2−キノリノン及び2−キノキサリノン誘導体と抗菌剤としてのそれらの使用
本発明は、式(I):
の化合物とその医薬的に許容される塩に、細菌感染症の治療におけるそれらの使用に、そしてそれらの製造の方法に関する。
の化合物とその医薬的に許容される塩に、細菌感染症の治療におけるそれらの使用に、そしてそれらの製造の方法に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
の化合物又はその医薬的に許容される塩[ここで、式(I)の化合物は、そのエナンチオマーのcis(±)混合物を実質的に含まず、そして式中:
Aは、CH及びNより選択され;
Dは、C−R7及びNより選択され;
ここでA及びDの少なくとも1つは炭素であり;
Eは、O、NH、及びSより選択され、
ここで:
i)Eは、R8とR9が一緒に=Oを形成すれば、NHであり;そして
ii)Eは、R8とR9がそれぞれHであれば、O又はSであり;
Gは、O及びSより選択され;
Jは、C−R4及びNより選択され;
R1は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、OR1a、及び−N(R1a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR10で置換されていてもよく;
R1aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2は、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR2a、及び−N(R2a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R3は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、−OR3a、及び−N(R3a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R3aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R4は、H、ハロ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR40で置換されていてもよく;
R6は、フルオロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR6aより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R6aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R7は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR70で置換されていてもよく;
R8とR9は、それぞれ水素であるか又は、R8とR9は、一緒に=Oを形成し;そして
R10、R20、R30、R40、R60、及びR70は、それぞれの出現において、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択される]。
【請求項2】
R1がHである、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
R2が、シアノ及び−OR2aより選択され;そして
R2aは、C1−6アルキルより選択される、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
R3がHである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
R6が、フルオロ及び−OR6aより選択され;そして
R6aは、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
Jが、C−R4及びNより選択され;そして
R4は、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
A、D、E、G、R8、及びR9が、それらが付く環原子と一緒に、
【化2】
より選択される基を形成する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
Jが、N及びC−R4より選択され;
A、D、E、G、R8、及びR9は、それらが付く環原子と一緒に、
【化3】
より選択される基を形成し、
R1は、Hであり;
R2は、シアノ及びメトキシより選択され;
R3は、Hであり;
R4は、H及びメチルより選択され;そして
R6は、フルオロ、ヒドロキシ、及びメトキシより選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
式(I)の化合物の炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基が互いに対してcis(+)関係にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
式(I)の化合物の炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基が互いに対してcis(−)関係にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
1−[2−((3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
6−[({(3R,4S)−3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン・ビス塩酸塩;
1−(2−{(3R,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・一酢酸塩;
1−(2−{(3S,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
1−[2−((3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA;
1−[2−((3R,4R)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル;
1−[2−((3S,4R)−3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;及び
1−[2−((3R,4S)−3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩より選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(AA):
【化4】
の化合物を式(AB):
【化5】
の化合物と好適な還元剤の存在下に反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(I)の化合物を式(I)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項13】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(BI):
【化6】
の化合物を好適な還元剤と反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(I)の化合物を式(I)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項14】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における細菌感染症の治療用医薬品の製造への使用。
【請求項15】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療するための方法であって、請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項16】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療することに使用の、請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩と少なくとも1つの医薬的に許容される担体、希釈剤、又は賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項18】
式(II):
【化7】
の化合物又はその医薬的に許容される塩[式中、炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基は、互いに対してtrans関係にあり、そして式中:
Aは、CH及びNより選択され;
Dは、C−R7及びNより選択され;
ここでA及びDの少なくとも1つは炭素であり;
Eは、O、NH、及びSより選択され、
ここで:
i.Eは、R8とR9が一緒に=Oを形成すれば、NHであり;そして
ii.Eは、R8とR9がそれぞれHであれば、O又はSであり;
Gは、O及びSより選択され;
Jは、C−R4及びNより選択され;
R1は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、OR1a、及び−N(R1a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR10で置換されていてもよく;
R1aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR2a、及び−N(R2a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R3は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、−OR3a、及び−N(R3a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R3aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R4は、H、ハロ、−CO2H、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR40で置換されていてもよく;
R6は、フルオロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR6aより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R6aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R7は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR70で置換されていてもよく;
R8とR9は、それぞれ水素であるか又は、R8とR9は、一緒に=Oを形成し;そして
R10、R20、R30、R40、R60、及びR70は、それぞれの出現において、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択される]。
【請求項19】
R1がHである、請求項18に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項20】
R2が、シアノ及び−OR2aより選択され;そして
R2aは、C1−6アルキルより選択される、請求項18又は19に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項21】
R3がHである、請求項18〜20のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項22】
R6が、フルオロ及び−OR6aより選択され;そして
R6aは、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項18〜21のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項23】
Jが、C−R4及びNより選択され;そして
