説明

LEDディスプレイ時計及びその時間表示方法

デジタル時計が開示され、前記デジタル時計は、入力部、制御部及び時間表示部を備えてなるデジタル時計において、2個乃至4個のボタン式で構成され、時間表示部の周り、時計の側面または時計バンド上に設けられ、現在時刻、日付情報、アラーム時刻、タイマー、地域時刻の一部または全部を追加に設定入力することができる入力部と、メモリ、CPU、リアルタイム時計(RTC)及び補助電源装置で構成される制御部と、午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部を含む時間表示部と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDディスプレイ時計及びその時間表示方法に関し、より具体的には、曜日、時間、分、秒を示すLEDスケールが時計方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして現在時間を示し、予定日/予定時間を入力し、残余日/残余時間確認設定によって時間または分表示LEDスケールまたは残余日を示すLEDスケールが現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして残余日/残余時間を示すデジタル時計及びその時間表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のLCD窓に数字で時間を表示するデジタル時計は、誰でも容易に現在時間を把握することが可能であるという理由で多く使用されてきたが、次第に他の面で不便さを感じるようになった。一般的に、消費者は、単純に現在時刻を把握するために時計を使用するものではなく、時間の間隔、すなわち特定時刻から時間がどれほど経過したか、または特定時刻まで時間がどれほど残ったかを把握することを望む。しかし、従来のLCD窓に数字で表示されるデジタル時計は、現在時刻を示す時刻を読んで、現在時刻から特定時刻を差し引くか、それともその反対にして時間の間隔を把握しなければならないが、このような方法は、即刻で且つ迅速な時間間隔の把握が難しく、間違いやすかった。
【0003】
例えば、図1に示されたように、現在時刻が7時14分53秒である場合、現在時間を把握することは非常に容易であるが、出発時刻が5時30分からどれほど経過したかを把握するためには、60進法で減算をしてから1時間45分頃になったことを知ることができ、計算が間違いやすい。また、予定された約束時間がどれほど残ったかを計算するに際しても同様である。
【0004】
また、従来のLCD時計やアナログ時計は、暗い所では時間確認を正確にすることができないので、時計に別途のライトを具備しなければならなかった。
【0005】
一方、消費者も数字で時間を示す従来のデジタル時計の新鮮さをこれ以上捜すことができなくなり、食傷気味になった。
【0006】
一方、図2A及び図2Bに示されたように、韓国特許公開第10−2003−0040247号公報は、従来のLEDディスプレイ時計を開示する。図2Aに示されたように、分表示LEDスケールは、5分単位で設けられていて、正確な時間把握が不可能であり、図2Bのように、棒グラフ形式で時間を表現する場合にも、12時間を示す時表示スケールと60分を示す分表示スケールとが同じ高さとなっており、分表示スケールが60個で形成されない場合には、正確な時間把握が難しいか、不可能になる。また、60等分に区分されるべき分表示スケール102や秒表示スケール103が12等級表示である時表示スケール101より内側に配置されていて、時間把握が非常に難しい。前記第10−2003−0040247号公報の出願人も、出願明細書でそのような事実を認定し、おおよそ時間を感知するに適当であると言い、但し、ファッション用でLED時計を具現しようとする。図2Bのような方式のLEDディスプレイ時計は、時間表示部の中心を基準にしてその周りに沿って時間表示スケールが配列された時計に比べてさらに確実に時間を把握することが困難である。
【0007】
また、従来のLED時計は、美的感覚だけを強調したあげく、時計で付加され得る日付入力、アラーム機能、タイマー機能、地域時刻表示機能などを行うことができないので、洗練された美しさと共に多様な機能を確保しようとする需要者の期待に応えなかった。従来の商品化されたLED時計は、バッテリー交替時ごとに時間セッティングを新しくしなければならない問題点をも持っていた。
また、スケジュールを管理することができるように予定時刻を設定入力したり、現在時刻から予定された特定時刻までの残余時間や残余日を表示する機能を備えていないので、時計を利用した効率的なスケジュール管理を図ることができず、しかも、約束時間による場所や相手方に対する情報入力が不可能であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決するためのLEDディスプレイ時計を提供することにある。
本発明の他の目的は、現在時刻のみならず、特定時刻からの経過時間と特定時間までの残余時間を容易で且つ迅速に把握することができるようにし、さらに洗練されたLEDディスプレイデジタル時計を具現することにある。
本発明のさらに他の目的は、1つまたは多数の予定日/予定時刻を設定入力することができるようにし、それによる1つまたは多数の残余日/残余時間情報をLEDで構成された時間表示スケールで表示されるようにして、洗練され、且つ迅速なスケジュール管理が可能なLEDデジタル時計を具現することにある。また、予定場所または相手方情報をも設定入力することができ、効率的なスケジュール管理を可能にするLEDデジタル時計を具現することにある。
