説明

toll様レセプター7の調節因子

本願は、式(I)もしくは(II)の化合物:またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル、そのような化合物を含む組成物、そのような化合物の投与を含む治療方法、ならびに、少なくとも1つのさらなる活性薬剤を併用したそのような化合物の投与を含む治療方法を提供する。別の実施形態において、本願は、ウイルス感染症を処置または予防する必要のある患者に、式IもしくはIIの少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの治療有効量を投与する工程を含む、ウイルス感染症を処置するためまたは予防するための方法を提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式IまたはIIの化合物であって:
【化197】

ここで:
Zは、−NHまたは−OHであり;
は、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、アルキニレン、置換アルキニレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、ヘテロシクリレンまたは置換ヘテロシクリレンであり;
は、共有結合、アリーレン、置換アリーレン、ヘテロシクリレン、置換ヘテロシクリレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、−S−、−S(O)−、S(O)、−NR−または−O−であり;
は、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
は、−NR−、−N(R)C(O)−、−O−、−S−、−S(O)−、S(O)または共有結合であり;
は、H、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、アルケニル、置換アルケニル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであり;
およびYは、各々独立して、共有結合、−O−もしくは−NR−であるか;または−Y−Rおよび−Y−Rは、各々独立して、−O−N=C(R)であり;
およびRは、各々独立して、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、置換ヘテロシクリルアルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;
は、H、ハロゲン、−OH、−O−アルキル、−O−アルキレン−O−C(O)−O−R、−O−C(O)−O−R、−SHまたは−NH(R)であり;
、RおよびRの各々は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであるが;
但し:
(a)Rが、−OHであり、かつ
が、C−Cアルキレンであり、かつ
が、フェニレンまたはヘテロシクリレンであり、かつ
が、共有結合またはC−Cアルキレンであり、かつ
が、共有結合、−NH−、−O−または−S−であり、かつ
が、アルキルまたは置換アルキルであり、かつ
およびYが、両方とも−O−である;
とき:
もRも、アルキル、置換アルキルまたはシクロアルキルではなく;
(b)−L−Rが、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキルまたはチオアルキルであり、かつ
が、Hであり、かつ
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり、かつ
が、−O−であり、かつ
が、−CH−であり、かつ
およびYが、両方とも−O−である;
とき:
およびRは、両方ともHまたは両方ともアルキルではなく;
(c)Lが、共有結合であるとき;Rは、Hではなく;
(d)Yが、共有結合であるとき;Rは、Hではなく;
(e)Yが、共有結合であるとき、Rは、Hではなく;そして
(f)RおよびRは、両方ともHではない、
化合物。
【請求項2】
が、−NRまたは−O−であり;そして
が、ヘテロアルキルまたは置換ヘテロアルキルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
が、アリーレン、置換アリーレン、ヘテロシクリレン、置換ヘテロシクリレン、カルボシクリレンまたは置換カルボシクリレンであり;そして
が、アルキレンまたは置換アルキレンである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
が、−S−、−NRまたは−O−であり;そして
が、アルキレンまたは置換アルキレンである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
が、−O−または−NR−であり;
が、共有結合であり;
が、H、アルキルまたは置換アルキルであり;そして
が、アルキルまたは置換アルキルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
およびYが、各々独立して、−O−または−NR−であり;そして
およびRが、各々独立して、H、アルキルまたは置換アルキルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
およびYが、各々独立して、−O−または−NR−であり;そして
およびRが、各々独立して、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
が、−O−または−NR−であり;
が、共有結合であり;そして
が、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリルまたは置換ヘテロシクリルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、式Iは、式Ia:
【化198】

