説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】曲げ加工時に表面でのすじ模様が発生しにくく、めっき密着性の良好な鋼板用の素材として使用できる連続鋳造鋳片およびその連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)質量%で、C:0.03%-0.20%、Si:0.005%-2.0%、Mn:0.2%-3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.001%-1.5%、Sn:0.01%を超え1.5%以下およびBi:0.0001%-0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなることを特徴とする高強度鋼板用の連続鋳造鋳片。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、浸漬ランス内で少なくともBiの金属蒸気を発生させ、キャリアガスとともに溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】被削性、なかでも、切りくず処理性に優れ安定した被削性を確保できる機械構造用合金鋼鋼材の提供。
【解決手段】C:0.15〜0.25%、Si:0.30〜0.70%、Mn:0.7〜1.3%、S:0.002〜0.012%、Cr:1.20〜1.70%、Al:0.005〜0.035%及びN:0.010〜0.025%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP:0.020%以下、O:0.0020%以下であり、組織が、フェライト及び球状化セメンタイトからなり、該フェライトのうちで球状化セメンタイトを含まないフェライトが、組織の面積の30〜60%を占める機械構造用合金鋼鋼材。Feの一部に代えて、特定量のMo、Ni、Cu、Nb及びCaのうちの1種以上の元素を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】生石灰粉を上吹きして溶銑を脱りんする方法において、上吹き酸素流量を2.0〜5.0Nm3/min/溶銑tに増加して、上吹き酸素の供給時間が5〜8分間という短時間に高速で溶銑脱りん処理する場合に、上吹きした生石灰粉の飛散ロスをCaO純分換算で1.0kg/溶銑t以下に抑制するとともに処理後溶銑中[%P]を0.015質量%以下にまで低減する方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉でCaO含有粉体を上吹き酸素と共に溶銑へ上吹きして溶銑脱りんする方法において、上吹き酸素と共に生石灰粉を3kg/min/溶銑t以下の速度で溶銑表面へ吹き付け、底吹きガス流量を0.2〜0.6Nm3/min/溶銑t、サブランスから0.1〜1.0Nm3/min/溶銑tのガスと共に生石灰粉を3kg/min/溶銑t以下の速度で溶銑表面へ上吹きし、CaO・FetO・SiO2・Al2O3を含有するプリメルトフラックス4〜10kg/溶銑tと、前記生石灰粉と前記プリメルトフラックスと塊生石灰とのCaO純分に対して前記生石灰粉中のCaO純分が40質量%以上となるように定めた量の生石灰粉とを吹錬開始前後に添加し、且つ処理後スラグ塩基度を2.0〜3.0とする。 (もっと読む)


【課題】X60〜70グレードを満足する鋼材でありながら、優れた変形性能を有するラインパイプ用鋼材の提供
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%、Si:0.05〜0.60%、Mn:1.3〜1.9%、Cr:0.01〜0.60%、V:0.01〜0.09%、Nb:0.001〜0.09%、Ti:0.005〜0.040%およびsol.Al:0.005〜0.060%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物としてのP:0.02%以下、S:0.005%以下、N:0.010%以下およびO:0.005%以下である化学組成を有し、面積率で、平均結晶粒径が10μm以下のフェライト:40〜80%、ベイナイト:20〜60%、島状マルテンサイト:1.0〜5.0%で構成されるミクロ組織を有するラインパイプ用鋼材。 (もっと読む)


【課題】熱延鋼板製造ラインにおいて、鋼板の移動(通板)を阻害することなく、下面から供給される冷却水噴流の給水路形成部材に改良を加えることで、排水性に優れ、かつ冷却水の無駄を減少させることができる鋼板の冷却装置を提供する。
【解決手段】熱間仕上げ圧延機列の下工程側に配置され、複数の冷却ノズル22cを備える鋼板の冷却装置であって、冷却ノズルは、鋼板通過部位の上面側及び下面側に設けられて冷却水を噴射可能とされ、下面側には下面ガイド40が設けられ、前記下面ガイドは、下面側からの冷却水が通過すべき流入孔42と、冷却水が排出可能に通過すべき流出孔43と、を有し、前記流入孔は鋼板搬送方向に並列され、流出孔は流入孔間に配置され、流入孔に通じる通水路及び流出孔から通じる通水路を形成する給排水通路形成部材45を有し、前記冷却ノズルからの冷却水の噴射は前記流入孔に通じる通水路内に行われる。 (もっと読む)