本発明のさらに他の目的は、日付入力、アラーム機能、タイマー機能、地域時刻表示機能など多様な機能の設定入力が容易であり、その機能の具現が可能であり、バッテリー交代時に新しく時間セッティングをする必要がなく、LEDを使用しても電力消耗が少ないLEDデジタル時計を具現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、入力部、制御部及び時間表示部を備えてなるデジタル時計において、2個乃至4個のボタン式で構成され、時間表示部の周り、時計の側面または時計バンド上に設けられ、現在時刻、日付情報、アラーム時刻、タイマー、地域時刻の一部または全部を設定入力する入力部と、メモリ、CPU及びリアルタイム時計(RTC)に補助電源を供給する補助電源装置と、前記実時間時計から得られた時間情報と前記入力部から得られた時間情報がCPUを通じて総合されて格納されるメモリと、前記リアルタイム時計から伝達された時間情報、前記入力部から伝達された時間情報、前記メモリに格納された情報から得られた時間情報及び時間表示部からフィードバックされた時間情報を総合し、総合された時間情報を含む制御信号を発生させて時間表示部に時間情報を伝送して制御するCPUとを含む制御部と、午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部を含み、12時間を示すことができるように時間表示部の中心の周りに12個のLEDで構成された時表示スケールと、前記時表示スケールの外郭に前記と同一中心に59個または60個のLEDで構成された分表示スケールと、60秒を示すことができるように、前記分表示スケールの外郭に前記と同一中心に59個または60個のLEDで構成された秒表示スケールとを含み、前記時、分、秒の時間表示スケールは、時間把握が容易になるように大きさ、形状または色相の一部または全部が異なり、また、前記LEDが前記制御部から伝達された時間情報によって時計方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして時間の流れを示す時間表示部と、を備えてなることを特徴とするデジタル時計に関する。
【0010】
入力部が2個のボタンで構成される場合、1個のボタンは、設定、入力または確認、及びタイマー停止機能をし、残りの1個は、方向移動及びタイマー開始機能をするようにすることができ、3個または4個の場合には、現在時刻、日付情報、アラーム時刻、タイマー、地域時刻のうち一部の設定及び確認を担当するボタンを指定することもできるので、さらに多様で且つ便利にボタン操作をすることができる。
【0011】
補助電源装置は、主電源供給装置となるバッテリーがすべて消耗されて交替しなければならない場合に、メモリ、RTC、CPU及び時間表示部の一部構成に補助電源を供給するようにして、バッテリー交替後に、さらに時間をセッティングする必要がないようにし、主電源供給装置であるバッテリーがすべて消耗されても、所定の時間の間に時計が作動することができるようにしたものである。
【0012】
リアルタイム時計(RTC)は、所定の時間間隔のパルスを発生させてCPUに時間情報を提供するようになる。
【0013】
制御部は、前記入力部を用いたアラーム時刻、タイマー、または地域時刻の設定入力によって設定されたアラーム時刻時点に音または振動で設定された時刻であることを表示することができるように制御するか、タイマー機能を有するようにするか、または地域による時差に合うように地域時刻が前記時間表示部に表示されるように制御することを含むことができる。
【0014】
時間表示部に午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部をLEDを通じて点灯状態で示すか、LCD窓を具備して示すことができるので、その状態の設定可否などの識別が容易になる。
【0015】
LEDで構成された時間表示スケールは、バー形状や、円形形状、正四角形形状など様々なものにすることができ、また、大きさと色相なども多様にすることができる。
【0016】
時間表示スケールは、時間の進行によって時間情報を把握するのに一層容易になるように、累進的に点灯状態になるようにして現在時刻を示すことができ、または、これとは異なってLEDでの電力消費を低減することができるようにするために、以前時刻を示す各時、分、秒スケールが消灯され、次のスケールが点灯される方式で順次に点滅するようにして時刻を表示することができる。
【0017】
分または秒表示スケールは、60個からなる場合には、60番目スケールの点灯後に、1秒または1分経過時に既存の分または秒表示点灯状態のスケールが消灯され、1番目スケールが点灯されるように構成され、59個からなる場合には、59番目スケールの点灯後に、1秒または1分経過時に既存の分または秒表示の点灯状態のスケールが消灯され、さらに1秒または1分経過時に1番目スケールが点灯されるように構成され、59個または60個のいずれの場合にも、60秒または60分経過と同時に、上位時間表示スケールで次のスケールが点灯されるように構成される。すなわち、60個のスケールを使用する場合には、60番目スケールの点灯と同時に、上位時間表示スケールのうち次の順次のスケールが点灯されるが、59個のスケールを使用する場合には、59番目スケールが消灯されると同時に、上位時間表示スケールのうち次の順次のスケールが点灯されるようになる。
【0018】
本発明において、前記時間表示部は、時間表示部の中心に曜日を示すことができる6個または7個のLEDで構成された曜日表示スケールをさらに含むことができ、前記分表示スケールは、12方位に分けられ、各方位内で層を成し、5分または分表示スケールが59個である場合、最後の12番目方位内では4分を示すように放射状に配列され、前記分表示スケールは、各方位内では時間情報によって外側方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして時間の流れを示すことができる。
【0019】
