説明

日本電産コパル株式会社により出願された特許

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【課題】ブレーキ部材による駆動部材の制動力を微調整し易くした、極めて簡単な構成のブレーキ機構を備えたカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。
【解決手段】先羽根用駆動部材2の作動終了段階に駆動ピン2bによって回転させられ、先羽根用駆動部材2の回転に制動力を与えるブレーキ部材4が、シャッタ羽根1に立設された軸1fに回転可能に取り付けられている。また、その軸1fには、環状部材5,平座金7,板ばね8,圧縮ばね9,ナット部材11が順に取り付けられており、ナット部材11を回転させることによって、板ばね8と圧縮ばね9とが環状部材5をブレーキ部材4に押し付けている力を調整可能になっている。環状部材5に嵌合している筒状部材6の外側には、捩りコイルばね10が嵌装されていて、ブレーキ部材4を回転方向に付勢しているが、圧縮ばね9は軸1fと筒状部材6の間に配置されているので、両者は干渉することがない。 (もっと読む)


【課題】電磁アクチュエータの簡素化を図りつつ、ロータが作動範囲の両端以外の途中位置で停止できるようにする。
【解決手段】所定の作動範囲を回動するロータ40、励磁用のコイル60、コイルへの通電により互いに異なる磁極を生じる第1磁極部51a及び第2磁極部52aを有するヨーク50を備えた電磁アクチュエータにおいて、ロータ40は、周方向に異なる磁極に着磁された着磁ロータ部41、外周面から径方向に突出すると共にその外周面と同一の磁極に着磁された突出部42を含み、ヨーク50は、ロータが作動範囲の途中位置に位置するときロータの径方向において突出部と対向するべく第1磁極部及び第2磁極部の一方から延出して形成された補助磁極部51bを含む。これによれば、構造の簡素化等を達成しつつ、ロータを作動範囲の両端位置及び途中位置の3箇所に停止させることができる。 (もっと読む)


【課題】構造の簡素化、小型化等を図りつつ、光学要素を保持する移動枠を円滑に移動させる駆動装置を提供する。
【解決手段】ベース10、ベースに固定されて所定方向に伸長するガイドシャフト20、光学要素30を保持すると共にガイドシャフトに沿って移動自在に支持された移動枠40、移動枠をガイドシャフトに沿って往復駆動する駆動機構(鉄芯50、ボビン60、磁石71,72、コイル80)を備えた光学要素の駆動装置において、移動枠40は、ガイドシャフト20に対して線接触した状態で移動するように形成されている。これによれば、移動枠の嵌合孔42とガイドシャフト20との摺動抵抗が低減され、摺動界面に入り込んだゴミ等を容易に脱落させることができ、駆動機構が発生する駆動力(作動力量)が小さくても、移動枠を円滑に移動させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、レンズホルダに対するレンズの回り止めを可能にし、レンズの光軸の位置ズレを簡単かつ確実に防止するようにしたレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】このレンズ駆動装置1においては、レンズホルダ8にレンズ9を組み付ける際に、レンズホルダ8に設けられた第1〜第4の位置決め部43a,43b,44a,44bに、レンズ9の縁部Eに設けられた第1〜第4の傾斜面9d〜9gが突き当てられるので、レンズ9の中点Hを中心としてレンズ9が極めて回り難くなり、レンズホルダ8に対してレンズ9を簡単且つ確実に位置決めさせることができ、しかもレンズ9の光軸Rの位置ズレを簡単且つ確実に防止することができる。しかも、円弧状をなす従来の縁部を弦のようにカットした傾斜面43a,43b,44a,44bを採用すると、このカットされた部分が、レンズの軽量化の一助にもなる。 (もっと読む)


【課題】各々のモータによって作動されるシャッタ機構と光量制御機構とがユニット化されているにもかかわらず、少なくとも、撮影レンズに直面する領域が薄型化されるようにしたコンパクト化に適するカメラ用レンズシャッタを提供する。
【解決手段】被写体側(図面の手前側)に配置された主地板1と撮像素子側に配置された補助地板2との間に形成されている羽根室に、被写体側から順にシャッタ羽根7,シャッタ羽根8,絞り部材9が配置されており、絞り部材9には、露光開口より小径の開口部9bが形成されている。また、絞り部材9の背面側には、開口部9bを覆うようにしてNDフィルタ10が取り付けられている。この絞り部材9に代えて、相対的に回転する2枚の絞り羽根を配置し、シャッタ羽根8と、シャッタ羽根8側にある絞り羽根とは、その一部が常に重合状態となっていて、その重合領域が連続的に変化する構成とする。 (もっと読む)


