説明

IAPBIRドメイン結合化合物

本開示は、IAP BIRドメイン、より具体的には、BIR2ドメインおよびBITR3ドメインに結合する化合物に関する。該化合物は、式1:(I)で表される。これらの化合物は、細胞におけるアポトーシス応答を変えるのに有用であることが分かっており、増殖性疾患の治療をもたらす可能性がある。アポトーシス経路は、癌、自己免疫疾患、および神経変性疾患の発症に重要な役割を果たすことが知られている。式1の化合物を製造する方法も開示されている。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

(式中、
nは0または1であり;
mは0、1、または2であり;
pは1または2であり;
YはNH、O、またはSであり;
AおよびAは:
1)−CH−、
2)−CHCH−、
3)−C(CH−、
4)−CH(C−Cアルキル)−、
5)−CH(C−Cシクロアルキル)−、
6)−C−Cシクロアルキル−、
7)−CH(C−Cアルキル−C−Cシクロアルキル)−、または
8)−C(O)−
から独立して選択され;
BおよびBは、独立して、C−Cアルキルであり;
BGは、
1)−X−L−X−であるか;または
BGは、
【化2】

であり、
XおよびXは:
1)O、NR13、S、
【化3】

から独立して選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−C−Cアルケニル−、
3)−C−Cアルキニル−、
4)−C−Cシクロアルキル−、
5)−フェニル−、
6)−ビフェニル−、
7)−ヘテロアリール−、
8)−ヘテロシクリル−、
9)−C−Cアルキル−(C−Cアルケニル)−C−Cアルキル−、
10)−C−Cアルキル−(C−Cアルキニル)−C−Cアルキル、
11)−C−Cアルキル−(C−Cシクロアルキル)−C−Cアルキル、
12)−C−Cアルキル−フェニル−C−Cアルキル、
13)−C−Cアルキル−ビフェニル−C−Cアルキル、
14)−C−Cアルキル−ヘテロアリール−C−Cアルキル、
15)−C−Cアルキル ヘテロシクリル−C−Cアルキル、または
16)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択され;
、R100、R、およびR200は:
1)H、または
2)任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されているC−Cアルキル
から独立して選択され;
QおよびQは、それぞれ独立して、
1)NR
2)OR11、もしくは
3)S(O)11であるか;または
QおよびQは、それぞれ独立して、
【化4】

であり、
式中、Gは、S、N、またはOから選ばれた1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に取り込む5、6、または7員環であって、任意選択的には1つ以上のR12置換基で置換されている環であり;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)←C−Cアルキル、
4)←C−Cアルケニル、
5)←C−Cアルキニル、
6)←C−Cシクロアルキル、
7)←C−Cシクロアルケニル、
8)←アリール、
9)←ヘテロアリール、
10)←ヘテロシクリル、
11)←ヘテロビシクリル、
12)←C(O)−R11
13)←C(O)O−R11
14)←C(=Y)NR、または
15)←S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)ハロアルキル、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)アリール、
11)ヘテロアリール、
12)ヘテロシクリル、
13)ヘテロビシクリル、
14)OR
15)S(O)
16)NR
17)NRS(O)11
18)COR
19)C(O)OR
20)CONR
21)S(O)NR
22)OC(O)R
23)OC(O)Y−R11
24)SC(O)R、または
25)NC(Y)NRであり、
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)H、
2)ハロアルキル
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)RNC(=Y)、または
13)C−Cアルキル−C−Cアルケニル、または
14)C−Cアルキル−C−Cアルキニルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)C(O)R11
13)C(O)Y−R11、または
14)S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されているか;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素原子とともに、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されている5、6、または7員のヘテロ環を形成し;
10は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)B(OR13)(OR14)、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)ハロアルキル、
11)OR
12)NR
13)SR
14)COR
15)C(O)OR
16)S(O)
17)CONR
18)S(O)NR
19)アリール、
20)ヘテロアリール、
21)ヘテロシクリル、または
22)ヘテロビシクリルであり
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており;
11は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)C−Cシクロアルキル、
6)C−Cシクロアルケニル、
7)アリール、
8)ヘテロアリール、
9)ヘテロシクリル、または
10)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
12は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)C−Cシクロアルキル、
6)C−Cシクロアルケニル、
7)アリール、
8)ヘテロアリール、
9)ヘテロシクリル、
10)ヘテロビシクリル、
11)C(O)−R11
12)C(O)O−R11
13)C(O)NR
14)S(O)−R11、または
15)C(=Y)NRであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
13およびR14は、それぞれ独立して、
1)H、もしくは
2)C−Cアルキルであるか、または、
13およびR14は結合して、ヘテロ環またはヘテロビシクリル環を形成している)
で表される化合物の異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体、もしくは互変異性体、またはその塩;
または、プロドラッグ;あるいは、検出可能な標識もしくはアフィニティ標識で標識されている式Iの化合物。
【請求項2】
塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
nが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
AおよびAがともにCHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
AおよびAがともにC=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式1a:
【化5】