R4は、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項18〜22のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項24】
A、D、E、G、R8、及びR9が、それらが付く環原子と一緒に、
【化8】
より選択される基を形成する、請求項18〜23のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項25】
Jが、C−R4及びNより選択され;
A、D、E、G、R8、及びR9は、それらが付く環原子と一緒に、
【化9】
より選択される基を形成し、
R1は、Hであり;
R2は、シアノ及び−OR2aより選択され;
R2aは、メチルより選択され;
R3は、Hであり;そして
R4は、H及びメチルより選択される、請求項18に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項26】
1−(2−{(3S,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
6−[({(3S,4S)−3−メトキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
6−[({(3R,4R)−3−メトキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
6−[({3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
6−[({3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーB;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
1−[2−((3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
6−[({3−フルオロ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
1−[2−(3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーB;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
6−[({3−フルオロ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーB;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
1−[2−((3R,4R)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル;
1−(2−{(3S,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;及び
1−[2−((3S,4S)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリルより選択される、請求項18に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項27】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(AA):
【化10】
の化合物を式(AB):
【化11】
の化合物と好適な還元剤の存在下に反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(II)の化合物を式(II)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項28】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(BI):
【化12】
の化合物を好適な還元剤と反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(II)の化合物を式(II)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項29】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における細菌感染症の治療用医薬品の製造への使用。
【請求項30】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療するための方法であって、請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項31】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療することに使用の、請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項32】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩と少なくとも1つの医薬的に許容される担体、希釈剤、又は賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項1】
式(I):
【化1】
の化合物又はその医薬的に許容される塩[ここで、式(I)の化合物は、そのエナンチオマーのcis(±)混合物を実質的に含まず、そして式中:
Aは、CH及びNより選択され;
Dは、C−R7及びNより選択され;
ここでA及びDの少なくとも1つは炭素であり;
Eは、O、NH、及びSより選択され、
ここで:
i)Eは、R8とR9が一緒に=Oを形成すれば、NHであり;そして
ii)Eは、R8とR9がそれぞれHであれば、O又はSであり;
Gは、O及びSより選択され;
Jは、C−R4及びNより選択され;
R1は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、OR1a、及び−N(R1a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR10で置換されていてもよく;
R1aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2は、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR2a、及び−N(R2a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R3は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、−OR3a、及び−N(R3a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R3aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R4は、H、ハロ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR40で置換されていてもよく;
R6は、フルオロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR6aより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R6aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R7は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR70で置換されていてもよく;
R8とR9は、それぞれ水素であるか又は、R8とR9は、一緒に=Oを形成し;そして
R10、R20、R30、R40、R60、及びR70は、それぞれの出現において、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択される]。
【請求項2】
R1がHである、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
R2が、シアノ及び−OR2aより選択され;そして
R2aは、C1−6アルキルより選択される、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
R3がHである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
R6が、フルオロ及び−OR6aより選択され;そして
R6aは、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
Jが、C−R4及びNより選択され;そして
R4は、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
A、D、E、G、R8、及びR9が、それらが付く環原子と一緒に、
【化2】
より選択される基を形成する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
Jが、N及びC−R4より選択され;
A、D、E、G、R8、及びR9は、それらが付く環原子と一緒に、
【化3】
より選択される基を形成し、
R1は、Hであり;
R2は、シアノ及びメトキシより選択され;
R3は、Hであり;
R4は、H及びメチルより選択され;そして
R6は、フルオロ、ヒドロキシ、及びメトキシより選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
式(I)の化合物の炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基が互いに対してcis(+)関係にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
式(I)の化合物の炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基が互いに対してcis(−)関係にある、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
1−[2−((3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
6−[({(3R,4S)−3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン・ビス塩酸塩;
1−(2−{(3R,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・一酢酸塩;
1−(2−{(3S,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
1−[2−((3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA;
1−[2−((3R,4R)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル;
1−[2−((3S,4R)−3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;及び
1−[2−((3R,4S)−3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩より選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(AA):
【化4】
の化合物を式(AB):
【化5】
の化合物と好適な還元剤の存在下に反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(I)の化合物を式(I)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項13】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(BI):
【化6】