によって表され、ここで:
は、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、アルキニレン、置換アルキニレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、ヘテロシクリレンまたは置換ヘテロシクリレンであり;
は、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
およびYは、各々独立して、共有結合、−O−または−NR−であるか;または−Y−Rおよび−Y−Rは、各々独立して、−O−N=C(R)であり;
は、共有結合、アリーレン、置換アリーレン、ヘテロシクリレン、置換ヘテロシクリレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、−S−、−S(O)−、S(O)、−NR−または−O−であり;
は、−NR−、−N(R)C(O)−、−O−、−S−、−S(O)−、S(O)または共有結合であり;
およびRは、各々独立して、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、置換ヘテロシクリルアルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;
は、H、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、アルケニル、置換アルケニル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであり;
は、H、ハロゲン、−OH、−O−アルキル、−O−アルキレン−O−C(O)−O−R、−O−C(O)−O−R、−SHまたは−NH(R)であり;
は、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであるが;
但し:
(a)Rが、−OHであり、かつ
が、C−Cアルキレンであり、かつ
が、フェニレンまたはヘテロシクリレンであり、かつ
が、共有結合またはC−Cアルキレンであり、かつ
が、共有結合、−NH−、−O−または−S−であり、かつ
が、アルキルまたは置換アルキルであり、かつ
およびYが、両方とも−O−である;
とき:
もRも、アルキル、置換アルキルまたはシクロアルキルではなく;
(b)−L−Rが、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキルまたはチオアルキルであり、かつ
が、Hであり、かつ
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり、かつ
が、−O−であり、かつ
が、−CH−であり、かつ
およびYが、両方とも−O−である;
とき:
およびRは、両方ともHまたは両方ともアルキルではなく;
(c)Lが、共有結合であるとき;Rは、Hではなく;
(d)Yが、共有結合であるとき;Rは、Hではなく;
(e)Yが、共有結合であるとき、Rは、Hではなく;そして
(f)RおよびRは、両方ともHではない、
請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
−Y−Rが、−OHである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
−Y−Rおよび−Y−Rが、両方とも−OHである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
が、−O−、−N(R)−または−S−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項13】
が、アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアルキルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項14】
が、−CHCHCHCHである、
請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
が、−アルキレン−O−アルキルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項16】
が、−CHCH−O−CHである、
請求項15に記載の化合物
【請求項17】
が、ベンジルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項18】
が、−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−または−CHCH(CH)−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項19】
−X−L−が、−CH−フェニレン−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項20】
−X−L−が、−CHCH−O−または−CHCH(CH)−O−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項21】
−L−X−が、−CH−フェニレン−CH−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項22】
−L−X−が、−CH−フェニレン−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項23】
−L−X−が、−CHCH−O−CH−または−CHCH(CH)−O−CH−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項24】
およびYが、各々独立して、−O−または−NR−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項25】
およびYが、両方とも−O−である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項26】
およびYが、各々独立して、−O−または共有結合である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項27】
およびRが、各々独立して、H、アルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−R、アリールまたは置換アリールである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項28】
およびRが、各々独立して、H、アルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−R、アリールまたは置換アリールである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項29】
が、−NR−であり;
が、−O−であり;
が、アルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;そして
が、アリールまたは置換アリールである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項30】
が、−O−または−NR−であり;
が、共有結合であり;そして
が、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリルまたは置換ヘテロシクリルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項31】
が、アリール、置換アリール、N、O、Sおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む置換または非置換の5〜7員の非芳香族ヘテロシクリルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項32】
が、−OH、−O−C(O)−O−CHCH、−O−CH−O−C(O)−O−CH(CH、−NH−CHCHCHCH、−NH−CHCH−N(CHCHOまたは−SHである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項33】
が、アルキレンであり;
が、−O−または−NR−であり;
が、−O−または共有結合であり;
が、共有結合またはアリーレンであり;
が、−O−であり;
が、H、アルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;
が、H、アルキルまたはアリールであり;
が、ヘテロアルキルであり;そして
が、−OHである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項34】
およびXが、アルキレンであり;
が、−O−または−NR−であり;
が、−O−または−NR−であり;
が、アリーレンであり;
が、−O−であり;
が、H、アルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;
が、H、アルキルまたはアリールであり;
が、アルキルまたはヘテロアルキルであり;そして
が、−NH(R)である、
請求項9に記載の化合物。
【請求項35】
およびXが、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
が、−O−または−NR−であり;
が、共有結合であり;そして
が、アリーレンまたは−O−であり;
が、−O−であり;
が、H、アルキルまたは置換アルキルであり;そして
が、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリルまたは置換ヘテロシクリルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項36】
およびXが、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
およびYが、各々独立して、−O−または−NR−であり;
が、アリーレンまたは−O−であり;
が、−O−であり;
が、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;そして
が、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリルまたは置換ヘテロシクリルである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項37】
およびXが、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
−Rが、−O−N=C(R)であり;
が、−O−または−NR−であり;
が、アリーレンまたは−O−であり;
が、−O−であり;そして
が、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−R、−(置換アルキレン)−O−C(O)−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rである、
請求項9に記載の化合物。
【請求項38】
−X−L−X−P(O)(Y)(Y)が:
【化199】

