説明

C型肝炎ウイルスの大環状イソキノリンペプチド阻害剤

【課題】大環状イソキノリン化合物、またはその医薬的に許容されるエナンチオマー、ジアステレオマー塩、溶媒和物、またはプロドラッグを提供する。
【解決手段】アルキルエステルエナンチオマーの混合物を、ホスフェート、ボレートおよびカーボネートからなる群から選ばれる緩衝剤の存在下で該エナンチオマーの1つの加水分解を選択的に促進するのに有効な酵素であるプロテアーゼと接触させることを含むアルキルエステルエナンチオマーの混合物を分割する方法からなる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルキルエステルエナンチオマーの混合物を分割する方法であって、該混合物を、該エナンチオマーの1つの加水分解を選択的に促進するのに有効な酵素と接触させることを含む、該接触を緩衝剤の存在下で行うことを特徴とする方法。
【請求項2】
該アルキルエステルが下記式:
【化1】

[式中、R25はアミノ保護基である;
R26は、C1-10アルキル、C6-14アリール、C7-16アルキルアリール、C3-7シクロアルキル、またはC3-10アルキルシクロアルキルからなる群から選ばれる。]
を有する請求項1記載の方法。
【請求項3】
該緩衝剤がホスフェート、ボーレート、およびカーボネートからなる群から選ばれる請求項1記載の方法。
【請求項4】
該酵素がプロテアーゼである請求項1記載の方法。
【請求項5】
該酵素が、Bacillus globigii、Bacillus licheniformis、Bacillus halodurans、Bacillus clausii、Aspergillus oryzase、およびその混合物からなる群から選ばれる請求項1記載の方法。
【請求項6】
該酵素が、Alcalase(登録商標)(サブチリシンプロテアーゼ)、Savinase(登録商標)(サブチリシンプロテアーゼ)、Esperase(登録商標)(サブチリシンプロテアーゼ)、Flavourzyme(登録商標)(真菌プロテアーゼ)、およびその混合物である請求項5記載の方法。
【請求項7】
該接触をpH約7.0〜11で行う請求項1記載の方法。
【請求項8】
該接触を約30〜60℃の温度で行う請求項1記載の方法。
【請求項9】
該接触を約7日間未満の時間行う請求項1記載の方法。
【請求項10】
該接触を約2時間〜3日間の時間行う請求項9記載の方法。

【公開番号】特開2010−263896(P2010−263896A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−131885(P2010−131885)
【出願日】平成22年6月9日(2010.6.9)
【分割の表示】特願2006−513076(P2006−513076)の分割
【原出願日】平成16年4月16日(2004.4.16)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】