説明

中外製薬株式会社により出願された特許

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本発明の目的は、タンパク質またはペプチドの生物活性を阻害せずに高封入率で封入でき、完全に生分解性で安全なタンパク質またはペプチドの徐放担体を提供することである。本発明により、タンパク質またはペプチド共存下の溶液中で、ヒアルロン酸に不飽和結合を導入したヒアルロン酸誘導体をメルカプト基含有化合物で、または、ヒアルロン酸にメルカプト基を導入したヒアルロン酸誘導体を不飽和結合含有化合物で化学架橋、ハイドロゲル化することを特徴とする徐放担体の製造方法が提供される。本発明の製造方法により、タンパク質、ペプチドの生物活性を維持したままこれらを効率よく封入することができる。
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【課題】 HM1.24によるT細胞の刺激を含む免疫系に基づく新規な癌ワクチンの提供。
【解決手段】 HM1.24によりパルスされた、あるいはHM1.24をコードする遺伝子が導入された、抗原特異的樹状細胞、HM1.24蛋白質、HM1.24ペプチド、又はHM1.24蛋白質をコードするDNA又はRNAを有効成分とする癌ワクチン。 (もっと読む)


独自に開発した効率的なシグナル配列トラップ法を用い、マウス骨髄由来培養マスト細胞cDNAライブラリのスクリーニングを行なった結果、I型の膜蛋白質をコードし、細胞外ドメインに一つのイムノグロブリンドメインを有し、細胞内に抑制性シグナルを伝達するモチーフを有する遺伝子を同定することに成功した。 (もっと読む)


本発明は、持続的な投与に適した、式(1):


(式中、RはC−Cアルキル基を示し、RはC−Cアルキル基を示す。)
で表される化合物またはその薬学的に許容できる塩を有効成分とする排便機能障害の治療及び/又は予防剤を提供する。上記式(1)で表されるエリスロマイシン誘導体は排便機能障害の改善作用を有し、また、この排便機能障害の改善作用は、下剤とは異なって、自然な排便の促進である。更に、上記式(1)で表される化合物は、その抗菌作用がエリスロマイシンよりも弱く、長期の臨床使用にも向いている。従って、本発明により、排便機能障害に対して安全で、優れた治療及び/又は予防効果を示す薬剤が提供される。
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本発明者らは、2D7抗体の抗原を同定することを目的として、2D7抗原のクローニングを行った。その結果、2D7抗原はHLA class I分子であることが示唆された。本発明者らは、この知見に基づき、2D7抗体が細胞死誘導活性を有するか否かを検討した。その結果、2D7抗体をさらに別の抗体でクロスリンクすることで核の断片化が観察され、細胞死が誘導されることが分かった。さらに、2D7抗体のDiabodyは、さらに別の抗体を添加しなくても非常に強力な細胞死誘導活性を有することが判明した。以上の結果は、HLAを認識する抗体の低分子化抗体が細胞死誘導剤として利用できることを示している。 (もっと読む)


アミノ酸トランスポーターATB0,+の阻害剤の一つと考えられるI,−2−フェニルグリシンを被検物質として、ヒト大腸癌株および乳癌株に対しての細胞増殖試験を行い、濃度依存的な細胞増殖抑制効果を見出した。このことはATB0,+の活性を阻害することにより、細胞増殖を抑制しうることを示すものである。癌細胞などの増殖抑制剤の開発において、アミノ酸トランスポーターATB0,+の活性の抑制は重要な指標となると考えられる。 (もっと読む)


【課題】 腎癌の新規な治療剤の提供。
【解決手段】 活性成分して、例えば、ヒトインターロイキン−6レセプター(ヒトIL-6R)をコードするmRNAの翻訳開始コドンを含む少なくとも9個の連続する塩基配列に対するアンチセンスオリゴヌクレオチド誘導体を有効成分とする腎癌治療剤。 (もっと読む)


システイン残基を特定のアミノ酸残基に置換した新規なWT1置換型ペプチド、当該ペプチドをコードするポリヌクレオチド、またはこれらペプチドやポリヌクレオチドをin vivoまたはin vitroで利用した癌ワクチンなどを提供すること。 式:X−Y−Thr−Trp−Asn−Gln−Met−Asn−Leu(配列番号:4)(式中、XはSer、Ala、Abu、Arg、Lys、Orn、Cit、Leu、PheまたはAsnを表し、YはTyrまたはMetを表す)で表されるアミノ酸配列を含み、CTL誘導活性を有するペプチド、前記ペプチドをコードするポリヌクレオチド、および当該ペプチドやポリヌクレオチド等を有効成分として含有する癌ワクチン等。 (もっと読む)


【課題】 タンパク質含有組成物、特に抗体製剤を長期間安定に保存する方法、及び安定に保存するための容器を提供する。
【解決手段】 遮光下でタンパク質含有組成物を保存することにより、タンパク質含有組成物を安定化することができる。遮光下での保存には、遮光性容器を使用できる。
本発明の方法により、タンパク質含有組成物に添加する安定化剤の量を低減できる。また、安定化剤の添加と本発明の方法とを併用することにより、凝集、変性、分解、及び不溶性の異物生成を抑制することができる。 (もっと読む)


課題:より簡単な方法で、DNA夾雑物やウイルスといった不純物を確実に除去でき、しかも生理活性タンパク質の損失が少なく、かつ実施コストの低い生理活性タンパク質、特に抗体の精製方法を提供する。解決手段:以下の段階:1)生理活性タンパク質含有試料を、該生理活性タンパク質の等電点よりも低いpHの低伝導度水溶液状態とし、2)生じる粒子を除去する、を含む、生理活性タンパク質含有試料中の不純物を除去する方法。 (もっと読む)


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