【課題】撮影レンズに直面する領域が薄型化されるようにしたコンパクト化に適するカメラ用レンズシャッタを提供する。
【解決手段】被写体側から順にシャッタ羽根7,シャッタ羽根8,絞り部材11,遮光部材12が配置されており、絞り部材11には、露光開口より小径の開口部11bが形成されている。また、遮光部材12は、絞り部材11と開口部2aの縁との間に形成される隙間を覆うようになっている。そして、シャッタ羽根8と絞り部材11とは、その一部が常に重合状態となっていて、その重合領域が連続的に変化する構成となっているので、両者が作動中に噛み合ってしまうようなことがない。従って、従来のように、両者の間を板部材で仕切る必要がなく、ユニットの薄型化が可能となっていると共に、地板1,2の外形を小さくすることが可能になっている。 (もっと読む)


【課題】カバー板の製作や地板への取付け作業を面倒にすることなく、地板に対する薄板部材の密接重合状態が低コストで得られるようにしたカメラ用羽根駆動装置を提供すること。
【解決手段】厚さの厚い合成樹脂製の地板1には、射出成形での製作時に、金属製の薄板部材2が、インサート加工によって、地板1の撮像装置側の面に密接状態となるようにして固定されていが、地板1には、薄板部材2の外周部に設けられた被取付片2c〜2fだけが埋設されていて、薄板部材2とカバー板6との間に、シャッタ羽根7,8の羽根室を構成している。 (もっと読む)


【課題】レンズ駆動装置の簡素化、薄型化、小型化を図る。
【解決手段】円筒部11を有するベース10、円筒部に対して光軸方向に往復動自在に支持され外周にフォロワピン23を有するレンズ保持枠20、円筒部に対して光軸回りに回動自在に支持されフォロワピンに対して光軸方向にカム作用を及ぼすカム溝33を有するカム筒30、レンズ保持枠とベースの間に配置された付勢バネ40を備え、円筒部11は、カム筒を光軸方向の一方側から外嵌させて回動自在に支持する外周面11a、レンズ保持枠を光軸方向の他方側から内嵌させて往復動自在に支持する内周面11b、フォロワピンを光軸方向にガイドするガイドスリット14を有し、カム筒30は、円筒部に外嵌された状態で、ガイドスリットに通されたフォロワピンをカム溝33に導く導入溝34を有する。これにより、部品点数を削減でき、構造の簡素化、薄型化、小型化等を達成できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、レンズホルダの一部をなす枠部をレンズの周囲から無くして、レンズ面を可能な限り大きくできるようにしたレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ駆動装置1において、レンズ9は、レンズ9の外面9aから突出する円柱状の位置決めピン23と、レンズ9の外面9aから突出すると共に、位置決めピン23に平行に突出する円柱状の回り止めピン24とを有する。これに対して、レンズホルダ8は、レンズホルダ8の遊端8eに設けられて、位置決めピン23が挿入される円形状の位置決め穴26と、位置決め穴26の中心から見て径方向に延在し、回り止めピン24が挿入される長穴状の回り止め穴27とを有する。 (もっと読む)


【課題】レンズバリア機構を備えたレンズユニットの構造の簡素化、部品点数の削減、小型化、低コスト化等を図る。
【解決手段】レンズを保持するレンズ枠30、レンズ枠を光軸方向に駆動するレンズ駆動機構40、レンズ枠及びレンズ駆動機構を収容すると共にレンズの前方に開口部22aを画定する前壁部22を含むケースC、開口部22aを開閉するレンズバリア機構60を備え、レンズバリア機構60は、開口部22aを開閉自在にケースの前壁部22に支持されたバリア羽根61、バリア羽根の前方において開口部62aを画定すると共にバリア羽根を覆うべくケースに固定された羽根カバー62を含む。これによれば、バリア羽根はケースの前壁部に支持されているため、従来のようなバリア羽根を支持する専用のバリアベースが不要になり、構造の簡素化、部品点数の削減、低コスト化、小型化を達成できる。 (もっと読む)


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