であり、ここで、Zが、ハロ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシからなる群から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項39】
以下:
【化200】

【化201】

【化202】

【化203】

【化204】

【化205】

【化206】

【化207】

【化208】

【化209】

からなる群から選択される請求項9に記載の化合物、または、その薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル。
【請求項40】
式IIが式IIaによって表される請求項1に記載の化合物:
【化210】

またはその薬学的に許容可能な互変異性体、塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルであって、ここで:
は、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、アルキニレン、置換アルキニレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、ヘテロシクリレンまたは置換ヘテロシクリレンであり;
は、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
は、共有結合、アリーレン、置換アリーレン、ヘテロシクリレン、置換ヘテロシクリレン、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、−S−、−S(O)−、S(O)、−NR−または−O−であり;
およびYは、各々独立して、共有結合、−O−または−NR−であり;
およびRは、各々独立して、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、置換ヘテロシクリルアルキル、−アルキレン−C(O)−O−R、−(置換アルキレン)−C(O)−O−R、−アルキレン−O−C(O)−O−Rまたは−(置換アルキレン)−O−C(O)−O−Rであり;そして
、RおよびRは、各々独立して、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであるが;
但し:
(a)YおよびYは、両方とも共有結合ではなく;
(b)Yが、共有結合であるとき、Rは、Hではなく;そして
(c)Yが、共有結合であるとき、Rは、Hではない、
請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な互変異性体、塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル。
【請求項41】
が、−CH−またはーCHCH−である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
が、
【化211】

であり、
ここで、Zは、O、NRまたはSであり;
各Rは、独立して、ハロ、ヒドロキシル、アミノ、シアノ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、N−アルキルアミノ、N,N−ジアルキルアミノ、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであり;
は、H、アルキル、置換アルキル、カルボシクリル、置換カルボシクリル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルまたは置換ヘテロシクリルアルキルであり;
nは、1、2、3、4または5であり;そして
nが、1であるとき、mは、0、1または2であり;nが、2であるとき、mは、0、1、2または3であり;nが、3であるとき、mは、0、1、2、3または4であり;nが、4であるとき、mは、0、1、2、3、4または5であり;そしてnが、5であるとき、mは、0、1、2、3、4、5または6である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項43】
が、共有結合である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項44】
が、−NR−または−O−である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項45】
およびYが、両方とも−O−である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項46】
およびRが、各々独立して、H、アルキルまたは置換アルキルである、
請求項40に記載の化合物。
【請求項47】
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
が、共有結合であり;そして
が、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンである、
請求項40に記載の化合物。
【請求項48】
−X−L−X−が、−CHCH−である、
請求項40に記載の化合物。
【請求項49】
が、アルキレンまたは置換アルキレンであり;
が、−NR−または−O−であり;そして
が、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンである、
請求項40に記載の化合物。
【請求項50】
−X−L−X−が、−CHCH−O−CH−である、
請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
が、カルボシクリレン、置換カルボシクリレン、ヘテロシクリレンまたは置換ヘテロシクリレンであり;
が、共有結合であり;そして
が、共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンである、
請求項40に記載の化合物。
【請求項52】
−X−L−X−が、
【化212】