(式中、BG、B、B、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式1b:
【化6】

(式中、BG、B、B、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
BおよびBがともにC−Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
BGが−X−L−X−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
BGが
【化7】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
BGが
【化8】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
式1f:
【化9】

(式中、A、A、B、B、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
式1g:
【化10】

(式中、A、A、B、B、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
XおよびXが:
1)O、NH、
【化11】

から独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
XおよびXが:
1)O、
【化12】

から独立して選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
XおよびXが、O、
【化13】

である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
Lが、
1)−C−C10アルキル−、
2)−C−Cアルキニル−、
3)−フェニル−、
4)−ビフェニル−、
5)−C−Cアルキル−(C−Cアルキニル)−C−Cアルキル、
6)−C−Cアルキル−フェニル−C−Cアルキル、
7)−C−Cアルキル−ビフェニル−C−Cアルキル、または
8)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Lが、
1)−C−C10アルキル−、
2)−フェニル−、
3)−ビフェニル−、
4)−CH−(C−Cアルキニル)−CH−、
5)−CH−フェニル−CH−、
6)−CH−ビフェニル−CH−、または
7)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択される、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
Lが、
【化14】

である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
rが、整数1、2、3、4、5、6、7または8である、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
式1h:
【化15】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
式1i:
【化16】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
式1j:
【化17】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
式1k:
【化18】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
式1l:
【化19】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
式1m:
【化20】

(式中、B、B、X、X、Q、Q、R、R100、R、およびR200は請求項1で定義されている通りである)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
およびR100がともにC−Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
およびR100がともにCHである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
およびR200がともにC−Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
およびR200がともにCHである、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
QおよびQがともにNRであり、式中、RおよびRは請求項1で定義されている通りである、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
AおよびAがともにC=Oであり、RがHであり、かつ、R
1)ハロアルキル、
2)←C−Cアルキル、
3)←C−Cアルケニル、
4)←C−Cアルキニル、
5)←C−Cシクロアルキル、
6)←C−Cシクロアルケニル、
7)←アリール、
8)←ヘテロアリール、
9)←ヘテロシクリル、または
10)←ヘテロビシクリル
から選択され、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており、ここで、RおよびR10は、請求項1において定義されている、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
がHであり、かつ、Rが、
1)←C−Cシクロアルキル、
2)←C−Cシクロアルケニル、
3)←アリール、
4)←ヘテロアリール、
5)←ヘテロシクリル、または
6)←ヘテロビシクリル
から選択される、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
がHであり、かつRがアリールである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
がHであり、かつR
【化21】

である、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
AおよびAがともにC=Oであり、かつQおよびQがともに
【化22】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
AおよびAがともにCHであり、そしてRおよびRが、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)←C−Cアルキル、
4)←C−Cアルケニル、
5)←C−Cアルキニル、
6)←C−Cシクロアルキル、
7)←C−Cシクロアルケニル、
8)←アリール、
9)←ヘテロアリール、
10)←ヘテロシクリル、
11)←ヘテロビシクリル、
12)←C(O)−R11
13)←C(O)O−R11
13)←C(=Y)NR、または
14)←S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
Y、R、R、R、R10、およびR11は請求項1で定義されている通りである、請求項32に記載の化合物。
【請求項39】
およびRが、独立して、
1)H、
2)←C−Cアルキル、
3)←C(O)−R11
4)←C(O)O−R11、または
5)←S(O)−R11
から選択され、アルキルはR置換基で置換されており;
、およびR11は請求項1で定義されている通りである、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
が、
1)H、
2)←C(O)−R11
3)←C(O)O−R11、または
4)←S(O)−R11であり、かつ、
が、フェニルで置換されたC−Cアルキルであり;
11は請求項1で定義されている通りである、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
が、
1)H、
2)←C(O)−R11
3)←C(O)O−R11、または
4)←S(O)−R11であり、かつ、

