説明

株式会社クレハにより出願された特許

261 - 270 / 477


【課題】比較的少量のポリグリコール酸樹脂を配合した芳香族ポリエステル系樹脂組成物において、ガスバリア性と透明性の良好な調和を与える。
【解決手段】芳香族ポリエステル樹脂99〜70重量部とポリグリコール酸樹脂1〜30重量部(芳香族ポリエステル樹脂との合計量で100重量部)との溶融混練生成物であって、H−NMR測定においてテトラメチルシラン基準でδ4.87ppmに出現するポリグリコール酸のメチレン基のピーク積分比に基づき下式(1)で定められるエステル交換率CTE(%)が20〜60%であることを特徴とする芳香族ポリエステル系樹脂組成物:
TE(%)=(1−I(B)/I(A))×100……(1)
ここで、I(A):成分重量比から計算される芳香族ポリエステル主鎖のアルキレン基に対するポリグリコール酸主鎖のメチレン基のピーク積分比;
I(B):樹脂組成物中における芳香族ポリエステル主鎖のアルキレン基に対するポリグリコール酸主鎖のメチレン基のピーク積分比。 (もっと読む)


【課題】少量のポリグリコール酸樹脂を配合した芳香族ポリエステル樹脂成形体において、配合したポリグリコール酸樹脂のガスバリア性改善効果を最大限に発揮させた成形体を提供する。
【解決手段】99〜70重量部の芳香族ポリエステル樹脂からなるマトリクス中に1〜30重量部のポリグリコール酸樹脂が分散相として存在する樹脂組成物の成形体であって、その厚さ方向酸素透過度が、下記式(1)(ニールセンの理論式)で定まる最小ガス透過度の理論値Pの55〜85%の範囲にあることを特徴とする芳香族ポリエステル系樹脂成形体。 P=P×φ/(1+(L/2W)×φ) ……(1) ここで、L:=ポリグリコール酸樹脂分散相の長径、W:ポリグリコール酸樹脂分散相の短径(厚さ)、P1:配向および結晶化芳香族ポリエステル樹脂の酸素透過度、φ1:芳香族ポリエステル樹脂の体積分率、φ2:ポリグリコール酸樹脂の体積分率。 (もっと読む)


【課題】大面積に亘って安定した圧電性を有する高分子圧電体フィルムを安定的に製造する。
【解決手段】結晶性極性高分子シートを、該結晶性極性高分子シートとの接触下での相対移動が可能な程度に表面摩擦係数を低減した直径が30mm以上の導電性延伸ロールに接触させつつ移送し且つ延伸する過程で、該高分子シートと、対向する電極と、前記導電性延伸ロールとの間に分極電圧を印加して、前記結晶性極性高分子シートを分極処理することを特徴とする高分子圧電体フィルムの製造方法。特にd31圧電係数の温度分散のピーク温度が120℃以上であり、一方向に延長する表面擦過傷を有する高分子圧電体フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】優れたガスバリア性と、耐虐待性とを有するガスバリア性延伸積層フィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチックフィルムの少なくとも片面に、ポリカルボン酸系重合体とポリアルコール系重合体とを含有するコーティング液(A)を塗工し、乾燥することによりコート層を積層して、積層フィルムを形成する工程(a工程)と、前記積層フィルムを延伸し、熱固定することにより延伸積層フィルムを形成する工程(b工程)と、前記延伸積層フィルムのコート層と多価金属化合物を含有するコーティング液(B)とを接触させてガスバリア層を形成する工程(c工程)とを有することを特徴とするガスバリア性延伸積層フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】簡易且つ容易に収納ケース内におけるスプールの回転を防止する。
【解決手段】筒状の胴部6を含み当該胴部6の外周面に釣糸Lが巻回される本体4、及び本体4に取り付けられ外周面に対面するベース板15を有するスプール2と、スプール2を収納する収納ケース3と、を備え、収納ケース3は、スプール2を収納するための収納口46と、収納口46を形成する縁部に設けられたフラップ36と、を有している。この収納ケース付きスプール1では、収納ケース3にスプール2が収納された状態にて、フラップ36R,36Lの先端側がベース板15に対して周方向の一方側及び他方側に位置してスプール2の回転を制限する。すなわち、フラップ36により、収納されたスプール2が収納ケース3に対して周方向に相対移動するのを制限することができる。 (もっと読む)


