説明

株式会社ジェイテクトにより出願された特許

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発生音を効果的に低減しうる動力伝達チェーン及びこれを用いた動力伝達装置を提供することを課題とする。貫通孔を有する複数のリンクと、該貫通孔に挿通され複数のリンクを相互に連結する複数のピンと、を備えた動力伝達チェーンにおいて、複数のピンは、長手方向長さが実質的に全て同一であり、且つ、ピン長手方向に作用する力に対する剛性が相違する複数種のピンを含む。また、ピンとストリップとの接触位置の軌跡が円のインボリュートとされかつ該インボリュートの基礎円半径が異なる2種類以上のピン及びストリップの組が形成されている。
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電動モータの回転位置情報とその電動モータの目標電流値とを用いて、当該モータを流れる電流の所定の高次成分に起因するトルクリップルを打ち消すための電流高次成分用の補償値を決定する電流高次歪み補償部と、この電流高次歪み補償部からの補償値を用いて、上記目標電流値を補正する補正部とを設ける。そして、フィードバック制御部が、補正部によって補正された後の目標電流値に基づいて、電動モータをフィードバック制御する。これにより、電流高次成分に起因するトルクリップルを抑えることができ、よって操舵フィーリングの低下を抑制することができる。
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一対の歯車のバックラッシをある程度許容しつつ、歯打ち音による振動を低減する減速機を提供する。小歯車軸と大歯車軸とが平行で、小歯車軸に設けた小歯車1と大歯車軸に設けた大歯車2とを互いに噛合うよう配置し、小歯車軸の回転を大歯車軸に伝達する減速機において、小歯車1及び大歯車2を収納するハウジング11を備え、ハウジング11は、小歯車軸及び大歯車軸の軸方向に垂直な断面で、大歯車2を収納する円弧部分の端部と小歯車1を収納する円弧部分の端部との間での小歯車軸と大歯車軸との軸心間方向に垂直な方向の幅が、小歯車側から大歯車側に向かって単調に増加する形状の内面を有する。ハウジング11は、小歯車1と大歯車2との噛合い部分の一部を浸す量の油脂潤滑剤14を内部に有する。 (もっと読む)


【課題】ハンドルの切り返し時においても適切な慣性補償により良好な操舵フィーリングを確保できる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】モータに流すべき電流の目標値Itを設定する目標電流設定部12において、慣性補償制御部125が、操舵トルク検出値Tsと操舵トルク微分値dTs/dtに基づきハンドルの切り返しを検出し、ハンドルの切り返しが検出されると、操舵トルク微分値dTs/dtに応じて決定された慣性補償電流値Iicを出力し、ハンドルの切り返しが検出されないときにはIic=0とする。一方、基本アシスト電流設定部121は、操舵トルク信号Tsと車速信号Vsに基づき、適切な操舵補助力を発生させるためにモータ6に供給すべき基本アシスト電流の値Iaを決定する。加算器127は、この基本アシスト電流値Iaに上記慣性補償電流値Iicを加算することにより電流目標値Itを算出する。 (もっと読む)


【課題】自動車のステアリング機構におけるラック軸を摺動自在に支持するために用いても、ギアボックス内の空気圧に起因する空気流をギアボックス内に対して問題なく流出入させることができるブッシュ軸受を提供すること。
【解決手段】ブッシュ軸受1は、ラック軸2が軸方向Aに摺動自在に接触する円筒状の内周面3を有すると共に、内周面3が縮径自在となるように軸方向Aの一端面4から他端面5まで伸びたスリット6を有しており、しかも、円筒状の外周面7に環状の円周方向溝8及び9を有するブッシュ本体10と、ブッシュ本体10の円周方向溝8及び9の夫々に装着されていると共に、ブッシュ本体10の外周面7の径D1よりも大きな外径D2を有している無端環状弾性部材11及び12とを具備している。 (もっと読む)