の化合物を好適な還元剤と反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(I)の化合物を式(I)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項14】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における細菌感染症の治療用医薬品の製造への使用。
【請求項15】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療するための方法であって、請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項16】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療することに使用の、請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩と少なくとも1つの医薬的に許容される担体、希釈剤、又は賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項18】
式(II):
【化7】
の化合物又はその医薬的に許容される塩[式中、炭素「a」上のR6基と炭素「b」上の−NH−基は、互いに対してtrans関係にあり、そして式中:
Aは、CH及びNより選択され;
Dは、C−R7及びNより選択され;
ここでA及びDの少なくとも1つは炭素であり;
Eは、O、NH、及びSより選択され、
ここで:
i.Eは、R8とR9が一緒に=Oを形成すれば、NHであり;そして
ii.Eは、R8とR9がそれぞれHであれば、O又はSであり;
Gは、O及びSより選択され;
Jは、C−R4及びNより選択され;
R1は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、OR1a、及び−N(R1a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR10で置換されていてもよく;
R1aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR2a、及び−N(R2a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R2aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR20で置換されていてもよく;
R3は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニル、−OR3a、及び−N(R3a)2より選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R3aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR30で置換されていてもよく;
R4は、H、ハロ、−CO2H、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR40で置換されていてもよく;
R6は、フルオロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−OR6aより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R6aは、それぞれの出現において、H及びC1−6アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−6アルキルは、1以上のR60で置換されていてもよく;
R7は、H、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択され、ここで前記C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルは、1以上のR70で置換されていてもよく;
R8とR9は、それぞれ水素であるか又は、R8とR9は、一緒に=Oを形成し;そして
R10、R20、R30、R40、R60、及びR70は、それぞれの出現において、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、−CO2H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、及びC2−6アルキニルより選択される]。
【請求項19】
R1がHである、請求項18に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項20】
R2が、シアノ及び−OR2aより選択され;そして
R2aは、C1−6アルキルより選択される、請求項18又は19に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項21】
R3がHである、請求項18〜20のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項22】
R6が、フルオロ及び−OR6aより選択され;そして
R6aは、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項18〜21のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項23】
Jが、C−R4及びNより選択され;そして
R4は、H及びC1−6アルキルより選択される、請求項18〜22のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項24】
A、D、E、G、R8、及びR9が、それらが付く環原子と一緒に、
【化8】
より選択される基を形成する、請求項18〜23のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項25】
Jが、C−R4及びNより選択され;
A、D、E、G、R8、及びR9は、それらが付く環原子と一緒に、
【化9】
より選択される基を形成し、
R1は、Hであり;
R2は、シアノ及び−OR2aより選択され;
R2aは、メチルより選択され;
R3は、Hであり;そして
R4は、H及びメチルより選択される、請求項18に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項26】
1−(2−{(3S,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
6−[({(3S,4S)−3−メトキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン・ビス塩酸塩;
6−[({(3R,4R)−3−メトキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
6−[({3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
6−[({3−ヒドロキシ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーB;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
1−[2−((3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーA、ビス塩酸塩;
6−[({3−フルオロ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーA;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
1−[2−(3−フルオロ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル、transエナンチオマーB;
1−(2−{4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−フルオロピペリジン−1−イル}エチル)−7−メトキシキノキサリン−2(1H)−オン、transエナンチオマーB、ビス塩酸塩;
6−[({3−フルオロ−1−[2−(7−メトキシ−2−オキソキノキサリン−1(2H)−イル)エチル]ピペリジン−4−イル}アミノ)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン、transエナンチオマーB;
1−(2−{(3R,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;
1−[2−((3R,4R)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル;
1−(2−{(3S,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−メトキシピペリジン−1−イル}エチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリル・ビス塩酸塩;及び
1−[2−((3S,4S)−3−メトキシ−4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−7−カルボニトリルより選択される、請求項18に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項27】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(AA):
【化10】
の化合物を式(AB):
【化11】
の化合物と好適な還元剤の存在下に反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(II)の化合物を式(II)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項28】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を製造するための方法であって、式(BI):
【化12】
の化合物を好適な還元剤と反応させること、そしてその後必要ならば:
i.式(II)の化合物を式(II)の別の化合物へ変換すること;
ii.あらゆる保護基を外すこと;及び/又は
iii.医薬的に許容される塩を生成することを含んでなる、前記方法。
【請求項29】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における細菌感染症の治療用医薬品の製造への使用。
【請求項30】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療するための方法であって、請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項31】
ヒトのような温血動物において細菌感染症を治療することに使用の、請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項32】
請求項18〜26のいずれか1項に記載の式(II)の化合物、又はその医薬的に許容される塩と少なくとも1つの医薬的に許容される担体、希釈剤、又は賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【公表番号】特表2010−513255(P2010−513255A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−540854(P2009−540854)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際出願番号】PCT/GB2007/004766
【国際公開番号】WO2008/071961
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際出願番号】PCT/GB2007/004766
【国際公開番号】WO2008/071961
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】
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