一方、前記時間表示部は、時間表示部の中心に曜日を示すことができる6個または7個のLEDで構成された曜日表示スケールをさらに含むことができ、前記時間表示スケールは、同一中心に所定の角度でバースケールで構成されることができ、前記分または秒表示バースケールは、5分または5秒単位スケール及び残りのスケール色と異なる色を有することができる。
【0020】
前記曜日または時、分、秒表示スケールは、同一中心に円形、六角形、12角形、四角形、半円、上端または下端の一部が開口された円形など様々な図形を外形にする多様な形状に配列されることができる。
【0021】
曜日を示すLEDスケールが7個である場合には、各曜日を示すことができ、6個である場合には、日曜日は全部が消灯状態の場合で表示することができる。
【0022】
曜日または時間表示スケールは、同一中心に対して所定の角度で細いバー形状のバースケールで配列されることができる。この場合、時間進行の様子が整頓された形態で美しくて且つさらに洗練に見えることができる。
【0023】
分表示スケールは、時表示スケールと同じ中心に対して所定の角度で配列されることもでき、それとは異なって12方位に等分して各方位当たり5分を示す5個のスケールが、または分表示スケールが59個である場合、最後の12番目では4分を示す4個のスケールが、外側に伸びるように放射状に配列することもできる。12方位に分けて配列することが、分表示スケールの全部を一定の間隔で配列することより5分あるいは10分単位の区分が明確になり、現在時刻での分を示す値を容易で且つ正確に把握することができるようになる。
【0024】
一方、分または秒表示バースケールのうち5分または5秒単位のスケールは、残りの分または秒表示スケールと異なる発光色を有するLEDで構成されるか、LED上部カバーの色を異にすることで、5分または5秒単位で区分され、さらに容易で且つ迅速正確に時間を把握することができるようになる。
【0025】
本発明において、前記時間表示部は、前記時間表示部の中心または時計前面部のうち最外郭時間表示スケールの下部にLCD窓を備えてなることができ、前記LCD窓は、前記補助電源装置によって補助電源を供給され、前記入力部を通じて設定入力される時間または日付情報を示すことができ、また、前記午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部を含んで示すことができる。
【0026】
LCD窓を備えることで、入力部での入力状態や多様な識別部の状態を容易に確認することができるようにして、LCD窓に補助電源を供給することで、LCD窓に表示される多様な識別表示に示された情報がバッテリー交換時などの場合にもCPUにフィードバックされるようにするためのものである。
【0027】
LCD窓には、機能OFFの識別部を有し、入力部の設定入力によって秒表示スケールの作動OFFまたは他の時間表示部の表示状態の一部を作動OFF状態に維持することができる。そのほか、他の機能の設定入力を含むことができ、このような機能の状態がLCD窓で表現されることができる。
【0028】
本発明において、前記時間表示部の曜日または時間表示スケールが表示されたスケール板の裏面にスケールとスケールの間に光の広がりを遮断するブロックが形成されるようにすることができる。
【0029】
前記入力部のボタンは、1つまたは複数の予定日または予定時刻を設定入力することができ、予定日または予定時刻までの残余日/残余時間を確認するボタンを含むことができ、前記制御部は、前記入力部が残余日/残余時間を確認する場合に、前記リアルタイム時計と前記メモリから伝達された時間情報によって変わる現在日または現在時刻から1つまたは複数の予定日または予定時刻までの1つまたは複数の残余日/残余時間の情報を前記時間表示部に示すように制御することができ、また、前記時間表示部は、残余日/残余時間識別部をさらに備えることができ、前記時間表示部に残余時間として表示される場合、前記時間表示スケールは、前記制御部からの1つまたは複数の残余時間情報によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは複数の残余時間を示すことができ、一方、前記時間表示部に残余日として表示される場合には、前記制御部からの制御によって前記時表示スケールは残余月数を示し、前記12方位の放射状に配列された分表示スケールは、前記時間表示部を中心に6方位に区分され、前記各方位内では内側から外側方向にスケール2個ずつ集められた5個の各層が残余日数を示すか、前記時間表示部を中心に所定の角度で配列された分表示スケールの場合には、2個スケール当たり残余日1日を示し、また、1つまたは複数の残余日の経過によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは複数の残余日数を示すことができ、また、前記時間表示部の前記LCD窓は、前記入力部を通じて入力される1つまたは複数の予定日または予定時刻を示すことができ、予定機能設定及び残余日/残余時間識別部を含むことができる。
【0030】
残余日/残余時間を確認する入力設定がなされた場合、残余日/残余時間は、前記現在時刻の流れを表示することと反対方向に表示される。すなわち、現在基準の残余日または残余時間から現在時刻進行方向の反対に点滅または消灯され、特に残余時間を示す場合において、前記12方位の放射状に配列された分表示スケールの場合は、前記12方位の各方位内では外側から内側に順次に点滅または消灯され、残余日を示す場合において、12方位の放射状に配列された分表示スケールを前記6方位に区分する場合は、各5日ごとに前記各方位内で外側から内側に点滅または消灯されるように表示される。
【0031】
残余日として表示される場合においては、12個の時表示スケールは、残余月数を示すことができ、59個または60個の分表示スケールは、スケール2個当たり残余日1日を示すことができ、特に12方位の放射状に配列された分表示スケールの場合には、6方位に分けられて各方位別に2個のスケールが集められた5個の層が各層別に1日ずつを示すようにして、残余日数は最大30日まで表現可能であり、それ以上の場合は、逆算法によって残余月数と残余日数で表現されることができる。
