説明

TDK株式会社により出願された特許

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【課題】ヒステリシスの影響を受けずに外部磁界を正常に検出しうる高性能な磁気センサを提供する。
【解決手段】 電流制御部4は、コイル磁界Hの強度を初期値から一方的に増加、または一方的に減少させるように電流を制御するから、被測定磁界Hoを相殺し、あるいはその一部を打ち消すことができる。そして、電流制御部4は、検出信号Sが入力されたとき、コイル磁界Hの強度を初期値に戻すように前記電流を制御する。本願発明の特徴的な構成は、初期値が、スピンバルブ型磁気抵抗効果素子11,12に飽和磁化を与える磁界の強度である点である。この特徴的な構成によると、測定が完了するたびに、与えられるコイル磁界Hの強度が初期値に戻されるとともに、スピンバルブ型磁気抵抗効果素子11,12が磁化飽和されるから、電流制御の動作点は、常に、ヒステリシス曲線の線形性を有するルート部分のうち、一定のルート部分で行われることになる。 (もっと読む)


【課題】IMSシステムにおいてポッドの蓋に付随する極微小な塵等のミニエンバイロンメント内への拡散を抑制するポッド及び該ポッドに応じたFIMSシステムを提供する。
【解決手段】ポッドの蓋外側面内に被係合部を配置し、ポッド開口周囲に配される該蓋が嵌合可能なフランジ部に対して外部空間より該被係合部にアクセス可能となる挿通孔を配する。ラッチ機構はフランジ部におけるポッド本体側の面においてフランジ側壁に平行な方向に摺動可能に支持され、該ラッチ機構における係合部は該挿通孔を介して被係合部に至り、該ラッチ機構の移動に応じて係合及び非係合の状態変化を為す。 (もっと読む)


【課題】 蓋の開閉機構の制約から弁部材の配置に制約が生じる問題がある。
【解決手段】 開口を有する本体容器と、開口を密閉する蓋部材であって、蓋部材の側面上に刻設される細長い第一溝と、第一溝の一端に、開口に挿嵌された際における蓋部材の内面と連通するように延在する第二溝とを有する係合溝を備える蓋部材と、第一溝に沿って摺動可能であって、蓋部材の開口への挿嵌に伴って第二溝を通って係合溝内に進入する係合部材を有するラッチ機構と、ポッド内外と流体的に連通し、不活性ガス供給管と接合された際に、不活性ガスをポッド内に導入可能な給気弁部材と、不活性ガスをポッド内から排気可能な排気弁部材とを備え、ラッチ機構は、係合溝内に進入した後に、第一溝に沿って移動して第一溝の他端まで係合部材が到達することにより、蓋部材を容器本体に固定し、給気弁部材は蓋部材に取り付けられる処理基板収納ポッドにより解決する。 (もっと読む)


【課題】HDDR法によって優れた磁気特性を有する希土類合金粉末を製造することが可能な希土類合金粉末の製造方法及び永久磁石を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る希土類合金粉末の製造方法は、R14Bの原料合金を鋳造して原料合金を得る合金準備工程(ステップS11)と、原料合金Sを反応炉10内に投入し、反応炉10内を水素雰囲気とする水素吸蔵工程(ステップS13)と、反応炉10内で原料合金Sを水素化分解させて分解生成物を得るHD工程(ステップS14)と、反応炉10内の温度を昇温する昇温工程(ステップS15)と反応炉10内で分解生成物から水素を放出させ、分解生成物の水素濃度を低減し希土類合金粉末を得るDR工程(ステップS16)と、希土類合金粉末を室温にまで冷却する冷却工程(ステップS17)とを含み、水素吸蔵工程と水素化分解工程との何れか一方又は両方で原料合金Sを粉砕する。 (もっと読む)


【課題】磁気記録ヘッドのサイズに適用できるように光導波路長を短縮化して小型化を図り、スポットサイズ変換効率の良いスポットサイズコンバータを備えた光導波路を提供する。
【解決手段】光が伝播される導波路であるコアと、その周囲を囲むクラッドと、スポットサイズコンバータ部材を有して構成される光導波路であって、コアは光入射面端面と光射出面端面とを備え、平面から見た形態が略台形形状の板状体である絞り部と、当該絞り部の最小断面部に連接してこの断面積を維持したまま目的とする導波位置まで延設された主として単一モードで伝播させるための導波コア部とを有し、絞り部は、略台形形状の第1の平面および第2の平面を備え、これらの両平面に、それぞれ、コア材料と同じ材料からなる第1の三角形状の板状スポットサイズコンバータ部材および第2の三角形状の板状スポットサイズコンバータ部材が実質的に対称構造をなすように配置・形成させる。 (もっと読む)


