説明

JFEスチール株式会社により出願された特許

1,141 - 1,150 / 8,589


【課題】 溶融還元方法において、バーナー機能を有する鉱石投入ランスを介して鉱石を装入するにあたり、バーナー火炎の輻射熱を最大限に鉱石に伝達させ、安価原料である鉱石の使用量を更に増加する。
【解決手段】 鉄浴型溶融還元炉2に設置された酸化性ガスを供給する上吹きランス3とは別に、粉粒状の鉱石を前記炉内に装入する鉱石投入ランス4を設置し、該鉱石投入ランスの先端部に鉱石15の流通孔を設けるとともに燃料及び酸素ガスを吹き込む噴射孔からなるバーナーを設け、前記鉱石を前記バーナーにより形成される火炎16の中を通過させて加熱し、加熱した鉱石を前記炉内に装入して溶融還元し、前記鉱石中の金属が含有される溶湯を溶製する溶融還元方法において、前記鉱石の表面に該鉱石よりも輻射率の高い物質を予め塗布し、この輻射率の高い物質を塗布した鉱石を前記鉱石投入ランスから前記炉内に装入する。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延後の厚鋼板のデスケーリングを行うに際して、厚鋼板に反りが生じている場合であっても、厚鋼板の幅方向全面にわたりデスケーリングを行うことができ、均一な冷却を行って材質ばらつきの小さい厚鋼板を製造可能にする厚鋼板のデスケーリング設備およびデスケーリング方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の厚鋼板のデスケーリング設備において、ヘッダの幅方向のノズルピッチLpが、
Lw/2<Lp≦Lw(H−δ)/H
を満たすことを特徴とする厚鋼板のデスケーリング設備。
Lw:パスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの幅方向の衝突領域幅、H:パスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ、δ:厚鋼板に発生する最大反り量 (もっと読む)


【課題】鋼材毎の最適炉温を短時間、且つ、高精度に算出すること。
【解決手段】2次元スラブ温度計算部6bが、2次元伝熱方程式に基づく2次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの温度を予測し、1次元スラブ温度計算部6cが、1次元方程式に基づく1次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度が2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度と一致するように、2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度に基づいて1次元モデルにおける各帯の代表放射率を決定するステップと、決定された代表放射率を用いた1次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの最適炉温を算出するステップと、算出された各加熱帯におけるスラブの最適炉温に基づいて、各加熱帯の炉温を設定する。 (もっと読む)


【課題】鋼帯の蛇行現象が発生することを未然に防止すること。
【解決手段】形状検出部101が、ルーパー設備に通板される鋼帯の1次成分及び3次成分の強度を鋼帯の長さ位置毎に検出し、制御部103が、形状検出部101によって検出された鋼帯の長さ位置毎の1次成分及び3次成分の強度を用いて、鋼帯の長さ位置毎の鋼帯の蛇行量を予測し、予測された蛇行量に基づいて、蛇行量が蛇行矯正装置が矯正可能な蛇行量未満になるようにルーパー設備のルーパー長を算出する。そして、ルーパー長制御部104が、制御部103によって算出されたルーパー長になるようにルーパー設備のルーパー長を規制する。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置などの真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加による溶鋼温度の低下を抑えることができると同時に、マンガン鉱石中のマンガンを高い歩留まりで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5に配置した酸素ガス供給ランス13を介して真空槽内に酸素ガスを供給しながら真空槽内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、前記真空槽内の溶鋼にマンガン鉱石を添加するともに、前記脱炭反応で生じるCOガスを、二次燃焼率が50〜90%の範囲内になるように前記酸素ガス供給ランスから供給する酸素ガスによって真空槽内で二次燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】所定スラブの集約度を考慮した最適なチャージ編成を短時間で決定する。
【解決手段】スラブ抽出部31が、同一チャージで製造可能な複数のスラブを抽出し、暫定チャージ編成部32が、スラブ抽出部31によって抽出された複数のスラブの組み合わせを暫定チャージ編成i(i=1〜n)として複数生成し、評価関数算出部33が、暫定チャージ編成部32によって編成された各暫定チャージiについて、暫定チャージi内に含まれる特徴スラブの量に暫定チャージi毎に付与された固有の係数αiを乗算した値を集約度として算出し、各暫定チャージの集約度の和を評価関数値として算出し、チャージ編成決定部34が、評価関数算出部33によって算出された評価関数値に基づいて同一チャージで製造する複数のスラブの組み合わせを決定する。 (もっと読む)


