
請求項1記載の単回投与組成物において、前記組成物は約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.0001〜1.5のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項15】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約100〜3,000の神経保護活性当量、および約0.0001〜約0.5のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項16】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約175〜2,100の神経保護活性当量、および約0.0001〜1.5のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項17】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約200〜1,500の神経保護活性当量、および約0.0001〜約0.125のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項18】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.125未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項19】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項20】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約100〜約2,000の神経保護活性当量、および約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項21】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約200〜約2,000の神経保護活性当量、および約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項22】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約300〜約1,500の神経保護活性当量、および約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項23】
請求項14記載の単回投与組成物において、前記組成物は約500〜約1,000の神経保護活性当量、および約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項24】
請求項1の単回投与組成物において、前記組成物は固形の経口投与剤である。
【請求項25】
請求項1の単回投与組成物において、前記組成物はタブレットである。
【請求項26】
請求項1の単回投与組成物において、前記組成物はカプセルである。
【請求項27】
約25ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含む医薬組成物であって、前記組成物は(R)−プラミペキソールまたは(S)−プラミペキソールのいずれかに起因する治療的神経保護作用および副作用をもたらさない濃度を有するものである、組成物。
【請求項28】
請求項27記載の医薬組成物において、前記副作用をもたらさない濃度は、ヒトにおいて観測可能な副作用がない濃度である。
【請求項29】
請求項27記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項30】
請求項27記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項31】
請求項27記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は検出可能範囲において100%である。
【請求項32】
請求項27記載の医薬組成物であって、この組成物は、約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含むものである。
【請求項33】
請求項32記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項34】
請求項32記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項35】
請求項32記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.995%若しくはそれ以上である。
【請求項36】
請求項27記載の医薬組成物であって、この組成物は、約100ミリグラム〜約2,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含むものである。
【請求項37】
請求項36記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項38】
請求項36記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項39】
請求項27記載の医薬組成物であって、この組成物は、約175ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含むものである。
【請求項40】
請求項39記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項41】
請求項39記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項42】
請求項27記載の医薬組成物であって、この組成物は、約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含むものである。
【請求項43】
請求項42記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項44】
請求項42記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項45】
請求項27記載の医薬組成物であって、この組成物は、約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを含むものである。
【請求項46】
請求項45記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項47】
請求項45記載の医薬組成物において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項48】
請求項27記載の医薬組成物において、前記医薬組成物は固形の経口投与剤である。
【請求項49】
請求項27記載の医薬組成物において、前記医薬組成物はタブレットである。
【請求項50】
請求項27記載の医薬組成物において、前記医薬組成物はカプセルである。
【請求項51】
医薬組成物中に少なくとも約25ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有する(R)−プラミペキソールの開始1日用量。
【請求項52】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約50ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項53】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約75ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項54】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約125ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項55】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約150ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項56】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約200ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものであるこの用量は、。
【請求項57】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約300ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項58】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約500ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項59】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約600ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項60】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約750ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項61】
請求項51記載の開始1日用量であって、この用量は、少なくとも約1000ミリグラムの(R)−プラミペキソールを有するものである。
【請求項62】
