CD44の表面発現を証明する細胞の細胞障害性仲介
本発明は、癌性疾患の診断及び治療、特にCD44の表面発現を実証している腫瘍細胞の細胞障害性の仲介に関し、とりわけ、細胞毒性反応を開始する手段として、場合により1つ以上の化学療法剤と組み合わせた、癌性疾患修飾抗体(CDMAB)の使用に関する。本発明は、更に、本発明のCDMABを利用する結合アッセイに関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体。
【請求項2】
ヒト化されている、請求項1記載の抗体。
【請求項3】
キメラ化されている、請求項1記載の抗体。
【請求項4】
受入番号280104−06でIDACに寄託されている単離クローン。
【請求項5】
ヒト腫瘍から選択される組織試料において癌性細胞の抗体誘発細胞障害活性を開始する方法であって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンド(ここでリガンドは、前記単離モノクローナル抗体とその標的抗原との結合を競合的に阻害する能力によって特徴付けられる)を提供すること;及び
前記単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンドと前記組織試料とを接触させること
を含み、
前記単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンドと前記組織試料との接触が、細胞障害活性を誘発する
方法。
【請求項6】
請求項1記載の単離モノクローナル抗体のリガンド。
【請求項7】
請求項2記載のヒト化抗体のリガンド。
【請求項8】
請求項3記載のキメラ化抗体のリガンド。
【請求項9】
細胞毒性部分、酵素、放射性化合物及び血行性細胞からなる群より選択されるメンバーと結合する、請求項1、2、3、6、7又は8のいずれか1項記載の単離抗体又はリガンド。
【請求項10】
ヒト腫瘍が、受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンド(ここでリガンドは、前記単離モノクローナル抗体とその標的抗原との結合を競合的に阻害する能力によって特徴付けられる)に特異的に結合する抗原を発現する、哺乳動物において抗体誘発細胞障害活性に感受性のある前記ヒト腫瘍を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記モノクローナル抗体又は前記その細胞障害活性誘発リガンドの、細胞障害活性を誘発するのに有効な量を投与し、それによって前記哺乳動物の腫瘍量を低減することを含む方法。
【請求項11】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが細胞毒性部分に結合している、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記細胞毒性部分が放射性同位体である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが補体を活性化する、請求項10記載の方法。
【請求項14】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが抗体依存性細胞障害活性を仲介する、請求項10記載の方法。
【請求項15】
前記モノクローナル抗体がヒト化されている、請求項10記載の方法。
【請求項16】
前記モノクローナル抗体がキメラ化されている、請求項10記載の方法。
【請求項17】
モノクローナル抗体又はそのリガンドが、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2から得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項18】
モノクローナル抗体のそのリガンドが、IDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8から得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項19】
モノクローナル抗体のそのリガンドが、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマから得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項20】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌を罹患する個人に、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを投与することを含み、
前記エピトープ又は複数のエピトープの結合が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項21】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌を罹患する個人に、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを、少なくとも1つの化学療法剤と一緒に投与することを含み、
前記投与が腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項22】
ヒト腫瘍から選択される組織試料においてCD44のエピトープ又は複数のエピトープを発現する癌性細胞の存在を決定する結合アッセイであって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを提供すること;
前記少なくとも1つのモノクローナル抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること;及び
前記少なくとも1つのモノクローナル抗体又はそのリガンドと前記組織試料との結合を決定すること
を含み、
それによって、前記組織試料において前記癌性細胞の存在が示される
アッセイ。
【請求項23】
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンド。
【請求項24】
ヒト腫瘍から選択される組織試料において癌性細胞の抗体誘発細胞障害活性を開始する方法であって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを提供すること;及び
前記モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること
を含む方法。
【請求項25】
ヒト腫瘍がCD44を発現する、抗体誘発細胞障害活性に感受性のある前記ヒト腫瘍を治療する方法であって、
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの、細胞障害活性を誘発するのに有効な量を投与し、それによって前記哺乳動物の腫瘍量を低減することを含む方法。
【請求項26】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌に罹患している個人に、CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを投与することを含み、
前記抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの結合が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項27】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌に罹患している個人に、CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを投与することを含み、
前記抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの前記投与が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項28】
ヒト腫瘍から選択される組織試料においてCD44抗原を発現する癌性細胞の存在を決定する結合アッセイであって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを提供すること;
前記少なくとも1つの抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること;及び
前記少なくとも1つの抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料との結合を決定すること
を含み、
それによって、前記組織試料において前記癌性細胞の存在が示される
方法。
【請求項1】
受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体。
【請求項2】
ヒト化されている、請求項1記載の抗体。
【請求項3】
キメラ化されている、請求項1記載の抗体。
【請求項4】
受入番号280104−06でIDACに寄託されている単離クローン。
【請求項5】
ヒト腫瘍から選択される組織試料において癌性細胞の抗体誘発細胞障害活性を開始する方法であって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンド(ここでリガンドは、前記単離モノクローナル抗体とその標的抗原との結合を競合的に阻害する能力によって特徴付けられる)を提供すること;及び
前記単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンドと前記組織試料とを接触させること
を含み、
前記単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンドと前記組織試料との接触が、細胞障害活性を誘発する
方法。
【請求項6】
請求項1記載の単離モノクローナル抗体のリガンド。
【請求項7】
請求項2記載のヒト化抗体のリガンド。
【請求項8】
請求項3記載のキメラ化抗体のリガンド。
【請求項9】