【化23】

であり;
11は請求項1で定義されている通りである、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
11が、
1)ハロアルキル、
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)アリール、
6)ヘテロアリール、
7)ヘテロシクリル、または
8)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
およびR10は請求項1で定義されている通りである、請求項38に記載の化合物。
【請求項43】
11が、
1)ハロアルキル、
2)C−Cアルキル、
3)アリール、
4)ヘテロアリール、または
5)ヘテロシクリルであり、
アルキルは、任意選択的には1つまたは2つのR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、1つのR10置換基で置換されており;
およびR10は請求項1で定義されている通りである、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
11が、
1)ハロアルキル、
2)任意選択的には1つまたは2つのR置換基で置換されているC−Cアルキル、または
3)任意選択的には1つのR10置換基で置換されているフェニルであり、
およびR10は請求項1で定義されている通りである、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
が、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)アリール、
5)ヘテロアリール、
6)ヘテロシクリル、
7)ヘテロビシクリル、
8)OR
9)SR、または
10)NRであり、
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
、R、R、およびR10は請求項1で定義されている通りである、請求項38に記載の化合物。
【請求項46】
が、
1)ハロゲン、
2)アリール、または
3)NRであり、
アリールは、任意選択的には1つのR10置換基で置換されており;
、R、およびR10は請求項1で定義されている通りである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
が、
1)ハロゲン、
2)フェニル、または
3)NRであり、
フェニルは、任意選択的には1つのR10置換基で置換されており;
、およびRは請求項1で定義されている通りである、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
およびRが、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、または
7)C−Cシクロアルケニルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており;
置換基は請求項1で定義されている通りである、請求項38に記載の化合物。
【請求項49】
およびRが、それぞれ独立して、
1)H、または
2)C−Cアルキルであり、
アルキルは、任意選択的にはアリールで置換されている、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
10が、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)ハロアルキル、
5)OR
6)NR、または
7)SRであり、
、R、およびRは請求項1で定義されている通りである、請求項38に記載の化合物。
【請求項51】
10が、
1)ハロゲン、または
2)OC−Cアルキル
である、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
AおよびAがともにCHであり、そしてQおよびQが独立して、
【化24】

から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項53】
式I:
【化25】

(式中、
nは1であり;
mは0、1、または2であり;
YはNH、O、またはSであり;
AおよびAは、独立して:
1)−CH−、または
2)−C(O)−
から選択され;
BおよびBは、独立して、C−Cアルキルであり;
BGは、
1)−X−L−X−であるか;または
BGは、
【化26】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、NH、S、
【化27】