【課題】建築構造部材向け角形鋼管用素材として好適な、厚肉熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.18%、Mn:0.3〜1.5%、Al:0.01〜0.06%、N:0.006%以下を含む組成を有する鋼素材を1100〜1300℃に加熱したのち、粗圧延終了温度:950〜1150℃とする粗圧延を施したのち、圧延開始温度:1100〜850℃、圧延終了温度:900〜750℃とする仕上圧延を施し、ついで、表面温度で冷却停止温度を550℃以上とする一次冷却と、3〜15s間空冷する二次冷却と、板厚中央部温度で平均冷却速度が4〜15℃/sとなる冷却速度で冷却する三次冷却とからなる三段階の冷却で、冷却開始から板厚中央部温度で650℃に到着するまでの時間が35s以内となる冷却を施し、500〜650℃で巻取る。 (もっと読む)


【課題】継目無鋼管製管用丸鋳片の連続鋳造に当たり、製品丸鋳片に発生する軸心部割れの発生領域に対応して適切な水量密度で水冷することができる強制冷却帯を有する連続鋳造を提案する。
【解決手段】前記連続鋳造設備の連続鋳造鋳型内メニスカスからの距離が10mの位置から20mの位置に至る範囲内にストランド外周面に対し少なくとも10〜50L/min/mの水量密度で冷却水を供給する偏析抑制強制冷却帯、少なくとも10〜100L/min/mの水量密度で冷却水を供給する第1次圧縮応力付加強制冷却帯及び少なくとも0L/min/m超60L/min/m以下であってかつ、前記第1次圧縮応力付加強制冷却帯よりも少ない水量密度で冷却水を供給する第2次圧縮応力付加強制冷却帯を順次備える。 (もっと読む)


【課題】スパーク放電式発光分光分析方法を用い、鋼材中に分散しているアルミナ介在物の粒径分布を従来よりも簡便に測定する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】不活性ガス雰囲気中で、金属試料と対電極との間で多数回のスパーク放電を起こして発光を分光測定し、放電ごとにO、Al、Feの固有スペクトル線の発光強度を測定して、O/Fe、Al/Fe発光強度比を計算し、O/Fe発光強度比の統計値である標準偏差(σ)および全放電のAl/Fe発光強度比の中央値を求め、O/Fe発光強度比の3σ以上の放電であって、かつ、Al/Fe発光強度比から全放電のAl/Fe発光強度比の中央値を引いた値が正になる放電をアルミナに起因する放電とみなして、前記Al/Fe発光強度比からAl/Fe発光強度比の中央値を引いた値によりアルミナ介在物の粒径を求め、金属試料中に存在するアルミナ介在物の粒径分布を得ることを特徴とする金属中のアルミナ介在物の粒径分布測定方法。 (もっと読む)


【課題】炭化室毎の火落ち時間のばらつきを低減することができるガスコック開度算出方法等を提供すること。
【解決手段】制御部10は、燃焼室2(2−1〜2−N)と炭化室3(3−1〜3−(N−1))とが交互に連接されて炉団を構成するコークス炉1の燃焼室2毎に設けられたガスコック6(6−1〜6−N)のガスコック開度を調整するために、コークス炉1の過去の操業データとして得られる各炭化室3の実績炭化室温度及び各炭化室3の実績火落ち時間をもとに炭化室温度と火落ち時間との関係を表す回帰式を炭化室3毎に算出し、算出した回帰式によって定まる目標火落ち時間に対応する炭化室3毎の目標炭化室温度を用いてガスコック6毎の推奨ガスコック開度を算出する。 (もっと読む)


1,141 - 1,150 / 8,589