説明

Wストッパー

【課題】 車を止めようとブレーキを踏むと,意気なりエンジンが唸り車がすっ飛んでいく,エンジンが唸った瞬間ブレーキを踏み直したが事故は免れなかった。
【解決の手段】 アクセルの下にストッパーを設け,シフトレバーがD(ドライブ)か(バック)に入ると,ストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限して,万一,のペタルの踏み違いによる事故を,防ごうというものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は,オートマチック車のアクセルの下にストッパーを設け,アクセルが途中で止まるようにして,万一,のブレーキとアクセルの踏み違いによる事故を防ごうというものである。
【背景技術】
【0002】
車を止めようとブレーキを踏んだ瞬間エンジンが唸り車がすっ飛んだ,ペタルが床に当たった瞬間,即ブレーキを踏み直したが事故は免れなかった。
【発明の開示】
【0003】
ブレーキとアクセルは踏み方は同じでも,ブレーキはだんだん硬くなり,アクセルはスムーズに床まで踏み込める,このためブレーキのつもりで間違ってアクセルを踏み込むと,床まで踏み込んでしまい大変なことになる。
本発明はブレーキを踏み間違えた時,アクセルの踏み込みをどう押さえるかを考案したものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
車を前進させようと,シフトレバー1をD(ドライブ)2に入れると,絡むアーム3もD2に入り,軸4を回るアーム3と繋がるワイヤー6,前進用のストッパー9が,スプリング8に引かれて縮み,ストッパー9は立って,アクセル10の踏み込みを制限する。
車を止め,シフトレバー1をD2から出すと,絡むアーム3もD2から出るアーム3に引かれ繋がるワイヤー6がスプリング8を引き伸ばし,繋がる前進用のストッパー9もアーム3に引かれ伸びて倒れ,アクセル10の踏み込みの制限が無くなる。
車をバックさせようと,シフトレバー1をR(バック)11に入れると,絡むアーム12もR11に入り,軸13を回るアーム12と繋がるワイヤー15,バック用のストッパー18がスプリング17に引かれて縮み,ストッパー18は立って,アクセルの踏み込みを制限する。
車を止め,シフトレバー1をR11から出すと,絡むアーム12もR11を出る,アーム12に引かれ繋がるワイヤー15がスプリング17を引き伸ばし,繋がるバック用のストッパー18もアーム12に引かれ伸びて倒れ,アクセル10の踏み込みの制限が無くなる。
【発明の効果】
【0005】
万一,ブレーキのつもりでアクセルを踏み込んでもストッパーに当り僅かしか踏めずまた,一瞬,間,が出来る,この一瞬の間のあいだに踏み直せば事故は免れる。
ストッパーは高さを変えることによって,回転数も変わる。
前進の時,3500回転でストッパーが当たるように設定した場合,一般道路では殆ど問題なく,高速道路も法定速度以内ならストッパーを取り付けたままで済む。
バックの場合,回転数は1400回転位(急な坂や牽引以外)で済む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
車を走らせようと,シフトレバー1をD(ドライブ)2へ入れると,シフトレバー1に絡むアーム3が軸4を回ってD2に入る,アーム3と繋がるワイヤー6が固定のリング7を通り抜け,前進用のストッパー9と共にスプリング8に引かれて縮み,ストッパーは立ってアクセル10の踏み込みを制限する。(ストッパー9を引くスプリング8とアーム3は,軸4のバネ25によってバランスが保たれている)
車を止めて,シフトレバー1がD2から出てR11かP(パーキング)24に入ると,絡むアーム3も軸4を回ってD2を出る,アーム3に引かれ繋がるワイヤー6と固定のリング7を通り抜け,前進用のストッパー9が,スプリング8に逆に引かれて伸びストッパー9を倒し,アクセル10の踏み込みの制限が無くなる。
車をバックさせようと,シフトレバーをR(バック)11に入れると,シフトレバーに絡むアーム12も軸13を回りR11に入る,アーム12と繋がるワイヤー15が固定のリング16を通り抜け,バック用のストッパー18と共にスプリング17に引かれて縮み,ストッパー18は立ってアクセル10の踏み込みを制限する。(ストッパー18を引くスプリング17とアーム12は,軸13のバネ26によってバランスが保たれている)
車を止めて,シフトレバーがR11からD2かP24に移ると,絡むアーム12も軸13を回ってR11を出る,アーム12に引かれ繋がるワイヤー15が固定のリング16を通り抜け,バック用のストッパー18と共に,スプリング17に引かれて伸びて倒れ,アクセル10の踏み込みの制限が無くなる。
前進の時,急な登りや下り坂,牽引や制限の必要ない時はアーム3の杭5に繋がるリング21を外せば,前進用のストッパー9が倒れアクセルは普通に踏める。
バックの時,急な登り下り坂,牽引や制限の必要ない時はアーム12の杭14に繋がるリング22を外せば,バック用のストッパー18が倒れアクセルは普通に踏める。
前進用のストッパー9が蝶番19と繋がり台23に固定される,バック用のストッパー18も蝶番20と繋がり,台23に固定される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明のシフトレバーがパーキングにある時,二つのストッが倒れ,アクセルを床まで踏み込める斜視図である。
【図2】アクセルを床まで踏み込んでいる正面図である。
【図3】二つのスプリングが伸びて,二つのストッパーが倒れている,底板を外した裏平面図である。
【図4】本発明のシフトレバーがD(ドライブ)に入り,前進用のストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限する右斜視図である。
【図5】アクセルの踏み込みを前進用のストッパーが制限する正面図である。
【図6】前進用のスプリングが縮み,前進用のストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限する底板を外した裏平面図である。
【図7】本発明のシフトレバーがR(バック)に入り,バック用のストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限する,右斜視図である。
【図8】アクセルの踏み込みをバック用のストッパーが制限する正面図である。
【図9】バック用のスプリングが縮み,バック用のストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限する底板を外した裏平面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 シフトレバー 2 D(ドライブ)
3 アーム 4 軸
5 杭 6 ワイヤー
7 固定リング 8 スプリング
9 前進用のストッパー 10 アクセル
11 R(バック) 12 アーム
13 軸 14 杭
15 ワイヤー 16 固定リング
17 スプリング 18 バック用のストッパー
19 蝶番 20 蝶番
21 リング 22 リング
23 台 24 P(パーキング)
25 バネ 26 バネ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセルの下に二つのストッパーを設け,車を走らせる時は,前にある前進用のストッパーが立ちアクセルの踏み込みを制限して,万一,のペタルの踏み違いによる事故を防ぐものである。
【請求項2】
車をバックさせると,アクセルの下の後にあるバック用のストッパーが立ってアクセルの踏み込みを制限して,万一,のペタルの踏み違いによる事故を防ぐものである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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