【0032】
残余日/残余時間の表示は、予定日/予定時刻から現在日/現在時刻を差し引いた時刻が12時間または24時間以上の場合には、自動で時間表示部が残余日を表示する状態に制御されることができるか、または、残余日/残余時間識別部の確認を通じて残余日または残余時間を表示する状態に制御されることができる。残余日または残余時間で表示されるようにする制御基準は、あらかじめ定められるか、またはユーザの設定入力を通じて定められることができる。残余時間が12時間以上且つ24時間未満の場合であって、残余日/残余時間表示制御基準が24時間である場合には、午前/午後識別部の午後を示す識別部が点灯または表示された状態になり、残余時間から12時間を差し引いた残りの時間だけが時間表示スケールに表示されることができる。
【0033】
複数の予定日/予定時刻が入力された場合、予定機能設定識別部には、その個数が表示されることができ、この場合、残余日/残余時間確認を設定入力すれば、前記表示スケールが累進的な状態で残余日/残余時間を表示せず、それに該当するスケールだけが複数個でそれぞれ点灯され、時間の経過によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅される状態で示されることができる。
【0034】
12時間または24時間未満の複数の残余時間を表示する場合、残余時間が表示される時間表示スケールのうち同一内容の残余時間を表示する時及び分表示スケール同士の点灯状態を異に示し、例えば、点灯された状態であるか、きらめく状態で、またはきらめく時間間隔を異に示すことによって、複数の残余時間の確認を可能にすることができ、この場合、秒表示スケールは、OFF状態にあるようにすることが好ましい。
【0035】
多数の残余日が表示される場合に、同一内容を示す月数と残余日数のスケール同士前述のような方法で表示されることができ、複数の残余日が全部30日以内の場合には、きらめくことがない多数の点灯状態だけで示すこともできる。
【0036】
時間表示部のスケールが残余日/残余時間を表示する場合、LCD窓は、現在時刻の情報を表示することができ、その反対にLCD窓では、残余日/残余時間情報を表示し、時間表示部のスケールは、現在時刻を表示するように設定することもできる。
【0037】
本発明において、前記入力部は、予定場所または相手方情報を設定入力するボタンをさらに備えることができ、前記時間表示部の前記LCD窓は、前記入力部を通じて入力される1つまたは複数の予定場所または相手方情報を示すことができる。
【0038】
入力部のボタンが2個である場合には、子音及び母音がメモリ上に格納されていて、方向移動機能と設定及び入力機能をもって予定場所または相手方情報を入力することができ、ボタンの数字が増加するほどそれぞれのボタン自体に固有の子音及び母音が割り当てられるようにして容易に入力されることができる。ボタンが多すぎれば、洗練された形状が得られないので、子音を表示するための3個ボタンと、天、地及び人に相当する母音を表示するための3個のボタンを具備すれば、場所入力をするのにあたって適切な数のボタンになることができる。
【0039】
本発明は、入力部、制御部及び時間表示部を備えてなるデジタル時計の時間表示方法において、前記入力部が、現在時刻、アラーム時刻、タイマー、地域時刻の一部または全部を設定したり入力する入力段階と、前記制御部のメモリで前記CPUを通じてリアルタイム時計(RTC)から得られた時間情報と前記入力部から得られた時間情報が総合されて格納され、前記メモリからフィードバックされた時間情報、リアルタイム時計(RTC)から伝達された時間情報、前記入力部から伝達された時間情報及び時間表示部からフィードバックされた時間情報を前記CPUで総合し、前記CPUで総合された時間情報を含む制御信号を発生させて時間表示部に時間情報を伝達して制御する制御段階と、前記時間表示部が午前/午後に識別表示され、時間表示スケールを構成するLEDが前記制御部から伝達された変わる時間情報によって現在時刻を時計方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして現在時間情報を表示する現在時刻表示段階と、を含むことを特徴とする時間表示方法に関する。
【0040】
前記分表示スケールが12方位の放射状に配列され、各方位別に5分ずつ示すように構成された場合、前記分表示スケールを構成するLEDは、各方位内では内側から外側に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして現在時間情報を表示することができる。
【0041】
前記時間表示部は、曜日表示スケールを構成するLEDが前記制御部から伝達される時間情報による日付が変わるにしたがって順次に点滅されるようにして7個または6個の曜日表示スケールを備え、現在の曜日を表示する曜日表示段階をさらに含むことができ、6個のスケールが設けられた場合には、全体が消灯された状態を日曜日として表示することができる。
【0042】