【課題】電子部品が搭載された基板の反りを回避又は抑制させることができ、これにより製品の信頼性を向上させることが可能な電子部品内蔵基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電子部品内蔵基板2は、電子部品5の一側に設けられた第1の樹脂又は樹脂組成物からなる絶縁層21,31の一方と、電子部品5の他側に設けられた第2の樹脂又は樹脂組成物からなる絶縁層21,31の他方と、電子部品5が内蔵された層と同層に設けられたコア部材6と、絶縁層21に設けられており且つコア部材に接続された少なくとも1つ以上のビア導体25と、絶縁層31に設けられており且つコア部材6に接続された少なくとも1つ以上のビア導体35とを備えており、絶縁層21,31のそれぞれに形成されたビア導体25,35の数が、互いに異なるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】蛇行補正の性能を向上させることのできる蛇行補正ローラを提供する。
【解決手段】蛇行補正ローラは、外周面2aに周方向に沿って延びる突出部11を複数有している。また、突出部11はフィルムFと接触する接触面11aを有すると共に、フィルムFからの付勢力に対して弾性変形可能である。従って、突出部11は、軸線方向において付勢力が大きい部分で大きく弾性変形することによって、付勢力が小さい部分においても、フィルムFと接触することができる。これによって、蛇行補正時においてフィルムFと接触することのできる接触面11aの面積を広くすることができる。このように蛇行補正ローラ2は、蛇行補正時にフィルムFとの接触面積を十分に確保することによって十分な摩擦力を確保し、精度よく蛇行を補正することができる。以上によって、蛇行補正の性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】露光領域における半径方向に沿った辺のLERを良好にする。
【解決手段】情報記録媒体製造用の凹凸パターンを形成するための樹脂層が形成された基材を回転させた状態において樹脂層に描画用ビームを照射することによって、凹凸パターンを形成するためのサーボパターンPSaを含む露光パターンPaを樹脂層に描画する描画方法であって、露光パターンPaにおけるサーボパターンPSaのうちの少なくとも一部のパターン(プリアンブルパターンPS1等)の描画に際して、基材の回転方向と交差する方向(同図における上下方向)に描画用ビームを往復動させて、そのパターンにおける基材の半径方向の一部を描画する第1の部分描画処理を、第1の部分描画処理において描画用ビームのビーム中心を移動させる第1の移動範囲の半径方向に沿った長さLaよりも短く規定した長さLbだけ半径方向に沿って第1の移動範囲を移動させて複数回に亘って実行する。 (もっと読む)


【課題】作業性を確保しつつ、セラミック積層体の素体変形を抑制できる積層電子部品の製造方法及びプレス用治具を提供する。
【解決手段】積層電子部品の製造方法に用いるプレス用治具1は、セラミック積層体5が載置される第1成形型2と、第1成形型2に載置されセラミック積層体5を収容する空間Sを規定する枠体4と、第1成形型2に対向して配置され、枠体4の内側を第1成形型2との対向方向に移動可能な第2成形型3とを備え、枠体4は、空間Sを規定する第1の状態と空間Sが対向方向に直交する方向に拡大された第2の状態との間で変形可能とされている。 (もっと読む)


【課題】TMR素子の故障時に発生しうる短絡事故を、有効に防止しうる小型で低コストな電子回路基板、これを用いた磁気センサ、及びTMR素子を含む電子回路の電源部の保護方法を提供する。
【解決手段】電子回路基板は、2つの端子s1,s2が、少なくともリードL11〜L15を介して、電源とグランドにそれぞれ接続されたTMR素子11〜14を含む。リードL11,L12の少なくとも一部は、TMR素子のトンネルバリア膜が破壊された後、2つの端子s1,s2間の短絡により発生する過電流によって断線する。これによると、TMR素子11〜14の故障により両端子s1,s2間が短絡した場合、電源とグランドが短絡されて過電流が発生する。その過電流によって、リードL11,L12の少なくとも一部が断線されるようにしており、これにより、過電流を遮断して電源を保護することができる。 (もっと読む)


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