患者の急性疾患を治療する方法であって、組成物中約25ミリグラム〜5,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールの1日用量を前記患者に投与する工程を有する、方法。
【請求項63】
請求項62記載の方法において、前記疾患は急性神経変性疾患である。
【請求項64】
請求項63記載の方法において、前記急性神経変性疾患は脳卒中、神経外傷、急性代謝機能不全、脳性発作続発症、てんかん重積、および急性脳炎から選択されるものである。
【請求項65】
請求項63記載の方法において、前記患者は薬を摂取していない患者である。
【請求項66】
請求項62記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムである。
【請求項67】
請求項62記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムである。
【請求項68】
請求項62記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムである。
【請求項69】
請求項62記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムである。
【請求項70】
請求項62記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムである。
【請求項71】
請求項62記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.9%若しくはそれ以上である。
【請求項72】
請求項62記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項73】
請求項62記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項74】
患者の慢性疾患を治療する方法であって、約25ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(R)−プラミペキソールの1日用量を前記患者に投与する工程を有する、方法。
【請求項75】
請求項74記載の方法において、前記慢性疾患は慢性神経変性疾患である。
【請求項76】
請求項74記載の方法において、前記患者は薬を摂取していない患者である。
【請求項77】
請求項74記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は、原発性神経変性疾患、ハンチントン舞踏病、代謝性神経障害、アルツハイマー型老人性痴呆、加齢に伴う認知機能障害、血管性痴呆、多発脳梗塞性認知症、レヴィー小体認知症、神経変性痴呆、神経変性運動障害、運動失調、フリードライヒ失調症、多発性硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、発作性疾患、運動神経障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、肝性脳症、および慢性脳炎から選択されるものである。
【請求項78】
請求項74記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は神経変性運動障害、運動失調、発作性疾患、運動神経障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、および筋萎縮性側索硬化症から選択されるものである。
【請求項79】
請求項74記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は筋萎縮性側索硬化症である。
【請求項80】
請求項74記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムである。
【請求項81】
請求項74記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムである。
【請求項82】
請求項74記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約200ミリグラム〜3,000ミリグラムである。
【請求項83】
請求項74記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムである。
【請求項84】
請求項74記載の方法において、前記1日用量は(R)−プラミペキソール約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムである。
【請求項85】
請求項74記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.9%若しくはそれ以上である。
【請求項86】
請求項74記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項87】
請求項74記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項88】
タブレットであって、
約50ミリグラム〜約500ミリグラムの(R)−プラミペキソールと、
薬学的に許容できる担体と
を有するタブレット。
【請求項89】
請求項88記載のタブレットにおいて、前記(R)−プラミペキソールは約50ミリグラムである。
【請求項90】
請求項88記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約25を上回る神経保護活性当量と約0.125未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項91】
請求項88記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項92】
請求項88記載のタブレットにおいて、前記薬学的に許容できる担体はマイクロクリスタリンセルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはそれらの組合せを有するものである。
【請求項93】
タブレットであって、
約100ミリグラム〜約500ミリグラムの(R)−プラミペキソールと、
薬学的に許容できる担体と
を有するタブレット。
【請求項94】
請求項93記載のタブレットにおいて、前記(R)−プラミペキソールは約100ミリグラムである。
【請求項95】
請求項93記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約25を上回る神経保護活性当量と約0.125未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項96】
請求項93のタブレットにおいて、前記タブレットは約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項97】
請求項93のタブレットにおいて、前記薬学的に許容できる担体はマイクロクリスタリンセルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはそれらの組合せを有するものである。
【請求項98】
タブレットであって、
約150ミリグラム〜約500ミリグラムの(R)−プラミペキソールと、
薬学的に許容できる担体と
を有するタブレット。
【請求項99】
請求項98記載のタブレットにおいて、前記(R)−プラミペキソールは約150ミリグラムである。
【請求項100】
請求項98記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約25を上回る神経保護活性当量と約0.125未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項101】
請求項98記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項102】
請求項98記載のタブレットにおいて、前記薬学的に許容できる担体はマイクロクリスタリンセルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはそれらの組合せを有するものである。
【請求項103】
タブレットであって、
約168ミリグラムを上回り2000ミリグラム未満の(R)−プラミペキソールと、
薬学的に許容できる担体と
を有するタブレット。
【請求項104】
請求項103記載のタブレットにおいて、前記(R)−プラミペキソールは約200ミリグラムである。
【請求項105】
請求項103記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約25を上回る神経保護活性当量と約0.125未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項106】
請求項103記載のタブレットにおいて、前記タブレットは約0.05未満のドーパミン活性当量を有するものである。
【請求項107】
請求項103記載のタブレットにおいて、前記薬学的に許容できる担体はマイクロクリスタリンセルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはそれらの組合せを有するものである。
【請求項108】
キットであって、
(R)−プラミペキソールを含有する一つ若しくはそれ以上の医薬組成物と、
(R)−プラミペキソールの開始1日用量が約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムとなるのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書と
を有するキット。
【請求項109】
請求項108記載のキットにおいて、(R)−プラミペキソールのキラル純度は99.9%若しくはそれ以上である。
【請求項110】
請求項108記載のキットにおいて、(R)−プラミペキソールのキラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項111】