本発明は、前記入力部が1つまたは多数の予定日、予定時刻、予定場所または相手方情報を設定入力するスケジュール入力段階と、前記入力部が前記予定日または予定時刻を設定入力した後に、残余日/残余時間を確認することができるようにする残余日/残余時間確認段階と、前記制御部が、前記スケジュール入力段階完了と同時に、前記リアルタイム時計から伝達された時間情報によって変わる現在時刻から1つまたは多数の予定日または予定時刻までの残余日/残余時間を計算するスケジュール計算段階と、前記制御部が、前記入力部が残余日/残余時間を確認する場合、前記計算された1つまたは多数の残余日/残余時間情報によってそれらのうち残余時間が12時間または24時間未満の場合のみに、前記時間表示部に時間表示スケールによって残余時間が表示されるように制御し、残余時間が12時間または24時間以上の場合のみに、前記時間表示部に表示スケールによって残余日が表示されるように制御するスケジュール制御段階と、前記時間表示部が、前記入力部が残余時間を確認する場合、前記時間表示スケールを構成するLEDが前記制御部から伝達された変わる1つまたは多数の残余時間によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは多数の残余時間情報を表示する残余時間表示段階と、前記時間表示部が、前記入力部が残余日を確認する場合に、前記時表示スケールは残余月数を示し、前記分表示スケールは2個のスケール当たり残余日1日を示すか、前記12方位の放射状に配列された分表示スケールは前記時間表示部を中心に6方位に区分され、前記各方位内では外側から内側方向にスケール2個ずつ集められた5個の各層が残余日数を示し、また、1つまたは複数の残余日の経過によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは多数の残余日情報を表示する残余日表示段階と、をさらに含むことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
本発明の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する。
図3は、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計の時間表示部を示す平面図である。
時間表示部30は、その中心にLCD窓40と、その周りの近くに所定の角度で配列された12個の時表示スケール31と、同一中心に前記スケールの外郭に所定の角度で配列された60個の分表示スケール32及び前記分表示スケールの外郭に所定の角度で配列された60個の秒表示スケール32で構成され、時間表示スケールは、LEDバースケールで表示されることができる。図3では、現在時刻が7時14分53秒として表示され、LCD窓40に24日の日付が表示されている。
【0044】
分及び秒の時間情報を容易で且つ迅速に把握することができるように5分単位スケール32a及び5秒単位スケール33aは、残りの分または秒表示スケールと発光色が異なるLEDで構成されるか、または、LEDの上部に異なる色のクリスタルなどのカバーで色を異にするように構成されることができる。
【0045】
図4Aは、本発明の他の実施例に係るLEDディスプレイ時計の時間表示部の平面図を示す。
時間表示部30a、30bは、その中心にLCD窓40を備えており、その中心から最も近い周りに一定の間隔で配列され、月曜日から土曜日までを示す6個の曜日表示スケール34と、前記曜日表示スケール34の外郭の周りに一定の間隔で配列された12個の時表示スケール31と、前記時表示スケール31の外郭の周りに2方位に分けられて各方位別に5個の層を成して5分単位別に容易に区分することができるようにして全体的に60分を示す60個の分表示スケール32と、前記分表示スケール32の外郭の周りに秒を示すように一定の間隔で配列された60個の秒表示スケール33とで構成されている。
【0046】
前記曜日表示スケール34及び時間表示スケール31、32、33は、LEDで構成され、点灯状態によって現在時刻を示す。図4Aでは、曜日表示スケール34の全てが点灯されていない状態なので、日曜日を示す。
【0047】
また、例えば、7時14分53秒の現在時刻を示す時間表示部30a、30bの点灯状態は、時、分、秒表示スケール31、32、33が累進的に点灯35aされた状態の時間表示部30aであることもでき、現在時刻に該当する時、分、秒表示スケールだけが点灯された状態の時間表示部30bであることもできる。分表示スケール32は、時または秒表示スケールとは異なって12方位に分け、各方位別に5分ずつを示すようにすることが、ユーザが非常に容易で且つ正確に時刻を把握することができる。また、10分ずつ、すなわち2方位ずつ境界を有する場合には、さらに効果的な時間把握が可能になる。一方、現在時刻を累進的でなく、該当時刻だけが点灯されるように表現する時間表示部30bの場合には、LEDの点灯数字が減少するようになり、相対的に非常に低い電力が消費される。図示してはいないが、時間表示部30a、30bの形状は、四角形、六角形などの多様な形状を有することができる。
【0048】
図4Bは、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計の時間表示部の中心部にあるLCD窓40の平面図である。
前記LCD窓40では、午前/午後識別部41、タイマー設定識別部42、アラーム設定識別部43、予定日/予定時刻設定識別部44、残余日/残余時間識別部45、地域時刻設定識別部46、OFF機能識別部47、及び入力状況板/時間表示板48などが表示されることができる。
【0049】
前記識別部の表示または入力状況板/時間表示板48の表示は、図5の設定入力ボタン10によって設定入力されるか、または、制御部の制御によってLCD窓40に表示されるようになる。前記識別部の表示に色相表示がある場合に、そのモードに設定されたことを示すことができ、設定されていない識別モードは、LCD窓40に示されないこともあり得る。
【0050】
OFF機能識別部47は、前記設定入力ボタン10の設定入力によって本発明の一部機能をユーザがOFFモードに変えたという表示を示し、前記設定入力ボタン10では、OFF機能を設定入力することができる。例えば、秒表示スケールの状態をOFFに設定することができ、そのほか、他の機能や表示状態をOFF状態に調整することができる。図4Cに示されたように、LCD窓40のように設定入力によって前記識別部の一部だけがLCD窓に表示されることができる。予定場所入力など上記で言及されない多い機能がLCD窓に表示されることができる。
