説明

SHIP1モジュレーターおよびそれに関連する方法

構造(I):


(I)
[式中、X、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、本明細書中で定義された通りである。]の化合物、その立体異性体、および薬学的に許容される塩を含む化合物。その様な化合物はSHIP1モジュレーターとしての活性を有し、その為、SHIP1調節から利益を得るであろう多様な疾患、障害または症状のいずれかを治療するために使用し得る。構造(I)の化合物を、薬学的に許容される担体または希釈剤との組合せとして含んでなる組成物もまた、その様な化合物を、それを必要とする動物へ投与することによりSHIP1を調節する方法であるとして開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の構造(I):
【化1】

(I)
[式中、
XはOまたはS(O)pであって、pは0、1または2であり;
R1、R2、R3、R4、R5およびR6は独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アルキル、アルコキシ、−COOR、−NR10、−CONR1112、−NR13COR14または−OSO15であり;
R7は水素であり;および
R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14およびR15は独立して、水素、アルキルまたはアルコキシであり、またはR9/R10またはR11/R12は、それらが結合している窒素と一緒になって ヘテロ環を形成する。]
を有する化合物またはその立体異性体または薬学的に許容される塩。
【請求項2】
XがOであって以下の構造(II):
【化2】

(II)
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XがS(O)pであって以下の構造(III):
【化3】

(III)
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
pが0であって以下の構造(III-a):
【化4】

(III-a)
を有する、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
pが1であって以下の構造(III-b):
【化5】

(III-b)
を有する、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
pが2であって以下の構造(III-c):
【化6】

(III-c)
を有する、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
以下の立体化学:
【化7】

を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R5およびR6が共に水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R1およびR3が共に水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R2およびR4が共に水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R1、R2、R3およびR4が独立して、水素、ヒドロキシル、アルキルまたはアルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R1、R2、R3およびR4が独立して、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、シアノ、アミノ、-COOH、-OSO2R15または-CONHCH3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
R1、R2、R3およびR4の少なくとも1つが、-NR9R10または-CONR11R12であって、ここにおいて、R9/R10またはR11/R12が、それらが結合している窒素と一緒になってヘテロ環を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
R1、R2、R3およびR4の少なくとも1つが、−COOR、−NR10、−CONR1112、−NR13COR14であり、ここで、R、R、R10、R11、R12、R13およびR14は独立して、置換アルキルまたは-O-(置換アルキル)であり、ここで、アルキルは、-C(=O)Ra、-C(=O)ORa、-C(=O)NRbRc、-OC(=O)NRbRc、-NRbRc、-RaC(=O)Rb-NRaC(=O)ORbまたは-NRaC(=O)NRbRcで置換され、および、ここにおいて、RaRbおよびRcは同一または異なって、独立して、水素またはアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
R1、R2、R3およびR4の少なくとも1つが置換アルキルまたは−O−(置換アルキル)であり、ここで、アルキルは、-C(=O)Ra、-C(=O)ORa、-C(=O)NRbRc、-OC(=O)NRbRc、-NRbRc、-NRaC(=O)Rb-NRaC(=O)ORbまたは-NRaC(=O)NRbRcで置換されており、ここで、RaRbおよびRcは同一または異なって、独立して、水素またはアルキルであり、またはRb/Rcは、それらが結合している窒素と一緒になってヘテロ環を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
以下からなる群:
【化8】

【化9】

【化10】

【化11】

;および
【化12】

から選択される化合物。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物を、薬学的に許容される担体または希釈剤との組合せで含む、組成物。
【請求項18】
医薬として使用する、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
SHIP1を調節する医薬の製造のための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項20】
有効量の請求項17に記載の組成物を、それを必要とする動物へ投与することを含んでなる、SHIP1を調節する方法。
【請求項21】
有効量の請求項17に記載の組成物を、それを必要とする動物へ投与することを含んでなる、疾患、障害または症状を治療する方法であって、ここで疾患、障害または症状が自己免疫性の疾患、障害または症状、炎症性の疾患、障害または症状、または新生物または細胞増殖性の疾患、障害または症状である、方法。
【請求項22】
疾患、障害または症状が、特発性肺線維症、炎症性腸疾患、リュウマチ性関節炎、スチル病、スジェクレン症候群、全身性狼瘡エリテマトーデス、および全身性硬化症から選択された自己免疫性の疾患、障害または症状である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
疾患、障害または症状が、クローン病および潰瘍性大腸炎から選択された炎症性腸疾患である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
疾患、障害または症状が、アレルギー性鼻炎、アルツハイマー病、喘息、眼球の炎症性疾患、慢性閉塞性肺疾患、湿疹、術後炎症、多発性硬化症、乾癬、血清反応陰性脊椎関節症、および脈管炎から選択された炎症性疾患、障害または症状である、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
疾患、障害または症状が、アレルギー性結膜炎、ドライアイ、およびブドウ膜炎から選択された眼球の炎症性疾患である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
疾患、障害または症状が剛直性脊椎炎、乾癬性関節炎、およびReiter症候群から選択された血清反応陰性脊椎関節症である、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
疾患、障害または症状が、肉芽腫症、結節性多発性動脈炎、白血球破砕性脈管炎、Churg-Strauss症候群、クリオグロブリン血症性脈管炎、および巨細胞性動脈炎から選択された脈管炎である、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
疾患、障害または症状が、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、好塩基球性白血病、皮膚T-細胞リンパ腫、Sezary症候群、ホジキン病、非-ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、超好酸球症候群、肥満細胞症および血小板血症から選択された新生物または細胞増殖性の疾患、障害または症状である、請求項21に記載の方法。

【公表番号】特表2013−512928(P2013−512928A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−542226(P2012−542226)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/058975
【国際公開番号】WO2011/069118
【国際公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(512144900)アキノックス・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】AQUINOX PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】