説明

太平洋セメント株式会社により出願された特許

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【課題】セメント焼成装置の運転へ悪影響を及ぼすことなく、セメント焼成装置の熱効率も低下させることなく、効率よく含水汚泥を焼却する。
【解決手段】含水汚泥Sをセメントキルン2のプレヒータ下部5又はセメントキルンに付設された仮焼炉4に投入する汚泥投入装置10であって、含水汚泥を、プレヒータ下部又は仮焼炉へ供給するための汚泥搬送路13と、汚泥搬送路の、プレヒータ下部又は仮焼炉側の端部に設けられ、複数の開口部14cを有する分散部材14とを備え、汚泥搬送路を介して分散部材を通過した汚泥が、分散した状態で、プレヒータ下部又は仮焼炉に投入される。分散部材を用いて含水汚泥を分散し、表面積を増加させた後プレヒータ下部等に投入するため、熱交換を迅速に行うことができ、含水汚泥を効率よく焼却できる。含水汚泥の分散に圧縮空気を用いないため、セメント焼成装置の運転に悪影響を及ぼさず、熱効率が低下することもない。 (もっと読む)


【課題】廃棄物である下水汚泥、ヘドロなどの有機汚泥の有効利用を図ると共に、アスベスト含有廃材の安全な破砕方法を提案すること。
【解決手段】セメント系、石膏系或いはケイカル系のいずれかのアスベスト含有建材の廃棄物と、含水率が70〜95%に脱水処理された下水汚泥、ヘドロなどの有機汚泥とを、重量比で3:7〜7:3で混合破砕することを特徴とする、アスベスト含有廃材の破砕方法とした。 (もっと読む)


【課題】コスト的に安価で、しかも容易に実施することができ、かつ重金属類、特に六価クロムの溶出を長期に渡って防止できる土木資材用焼成物からの重金属類の溶出防止方法を提供すること。
【解決手段】重金属類を含有する汚染土壌、焼却灰などの焼成原料を焼成して得られる焼成物からの重金属類の溶出防止方法であって、焼成後の冷却過程において該焼成物が常温に達しないうちに、該焼成物の表層部から内部に向かって還元剤を熱間吸水により浸透させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セメント硬化体について、空隙率を迅速にかつ精度良く測定する方法を提供する。
【解決手段】セメント系硬化体の断面を多数のピクセルに区画し、ピクセルごとにCaO濃度とSiO濃度を測定し、CaO濃度が基準値以上のピクセルをペースト部分、SiO濃度が基準値以上のピクセルを骨材部分、残余を空隙部分とし、さらにペースト部分のピクセルについて、そのCaO濃度に基づいて空隙率を求め、骨材部分および空隙部分については一定の空隙率とし、上記断面において空隙率の平均値を求め、この空隙率の平均値に基づいてセメント系硬化体の空隙率を定めることを特徴とする測定方法。 (もっと読む)


【課題】作業員等の安全を確保しながらアスベスト含有物を無害化し、無害化処理に用いる燃料エネルギー及び無害化処理後のアスベストを有効利用する。
【解決手段】アスベスト含有物を90μm以上5mm以下に粉砕後、液体燃料と混合してスラリーにし、メインバーナー又はスラリー専用バーナーを介してセメントキルンに吹き込む。アスベスト含有物に液体燃料を混合した後、90μm以上5mm以下に粉砕し、生成されたスラリーをセメントキルンに吹き込んでもよい。アスベスト含有物をスラリーの状態で扱うため、アスベストの飛散を防止して作業員等の安全を確保し、スラリーに含まれる液体燃料自体が燃焼して高温のフレームを形成し、アスベストが短時間で無害物に変性する。液体燃料を廃油とし、アスベスト含有物に対して、20質量%以上500質量%以下の割合で混合することができる。スラリーの吹き込み速度は10m/s以上50m/s以下が好適である。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材を大量に、しかも確実に無害化処理すると共に、その無害化処理したアスベスト含有廃材を資源としてそのまま利用するアスベスト含有廃材の無害化処理方法を提供すること。
【解決手段】アスベスト含有廃材をセメント焼成用のロータリーキルン5内に窯前5aから投入してアスベストを無害化するアスベスト含有廃材の無害化処理方法であって、アスベスト含有廃材を扁平なフレークYに成型した後、該扁平なフレークYに成型されたアスベスト含有廃材を圧搾空気Aにより破砕しながらロータリーキルン5内に空気圧送するアスベスト含有廃材の無害化処理方法とした。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材中に含まれるアスベストを、安全に、かつ確実に無害化できる処理方法を提案すること。
【解決手段】アスベスト含有廃材を液状の油が入れられた油槽に浸漬する、或いはアスベスト含有廃材に液状の油を噴霧することにより粉塵の飛散防止処理を施し、該粉塵の飛散防止処理が施されたアスベスト含有廃材を平均粒径5mm以下に破砕し、該破砕したアスベスト含有廃材の破砕物と液状の油とを混合して粘度(25℃)が10000cps以下の混合物とし、該混合物をセメント焼成用のロータリーキルンに投入して無害化するアスベスト含有廃材の処理方法とした。 (もっと読む)


【課題】部材の疲労を誰もが簡単かつ視覚的に確認することができる疲労検出器および疲労検出方法を提供する。
【解決手段】疲労検出器10は、応力による疲労破壊が問題となる部材90の疲労を検出するために、部材90が応力を受けたときにひずみが生じる部分に取り付けられる圧電素子12と、圧電素子12に加わった応力により誘起される電気を整流する整流回路14と、整流回路14を通して得られる積算電気量をその電気を用いた電気化学反応による模様の変化として視覚的に表示する表示装置16を具備する。表示装置16は、電気泳動性を有する色素32と、色素32を含浸保持する保持剤34と、保持剤34に整流回路14を通して得られる電気を印加する電極36a,36bと、保持剤34を収容し、色素32の電気泳動による移動量を視認するための窓部38aを有する容器38を備える。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材を安全かつ大量に、しかも確実に無害化処理すると共に、その無害化処理したアスベスト含有廃材を資源としてそのまま利用するアスベスト含有廃材の無害化処理方法を提供すること。
【解決手段】アスベスト含有廃材をセメント焼成用のロータリーキルン内に窯前から投入してアスベストを無害化するアスベスト含有廃材の無害化処理方法であって、アスベスト含有廃材をスラリー化材と混合してスラリー状とした後、該スラリー状のアスベスト含有廃材をピストン式ポンプによってロータリーキルンの窯前から連続的に投入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水粉体比の小さいセメント組成物であっても流動性を向上させることができ、さらに凝結時間を短縮することができるセメント添加材を提供する。
【解決手段】BET比表面積が異なる2種の無機粉末A、Bを含有するセメント添加材であって、無機粉末A、BのBET比表面積が4〜30m/gであり、かつ、無機粉末A、B間のBET比表面積の差が2m/g以上であるセメント添加材。無機粉末AのBET比表面積は、好ましくは4〜15m/gである。無機粉末A、Bは、例えば、炭酸カルシウム微粉末、シリカフューム、またはこれらの組み合わせである。 (もっと読む)


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