【0051】
図4Cは、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計において残余日/残余時間を表示する時間表示部を示す。
例えば、残余時間を示す場合、時間表示部30cの時間表示スケール31、32、33は、現在時刻を示す時間表示スケールと同一のスケールが同一の時間表示機能をするが、但し、制御部の制御によって点灯状態の進行方向が現在時刻進行と反対方向になり、分表示スケール32の場合には、12方位の各方位内では外側から内側に順次に消灯されるように表示されることができる。例えば、入力状況板/時間表示板48に表示された現在時刻が07時14分53秒であり、予定時刻(スケジュール)が同日12時ちょうどなら残余時間が4時間45分7秒であることを示している。図示してはいないが、残余時刻に該当する時、分、秒表示スケールが制御情報によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅されるようにすることもできる。
【0052】
また、残余日を示す場合の時間表示部30dでは、制御部の制御によって現在時刻を示す時間表示スケールは残余月数と残余日数を示すスケールになる。すなわち、時表示スケール31は、残余月数を示すスケール31bに変わり、分表示スケール32は、残余日数を示すスケール32bに変わるようになる。この場合、既存の秒表示スケールは、消灯状態になることが好ましい。残余日数を示すスケール32bは、6方位に分けられ、各方位内では2個のスケール当たり1層ずつ全部5層からなることができ、同一方位内での同じ層にある2個のスケールが残余日数の変化によって同時に点灯または消灯されるようにし、制御部からの残余時間情報による残余日数の減少によって各方位内で外側から内側に層別に順次に点滅または消灯され、6方位全体では、5日ずつ減少するにしたがって現在時刻進行方向の反対に進行されるようにする。残余日数7日が残余時間表示部30dに示される。図示してはいないが、月数及び日数表示スケール31b、32bは、累進的ではなく、該当月または日に対応する表示スケールだけが点灯された状態で表示されることができ、この場合、複数の残余日の表示が可能になる。残余日/残余時間を示す場合、分表示スケールが6方位に分けられ、各方位内で層別に2個のスケールずつ点灯または消灯されることが分かり、また、LCD窓40に残余日/残余期間確認状態であることを示す識別部45、例えば、‘RES’の表示45が示されているか否かをチェックすることによって、現在時刻を示すか否かを容易に把握することができる。または、LCD窓40の入力状況板/時間表示板48に表示された現在時刻と時間表示スケールが示す時間が異なる場合に、時間表示スケールの表示を残余日/残余時間の表示として認識することができる。
【0053】
図5は、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ腕時計の斜視図を示す。
時間表示部の周りに入力部10を有しており、4個のボタンが示されている。例えば、左側下部のボタン10aは、モードを設定するボタンであることができ、右側下部のボタン10bは、選択されたモードを確認または入力するボタンであることができ、上部の2個ボタン10c、10dは、それぞれ方向移動ボタンであることができ、または、各ボタン10a、10b、10c、10dは、文字入力などの他の機能を有することもできる。
【0054】
図6A及び図6Bは、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ置き時計の斜視図である。
本発明によるLEDディスプレイ時計は、図6A、図6Bの置き時計に利用されることができ、図示してはいないが、そのほか、掛け時計など多様な形態の時計で具現されることができる。
【0055】
時間表示部30は、図6Bに示されたように、下端の一部が開口された円形形状であってもよく、この場合、時間表示スケール31、32、33は、左側下部から各時、分、秒が始まり、右側下部から各12時または24時、60分、60秒になるようにすることができる。また、時間表示部30の下端にLCD窓40が位置することができ、図6Bのように、日付情報(例えば24日を示す)を示すことができる。
【0056】
図7は、本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計のシステムを示す。
制御部20は、CPU21、メモリ22、補助電源装置23、RTC24を備えて構成され、CPU21は、メモリ22から伝達された格納された時間情報、RTC24から伝達されたリアルタイム間隔情報、入力部10から設定入力された時間情報、及び時間表示部30からフィードバックされた時間情報を総合して制御し、時間表示部30は、制御部20から受けた時間情報を表示し、入力部10は、初期設定時または時間変更時の現在時刻、日付情報、アラーム時刻、タイマー、地域時刻、予定日/予定時刻、残余日/残余時刻などが設定入力されるか、確認設定されることができるようにする。
【産業上の利用可能性】
【0057】
以上説明したように、本発明において、分表示、秒表示のスケールをさらに容易で且つ迅速に把握することができ、従来のLED時計より容易で且つ迅速正確な時間把握が可能である。
【0058】
本発明によれば、特定時刻からの経過時間と特定時間までの残余時間を容易で且つ迅速に把握することができ、美的な面でも一層洗練されたLEDディスプレイデジタル時計を具現することができるようになる。
【0059】
また、本発明によれば、1つまたは多数の予定日/予定時刻を設定入力することができ、それによる1つまたは多数の残余日/残余時間情報をLEDで構成された時間表示スケールに表示されるようにして、洗練され且つ迅速なスケジュール管理の可能なLEDデジタル時計を具現することができる。本発明において、同時に多数の残余日/残余時間の確認が可能なので、効率的で且つ総合的なスケジュール管理において革新的な効果を得ることができる。また、予定場所または相手方情報をも設定入力することができるので、効率的なスケジュール管理が可能である。