である、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
以下:
【化213】

からなる群から選択される請求項42に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な互変異性体、塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル。
【請求項54】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル;ならびに
薬学的に許容可能なキャリアまたは賦形剤
を含む薬学的組成物。
【請求項55】
請求項9に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル;ならびに
薬学的に許容可能なキャリアまたは賦形剤
を含む薬学的組成物。
【請求項56】
請求項40に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステル;ならびに
薬学的に許容可能なキャリアまたは賦形剤
を含む薬学的組成物。
【請求項57】
少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項54に記載の薬学的組成物。
【請求項58】
少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項55に記載の薬学的組成物。
【請求項59】
少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項56に記載の薬学的組成物。
【請求項60】
前記さらなる活性薬剤が、インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項57に記載の薬学的組成物。
【請求項61】
前記さらなる活性薬剤が、インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項58に記載の薬学的組成物。
【請求項62】
前記さらなる活性薬剤が、インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項59に記載の薬学的組成物。
【請求項63】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビター、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項60に記載の薬学的組成物。
【請求項64】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビター、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項61に記載の薬学的組成物。
【請求項65】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項62に記載の薬学的組成物。
【請求項66】
ウイルス感染症を処置するかまたは予防するための方法であって、そのような処置または予防の必要がある患者に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの治療有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項67】
ウイルス感染症を処置するかまたは予防するための方法であって、そのような処置または予防の必要がある患者に、請求項9に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの治療有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項68】
ウイルス感染症を処置するかまたは予防するための方法であって、そのような処置または予防の必要がある患者に、請求項40に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの治療有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項69】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項68に記載の方法。
【請求項72】
インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる活性薬剤を同時投与する工程をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項73】
インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる活性薬剤を同時投与する工程をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる活性薬剤を同時投与する工程をさらに含む、請求項68に記載の方法。
【請求項75】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYIST−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項72に記載の方法。
【請求項76】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項73に記載の方法。
【請求項77】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項74に記載の方法。
【請求項78】
toll様レセプター7を有する細胞を、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの有効量と接触させる工程を含む、toll様レセプター7を作動させる方法。
【請求項79】
toll様レセプター7を有する細胞を、請求項9に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの有効量と接触させる工程を含む、toll様レセプター7を作動させる方法。
【請求項80】
toll様レセプター7を有する細胞を、請求項40に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物および/もしくはエステルの有効量と接触させる工程を含む、toll様レセプター7を作動させる方法。
【請求項81】
a)請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和化合物もしくはエステルを含む第1の薬学的組成物;および