【課題】繊維体の一端側を再現性よく且つ確実に繰り返して係止する。
【解決手段】スプール2は、筒状の胴部6と、胴部6の軸線方向の端部に設けられたフランジ部7と、フランジ部7に設けられ径方向外側に開口する溝部9と、を有する本体4を具備し、胴部6の外周面6bに釣糸Lが巻回される。また、スプール2は、本体4に着脱自在に取り付けられ、巻回された釣糸Lの一端側を係止する止め具5を有している。このスプール2では、本体4に止め具5を着脱自在に取り付けることにより、止め具5の突出部17の底壁19が溝部9の底面9aに釣糸Lの一端側を押圧して当該一端側を係止するため、釣糸Lの一端側を係止するのを繰り返すにつれてその係止力が不十分になるのを抑制すると共に、突出部17の側壁18が溝部9と周方向に係合するため、止め具5が本体4に対して周方向に相対移動するのを確実に制限する。 (もっと読む)


【課題】ホンシメジ(Lyopyhyllum shimeji)を利用して、安全で、長期間投与・摂取可能な、アレルギー予防・治療(アレルギー反応により誘発され得る疾患の発症予防止効果も含む)剤および食品を提供する。
【解決手段】ホンシメジ(Lyopyhyllum shimeji)、特にはホンシメジNITE P−260株の、菌糸体、培養物(Broth)または子実体(胞子を含む)のいずれかをそのまま、あるいはその乾燥物、あるいはそれらの抽出物(例えば熱水抽出液、アルカリ溶液抽出液、有機溶媒抽出液)を含有する、アレルギー予防・治療剤および食品。 (もっと読む)


【課題】抗菌活性を有する4−メチルチオ−3−ブテニルイソチオシアナートのトランス体を優勢に合成すること。
【解決手段】まず、1−ハロゲノ−4−メチルチオブタン(化合物(VII))のメチルチオ基が結合した炭素原子上に、炭素原子−ハロゲン原子結合を生成させて、1,4−ジハロゲノ−1−メチルチオブタン(化合物(VI))を生成させ、この物質からハロゲン化水素(HX)を脱離させることで、不飽和中間体である4−ハロゲノ−1−メチルチオ−1−ブテン(化合物(V))を生成させ、該不飽和中間体のハロゲン(X)が結合する炭素原子において、炭素原子−窒素原子結合を生成させた後、脱保護することでアミン化合物(化合物(II))を得て、続いて、該アミン化合物をイソチオシアナート化することで、目的生成物である4−メチルチオ−3−ブテニルイソチオシアナート(化合物(I))のトランス体を優勢に合成する。 (もっと読む)


【課題】抗菌活性を有する4−メチルチオ−3−ブテニルソチオシアナートのトランス体を優勢に合成すること。
【解決手段】まず、4−メチルチオブチルイソチオシアナート(化合物(III))のメチルチオ基の結合した炭素原子上に、炭素原子−ハロゲン原子結合を生成させて、4−ハロゲノ−4−メチルチオブチルイソチオシアナート(化合物(II))を生成させ、続いて、ハロゲン化水素を脱離させることで、目的とする4−メチルチオ−3−ブテニルイソチオシアナート(化合物(I))のトランス体を優勢に合成する。 (もっと読む)


【課題】 フィルムにより形成される筒状包装体の集束部を、金属製のクリップを用いず溶着のみで封止すると、十分な耐圧強度が得られなかった。
【解決手段】 フィルムFの筒状体に内容物を充填した後に、部分的に内容物を除去し、縦シール部S1と対面する側から挟圧して偏平部Frを形成する。この偏平部Frに両端側から集束力P,Pを与えると、偏平部Frは規則的に折り畳まれ、縦シール部S1は、集束部Frの中心に位置し、前後をフィルムで挟まれる状態になる。縦シール部S1と平行な加圧面4aと5aで集束部2を加圧して超音波溶着すると、フィルムが均等に加圧された封止部を得ることができる。 (もっと読む)


261 - 270 / 477