161P2F10Bタンパク質に結合する抗体薬物コンジュゲート(ADC)
161P2F10Bタンパク質に結合する抗体薬物コンジュゲート(ADC)を本明細書において記載する。161P2F10Bは、正常成人組織において組織特異的発現を示し、且つ表1に列挙した癌において異常に発現する。結果的に、本発明のADCは癌の治療のための治療組成物を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗体またはその抗原結合断片を含む抗体薬物コンジュゲートであって、該抗体または該抗原結合断片が、配列番号:2のアミノ酸配列を含む161P2F10Bタンパク質に特異的に結合し、該抗体が、配列番号:7の20位〜142位のVH領域および配列番号:8の20位〜127位のVL領域のアミノ酸配列を含み、且つ、該抗体が、モノメチルオーリスタチンF(MMAF)にコンジュゲートされている、抗体薬物コンジュゲート。
【請求項2】
前記抗原結合断片が、Fab、F(ab')2またはFv断片である、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項3】
前記抗体が完全ヒト抗体である、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項4】
組換えにより産生される、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項5】
ヒト単位用量形態の請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートを含む、薬学的組成物。
【請求項6】
癌治療のための、請求項5に記載の薬学的組成物。
【請求項7】
前記癌が腎癌または肝癌である、請求項6に記載の薬学的組成物。
【請求項8】
対象における癌細胞の成長を阻害する方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートを該対象に投与するステップを含む、方法。
【請求項9】
細胞傷害剤または診断剤を細胞に送達する方法であって、以下のステップを含む方法:
抗体またはその断片にコンジュゲートされているMMAFを供給して、抗体薬物コンジュゲートまたは抗体断片薬物コンジュゲートを形成するステップであって、該抗体または該断片が、配列番号:2のアミノ酸配列を含む161P2F10Bタンパク質に特異的に結合し、該抗体が、配列番号:7の20位〜142位のVH領域および配列番号:8の20位〜127位のVL領域のアミノ酸配列を含む、ステップ、並びに
該細胞を該抗体薬物コンジュゲートまたは該抗体断片薬物コンジュゲートに曝露するステップ。
【請求項10】
哺乳動物における腫瘍を治療する方法であって、有効量の請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートで該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項11】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと放射線との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項12】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと化学療法剤との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項13】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと薬物または生物学的に活性を有する治療法との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項14】
哺乳動物における癌を治療する方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと化学療法剤との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項1】
抗体またはその抗原結合断片を含む抗体薬物コンジュゲートであって、該抗体または該抗原結合断片が、配列番号:2のアミノ酸配列を含む161P2F10Bタンパク質に特異的に結合し、該抗体が、配列番号:7の20位〜142位のVH領域および配列番号:8の20位〜127位のVL領域のアミノ酸配列を含み、且つ、該抗体が、モノメチルオーリスタチンF(MMAF)にコンジュゲートされている、抗体薬物コンジュゲート。
【請求項2】
前記抗原結合断片が、Fab、F(ab')2またはFv断片である、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項3】
前記抗体が完全ヒト抗体である、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項4】
組換えにより産生される、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
【請求項5】
ヒト単位用量形態の請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートを含む、薬学的組成物。
【請求項6】
癌治療のための、請求項5に記載の薬学的組成物。
【請求項7】
前記癌が腎癌または肝癌である、請求項6に記載の薬学的組成物。
【請求項8】
対象における癌細胞の成長を阻害する方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートを該対象に投与するステップを含む、方法。
【請求項9】
細胞傷害剤または診断剤を細胞に送達する方法であって、以下のステップを含む方法:
抗体またはその断片にコンジュゲートされているMMAFを供給して、抗体薬物コンジュゲートまたは抗体断片薬物コンジュゲートを形成するステップであって、該抗体または該断片が、配列番号:2のアミノ酸配列を含む161P2F10Bタンパク質に特異的に結合し、該抗体が、配列番号:7の20位〜142位のVH領域および配列番号:8の20位〜127位のVL領域のアミノ酸配列を含む、ステップ、並びに
該細胞を該抗体薬物コンジュゲートまたは該抗体断片薬物コンジュゲートに曝露するステップ。
【請求項10】
哺乳動物における腫瘍を治療する方法であって、有効量の請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートで該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項11】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと放射線との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項12】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと化学療法剤との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項13】
哺乳動物における腫瘍成長を低下させる方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと薬物または生物学的に活性を有する治療法との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【請求項14】
哺乳動物における癌を治療する方法であって、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲートと化学療法剤との組み合わせの有効量で該哺乳動物を治療するステップを含む、方法。
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図2B】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【公表番号】特表2013−518912(P2013−518912A)
【公表日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−552152(P2012−552152)
【出願日】平成23年2月8日(2011.2.8)
【国際出願番号】PCT/US2011/024055
【国際公開番号】WO2011/097627
【国際公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(500553659)アジェンシス,インコーポレイテッド (35)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年2月8日(2011.2.8)
【国際出願番号】PCT/US2011/024055
【国際公開番号】WO2011/097627
【国際公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(500553659)アジェンシス,インコーポレイテッド (35)
【Fターム(参考)】
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