【0060】
本発明のさらに他の効果としては、日付入力、アラーム機能、タイマー機能、地域時刻表示機能など多様な機能の設定入力が容易であり、その機能の具現が可能であり、バッテリー交替時に新しく時間セッティングをする必要がなく、LEDを使用しても、電力消耗が少ないLEDデジタル時計を具現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】従来のLCDデジタル時計の平面図である。
【図2A】韓国特許公開第10−2003−0040247号公報に開示された二重ファッション時計のLEDディスプレイ部の平面図である。
【図2B】韓国特許公開第10−2003−0040247号公報に開示された二重ファッション時計のLEDディスプレイ部の平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計の時間表示部の平面図である。
【図4A】本発明の他の実施例に係るLEDディスプレイ時計の時間表示部の平面図である。
【図4B】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計の中心に備えられたLCD窓の平面図である。
【図4C】本発明の他の実施例に係るLEDディスプレイ時計の残余時間表示状態を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ腕時計の斜視図である。
【図6A】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ置き時計の斜視図である。
【図6B】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ置き時計の斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に係るLEDディスプレイ時計のシステム図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力部、制御部及び時間表示部を備えてなるデジタル時計において、
2個乃至4個のボタン式で構成され、時間表示部の周り、時計の側面または時計バンド上に設けられ、現在時刻、日付情報、アラーム時刻、タイマー、地域時刻の一部または全部を設定入力する入力部と、
メモリ、CPU及びリアルタイム時計(RTC)に補助電源を供給する補助電源装置と、前記リアルタイム時計から得られた時間情報と前記入力部から得られた時間情報がCPUを通じて総合されて格納されるメモリと、前記リアルタイム時計から伝達された時間情報、前記入力部から伝達された時間情報、前記メモリに格納された情報から得られた時間情報及び時間表示部からフィードバックされた時間情報を総合し、総合された時間情報を含む制御信号を発生させて時間表示部に時間情報を伝送して制御するCPUとを含む制御部と、
午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部を含み、時間表示部中心の周りに12個のLEDで構成された時表示スケールと、前記時表示スケールの外郭に前記と同一中心に59個または60個のLEDで構成された分表示スケールと、前記分表示スケールの外郭に前記と同一中心に59個または60個のLEDで構成された秒表示スケールとを含み、前記時、分、秒の時間表示スケールは、大きさ、形状または色相の一部または全部が異なり、また、前記LEDは、前記制御部から伝達された時間情報によって時計方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして時間の流れを示す時間表示部と、を備えてなることを特徴とするデジタル時計。
【請求項2】
前記時間表示部は、時間表示部の中心に6個または7個のLEDで構成された曜日表示スケールをさらに含み、前記分表示スケールは、12方位に分けられて各方位内で層を成し、5分または分表示スケールが59個である場合、最後の12番目方位内では4分を示すように放射状に配列され、前記分表示スケールは、各方位内では時間情報によって外側方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして時間の流れを示すことを特徴とする請求項1に記載のデジタル時計。
【請求項3】
前記時間表示部は、時間表示部の中心に6個または7個のLEDで構成された曜日表示スケールをさらに含み、前記時間表示スケールは、同一中心に所定の角度でバースケールで構成され、前記分または秒表示バースケールは、5分または5秒単位スケール及び残りのスケール色と異なる色を有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル時計。
【請求項4】
前記時間表示部は、前記時間表示部の中心または最外郭時間表示スケールの下部にLCD窓を備えてなり、
前記LCD窓は、前記の補助電源装置によって補助電源を供給され、前記入力部を通じて設定入力される時間または日付情報を示し、前記午前/午後、アラーム、タイマー、地域時刻識別部の一部または全部を含んで示すことを特徴とする 請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタル時計。
【請求項5】
前記時間表示部の曜日または時間表示スケールが表示されたスケール板の裏面にスケールとスケールの間に光の広がりを遮断するブロックが形成されていることを特徴とする請求項4に記載のデジタル時計。
【請求項6】
前記入力部は、1つまたは複数の予定日または予定時刻を設定入力し、予定日または予定時刻までの残余日/残余時間を確認するボタンを含み、