【課題】ステアバイワイヤ式(SBW式)又は伝達比可変式の操舵装置等において、ITS(高度道路交通システム)に対応した自動操縦が可能な自動モードから、運転者自ら操縦する手動モードへ変更するときに、操舵手段と操向車輪との位相を同一にする車両用操舵装置の提供。
【解決手段】SBW式又は伝達比可変式の操舵装置等において、手動モード又は自動モードにより操舵を制御する手段を備えた操舵制御部と、モード変更の指示を受け付けるモード変更受付部と、操舵手段の操舵角を変更可能な操舵アクチュエータと、操向車輪の転舵角θ20を検出可能な転舵角センサとを備え、操舵手段の操舵角θ1と、操向車輪の転舵角θ20に対応する対応操舵角θ2とが対応するように操舵手段を回転駆動し、対応した後で手動モードへ変更する。 (もっと読む)


【課題】 ベルト荷重により揺動部材に作用するモーメントに起因して、ブッシュが偏摩耗するのを防止することができるオートテンショナを提供する。
【解決手段】 支持部材7の軸部7aの外周に装着されるブッシュ8に、断面円弧状のサポート部10を形成した。このサポート部10の外周に、ねじりコイルばね9の内周を当接させた。ねじりコイルばね9の縮径動作に伴ってサポート部10を揺動部材4の内筒部4cの外周に押し付けて、ベルトからの荷重によって揺動部材4が支持部材7の軸部7aの軸線に対して傾くのを抑制した。 (もっと読む)


【課題】ハブホイールと入力軸とを簡易な構造で一体回転できるようにする。
【解決手段】車輪が取り付けられるハブホイール1と、該ハブホイール1に嵌合されて回転動力を伝達する入力軸25と、ハブホイール1の外周に配設されてハブホイール1を車体に対して回転自在に支持する転がり軸受3とを備える車軸用軸受装置であって、ハブホイール1と、入力軸25とのうち一方部材が他方部材の中空孔Tに嵌入されており、他方部材の中空孔Tの一端部に周方向に複数の大径部を部分的に形成した異径部40が設けられ、一方部材において嵌入部分の一端に円筒部が設けられており、この円筒部が径方向外向きに拡げられることによって、この拡径部分13が異径部40の大径部に対して食い込む状態にかしめつけられており、この異径部40の大径部と拡径部分13との食い込みにより両部材が周方向および軸方向に一体的に結合されている。 (もっと読む)


【課題】 有限ストローク型ボールねじでは、端部にシール装置を設けることができない場合があり、ボールねじ内の温度が上昇したり、ねじ軸およびナット体が軸心方向に往復移動を繰り返す間にグリースが端部側へ流れ、軌道面とボール表面の潤滑性が低下し、ボールねじの寿命が低下してしまう。
【解決手段】 軌道面とボール15a,15b,15cの潤滑に混和稠度を258に調節したグリースを用いることで、固定環91および可動環92が使用に伴って往復移動回数が増大した場合や温度が上昇した場合であっても、グリースがボールねじ装置9の端方に流れにくくボール保持器17に停留し、グリースから油分がボール15a,15b,15cに供給されて潤滑性を維持し、ボール15a,15b,15cが軌道面を転動する際にボール傷の発生を長期に防止し、ボールねじ装置9の寿命を延長することができる。 (もっと読む)


【課題】 深溝玉軸受のミスアライメントに起因してボールの進み遅れが生じても、クラックの発生を防止することのできる冠型保持器を提供する。
【解決手段】 円環状の基部1の各ポケット2の底部に対応する部位の径方向への肉厚を、残余部位よりも厚く形成することにより、ミスアライメントの発生時にクラックの生じやすい部分の強度を向上させてその発生を防止する。また、部分的に肉厚にすることにより、軸受に組み込んだ状態で内・外輪間に形成される環状空間内のグリースの封入容量を殆ど減少させず、かつ、爪部3a,3b等の肉厚は厚くしないので、スナップフィットによる軸受への組込み時の所要挿入力を増大させることもない。 (もっと読む)


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