【化28】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−C−Cアルケニル−、
3)−C−Cアルキニル−、
4)−C−Cシクロアルキル−、
5)−フェニル−、
6)−ビフェニル−、
7)−ヘテロアリール−、
8)−ヘテロシクリル−、
9)−C−Cアルキル−(C−Cアルケニル)−C−Cアルキル、
10)−C−Cアルキル−(C−Cアルキニル)−C−Cアルキル、
11)−C−Cアルキル−(C−Cシクロアルキル)−C−Cアルキル、
12)−C−Cアルキル−フェニル−C−Cアルキル、
13)−C−Cアルキル−ビフェニル−C−Cアルキル、
14)−C−Cアルキル−ヘテロアリール−C−Cアルキル、
15)−C−Cアルキル ヘテロシクリル−C−Cアルキル、または
16)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択され;
、R100、R、およびR200は、独立して:
1)H、または
2)任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されているC−Cアルキル
から選択され;
QおよびQは、それぞれ独立して、NRであり;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)←C−Cアルキル、
4)←C−Cアルケニル、
5)←C−Cアルキニル、
6)←C−Cシクロアルキル、
7)←C−Cシクロアルケニル、
8)←アリール、
9)←ヘテロアリール、
10)←ヘテロシクリル、
11)←ヘテロビシクリル、
12)←C(O)−R11
13)←C(O)O−R11
14)←C(=Y)NR、または
15)←S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)ハロアルキル、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)アリール、
11)ヘテロアリール、
12)ヘテロシクリル、
13)ヘテロビシクリル、
14)OR
15)S(O)
16)NR
17)NRS(O)11
18)COR
19)C(O)OR
20)CONR
21)S(O)NR
22)OC(O)R
23)OC(O)Y−R11
24)SC(O)R、または
25)NC(Y)NRであり、
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)H、
2)ハロアルキル
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)RNC(=Y)、または
13)C−Cアルキル−C−Cアルケニル、または
14)C−Cアルキル−C−Cアルキニルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)C(O)R11
13)C(O)Y−R11、または
14)S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されているか;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素原子とともに、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されている5、6、または7員のヘテロ環を形成し;
10は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)B(OR13)(OR14)、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)ハロアルキル、
11)OR
12)NR
13)SR
14)COR
15)C(O)OR
16)S(O)
17)CONR
18)S(O)NR
19)アリール、
20)ヘテロアリール、
21)ヘテロシクリル、または
22)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびシクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており;
11は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)C−Cシクロアルキル、
6)C−Cシクロアルケニル、
7)アリール、
8)ヘテロアリール、
9)ヘテロシクリル、または
10)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されている)で表される化合物の異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体、もしくは互変異性体、またはその塩;
または、プロドラッグ;あるいは、検出可能な標識もしくはアフィニティ標識で標識されている式Iの化合物。
【請求項54】
式中:
n=1であり;
AおよびAはともにC=Oであり、
BおよびBは、独立して、C−Cアルキルであり;
BGは、−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化29】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、
【化30】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−フェニル−、
3)−ビフェニル−、
4)−CH−(C−Cアルキニル)−CH−、
5)−CH−フェニル−CH−、
6)−CH−ビフェニル−CH−、または
7)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択され;
、R100、R、およびR200は、それぞれ独立してCHであり;
QおよびQはともにNRであり;
はHであり、かつ、
は:
1)←C−Cシクロアルキル、
2)←C−Cシクロアルケニル、
3)←アリール、
4)←ヘテロアリール、
5)←ヘテロシクリル、または
6)←ヘテロビシクリル
である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
式中:
AおよびAはともにC=Oであり、
BおよびBは、独立して、C−Cアルキルであり;
BGは、−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化31】

であり、
XおよびXはともにO、
【化32】

であり;
Lは、
【化33】

であり;
、R100、R、およびR200は、それぞれ独立してCHであり;
QおよびQはともにNRであり;
はHであり、かつ、

【化34】

である、請求項54に記載の化合物。
【請求項56】
式中:
n=1であり;
AおよびAはともにCHであり、
BおよびBは、独立してC−Cアルキルであり;
BGは、−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化35】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、
【化36】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−フェニル−、
3)−ビフェニル−、
4)−CH−(C−Cアルキニル)−CH−、
5)−CH−フェニル−CH−、
6)−CH−ビフェニル−CH−、または
7)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択され;
、R100、R、およびR200は、それぞれ独立してCHであり;
QおよびQはともにNRであり;

1)H、
2)←C(O)−R11
3)←C(O)O−R11、または
4)←S(O)−R11であり、かつ、
は、フェニルで置換されているC−Cアルキルであり、
11はここで定義されている通りである;
11は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)アリール、
4)ヘテロアリール、または
5)ヘテロシクリルであり、
アルキルは、任意選択的には1つまたは2つのR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、1つのR10置換基で置換されており;
およびR10はここで定義されている通りであり;
は、
1)ハロゲン、
2)アリール、または
3)NRであり、
アリールは、任意選択的には1つのR10置換基で置換されており;
、R、およびR10はここで定義されている通りであり;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、または
7)C−Cシクロアルケニルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており;
はここで定義されている通りであり;
10は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)ハロアルキル、
5)OR
6)NR、または
7)SRであり、
、R、およびRはここで定義されている通りである;
請求項53に記載の化合物。
【請求項57】
式中:
n=1であり;
AおよびAはともにCHであり;
BおよびBは、独立してC−Cアルキルであり;
BGは、−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化37】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、
【化38】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−フェニル−、
3)−ビフェニル−、
4)−CH−(C−Cアルキニル)−CH−、
5)−CH−フェニル−CH−、
6)−CH−ビフェニル−CH−、または
7)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル−
から選択され;
、R100、R、およびR200は、それぞれ独立してCHであり;
QおよびQはともにNRであり;