請求項108記載のキットにおいて、(R)−プラミペキソールのキラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。
【請求項112】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は(R)−プラミペキソールの開始1日用量が約100〜3,000ミリグラムとなるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有するものである。
【請求項113】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は(R)−プラミペキソールの開始1日用量が約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムとなるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有するものである。
【請求項114】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は(R)−プラミペキソールの開始1日用量が約300〜1,500ミリグラムとなるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有するものである。
【請求項115】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は(R)−プラミペキソールの開始1日用量が約500〜1,000ミリグラムとなるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有するものである。
【請求項116】
請求項108記載のキットにおいて、前記指示は前記患者に対しさらに約1.5未満のドーパミン活性当量の投与をもたらすものである。
【請求項117】
請求項108記載のキットにおいて、前記指示は前記患者に対しさらに約0.5未満のドーパミン活性当量の投与をもたらすものである。
【請求項118】
請求項108記載のキットにおいて、前記指示は前記患者に対しさらに約0.05未満のドーパミン活性当量の投与をもたらすものである。
【請求項119】
請求項108記載のキットにおいて、
前記使用説明書は患者に(R)−プラミペキソールの開始1日用量約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムの投与をもたらすのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方する旨の指示を有し、
(R)−プラミペキソールのキラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項120】
請求項108記載のキットにおいて、
前記使用説明書は患者に(R)−プラミペキソールの開始1日用量約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムの投与をもたらすのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有し、
(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項121】
請求項108記載のキットにおいて、
前記使用説明書は患者に(R)−プラミペキソールの開始1日用量約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの投与をもたらすのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有し、
(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項122】
請求項108記載のキットにおいて、
前記使用説明書は患者に(R)−プラミペキソールの開始1日用量約500〜1,000ミリグラムの投与をもたらすのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方する旨の指示を有し、
(R)−プラミペキソールのキラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項123】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は開始1日用量が(R)−プラミペキソール約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムおよび(S)−プラミペキソール約0.05ミリグラム未満となるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方する旨の指示を有するものである。
【請求項124】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は開始1日用量が(R)−プラミペキソール約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムおよび(S)−プラミペキソール約0.05ミリグラム未満となるのに十分な量で前記一つ若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方する旨の指示を有するものである。
【請求項125】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は開始1日用量が(R)−プラミペキソール約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムおよび(S)−プラミペキソール約0.05ミリグラム未満となるのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方するための指示書を含む使用説明書を有するものである。
【請求項126】
請求項108記載のキットにおいて、前記使用説明書は開始1日用量が(R)−プラミペキソール約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムおよび(S)−プラミペキソール約0.05ミリグラム未満となるのに十分な量で前記1若しくはそれ以上の医薬組成物を投与または処方する旨の指示を有するものである。
【請求項127】
神経変性疾患の治療を必要とする患者における神経変性疾患の治療法であって、(R)−プラミペキソールの開始用量約25ミリグラム〜約5,000ミリグラムを前記患者に投与する工程を含む、治療法。
【請求項128】
請求項127記載の方法において、前記神経変性疾患は、脳卒中、神経外傷、急性代謝障害、脳性発作続発症、てんかん重積、急性脳炎、原発性神経変性疾患、ハンチントン舞踏病、代謝性神経障害、アルツハイマー型老人性痴呆、加齢に伴う認知機能障害、血管性痴呆、多発脳梗塞性認知症、レヴィー小体認知症、神経変性痴呆、神経変性運動障害、運動失調、フリードライヒ失調症、多発性硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、発作性疾患、運動神経障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、肝性脳症、および慢性脳炎から選択される。
【請求項129】
請求項127記載の方法において、前記神経変性疾患は筋萎縮性側索硬化症である。
【請求項130】
請求項127記載の方法において、前記患者は未使用患者である。
【請求項131】
請求項127記載の方法において、前記開始用量は(R)−プラミペキソール約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムである。
【請求項132】
請求項127記載の方法において、前記開始用量は(R)−プラミペキソール約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムである。
【請求項133】
請求項127記載の方法において、前記開始用量は(R)−プラミペキソール約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムである。
【請求項134】
請求項127記載の方法において、前記開始用量は(R)−プラミペキソール約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムである。
【請求項135】
請求項127記載の方法において、前記開始用量は(R)−プラミペキソール約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムである。
【請求項136】
請求項127記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.9%若しくはそれ以上である。
【請求項137】
請求項127記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.95%若しくはそれ以上である。
【請求項138】
請求項127記載の方法において、(R)−プラミペキソールの前記キラル純度は99.99%若しくはそれ以上である。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2010−513316(P2010−513316A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541622(P2009−541622)
【出願日】平成19年12月14日(2007.12.14)
【国際出願番号】PCT/US2007/087639
【国際公開番号】WO2008/074033
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(508340488)ノップ ニューロサイエンシーズ、インク. (6)
【Fターム(参考)】