説明

1,3−プロパンジオール誘導体の新しい用途

【課題】 慢性移植片脈管疾患を抑制する、特に移植された臓器の慢性拒絶反応を防止するための医薬を提供すること。
【解決手段】 本発明により、遊離形または薬学的に許容される塩形である式I
【化1】




[式中、
は、置換されていてもよいフェニレンを任意に介在させ任意に置換され得る12〜22炭素原子を有する、直鎖-または分枝炭素鎖であり、
、R、RおよびRは、いずれも独立してHまたは低級アルキルである]
の化合物を含む医薬組成物が提供される。当該医薬組成物は、臓器もしくは組織の同種もしくは異種移植のレシピエントの慢性拒絶反応の、または異種移植片移植レシピエントの急性拒絶反応の防止もしくは処置に有用である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は2-アミノ-1,3-プロパンジオール誘導体を含む化合物群の新しい用途に関与する。
【0002】
本発明の用途の化合物は、遊離形または薬学的に許容される塩形である式I
【化1】



[式中、
は、置換されていてもよいフェニレンを任意に介在させ任意に置換され得る12〜22炭素原子を有する、直鎖-または分枝炭素鎖であり、
、R、RおよびRは、いずれも独立してHまたは低級アルキルである]
の化合物である。
【0003】
の炭素鎖が置換されるとき、それは好ましくはハロゲン、ニトロ、アミノ、ヒドロキシまたはカルボキシで置換される。炭素鎖が、置換されていてもよいフェニレンを介在させるとき、炭素鎖は好ましくは非置換である。フェニレン部分が置換されるとき、それは好ましくはハロゲン、ニトロ、アミノ、メトキシ、ヒドロキシまたはカルボキシで置換される。
【0004】
その化合物はEP-A1-627,406に開示されており、特にその化合物の関連の開示を引用によりこの文書に加える。
【0005】
式Iの好ましい化合物は、Rが直鎖または分枝の、好ましくは直鎖のアルキル鎖であり、13〜20炭素原子を有し、場合によってニトロ、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシまたはカルボキシにより置換されるものであり、さらに好ましいのはRが場合によってハロゲンにより置換された直鎖または分枝のC6-14アルキル鎖により置換されたフェニルアルキルであり、アルキル部分が場合によってヒドロキシで置換されたC1-6アルキルであるものである。さらに好ましくは、Rは、直鎖のまたは分枝の、好ましくは直鎖のC6-14アルキル鎖によりフェニルが置換されたフェニル-C1-6アルキルである。C6-14アルキル鎖はオルト、メタまたはパラとなり得、好ましくはパラ位である。
【0006】
好ましくはR〜RはいずれもHである。
【0007】
式(I)の化合物の薬学的に許容される塩の例には、塩酸塩、臭化水素酸塩および硫酸塩等の無機酸との塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、メタンスルホン酸塩およびベンゼンスルホン酸塩等の有機酸との塩を含み、カルボキシル基が存在するとき、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびアルミニウム等の金属との塩、トリエチルアミン等のアミンとの塩、およびリシン等の二塩基性アミノ酸との塩である。本発明の化合物および塩には、水和物および溶媒和物の形態を含む。
【0008】
式Iの化合物が分子中に1つまたはそれ以上の不斉中心を有するとき、本発明は様々な光学異性体を包含すると理解され、同様にラセミ化合物、ジアステレオマーおよびその混合物を含む。
【0009】
特に好ましい式Iの化合物は、2-アミノ-2-テトラデシル-1,3-プロパンジオールおよび特に2-アミノ-2-[2-(4-オクチルフェニル)エチル]-1,3-プロパンジオール(以下、化合物A)であり、例えば塩酸塩形である。
【0010】
式Iの化合物は、観察される活性をもとにして、例えばEP-A1-627,406に開示のように、例えば急性同種移植片拒絶反応の処置における免疫抑制等に有用であることが見出されている。
【0011】
肝臓、腎臓、肺および心臓の臓器移植は今、最終段階の臓器疾患の処置として通常行われている。同種移植片ばかりでなく異種性移植片移植も行われている。しかしながら、長期間の慢性拒絶反応の問題のために、臓器移植はまだ、不可逆的臓器疾患の恒久的解決とはなっていない。進行性で不可逆的な移植片機能不全として出現する慢性的な拒絶反応は、手術後1年で起こることさえある移植臓器喪失の主な原因となる。慢性拒絶反応の臨床課題は移植生存時間(transplantation survival time)であることは明白である;約半分の同種移植腎臓が手術後5年以内に失われ、同じくらいの数値が心臓同種移植の患者に観察される。
【0012】