1)H、
2)←C(O)−R11
3)←C(O)O−R11、または
4)←S(O)−R11であり、かつ、

【化39】

であり;
11はここで定義されている通りであり;
11は、
1)ハロアルキル
2)任意選択的には1つまたは2つのR置換基で置換されているC−Cアルキル、または
3)任意選択的には1つのR10置換基で置換されているフェニルであり;
およびR10置換基はここで定義されている通りであり;
は、
1)ハロゲン、
2)フェニル、または
3)NRであり、
フェニルは、任意選択的には1つのR10置換基で置換されており;
およびRは、ここで定義されている通りであり;
およびRは、独立して、
1)H、または
2)C−Cアルキルであり、
アルキルは、任意選択的にはアリールで置換されており、かつ
10は、
1)ハロゲン、または
2)OC−Cアルキルである;
請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
式中:
n=1であり;
AおよびAはともにCHであり、
BおよびBは、独立してC−Cアルキルであり;
BGは、−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化40】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、
【化41】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−フェニル−、
3)−ビフェニル−、
4)−CH−(C−Cアルキニル)−CH−、
5)−CH−フェニル−CH−、
6)−CH−ビフェニル−CH−、または
7)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル−
から選択され;
、R100、R、およびR200は、それぞれ独立してCHであり;
QおよびQは、独立して、以下の群:
【化42】

から選択される;
請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
式2:
【化43】

(式中、n、R、R、R100、R200、A、A、Q、Q、B、B、およびBGは請求項1で定義されているとおりであり;かつ
点線は、M1およびM2に関連した置換基を比較するための仮想の分割線を表している)で表される化合物。
【請求項60】
M1はM2と同じである、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
M1はM2と異なっている、請求項59に記載の化合物。
【請求項62】
以下:
【表1−1】

【表1−2】

【表1−3】

【表1−4】

【表1−5】

【表1−6】

【表1−7】

【表1−8】

【表1−9】

【表1−10】

【表1−11】

【表1−12】

【表1−13】

【表1−14】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物
【請求項63】
式2(iii):
【化44】

(式中、PGは保護基であり、かつ、R、R、B、A、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項64】
式3(iii):
【化45】

(式中、B、B、A、A、Q、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項65】
式4(iii):
【化46】

(式中、PGは保護基であり、かつ、B、R、R、A、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項66】
式5(i):
【化47】

(式中、PGは保護基であり、かつ、B、B、R、R100、R、R200、A、A、Q、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項67】
式6(iii):
【化48】

(式中、PGは保護基であり、かつ、R、R、B、A、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項68】
式7(iii):
【化49】

(式中、PGは保護基であり、かつ、R、R、B、A、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項69】
式8(iii):
【化50】

(式中、B、B、A、A、Q、およびQは請求項1で定義されているとおりである)で表される中間化合物。
【請求項70】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式2(iii):
【化51】

で表される2つの中間体を溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項71】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式3(iii)で表される中間体:
【化52】

とを溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項72】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式4(iii):
【化53】

で表される中間体と活性二酸、例えば、二酸塩化物、または2当量のペプチドカップリング剤を用いて活性化させた二酸などとを溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項73】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式4(iii):
【化54】

で表される2つの中間体をトリホスゲン、またはトリホスゲン同等物と溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を生成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項74】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式4(iii):
【化55】

で表される2つの中間体を塩化オキサリルと溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項75】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式6(iii):
【化56】

で表される中間体と、ビス酸塩化物またはビス酸とを、カップリング剤を用いて溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項76】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式7(iii):
【化57】

で表される中間体とジアミンとをカップリング剤を用いて溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項77】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式8(iii):
【化58】

とを溶媒中でカップリングする工程;および
b)式1の化合物を形成させるために保護基を除去する工程;
を含む方法。
【請求項78】
請求項1に記載の式Iで表される化合物を製造する方法であって、以下:
a)式1g:
【化59】

で表される化合物を溶媒中で水素添加する工程;および
b)溶媒を濾過および濃縮して、式1qの化合物を提供する工程;
を含む方法。
【請求項79】
IAP機能を調節する方法であって、BIR結合タンパク質がIAP BIRドメインに結合するのを阻止してIAP機能を調節するために、細胞を請求項1に記載の化合物と接触させることを含む方法。
【請求項80】
式I:
【化60】