【課題】操舵台車への集電装置の装荷を可能としつつ、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さを大きくとることがないようにする。
【解決手段】第3軌条に集電靴を接触させて鉄道車両に電気を取り込む鉄道車両用集電装置16である。集電装置16を、台車枠12との間に軸ばね13を介在させた状態で、鉄道車両の台車枠12との相対変位が可能なように支持部14によって支持した軸箱11の一つに、鉛直方向の弾性係数が鉛直以外の方向の弾性係数に比べて小さい防振ゴム17を介して装荷する。
【効果】前後の軸箱間隔が曲線区間で大きく変化する操舵台車に集電装置を装荷した場合においても、軸箱に集電装置を保持することができるので、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さ範囲を広くとる必要がなくなる。 (もっと読む)


【課題】十分な水平剛性が得られ、柱や梁の主材を弾性に保ち、門型フレームが安定的に降伏し、アンカーボルト等へ過度の負担を与えないようフレームの水平耐力を制御できる門型フレーム構造を提供する。
【解決手段】柱および梁の主材としてH形鋼を使用した門型フレーム構造1において、梁端部の外側に水平ブラケット部3と、水平ブラケット部3と柱頭部をつなぐ鉛直支持部4とからなるブラケット部2を設け、水平ブラケット部3の形状および材質を柱および梁の降伏に先行してせん断降伏するように設定する。門型フレームに水平力が働いた時に、柱や梁に先行して、梁端部と柱頭部の間に設けた水平ブラケット部3をせん断降伏させることで、柱および梁の弾性を保ち、門型フレーム全体の変形能力を確保する。ブラケット部2を取外し可能な構成にすれば、水平ブラケット部3がせん断降伏した場合、ブラケット部2のみの交換が可能となる。 (もっと読む)


【課題】引張特性、DWTT特性、耐HIC性および耐食性が良好であり、高騰するエネルギーコストを抑えて安価に製造できる厚鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.17%、Si:0.01〜0.60%、Mn:0.4〜1.8%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Nb:0.001%以上0.01%未満、Al:0.001〜0.06%、Sn:0.03〜0.50%、N:0.01%以下およびO:0.005%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、かつ、下記の(1)式で示されるVSの値が0.25〜0.65である化学組成を有し、ミクロ組織がベイナイトの割合が90%以上であることを特徴とする厚鋼板。さらに、Cu、Cr、Mo、V、Ti、Ni、B、Ca、MgおよびREMのうちから選んだ1種以上の元素を特定量含んでもよい。
VS=C+Mn/5+5P−Ni/10−Mo/10+Cu/10・・・(1)
ただし、上記(1)式中の、C、Mn、P、Ni、MoおよびCuは、それぞれの元素の質量%での含有量を表す。 (もっと読む)


【課題】クロメート処理やクロム酸塩系防錆顔料を利用しないクロムフリー塗装鋼板に見られる端面からの赤錆発生を、耐食性を低下させずに抑制する。
【解決手段】Zn含有めっき層を有するめっき鋼板からなる塗装基材の両面にそれぞれ1層以上の塗膜が形成されたクロムフリー塗装鋼板において、この塗装鋼鈑を0.5cm×4.5cmの長方形に切断したサンプル100個を50℃のイオン交換水(4μS/cm以下)200mlに周波数40kHzの超音波振動付与下で30分浸漬した時の浸漬水の電気伝導度が30μS/cm以上である。最外層の塗膜は、(A)イオン交換水(4μS/cm以下)に0.1質量%濃度で溶解させた時の水の電気伝導度が500μS/cm以上、および(B)200℃までに熱分解を生じない、という要件を満たす化合物(好ましくはアルカリ金属リン酸塩)を1〜30質量%の量で含有する。 (もっと読む)


【課題】穿孔圧延の際に、ビレット内の中心偏析やポロシティに起因する内面疵の発生を確実に防止する継目無管の製造方法を提供する。
【解決手段】パスラインに沿ってプッシャが入側に、プラグが出側にそれぞれ配設され、プラグの周りに複数の傾斜ロールが対向して配設された穿孔機を用いて、ビレット横断面内で中心偏析およびポロシティからなる品質劣等領域の最大径がd[mm]である場合、下記の(1)式で表されるプラグ先端圧下比(TDF)が下記の(2)式を満足する条件で穿孔圧延を行う。
TDF=(Bd−D1)/Bd …(1)
TDF≦−0.50×(d/Bd)+0.06 …(2)
ただし、上記(1)式および(2)式中、Bd:ビレットの直径[mm]、およびD1:プラグ先端位置での傾斜ロールの間隔[mm]。 (もっと読む)


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