説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】GA鋼板を張出し成形する際の摺動性を安定化し、面品質の低下を抑制する。
【解決手段】パンチとダイを備えるプレス成形装置を用いてGA鋼板を張出し成形することによって張出し成形品を製造する際に、パンチとGA鋼板とが接触を開始してから下死点までの間の少なくとも一部の領域では、直前のパンチ速度を維持し、または成形ストロークとともにパンチ成形速度を増大するようにする。この領域は、ドアアウタ部品の取手部をはじめとするエンボスを成形し始めるストロークから成形下死点までの領域である。 (もっと読む)


【課題】従来よりも短時間で金属の腐食速度及び腐食寿命を予測することが可能な金属の腐食速度予測方法及び金属の腐食寿命予測システムを提供する。
【解決手段】本発明の金属の腐食速度予測方法は、金属の表面に付着している水膜中の塩濃度c、温度T、及び、係数α、β、γを用いて、水膜への酸素溶解速度RO2をRO2=α×10−βcexp(−γT)で算出し、上記表面に付着している水膜の厚さL、水膜を拡散する酸素の拡散係数D、及び、水膜の酸素飽和濃度CO2がRO2>D×CO2/Lである場合には、金属表面に到達する単位時間且つ単位面積当たりの酸素量NO2をNO2=D×CO2/Lとする一方、RO2≦D×CO2/Lである場合にはNO2=RO2とし、得られたNO2、金属のモル質量w、及び、金属がイオン化する時の価数nを用い、Rcor=4×NO2×w/nで金属の腐食速度Rcorを予測する。 (もっと読む)


【課題】皮膜との密着性に優れるオーステナイト系ステンレス鋼を提供することである。
【解決手段】本実施の形態によるオーステナイト系ステンレス鋼は、母材と、母材の表面に形成される酸化スケール層とを備える。母材は、質量%で、C:0.01〜0.4%、Si:0.1〜4%、Mn:0.1〜2%、P:0.15%以下、S:0.01%以下、Cr:15〜26%、Ni:7〜22%、sol.Al:0.001〜0.3%及びN:0.005〜0.3%を含有し、残部がFe及び不純物からなる。酸化スケール層の表面の化学組成は、式(1)及び式(2)を満たす。
Si+Mn+Cr≧15 (1)
P+S+Cu+Zn+As+Sn+Sb+Pb+Bi≦10 (2)
ここで、式(1)及び式(2)の各元素記号には、対応する元素の原子%での濃度が代入される。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の冷却工程における冷却停止時の温度制御を高精度にて行うことができ、誤差をも考慮した冷却停止温度となるように厚鋼板の冷却制御が可能な厚鋼板の冷却制御方法を提供する。
【解決手段】厚鋼板の温度予測モデルを用いて冷却工程における当該厚鋼板の冷却停止温度の予測値を算出する予測値算出工程、スラブ毎に過去の実績データを蓄積したデータベースから当該厚鋼板と製造条件が類似する厚鋼板の過去の実績データを抽出する抽出工程、抽出した過去の実績データから当該厚鋼板の冷却停止温度の予測値の誤差を推定する推定工程、予測値算出工程において算出した予測値と推定工程において推定した予測値の誤差とから冷却停止温度の修正値を算出する修正値算出工程、及び冷却停止温度の修正値が目標値となるように冷却水量及び/又は鋼板搬送速度を決定する決定工程を備える、厚鋼板の冷却制御方法とする。 (もっと読む)