b)インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる活性薬剤を含む第2の薬学的組成物
を含む、組み合わせ医薬品。
【請求項82】
実質的に本明細書中に記載されているような新規化合物。
【請求項83】
実質的に本明細書中に記載され、そして図示されているような、請求項1に記載の化合物。
【請求項84】
実質的に本明細書中に記載され、そして図示されているような、請求項9に記載の化合物。
【請求項85】
実質的に本明細書中に記載され、そして図示されているような、請求項40に記載の化合物。
【請求項86】
実質的に本明細書中に記載されているような薬物の調製のための新規薬学的組成物または使用。
【請求項87】
治療物質としての、請求項1に記載の化合物。
【請求項88】
治療物質としての、請求項9に記載の化合物。
【請求項89】
治療物質としての、請求項40に記載の化合物。
【請求項90】
患者のウイルス感染症を処置するための薬物を製造するための請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項91】
患者のウイルス感染症を処置するための薬物を製造するための請求項9に記載の化合物の使用。
【請求項92】
患者のウイルス感染症を処置するための薬物を製造するための請求項40に記載の化合物の使用。
【請求項93】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項90に記載の使用。
【請求項94】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項91に記載の使用。
【請求項95】
前記ウイルス感染症が、HCVまたはHBVウイルス感染症である、請求項92に記載の使用。
【請求項96】
前記薬物が、少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項90に記載の使用。
【請求項97】
前記薬物が、少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項91に記載の使用。
【請求項98】
前記薬物が、少なくとも1つのさらなる活性薬剤をさらに含む、請求項92に記載の使用。
【請求項99】
前記少なくとも1つのさらなる活性薬剤が:インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項96に記載の使用。
【請求項100】
前記少なくとも1つのさらなる活性薬剤が:インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項97に記載の使用。
【請求項101】
前記少なくとも1つのさらなる活性薬剤が:インターフェロン、リバビリンアナログ、HCV NS3プロテアーゼインヒビター、アルファ−グルコシダーゼ1インヒビター、肝保護剤、HCVの非ヌクレオシドインヒビターおよびHCVを処置するための他の薬物またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項98に記載の使用
【請求項102】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項99に記載の使用。
【請求項103】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項100に記載の使用。
【請求項104】
(1)前記インターフェロンが、ペグ化rIFN−アルファ2b、ペグ化rIFN−アルファ2a、rIFN−アルファ2b、rIFN−アルファ2a、コンセンサスIFNアルファ(インフェルゲン)、フェロン、レアフェロン、インターマックスアルファ、r−IFN−ベータ、インフェルゲン+アクティミューン、DUROSを含むIFN−オメガ、アルブフェロン、ロクテロン、アルブフェロン、レビフ、経口インターフェロンアルファ、IFNアルファ−2b XL、AVI−005、PEG−インフェルゲンおよびペグ化IFN−ベータからなる群から選択され;
(2)前記リバビリンアナログが、レベトール、コペガスおよびビラミジン(タリバビリン)からなる群から選択され;
(3)前記NS5bポリメラーゼインヒビターが、NM−283、バロピシタビン、R1626、PSI−6130(R1656)、HCV−796、BILB1941、XTL−2125、MK−0608、NM−107、R7128(R4048)、VCH−759、PF−868554およびGSK625433からなる群から選択され;
(4)前記HCV NS3プロテアーゼインヒビターが、SCH−503034(SCH−7)、VX−950(テラプレビル)、BILN−2065、BMS−605339およびITMN−191からなる群から選択され;
(5)前記アルファ−グルコシダーゼ1インヒビターが、MX−3253(セルゴシビル)およびUT−231Bからなる群から選択され;
(6)前記肝保護剤が、IDN−6556、ME3738、LB−84451およびMitoQからなる群から選択され;
(7)前記HCVの非ヌクレオシドインヒビターが、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾ−1,2,4−チアジアジン誘導体、フェニルアラニン誘導体、GS−9190、A−831およびA−689からなる群から選択され;そして
(8)前記HCVを処置するための他の薬物が、ザダキシン、ニタゾキサニド(アリネア)、BIVN−401(ビロスタット)、PYN−17(アルティレックス)、KPE02003002、アクチロン(CPG−10101)、KRN−7000、シバシル、GI−5005、ANA−975、XTL−6865、ANA971、NOV−205、タルバシン、EHC−18、NIM811、DEBIO−025、VGX−410C、EMZ−702、AVI4065、バビツキシマブ、オグルファニドおよびVX−497(メリメポジブ)からなる群から選択される、
請求項101に記載の使用。


【公表番号】特表2009−542697(P2009−542697A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518395(P2009−518395)
【出願日】平成19年7月6日(2007.7.6)
【国際出願番号】PCT/US2007/015615
【国際公開番号】WO2008/005555
【国際公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願人】(500029420)ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド (141)
【Fターム(参考)】