慢性拒絶反応は、多くの要因からなる過程であると考えられており、移植片への免疫反応ばかりでなく、移植された臓器中の血管壁の損傷応答(“損傷応答”反応("response-to-injury" reaction))も関与する。最悪の予後を伴う様々の慢性拒絶反応は、動脈硬化(症)様変性であり、また移植血管変性移植片脈管疾患(transplant vasculopathy graft vessel disease)、移植片アテローム性動脈硬化症、移植冠動脈疾患等と呼ばれている。血管損傷は、内皮細胞により合成される種々のものに含まれる成長因子の影響下、平滑筋細胞の移動(migration)および増殖により特徴付けられる。それはまた、他の要因と共に宿主抗体または抗原抗体複合体により誘発される反復的内皮損傷を経過し、脈管内皮の増殖および肥厚、平滑筋細胞の過形成修復を経過し、最終的には漸進的管腔閉塞(gradual luminal obliteration)に至ると思われる。また、高血圧、高脂血症、高コレステロール症等といったいわゆる非免疫学的因子も関係している。
【0013】
慢性拒絶反応は、効果的な処置または予防療法が知られていないために、治療不能かつ制御不能であるように見える。それゆえ、慢性移植片脈管疾患(chronic graft vessel diseases)の出現の防止、制御または回復の効果的処置の必要性が常にある。
【0014】
本発明によると、驚くべきことに、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物が慢性移植片脈管疾患を抑制し、特に移植された臓器の慢性拒絶反応を防止し、または処置するために適用されることを発見した。
【0015】
さらに、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物が異種移植片拒絶反応を抑制することもまた発見した。特に本発明の発見により、以下のことを提供する:
1.1 心臓、肺、複合心肺、肝臓、腎臓、膵臓移植等の、臓器または組織の同種または異種移植のレシピエントの慢性拒絶反応を防止し、減少し、制限するなどの慢性拒絶反応の出現を防止し、または処置する方法、当該レシピエントに、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物の治療学的有効量を投与するステップを含む;
1.2 心臓、肺、複合心肺、肝臓、腎臓、膵臓移植等の、臓器または組織の同種または異種移植のレシピエントの移植血管変性(transplant vasculopathy)、動脈硬化症またはアテローム性動脈硬化症等の移植血管変性を防止し、または処置する方法、当該レシピエントに、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物の治療学的有効量を投与するステップを含む;
【0016】
さらに一連の特定または他の実施態様では、本発明はまた以下のことを提供する:
2.心臓、肺、複合心肺、腎臓、肝臓、骨髄、膵臓腸(pancreatic bowel)、皮膚または角膜異種移植片を受けた患者などの異種性移植片移植レシピエントの急性拒絶反応を防止し、または制御する方法、当該レシピエントに、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物の治療学的有効量を投与するステップを含む。
【0017】
上記に代わるものとして、本発明はまた以下のものを提供する;
3.上記1または2に示した何れかの方法において使用する遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物;または
4.上記1または2に示した何れかの方法において使用する医薬組成物の調製に使用する遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物;または
5.上記1または2に示した何れかの方法において使用する医薬組成物、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物を含み、それは1つまたはそれ以上の薬学的に許容される希釈剤または担体を伴う。
慢性拒絶反応における、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物の有用性と同様に、上記の疾患および病状の処置における有用性は、例えば下記の方法の動物実験により、また例えば、移植された臓器または組織は定期生検管理を実施し、心臓移植の場合は他に超音波スキャンニングを行うことにより臨床的に証明され得る。
【0018】
A.移植片脈管疾患の防止
実験動物:
同系交配ラット系DA(RT1、ドナー)およびLewis(RT1、同種移植片のレシピエント)、重さ200〜350gのものを用いる。その動物は手術前後、食物および水を自由に口にできる。
【0019】
頚動脈(carotid artery)移植
ラットにイソフルオラン(isofluorane)(Abbott)、(誘発に4−5%、持続に1.5−2%)で麻酔をかけ、硫酸アトロピン(atropin sulphate)300μgを皮下注射し誘発させる。左頚動脈を切り取る。動脈を基部近くおよび末端でクランプし、セグメント約7−10mmを除去する。その間を、45分間冷却し虚血した同種移植片でつなぐ。エジロン(ethilon)10/o縫糸を用いる。最後に、皮膚を4/0縫糸で閉じる。必要ならば、次いでAlzet osmotic minipump(Alza Corp. Palo Alto, Calif)を背側の皮下に埋め込む(あるいは動物を経口的に処理する)。