【課題】丸ビレットへの分塊圧延時に、捩れや倒れが発生せず、かつ、シワ疵が発生しないようにする。
【解決手段】質量%で、C≦0.01%、N≦0.01%、Cr:17〜20%、Ni≦0.5%の高純度フェライト系ステンレス鋼製の横断面が円形でない鋳片を、孔型圧延により熱間加工し、横断面が円形の丸ビレットに分塊圧延する方法である。圧下前の鋳片の横断面の高さh0と幅b0の比h0/b0を2.0以下、鋳片の加熱温度を1000℃〜1200℃とする。下記式を満たす圧下率((圧下前の鋳片の高さh0−圧下後の鋳片の高さh1)/圧下前の鋳片の高さh0)(%)で分塊圧延する。
圧下率≦−10.619×(圧下前の鋳片の横断面の高さh0と幅b0の比h0/b0)+23.298。
【効果】捩れや倒れが発生せず、かつ、シワ疵が発生しないように高純度フェライト系ステンレス鋼を丸ビレットに分塊圧延できる。 (もっと読む)


【課題】板厚を高精度に制御することが可能な、金属板の板厚制御方法及びこれを用いた金属板の製造方法を提供する。
【解決手段】前材の圧延終了時のワークロールの熱膨張収縮量、及び、前材の圧延終了後から当材の圧延終了後までの間におけるワークロールの熱膨張収縮量を考慮してゲージメータ式を補正し、補正されたゲージメータ式を用いて、当材を圧延する際のワークロールの圧下位置を修正する金属板の板厚制御方法、及び、該金属板の板厚制御方法を用いて金属板を製造する金属板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】安定した高い強度,高い降伏比,良好な延性および伸びフランジ性を有する溶融めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって,前記鋼板は,質量%で,C:0.01〜0.2%,Mn:2〜5%,sol.Al:0.001〜0.1%,P:0.05%以下,S:0.01%以下,N:0.01%以下及びTi+Nb:0.01〜0.5%を含有し,更に,Si:0.5%以下,Cr:1%以下,Cu:1%以下,Ni:1%以下,V:0.5%以下,Mo:0.5%以下,W:0.5%以下,Zr:0.5%以下,Ta:0.5%以下及びHf:0.5%以下からなる群から選択された1種以上を含有するとともに,特定の式で規定されるC*が0.001〜0.2である化学組成を有する。 (もっと読む)


【課題】金属帯を均一に冷却し、これにより、形状不良を発生させることなく、板幅方向の機械特性を均一にして金属帯を製造する冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却水を噴射することによって金属帯を冷却する水冷装置を用いて、金属帯の表面における冷却水の水量密度を制御しながら、金属帯を冷却する際に、膜沸騰と遷移沸騰の境界条件における前記金属帯の温度および水量密度の関係を予め求めておき、前記金属帯が、当該関係に基づいて該金属帯の温度に応じて与えられる水量密度を上限とした水量密度で冷却されるように、水量密度を制御する。 (もっと読む)


【課題】高圧下圧延を行う場合であっても、先端部噛み込み時のスリップやワークロール表面の肌荒れ等を最小限に抑えることが可能な、熱間圧延方法、熱延鋼板の製造方法、熱間圧延機、及び、熱延鋼板の製造装置を提供する。
【解決手段】ワークロールへ向けて潤滑剤を供給しつつ、潤滑剤がワークロールに衝突する部位と圧下部との間へ、70℃以上且つ5MPa以上の高圧温水を供給しながら、被圧延材の先端部を一対のワークロールへと噛み込ませる工程を有する熱間圧延方法、該熱間圧延方法を用いて鋼板を熱間圧延する工程を有する熱延鋼板の製造方法、一対のワークロール及び一対のバックアップロールと、ワークロールの入側に配設された潤滑剤供給手段及び洗浄材供給手段とを備え、洗浄材供給手段が潤滑剤供給手段よりも被圧延材に近い位置に設けられている熱間圧延機、並びに、該熱間圧延機とその出側に配設された冷却装置とを備える熱延鋼板の製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池用導電部材として使用される高耐食性ニッケル部材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも表面がニッケル材で構成された電池用導電部材であって、ニッケルの含有量が99.5質量%以上であり、且つニッケル材の表面において、酸化された部分が面積率で70%以上であるニッケル部材を電池用導電部材とする。該ニッケル部材は、pH10以上のアルカリ性水溶液中における電解処理により作成される。 (もっと読む)


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