説明

株式会社トクヤマにより出願された特許

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【課題】 硬化反応時や硬化後の着色が少なく、かつ機械的性質が良好な硬化体を与えるピリミジントリオン系重合開始剤において、硬化時間の調整を容易にし、義歯床裏装材用などの重合開始剤として使用できるようにする。
【解決手段】 1−シクロヘキシル−5−メチルピリミジントリオン、1−シクロヘキシル−5−エチルピリミジントリオン等の下記式(1)で示されるピリミジントリオン誘導体、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド等の有機塩素塩化合物、およびN,N’−ビス(1−メチル−3−オキソブチリデンエチレンジアミナト銅(II)下記式(2)で示される第二銅錯体化合物からなる重合開始剤とする。


(上記式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基等を、R〜R、R及びR10は水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を、R、R、R、R11は水素原子、炭素数1〜20のアルキル基等を示す) (もっと読む)


【課題】イオン性の薬剤を電気泳動を利用して生体に浸透させるイオン浸透療法において使用されるイオントフォレーシス用作用極構造体の提供。
【解決手段】作用極構造体1は、作用極となる電極4、イオン性薬剤を含有する薬剤含有部5、およびイオン交換膜6を含み、当該膜6は、アニオン交換性基及びカチオン交換性基の双方を有し、かつ、これらアニオン交換性基及びカチオン交換性基を、他方のイオン交換性基よりも過剰に有する。生体界面7上で目的薬剤を選択的に生体内に浸透させるため、薬剤含有層と生体の間にさらにイオン交換膜8を含んでも良い。当該膜8としては、薬剤イオンと同符号のイオンを選択的に透過させるイオン交換膜であることが好ましい。対極となる電極4’、イオン性電解質を含有する電解質含有部9、イオン交換膜10がこの順番に積層され、イオン交換膜を生体界面に配置することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 目的薬剤の投与効率の高いイオントフォレーシス装置を得る。
【解決手段】 電極4,4’及び薬剤含有部5を有するイオントフォレーシス用の作用極構造体において、該電極と薬剤含有部との間に、3mol/L−硫酸水溶液中での膜抵抗が0.3Ω・cm以下、かつ電流密度0.5mA/cmで測定される前記薬剤の透過率が0.001μmol/hr・cm以下であるイオン交換膜6を配設する。このようなイオン交換膜は、多孔質フィルムと、重合により架橋型のイオン交換樹脂又はその前駆体を生じる架橋重合性組成物とを接触させることにより、該多孔質フィルムの有する空隙内に架橋重合性組成物を浸透させた後、重合させ、さらに必要に応じてイオン交換基を導入することにより容易に得られる。 (もっと読む)


【課題】 α−ジケトン/芳香族アミン化合物/脂肪族アミン化合物/トリハロメチル基置換s−トリアジン化合物系のような、芳香族アミン化合物及びs−トリアジン化合物系を含む光重合開始剤を用いた歯科用修復材料の太陽光安定性(耐変色性)を良好なものとする。
【解決手段】 (A)ラジカル重合性単量体、(B)トリハロメチル基により置換されたトリアジン化合物と(B2)芳香族アミン化合物とをその成分として含む光重合開始剤、及び(C)紫外線吸収剤を含んでなる光重合性の歯科用修復材料において、該(C)紫外線吸収剤として、2−(4,6−ジ−2,4−ジメチルフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5〔(i−オクチル)オキシ〕−フェノールなどのトリアジン系紫外線吸収剤を用いる。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤に比べるとその変色量は1/2程度となり、審美性が長く保たれる歯科用修復材料とできる。 (もっと読む)