【0020】
ラットに以下の処置の1つを施す:用量0.1〜10mg/kgの式Iの化合物のみ、または用量0.03、0.3または1mg・kg−1・日−1のサイクロスポリンA(cyclosporin A)と組み合わせて、皮下に埋め込んだAlzet osmotic minipumpを用いるか、他の経口投与かの何れかにより8週間投与する。8週間後、ラットを屠殺し、頚動脈を0.1M リン酸緩衝塩水溶液(PBS、pH7.4)で1分間、次いでリン酸緩衝液(pH7.4)中の2.5%グルタルアルデヒドで15分間潅流する。次いで頚動脈を取り出し、組織学的評価のためにGiemsa溶液で染色する。形態分析には中膜および脈管内膜の厚さの測定を含む。形態変化の定性的評価には、単核細胞の外膜浸潤およびネクローシス(細胞の小腔破壊(vacuolar degeneration)、肥大)、平滑筋細胞(SMC)核の中膜中の数(それぞれ0-10、<100、>100および>>100核に対し、スコア0、1、2および3)、SMCネクローシス(小腔破壊およびSMCの肥大)および単核細胞の脈管内膜浸潤の0−3スケールの評価を含む。
【0021】
どちらの実験においても、式Iの化合物、特に塩酸塩形の化合物Aは、重要なことに移植片浸潤および新脈管内膜(neointima)形成を抑制する。
【0022】
B.インビボの心臓異種移植(ハムスターからラットへ)
ハムスターからラットへの異種移植片組合わせは適合(concordant)の困難な組合わせである。ラットは、適合した組合せに見られる即時性の超急性拒絶反応(hyperacute rejection)に十分な量の天然抗ハムスター抗体を有さない;しかしながら、未処理のレシピエントの拒絶反応は補体と組み合わせた抗体により3−4日以内に生ずる。これは、血管の破壊、赤血球の滲出(exsudation)および管外遊出ならびに多形核顆粒球の流入により組織学的に可視化される;しばしば出血および血栓の兆候が見られる。一旦、抗体合成または補体不活性化の有効な抑制がこの拒絶反応に打ち勝つと、細胞性の拒絶反応が後に生じ得る。これは、リンパ球、リンパ球様細胞およびマクロファージを含む単核細胞の流入ならびに筋細胞の実質組織の破壊により組織学的に可視化される。細胞拒絶反応の抑制には同種移植片の免疫抑制を超える免疫抑制を必要とする。先天的な無胸腺症(rnu/rnu)ラットは、コンピテント(胸腺依存)細胞性免疫システムを欠き、一般に同種移植片に拒絶反応が生じない。そういった動物は、正常胸腺(euthymic)ラットと同じ形式で3−4日以内にハムスターの異種性移植片に拒絶反応が生じ、それはラットの抗ハムスター抗体(すくなくとも一部の)合成により以下の胸腺独立性B細胞応答が生ずることを示す。そのようなレシピエントはハムスターの異種性移植に有用であり、胸腺非依存性抗体媒介拒絶反応(thymus-independent antibody-mediated rejection)により拒絶反応を評価する。
【0023】
シリアンハムスターの心臓を、ドナーの大動脈とレシピエントの大動脈を吻合し、ドナーの右肺動脈をレシピエントの腹部大静脈に吻合し、オスLewis(RT1’)ラットの腹部に異所性移植をする。移植片は腹部の触診により毎日監視する。拒絶反応は心拍が停止したときと推断される。動物は毎週重さを測る。一連の本実験において終了は28日とする。動物を解剖する;移植片とは別に、重さおよび組織学を、胸腺、脾臓、肝臓、精嚢および精巣について評価する。細胞融解性抗ハムスター赤血球抗体および溶血性補体活性の測定のために血液を採取し、処理し血清とする。
【0024】
化合物を水に溶解し、体積2ml/kg体重を毎日経口投与する。塩酸塩形の化合物A等の、式Iの化合物の5−30mg/kg/日の投与により、無胸腺および正常胸腺(euthymic)レシピエントの何れにおいても移植片の生存が長くなる。
【0025】
本発明の方法の実施に必要な日々の用量は、例えば、用いる式Iの化合物、宿主、投与の方法、処置する病状のひどさ、および場合により同時に用いるCysA等の免疫抑制剤に依存して変化する。好ましい日々の用量範囲は、一服の用量または分割した用量として、日あたり約0.03〜2.5mg/kg、特に日あたり0.1〜2.5mg/kg、例えば日あたり0.5〜2.5mg/kgである。患者への適当な日々の用量は、例えば経口で1〜100mgのオーダーである。経口投与に適当な単位用量形には、約1〜50mg、例えば塩酸塩形の化合物A等の活性成分、普通は5〜30mgを含み、それは1つまたはそれ以上の薬学的許容される希釈剤または担体を伴う。他に、遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物はまた、例えば上記の用量で週に2回または3回投与され得る。
【0026】
式Iの化合物は、例えば飲用、錠剤もしくはカプセルの形で、特に経口等の経腸、または例えば注射溶液または懸濁液形の非経腸の何れか通常の経路により投与され得る。式Iの化合物を含む薬学的組成物は、例えばEP−A1−627,406に記載した通常の方法で製造され得る。
