説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れためっき密着性を兼ね備えた熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%およびSn:0.0002%以上0.01%以下を含有する化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが3〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有し、前記溶融亜鉛めっき層は、3μm以上20μm以下の厚みを有することを特徴とする熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】未凝固圧下技術を適用した連続鋳造において、引抜き速度等が変化した場合でも中心偏析が抑制された鋼を製造することができる鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】未凝固部を有する鋳片を圧下するとともに、圧下位置の鋳造方向上流側で電磁攪拌装置を用いて未凝固部の溶鋼を流動させて攪拌する鋼の連続鋳造方法であって、電磁攪拌装置によって形成された一方の鋳片短辺側から他方に向かう一方向攪拌流動を、所定の方向保持時間T0毎に反転させるとともに、下記(1)式で表される溶鋼の平均流速Uを8.6cm/s以上とし、時間T0と全幅移動時間T(T=W/U、W:鋳片の未凝固部の幅)との比の値T0/Tが1.0≦T0/T≦4.0を満足するように溶鋼の流動を制御することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。U=A(HF)n…(1) Hは鋳片の未凝固部の厚さ[m]、Fは鋳片横断面の中心におけるローレンツ力密度[N/m3]、Aおよびnは装置によって定まる定数である。 (もっと読む)


【課題】巻取り機を構成する4つのラッパーロールのジャンプ制御を行いながらこの巻取り機によりストリップの巻取りを行う際に、従来に比べ高速でストリップ先端部を巻き取ることにより、高い生産性でストリップを製造する。
【解決手段】圧延機、ランアウトテーブルおよび巻取り機を備える熱間圧延工程において、巻取り機に附帯する4つのラッパーロールのジャンプ制御を行いながら巻取り機によりストリップを巻き取る際に、ジャンプ制御を行う時間の大部分の時間において、同時に2つのラッパーロールのみがストリップに接触するようにしてストリップを巻取る。 (もっと読む)


【課題】インゴットを穿孔して素管とする際に素管の外面に疵が形成されるのを抑制できるオーステナイト系合金からなる大径管の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%でCr:21〜31%およびNi:43〜60%を含有する合金からなるインゴットを熱間で穿孔する工程を含むオーステナイト系合金大径管の製造方法であって、穿孔工程の前に、インゴットを下記(1)式により算出される断面減少加工度Rが20%以上で熱間加工することを特徴とするオーステナイト系合金大径管の製造方法である。
R=(1−S2/S1)×100(%) ・・・(1)
S1:熱間加工前におけるインゴット断面積(mm2)、
S2:熱間加工後におけるインゴット断面積(mm2
ただし、2回以上の熱間加工を行う場合は下記(2)式による。
R=R1+R2+・・・+Rn-1+Rn ・・・(2) (もっと読む)


【課題】製造された複数のn型SiC単結晶インゴット間の窒素濃度のばらつきを抑えることができるn型SiC単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】本実施の形態におけるn型SiC単結晶の製造方法は、坩堝7が配置される領域を有するチャンバ1を備えた製造装置100を準備する工程と、坩堝7が配置される領域を加熱し、かつ、チャンバ1内のガスを真空排気する工程と、真空排気した後、希ガスと窒素ガスとを含有する混合ガスをチャンバ1内に充填する工程と、領域に配置された坩堝7に収納された原料を加熱により溶融して、シリコンと炭素とを含有するSiC溶液8を生成する工程と、混合ガス雰囲気下において、SiC種結晶をSiC溶液に浸漬して、SiC種結晶上にn型SiC単結晶を育成する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】例えば大径鋼管の溶接に際し、溶接ワイヤの送球時の破断を生じることなく、かつ溶接時の電流及び電圧を安定に保って溶接を行うことを可能とする。
【解決手段】両端部に、端面から軸方向へ向けて雄ねじ部6及び未加工部7をこの順に備える連結用溶接ワイヤ4を用いて、雄ねじ部6に噛合する雌ねじ部8を有する第1の溶接ワイヤ5及び第2の溶接ワイヤを接続する。第1の溶接ワイヤ5の径に対する連結用溶接ワイヤ4の径の比が0.625〜0.75であり、連結用溶接ワイヤ4の軸方向に関する雄ねじ部6及び未加工部7それぞれの長さの比率が2:1〜3:2であるとともに、軸方向に関する雄ねじ部6の長さが8mm以上である。 (もっと読む)


【課題】穿孔圧延の不良の検知の精度が高い不良検知方法を提供することを課題とする。
【解決手段】穿孔圧延機10は、ピアサロール1a,1bとピアサプラグ3と圧延荷重センサ4とスラスト荷重センサ5と制御部6とを備えている。制御部6は、ピアサロール1a,1bの圧延荷重に対応する圧延荷重パラメータと、ピアサプラグ3のスラスト荷重に対応するスラスト荷重パラメータとを測定し、圧延荷重パラメータとスラスト荷重パラメータとに基づいて穿孔圧延の不良を検知する。 (もっと読む)


【課題】ラバールノズルより反応効率を向上させることができる溶融金属減圧精錬用ノズルを提供する。
【解決手段】溶鋼精錬用ランスの先端に配置されて溶鋼の表面に減圧下で気体を吹き付ける溶融金属減圧精錬用ノズル1である。第1の開口部2aおよび第2の開口部2bを有するとともに軸方向へ向けて酸化性ガスを流す管状の本体2と、本体2の内部であって第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間に内壁2cから離間して配置される流動制御体3とを備える。本体2は、第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間の内壁2cに環状に形成される突出部4を有する。流動制御体3は、横断面積が軸方向へ対称に増加する第1の尖端部3aと、軸方向へ第1の尖端部3aに並設されて、横断面積が軸方向へ対称に減少する第2の尖端部3bとを有し、かつ第2の尖端部3bの最先端部5は、軸方向について第2の開口部2bと所定距離L離れて配置される。 (もっと読む)


【課題】アレスト特性および耐食性に優れた高強度厚肉鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:0.4〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.008%以下、Al:0.002〜0.05%、N:0.01%以下、Nb:0.003〜0.1%およびSn:0.03〜0.50%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる化学組成を有する鋼板であって、次の(1)式で示される炭素当量Ceqが0.32〜0.40であり、板厚の(1/2)t部のフェライト組織分率が80%以上であり、かつ板厚の(1/2)t部の有効結晶粒径が25μm以下であり、45゜の角度の方向の(321)、(211)、(110)面のX線強度比の和の板厚の(1/2)t部と(1/4)t部での平均値が3.3以下であることを特徴とするアレスト特性および耐食性に優れた高強度厚肉鋼板。さらに、Cu、Ni、Crなどを含んでもよい。
Ceq=C+Mn/6+Cu/15+Ni/15+Cr/5+Mo/5+V/5・・・(1) (もっと読む)


【課題】耐垂れ性及び耐剥離性に優れた酸化防止剤を提供する。
【解決手段】本実施の形態による酸化防止剤は、軟化点の異なる複数のガラスフリットと、蛙目粘土と、ベントナイト及び/又はセピオライトとを含有する。蛙目粘土により、金属素材表面に塗布された酸化防止剤は垂れにくい。さらに、ベントナイト及び/又はセピオライトにより、酸化防止剤は、金属素材表面から剥離しにくい。好ましくは、酸化防止剤は、高温ガラスフリット100重量部に対して6重量部以上の蛙目粘土と、高温ガラスフリット100重量部に対して4重量部以上のベントナイト及び/又はセピオライトとを含有する。 (もっと読む)


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