WT1特異的な免疫治療のための組成物および方法
白血病およびガン等の悪性疾患の治療のための組成物および方法を開示する。この組成物は、WT1ポリヌクレオチド、WT1ポリペプチド、WT1ポリペプチドを提示する抗原提示細胞;WT1ポリペプチドに特異的に結合する抗体;またはWT1ポリペプチドと特異的に反応するT細胞のうちの1つ以上を含む。このような組成物は、例えば、悪性疾患の予防および治療のために用いられ得る。本発明によって、白血病およびガン等の疾患の診断および治療のための組成物および方法が得られる。本発明によって、天然のWT1の免疫原性部分を含むポリペプチド、1つ以上の置換、欠失、付加および/または挿入において異なるその変異体であって、その変異体が抗原特異的抗血清および/またはT細胞株もしくはクローンと反応する能力が実質的に低下しないように異なる変異体が得られる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者における免疫応答を増強または誘導するための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物を該患者に投与する工程を包含し、
それによって、該患者においてWT1またはWT1を発現する細胞に特異的な免疫応答を増強または誘導する、方法。
【請求項2】
前記アジュバントがEnhanzynを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アジュバントがRC−529−SEを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アジュバントがRC−529−AFとQuilAとの組み合わせを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
WT1に特異的なT細胞を刺激および/または増殖させるための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物とT細胞とを、T細胞の刺激および/または増殖を可能にするのに十分な条件および時間のもとで接触させる工程を包含する、方法。
【請求項6】
患者におけるWT1関連悪性疾患の治療のための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物を該患者に投与する工程を包含し、
それによって、該患者においてWT1関連悪性疾患を治療する、方法。
【請求項1】
患者における免疫応答を増強または誘導するための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物を該患者に投与する工程を包含し、
それによって、該患者においてWT1またはWT1を発現する細胞に特異的な免疫応答を増強または誘導する、方法。
【請求項2】
前記アジュバントがEnhanzynを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アジュバントがRC−529−SEを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アジュバントがRC−529−AFとQuilAとの組み合わせを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
WT1に特異的なT細胞を刺激および/または増殖させるための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物とT細胞とを、T細胞の刺激および/または増殖を可能にするのに十分な条件および時間のもとで接触させる工程を包含する、方法。
【請求項6】
患者におけるWT1関連悪性疾患の治療のための方法であって、以下:
(a)配列番号461に示される短縮型WT1−Fポリペプチドを含むWT1ポリペプチド;ならびに
(b)Enhanzyn、RC−529−SE、およびRC−529−AFとQuilAとの組み合わせからなる群より選択されるアジュバント;
を含有する組成物を該患者に投与する工程を包含し、
それによって、該患者においてWT1関連悪性疾患を治療する、方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A1】
【図19A2】
【図19A3】
【図19B1】
【図19B2】
【図19B3】
【図19C1】
【図19C2】
【図19C3】
【図19D1】
【図19D2】
【図19D3】
【図19E1】
【図19E2】
【図19E3】
【図20A】
【図20B】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A1】
【図19A2】
【図19A3】
【図19B1】
【図19B2】
【図19B3】
【図19C1】
【図19C2】
【図19C3】
【図19D1】
【図19D2】
【図19D3】
【図19E1】
【図19E2】
【図19E3】
【図20A】
【図20B】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【公表番号】特表2007−515393(P2007−515393A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−532504(P2006−532504)
【出願日】平成16年4月29日(2004.4.29)
【国際出願番号】PCT/US2004/013240
【国際公開番号】WO2004/100870
【国際公開日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(397069329)コリクサ コーポレイション (38)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年4月29日(2004.4.29)
【国際出願番号】PCT/US2004/013240
【国際公開番号】WO2004/100870
【国際公開日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(397069329)コリクサ コーポレイション (38)
【Fターム(参考)】
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