【0027】
式Iの化合物は、1つの活性成分のみで、または免疫修飾療法における他の薬剤もしくは他の抗炎症性剤と共に投与し得る。例えば、式Iの化合物は、サイクロスポリン、ラパマイシンもしくはアスコマイシンと組み合わせて、またはサイクロスポリンA、サイクロスポリンG、FK−506、ラパマイシン、40-O-(2-ヒドロキシ)エチル-ラパマイシン等;コルチコステロイド;シクロホスファミド;アザチオプレン(azathioprene);メトトレキサート;ブレキナール(brequinar);レフルノミド(leflunomide);ミゾリビン(mizoribine);ミコフェノール酸;ミコフェノレートモフェチル(mycophenolate mofetil);15-デオキシスペルグアリン(15-deoxyspergualine);MHC、CD2、CD3、CD4、CD7、CD25、CD28、B7、CD40、CD45もしくはCD58等に対する白血球レセプターまたはそれらのリガンドに対するモノクローナル抗体等の免疫抑制モノクローナル抗体;またはCTLA4−Ig等の他の免疫修飾化合物等のそれらの免疫抑制類似体と組み合わせて用い得る。
【0028】
上記の慢性拒絶反応を防止または処置する等の他の免疫抑制/免疫修飾治療と共に式Iの化合物を投与する場合、共投与した免疫抑制剤または免疫修飾化合物の用量は、勿論、用いる共薬剤のタイプ、例えばステロイドかサイクロスポリンか、用いる特定薬剤、処置する病状などに依存して変化する。前述に従い、本発明はさらなる様相を提供する:
6.式Iの化合物の治療学的有効量および第2の薬物(当該第2の薬物は例えば上記の免疫抑制剤または免疫修飾剤である)を同時にまたは連続的に投与する複合投与を含む上記の方法。
【0029】
7.免疫抑制剤または免疫修飾剤を含む少なくとも1つの医薬組成物を伴う遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物を含む、上記1または2に示した何れかの方法に使用するキットまたはパッケージ。そのキットまたはパッケージには、投与の説明が含まれ得る。
【0030】
製剤例:軟カプセル
【表1】



【0031】
遊離形または薬学的に許容される塩形の式Iの化合物は、本発明の使用に必要な用量で十分に許容される。例えば急性LD50はラットおよびサルでは、経口で>10mg/kgである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1種またはそれ以上の薬学的に許容される希釈剤または担体と共に、遊離形または薬学的に許容される塩形である2−アミノ−2−[2−(4−オクチルフェニル)エチル]1,3−プロパンジオールを含んでなる、臓器または組織の同種または異種移植のレシピエントにおける移植片脈管疾患を予防または処置するための医薬組成物。
【請求項2】
2−アミノ−2−[2−(4−オクチルフェニル)エチル]−1,3−プロパンジオール塩酸塩を含んでなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
免疫抑制剤または免疫調節剤と共に使用するための、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
免疫抑制剤または免疫調節剤がシクロスポリンA、FK−506、アザチオプリン、メトトレキサート、ラパマイシン、40-O-(2-ヒドロキシエチル)-ラパマイシン、ミコフェノール酸、ミコフェノレートモフェチル、15-デオキシスペルグアリン、白血球レセプターまたはリガンドに対するモノクローナル抗体およびCTLA4−Igから選択されたものである、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
モノクローナル抗体がMHC、CD2、CD3、CD4、CD7、CD25、CD28、B7、CD40およびCD58から選択された白血球レセプターまたはそれらのリガンドに対するモノクローナル抗体である、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
遊離形または薬学的に許容される塩形である2-アミノ-2-[2-(4-オクチルフェニル)エチル]-1,3-プロパンジオールと、ラパマイシン、40-O-(2-ヒドロキシ)エチル-ラパマイシン、ミコフェノール酸またはミコフェノレートモフェチルを含む、移植に使用するための組合せ。

【公開番号】特開2004−256554(P2004−256554A)
【公開日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−152002(P2004−152002)
【出願日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【分割の表示】特願平10−523200の分割
【原出願日】平成9年11月17日(1997.11.17)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】