細胞毒性部分、酵素、放射性化合物及び血行性細胞からなる群より選択されるメンバーと結合する、請求項1、2、3、6、7又は8のいずれか1項記載の単離抗体又はリガンド。
【請求項10】
ヒト腫瘍が、受入番号280104−06でIDACに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体又はその細胞障害活性誘発リガンド(ここでリガンドは、前記単離モノクローナル抗体とその標的抗原との結合を競合的に阻害する能力によって特徴付けられる)に特異的に結合する抗原を発現する、哺乳動物において抗体誘発細胞障害活性に感受性のある前記ヒト腫瘍を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記モノクローナル抗体又は前記その細胞障害活性誘発リガンドの、細胞障害活性を誘発するのに有効な量を投与し、それによって前記哺乳動物の腫瘍量を低減することを含む方法。
【請求項11】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが細胞毒性部分に結合している、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記細胞毒性部分が放射性同位体である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが補体を活性化する、請求項10記載の方法。
【請求項14】
前記モノクローナル抗体又はリガンドが抗体依存性細胞障害活性を仲介する、請求項10記載の方法。
【請求項15】
前記モノクローナル抗体がヒト化されている、請求項10記載の方法。
【請求項16】
前記モノクローナル抗体がキメラ化されている、請求項10記載の方法。
【請求項17】
モノクローナル抗体又はそのリガンドが、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2から得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項18】
モノクローナル抗体のそのリガンドが、IDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8から得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項19】
モノクローナル抗体のそのリガンドが、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマから得られる単離モノクローナル抗体と同じ、ヒトCD44のエピトープ又は複数のエピトープと反応し、前記モノクローナル抗体又はリガンドが、前記単離モノクローナル抗体とその標的ヒトCD44抗原との結合を競合的に阻害することによって特徴付けられる、ヒトCD44に特異的に結合することができる前記モノクローナル抗体又はリガンド。
【請求項20】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌を罹患する個人に、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを投与することを含み、
前記エピトープ又は複数のエピトープの結合が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項21】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌を罹患する個人に、ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを、少なくとも1つの化学療法剤と一緒に投与することを含み、
前記投与が腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項22】
ヒト腫瘍から選択される組織試料においてCD44のエピトープ又は複数のエピトープを発現する癌性細胞の存在を決定する結合アッセイであって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
ATCC受入番号PTA−4621を有するハイブリドーマ細胞株H460−16−2及びIDAC受入番号280104−06を有するハイブリドーマ細胞株AR37A335.8からなる群より選択されるハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体によって認識されるものと同じエピトープ又は複数のエピトープを認識する、少なくとも1つのモノクローナル抗体又はリガンドを提供すること;
前記少なくとも1つのモノクローナル抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること;及び
前記少なくとも1つのモノクローナル抗体又はそのリガンドと前記組織試料との結合を決定すること
を含み、
それによって、前記組織試料において前記癌性細胞の存在が示される
アッセイ。
【請求項23】
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンド。
【請求項24】
ヒト腫瘍から選択される組織試料において癌性細胞の抗体誘発細胞障害活性を開始する方法であって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを提供すること;及び
前記モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること
を含む方法。
【請求項25】
ヒト腫瘍がCD44を発現する、抗体誘発細胞障害活性に感受性のある前記ヒト腫瘍を治療する方法であって、
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、モノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの、細胞障害活性を誘発するのに有効な量を投与し、それによって前記哺乳動物の腫瘍量を低減することを含む方法。
【請求項26】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌に罹患している個人に、CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを投与することを含み、
前記抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの結合が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項27】
ヒトCD44抗原を発現するヒト癌性腫瘍を治療する方法であって、
前記ヒト癌に罹患している個人に、CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを投与することを含み、
前記抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドの前記投与が、腫瘍量を低減することに有効である
方法。
【請求項28】
ヒト腫瘍から選択される組織試料においてCD44抗原を発現する癌性細胞の存在を決定する結合アッセイであって、
前記ヒト腫瘍から組織試料を提供すること;
CD44と、受入番号PTA−4621でATCCに寄託されているクローンによりコードされる単離モノクローナル抗体との結合を競合的に阻害する能力により特徴付けられる、少なくとも1つのモノクローナル抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドを提供すること;
前記少なくとも1つの抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料とを接触させること;及び
前記少なくとも1つの抗CD44キメラ抗体又はそのリガンドと前記組織試料との結合を決定すること
を含み、
それによって、前記組織試料において前記癌性細胞の存在が示される
方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19−1】
【図19−2】
【図19−3】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36−1】
【図36−2】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図2】
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【図36−1】
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【図37】
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【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【公表番号】特表2009−529497(P2009−529497A)
【公表日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−556619(P2008−556619)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【国際出願番号】PCT/CA2007/000281
【国際公開番号】WO2007/098575
【国際公開日】平成19年9月7日(2007.9.7)
【出願人】(504236592)アリアス リサーチ、インコーポレイテッド (28)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【国際出願番号】PCT/CA2007/000281
【国際公開番号】WO2007/098575
【国際公開日】平成19年9月7日(2007.9.7)
【出願人】(504236592)アリアス リサーチ、インコーポレイテッド (28)
【Fターム(参考)】
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