前記制御部は、前記入力部が残余日/残余時間を確認する場合に、前記実時間時計と前記メモリから伝達された時間情報によって変わる現在日または現在の時刻から1つまたは複数の予定日または予定時刻までの1つまたは複数の残余日/残余時間の情報を前記時間表示部に示すように制御し、
前記時間表示部は、残余日/残余時間識別部をさらに備え、前記時間表示部に残余時間として表示される場合、前記時間表示スケールは、前記制御部からの1つまたは複数の残余時間情報によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは複数の残余時間を示し、一方、前記時間表示部に残余日として表示される場合に、前記時表示スケールは、残余月数を示し、前記12方位の放射状に配列された分表示スケールは、前記時間表示部を中心に6方位に区分され、前記各方位内では、内側から外側方向にスケール2個ずつ集められた5個の各層が残余日数を示すか、前記時間表示部を中心に所定の角度で配列された分表示スケールの場合には、2個スケール当たり残余日1日を示し、また、1つまたは複数の残余日の経過によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは複数の残余日数を示し、
前記時間表示部の前記LCD窓は、前記入力部を通じて入力される1つまたは複数の予定日または予定時刻を示し、予定機能設定及び残余日/残余時間識別部を含むことを特徴とする請求項5に記載のデジタル時計。
【請求項7】
前記入力部は、予定場所または相手方情報を設定入力するボタンをさらに備え、
前記時間表示部の前記LCD窓は、前記入力部を通じて入力される1つまたは複数の予定場所または相手方情報を示すことを特徴とする請求項6に記載のデジタル時計。
【請求項8】
入力部、制御部及び時間表示部を備えてなるデジタル時計の時間表示方法において、
前記入力部が、現在時刻、アラーム時刻、タイマー、地域時刻の一部または全部を設定したり入力する入力段階と、
前記制御部のメモリで前記CPUを通じてリアルタイム時計(RTC)から得られた時間情報と前記入力部から得られた時間情報が総合されて格納され、前記メモリからフィードバックされた時間情報、リアルタイム時計(RTC)から伝達された時間情報、前記入力部から伝達された時間情報及び時間表示部からフィードバックされた時間情報を前記CPUで総合し、前記CPUで総合された時間情報を含む制御信号を発生させて時間表示部に時間情報を伝達して制御する制御段階と、
前記時間表示部が午前/午後に識別表示され、時、分、秒の時間表示スケールを構成するLEDが前記制御部から伝達された変わる時間情報によって現在時刻を時計方向に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして現在時間情報を表示する現在時刻表示段階と、を含むことを特徴とする時間表示方法。
【請求項9】
前記分表示スケールが12方位の放射状に配列され、各方位別に5分ずつを示すように構成され、前記分表示スケールを構成するLEDは、各方位内では内側から外側に順次に点滅または累進的に点灯されるようにして現在時間情報を表示することを特徴とする請求項8に記載の時間表示方法。
【請求項10】
前記入力部が、1つまたは多数の予定日、予定時刻、予定場所または相手方情報を設定入力するスケジュール入力段階と、
前記入力部は、前記予定日または予定時刻を設定入力した後に、残余日/残余時間を確認することができるようにする残余日/残余時間確認段階と、
前記制御部は、前記スケジュール入力段階完了と同時に、前記リアルタイム時計から伝達された時間情報によって変わる現在時刻から1つまたは多数の予定日または予定時刻までの残余日/残余時間を計算するスケジュール計算段階と、
前記制御部は、前記入力部が残余日/残余時間を確認する場合、前記計算された1つまたは多数の残余日/残余時間情報によってそれらのうち残余時間が12時間または24時間未満の場合にのみ、前記時間表示部に時間表示スケールによって残余時間が表示されるように制御し、残余時間が12時間または24時間以上の場合にのみ、前記時間表示部に表示スケールによって残余日が表示されるように制御するスケジュール制御段階と、
前記時間表示部は、前記入力部が残余時間を確認する場合、前記時間表示スケールを構成するLEDが前記制御部から伝達された変わる1つまたは多数の残余時間によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは多数の残余時間情報を表示する残余時間表示段階と、
前記時間表示部は、前記入力部が残余日を確認する場合、前記時表示スケールは、残余月数を示し、前記分表示スケールは、スケール2個当り残余日1日を示すか、前記12方位の放射状に配列された分表示スケールは、前記時間表示部を中心に6方位に区分され、前記各方位内では外側から内側方向にスケール2個ずつ集められた5個の各層が残余日数を示し、また、1つまたは複数の残余日の経過によって現在時刻進行方向の反対に順次に点滅または消灯されるようにして1つまたは多数の残余日情報を表示する残余日表示段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項8または9に記載の時間表示方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−541772(P2009−541772A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−517959(P2009−517959)
【出願日】平成19年6月13日(2007.6.13)
【国際出願番号】PCT/KR2007/002844
【国際公開番号】WO2008/004772
【国際公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願人】(508376007)
【Fターム(参考)】