(式中、
nは0または1であり;
mは0、1、または2であり;
pは1または2であり;
YはNH、O、またはSであり;
AおよびAは、独立して:
1)−CH−、
2)−CHCH−、
3)−C(CH−、
4)−CH(C−Cアルキル)−、
5)−CH(C−Cシクロアルキル)−、
6)−C−Cシクロアルキル−、
7)−CH(C−Cアルキル−C−Cシクロアルキル)−、または
8)−C(O)−
から選択され;
BおよびBは、独立して、C−Cアルキルであり;
BGは、
1)−X−L−Xであるか;または
BGは、
【化61】

であり、
XおよびXは、独立して:
1)O、NR13、S、
【化62】

から選択され;
Lは:
1)−C−C10アルキル−、
2)−C−Cアルケニル−、
3)−C−Cアルキニル−、
4)−C−Cシクロアルキル−、
5)−フェニル−、
6)−ビフェニル−、
7)−ヘテロアリール−、
8)−ヘテロシクリル−、
9)−C−Cアルキル−(C−Cアルケニル)−C−Cアルキル−、
10)−C−Cアルキル−(C−Cアルキニル)−C−Cアルキル、
11)−C−Cアルキル−(C−Cシクロアルキル)−C−Cアルキル、
12)−C−Cアルキル−フェニル−C−Cアルキル、
13)−C−Cアルキル−ビフェニル−C−Cアルキル、
14)−C−Cアルキル−ヘテロアリール−C−Cアルキル、
15)−C−Cアルキル ヘテロシクリル−C−Cアルキル、または
16)−C−Cアルキル−O−C−Cアルキル
から選択され;
、R100、R、およびR200は、独立して:
1)H、または
2)任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されているC−Cアルキル
から選択され;
QおよびQは、それぞれ独立して、
1)NR
2)OR11、もしくは
3)S(O)11であり;または
QおよびQは、それぞれ独立して、
【化63】

