説明

NOK株式会社により出願された特許

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【課題】軸方向に相対移動する二部材のうちの一方の部材に装着されて他方の部材に摺動自在に密接し、摺動時にフリクションを発生させるために用いられるフリクションシールであって、オイル等の密封対象物中に漬かった状態で使用されても、必要なフリクションを確実に発生させることができるフリクションシールを提供する。
【解決手段】他方の部材に摺動自在に密接して摺動時にフリクションを発生させる複数の軸方向突起7を摺動面5に設ける。また、軸方向突起7の摺動時に流体を通過させて軸方向突起7の浮き上がりを抑制する連通路8を軸方向突起7間に設ける。 (もっと読む)


【課題】密封装置30を、簡易な構造で、容易迅速かつ確実に固定可能とする。
【解決手段】第一部材10に開設された挿入口11とその内周に挿入された第二部材20の間を密封する密封装置30が、挿入口11へ挿入される挿入筒部311を有する取付環31と、これに一体的に設けられて内周が第二部材20の外周面に密接される第一リップ32と、取付環31に一体的に設けられて先端が挿入口11の外周の座面12aに密接される第二リップ33とを備え、挿入口11に円周方向複数の係止突起13が形成され、挿入筒部311に、係合突起13の間を軸方向へ通過させてから取付環31を適宜回転させることによって係止突起13と軸方向に係合可能な円周方向複数の被係止突起314が形成され、係止突起13と被係止突起314の係合によって、第二リップ33が取付環31と座面12aとの間で軸方向に圧縮される。 (もっと読む)


【課題】センターベアリングサポート1における一対の内環12,12の対向端部間から、センターベアリング3のアウターレース31に錆が発生するのを防止する。
【解決手段】センターベアリング3の外周に軸方向両側から圧入嵌着される一対の内環12,12と、各内環12,12の外周面に一体的に接合されゴム状弾性材料で成形された一対の弾性体13,13とを備え、センターベアリング3の外周で互いに対向される両内環12,12の端部のうち少なくとも一方に、弾性体13から延在されて両内環12,12の端部間の隙間Gを密閉するシールリップ13eが形成されている。したがって、センターベアリング3の外周面が、内環12,12の端部間の隙間Gから露出せず、錆の原因となる泥水等の侵入が、シールリップ13eによって有効に遮断される。 (もっと読む)


【課題】ウレタンパッキン等の成形品を注型成形する方法において、成形材料注入時におけるエアの巻き込みを低減させることができ、しかも注入時間が短く、注入作業に熟練を要しない注型成形方法を提供する。
【解決手段】成形材料21Aの注入前に真空引きを行なって金型製品部7を負圧状態にし、負圧による吸引力を利用して成形材料21Aを均一に充填する。当該方法は、複数のシールリップを備えたパッキンを注型成形する方法であり、金型は、内径側シールリップを成形する内径側シールリップ成形部7bと、外径側シールリップを成形する外径側シールリップ成形部7cを金型製品部7に有し、金型のパーティング部15,16における内径側シールリップ成形部7bの更に径方向内方位置および外径側シールリップ成形部7cの更に径方向外方位置にそれぞれ開口した真空引き流路17から真空引きを行なう。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成によって膜電極複合体2とガス拡散層5の間に隙間やズレが発生するのを抑え、ガスケット成形時に電解質膜3の外周部に変形が生じて隙間やズレが発生するのを抑え、発電効率が低下するのを抑制することが可能な燃料電池用セルシール1を提供する。
【解決手段】膜電極複合体2における電解質膜3の外周部に突出部3aを設け、他方のガス拡散層6に保持部6aを設け、突出部3aおよび保持部6aにスルーホール3b,6bを設け、突出部3aおよび保持部6aの周りにガスケット7を一体成形する。ガスケット7は、一部の成形材料を一方のガス拡散層5の外周部ならびに他方のガス拡散層6の保持部6aおよび外周部に含浸させることによりガス拡散層5,6と固定され、一部の成形材料をスルーホール3b,6bに充填することにより電解質膜3および他方のガス拡散層6と固定されている。 (もっと読む)