【課題】散乱体の存在量が極めて少なく、大口径の光学材料も歩留まり良く切り出すことが可能なアズグロウン単結晶体を製造できるフッ化金属単結晶体の製造方法を提供すること。
【解決手段】単結晶引上げ法に従い、原料フッ化金属の溶融液面に種結晶を接触させ引上げることによりフッ化金属の単結晶体を育成させるフッ化カルシウム等のフッ化金属単結晶体の製造方法において、引上げの開始から終了までの間の少なくとも一定期間、好適にはアズグロウン単結晶体の直胴部の引上げを行う実質的全期間として、原料フッ化金属の溶融液の深さを、アズグロウン単結晶体の直胴部直径の0.65倍以下の深さにした期間を設けることを特徴とするフッ化金属単結晶体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 イオン交換膜を使用したイオントフォレーシスにおいて、投与効率の低下を防ぎ目的薬剤を安定して高い効率で投与できるイオントフォレーシス装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 イオントフォレーシス装置の製造工程において、生体界面上に配されるイオン交換膜を薬剤溶液保持層と積層するに先立ち、予め薬剤溶液に含浸させるなどして、該イオン交換膜の有するイオン交換基の対イオンを薬剤イオンと置換しておく。これにより通電中のイオン交換による体積膨張が抑制され、イオン交換膜に皺がよったりすることがなくなり、生体との密着性が高く保たれる。従って、投与効率が低下せず、さらには膜の破断等の危険性も少なくできる。 (もっと読む)


【課題】複数のカーボン成型体から構成されるカーボン製筒状容器において、カーボン成型体同士の突合せ部の間隙からシリコン融液の漏洩を防止できるカーボン製筒状容器を提供する。
【解決手段】内表面がシリコン融液と接触するカーボン製の筒状容器であって、該筒状容器が、複数のカーボン成型体より構成され、かつシリコン融液と接触する領域にあるカーボン成型体同士の突合せ部の間隙の少なくとも一部に、密度1.0g/cm3以上である
カーボン材を介在せしめて構成されることによって、該カーボン材が、該間隙に浸入するシリコン融液と反応して少なくとも一部が炭化珪素となり、該間隙をシールするようにしたことを特徴とするカーボン製筒状容器。 (もっと読む)


【課題】窒化アルミニウム焼結体を製造する際に、一度、反りが生じた窒化アルミニウム焼結不良品を廃棄するのではなく、再度、製品として使用可能とするために、該不良品を焼成し、反りを解消する焼結不良品の再生方法を提供する。
【解決手段】 焼結助剤を使用して得られる窒化アルミニウム焼結体のうち、反りが生じた窒化アルミニウム焼結不良品を選別し、該窒化アルミニウム焼結不良品を不活性ガスで置換した窒化アルミニウムまたは窒化ホウ素製の密閉容器内で、1700℃以上の温度で5時間以上焼成することを特徴とする窒化アルミニウム焼結不良品の再生方法である。 (もっと読む)


【課題】 インク吸収性に優れ、且つ塗工層をキャスト処理した際の光沢性にも優れたインクジェット記録紙を得ることが可能な塗工液を提供する。
【解決手段】 反応により得られた沈降シリカを乾燥することなくバインダーと共に極性溶媒に分散した沈降シリカ分散液よりなり、該沈降シリカ分散液中の沈降シリカの凝集粒子の平均粒子径が5〜15μmの範囲に調整された塗工液であり、反応により得られた沈降シリカを乾燥することなく得られた沈降シリカケーク、バインダー及び必要に応じて添加される極性溶媒の混合物を分散機で分散処理して、該沈降シリカの凝集粒子の平均粒子径を上記範囲に調整することによって製造される。 (もっと読む)


【課題】 使用時の混練において粉末の飛散や気泡の混入がなく、硬化時および硬化体の経時的変色が少ない化学重合型の2ペースト型の歯科用硬化性組成物であり、かつ比較的高温で保存しても良好な保存安定性の得られる硬化性組成物を得る。
【解決手段】 重合開始剤としてアリールボレート塩と酸からなる化学重合開始系を用い、該アリールボレート塩を含有させる方のペーストに配合する重合性単量体として、このアリールボレート塩の溶解度の低い単量体を用いることにより、配合したアリールボレート塩の半分以上が未溶解の状態で存在するようにする。単量体に溶解したアリールボレート塩が熱分解しやすいのに対し、未溶解のアリールボレートは安定であり、良好な保存安定性が得られる。アリールボレート塩の溶解度の低い単量体としては、ヘキサメチレンジオールジメタクリレート等の溶解度が0.5wt%未満のものを用いる。
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