であり、
Gは、S、N、またはOから選ばれた1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に取り込む5、6、または7員環であって、任意選択的には1つ以上のR12置換基で置換されている環であり;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)←C−Cアルキル、
4)←C−Cアルケニル、
5)←C−Cアルキニル、
6)←C−Cシクロアルキル、
7)←C−Cシクロアルケニル、
8)←アリール、
9)←ヘテロアリール、
10)←ヘテロシクリル、
11)←ヘテロビシクリル、
12)←C(O)−R11
13)←C(O)O−R11
14)←C(=Y)NR、または
15)←S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)ハロアルキル、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)アリール、
11)ヘテロアリール、
12)ヘテロシクリル、
13)ヘテロビシクリル、
14)OR
15)S(O)
16)NR
17)NRS(O)11
18)COR
19)C(O)OR
20)CONR
21)S(O)NR
22)OC(O)R
23)OC(O)Y−R11
24)SC(O)R、または
25)NC(Y)NRであり、
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
は、
1)H、
2)ハロアルキル
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)RNC(=Y)、または
13)C−Cアルキル−C−Cアルケニル、または
14)C−Cアルキル−C−Cアルキニルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、
1)H、
2)ハロアルキル、
3)C−Cアルキル、
4)C−Cアルケニル、
5)C−Cアルキニル、
6)C−Cシクロアルキル、
7)C−Cシクロアルケニル、
8)アリール、
9)ヘテロアリール、
10)ヘテロシクリル、
11)ヘテロビシクリル、
12)C(O)R11
13)C(O)Y−R11、または
14)S(O)−R11であり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されているか;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素原子とともに、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されている5、6、または7員のヘテロ環を形成し;
10は、
1)ハロゲン、
2)NO
3)CN、
4)B(OR13)(OR14)、
5)C−Cアルキル、
6)C−Cアルケニル、
7)C−Cアルキニル、
8)C−Cシクロアルキル、
9)C−Cシクロアルケニル、
10)ハロアルキル、
11)OR
12)NR
13)SR
14)COR
15)C(O)OR
16)S(O)
17)CONR
18)S(O)NR
19)アリール、
20)ヘテロアリール、
21)ヘテロシクリル、または
22)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびシクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており;
11は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)C−Cシクロアルキル、
6)C−Cシクロアルケニル、
7)アリール、
8)ヘテロアリール、
9)ヘテロシクリル、または
10)ヘテロビシクリルであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
12は、
1)ハロアルキル
2)C−Cアルキル、
3)C−Cアルケニル、
4)C−Cアルキニル、
5)C−Cシクロアルキル、
6)C−Cシクロアルケニル、
7)アリール、
8)ヘテロアリール、
9)ヘテロシクリル、
10)ヘテロビシクリル、
11)C(O)−R11
12)C(O)O−R11
13)C(O)NR
14)S(O)−R11、または
15)C(=Y)NRであり、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルは、任意選択的には1つ以上のR置換基で置換されており、かつ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、およびヘテロビシクリルは、任意選択的には1つ以上のR10置換基で置換されており;
13およびR14は、それぞれ独立して、
1)H、もしくは
2)C−Cアルキルであるか、または、
13およびR14が結合して、ヘテロ環またはヘテロビシクリル環を形成している)
で表される化合物またはその塩の、不十分なアポトーシスを特徴とする病状を治療または予防するための薬物を製造するための使用。
【請求項81】
請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物の、不十分なアポトーシスを特徴とする病状を治療または予防するための薬物を製造するための使用。
【請求項82】
前記病状が癌である、請求項80または81に記載の使用。
【請求項83】
請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物の、増殖性疾患を治療または予防するための薬物を製造するための使用。
【請求項84】
増殖性疾患を治療または予防するための薬物を製造するための薬剤と組み合わせた、請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物の使用であって、薬剤が、以下:
a)エストロゲン受容体修飾剤、
b)アンドロゲン受容体修飾剤、
c)レチノイド受容体修飾剤、
d)細胞毒性剤、
e)抗増殖剤、
f)プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、
g)HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、
h)HIVプロテアーゼ阻害剤、
i)逆転写酵素阻害剤、
k)血管形成阻害剤、
l)PPAR−γアゴニスト、
m)PPAR−δアゴニスト、
n)先天的多剤耐性の阻害剤、
o)制吐剤、
p)貧血治療に有用な薬剤、
q)好中球減少症の治療に有用な薬剤、
r)免疫増強薬
s)プロテアソーム阻害剤;
t)HDAC阻害剤;
u)プロテアソームにおけるキモトリプシン様活性阻害剤;または
v)E3リガーゼ阻害剤;
w)インターフェロン−α、カルメット・ゲラン桿菌(BCG)、および、インターロイキン、TNFなどのサイトカインの放出を誘導し得るか、TRAILなどの死受容体リガンドの放出を誘導する電離放射線(UVB)などであるが、これらに限定されない免疫系修飾剤;
x)ヒト化抗体HGS−ETR1およびHGS−ETR2など、死受容体TRAILおよびTRAILアゴニストの修飾剤;
から選択される、使用。
【請求項85】
被験体における増殖性疾患を治療または予防するための薬物を製造するための死受容体アゴニストと組み合わせた、請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項86】
前記死受容体アゴニストがTRAILである、請求項85に記載の使用。
【請求項87】
前記死受容体アゴニストがTRAIL抗体である、請求項85に記載の使用。
【請求項88】
前記死受容体アゴニストが、相乗効果をもたらす量である、請求項85に記載の使用。
【請求項89】
前記増殖性疾患が癌である、請求項84または85に記載の使用。
【請求項90】
不十分なアポトーシスを特徴とする病状を治療または予防するために、薬学的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤と混合された、請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物を含む薬学的組成物。
【請求項91】
増殖性疾患を治療または予防するために、1つ以上の死受容体アゴニストの血中濃度を上昇させる任意の化合物と組み合わせた、請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物を含む薬学的組成物。
【請求項92】
薬学的組成物を調製する方法であって、請求項1から62のいずれか一項に記載の化合物を、薬学的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤と混合することを含む方法。

【図1】
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【公表番号】特表2009−512719(P2009−512719A)
【公表日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−536890(P2008−536890)
【出願日】平成18年10月20日(2006.10.20)
【国際出願番号】PCT/CA2006/001721
【国際公開番号】WO2007/048224
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(507380481)アエゲラ セラピューティクス インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】