【課題】従来のデュアルマスダンパーでは、第二のダンパーマス(曲げ方向ダンパーマス)がプーリ本体の連結部に対して第二の弾性体(曲げ方向弾性体)で加硫接着された一体構造であるので、回転軸に異常な過大捩り振動が入力された場合、該振動がそのまま第二の弾性体に入力されることにより歪が増大し、最悪の場合、第二の弾性体が破損する虞があった。
【解決手段】第二のダンパーマス31を第二の弾性体32で加硫接着した取付環33を所定の摩擦力によりプーリ本体と摺接密着して回転する構造とした。 (もっと読む)


シール縁を通り過ぎて漏出する潤滑剤を捉え、潤滑剤をシールの潤滑剤側に戻すための双方向のパターンを有している動的シールを実現する。さらに、このような動的シールが従来技術の欠点を最小限に抑え、および/または回避するようにする。双方向の動的シールが、シールとシャフトとの間の相対的な回転の方向に関わらずに、捉えた潤滑剤を潤滑剤側に戻すことを有利に実現する。このシールは、対称形のポンプ要素のパターンを利用して、相対的な回転に応じた、捉えた潤滑剤に対する流体力学的なポンピングを促進する。対称形のポンプ要素は、シールのシール縁の手前で終了している終端点を有している。シールは、一次ポンプ要素と連通する二次ポンプ要素を利用して、一次ポンプ要素によって捉えられない潤滑剤を捉えることができる。
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【課題】シール機能を発揮しつつ、反発力の低下を図った密封装置を提供する。
【解決手段】先端の周縁に沿って環状の切欠21が設けられた第1部材20と、第1部材20の切欠21の周面部21aと対向する周面部31を有する第2部材30と、第1部材20の切欠21の平面部21bと対向する平面部41を有する第3部材40の各部材間の隙間を封止する密封装置10において、第2部材30の周面部31に密着する第1シール部11と、第1シール部11から第3部材40の平面部41に向かって、第2部材30の周面部31から離れる方向に伸び、第3部材40の平面部41に密着する、可撓性を有する第2シール部12と、第1シール部11から切欠21の平面部21bに向かって、第2部材30の周面部31から離れる方向に伸び、切欠21の平面部21bに密着する、可撓性を有する第3シール部13と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】静止側のシールリップ122を回転側のシールフランジ22に密接させてシールを行う密封装置において、シールフランジ22に対するシールリップ122の追随性を向上させ、かつ高温条件での密封性を向上させる。
【解決手段】静止側に配置される静止側密封要素1と、回転側に配置されるシールフランジ22とを備え、静止側密封要素1が、スラストベアリング16と、このスラストベアリング16を軸方向へ付勢して前記シールフランジ22に押し付けるばね17と、前記スラストベアリング16に設けられてシールフランジ22に摺動可能に密接されたシールリップ122とを備える。ばね17は、スラストベアリング16を介してシールリップ122をシールフランジ22側へ付勢して、このシールフランジ22に対するシールリップ122の軸方向追随性を補償するものであり、スラストベアリング16は、シールフランジ22との当接によって、シールリップ122の締め代を一定に保つものである。 (もっと読む)


運動用シールが、漏れた潤滑剤を捕捉して、シールの潤滑剤側へと流体力学的に送り返すために、シールの有効側または有効面の溝を有効的に利用する。溝は、潤滑剤側に面するシールの前端の手前で終了しており、したがって溝の終了点とシールの縁との間に固定された堰が形成されている。固定された堰の付近において溝内の流体の圧力がシールリップの開き圧力を超えると、溝内の潤滑剤が、シールの潤滑剤側へと送り返される。溝は、流体の圧力の上昇が緩やかである誘導ゾーン、および流体の圧力の上昇が誘導ゾーンよりも比較的急である増圧ゾーンを有することができる。増圧ゾーンは、固定された堰に隣接して配置される。
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