説明

イイダ産業株式会社により出願された特許

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【課題】金属製支持体の特定部位における錆の発生を好適に抑制することのできる発泡体形成具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】発泡体形成具11は、加熱により発泡及び硬化した発泡体を形成する熱発泡性基体12と、熱発泡性基体12が支持されるとともに金属部材に固定される金属製支持体13とを備えて構成されている。金属製支持体13は、車両の金属部材に固定される固定部14と、熱発泡性基体12を支持する支持部15とを備えて構成されている。支持部の片面である接触面15aには、熱発泡性基体12が支持され、この接触面15aには防錆処理が施されている。発泡体形成具11の製造方法は、金属製支持体13を形成する支持体形成工程と、その金属製支持体13に防錆処理を施す防錆処理工程と、防錆処理の施された金属製支持体13に熱発泡性基体12を支持させる支持工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】厚さ寸法が大きくなることを抑制し、かつ、振動伝達経路の経路長を確保することの容易な吸音材及びその吸音材に用いられるシート基材の製造方法を提供する。
【解決手段】吸音材21は、貫通孔12a,12bを有するシート基材11a,11bを積層して構成される。積層されるシート基材11a,11bにおいて貫通孔12a,12bは積層される方向と直交するXY平面に沿って離間して配置される。シート基材11aには、一対のシート基材11a,11bの間隙22を確保するスペーサ13が設けられている。スペーサ13は、一対のシート基材11a,11bの各貫通孔12a,12bが間隙22を介して連通する態様で設けられている。シート基材11aは、シート基材11aの打ち抜き及び曲げ加工により貫通孔12aを形成するとともに、その曲げ加工によりスペーサ13をシート基材11aと一体に形成される。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上を図ることができると共に、空隙を確実に閉塞できる空隙充填材を得る。
【解決手段】加熱により発泡硬化する発泡体2をシート状に形成すると共に、発泡体2の少なくとも片面に箔体4を重ね合わせ、箔体4を発泡体2側に突き出して発泡体2に食い込む係合部6を箔体4に形成した。箔体4は発泡体2が発泡硬化する温度よりも低い温度で軟化しない素材で形成し、例えば、金属箔体が好ましい。係合部6は鉤型形状に形成したが、有底筒状でもよい。また、空隙充填材1はシート状の発泡体2を押出成形し、発泡体2に箔体4を重ね合わせ、箔体4を発泡体2側に突き出して発泡体2に食い込む係合部6を箔体4に形成してから、空隙の形状に応じて打ち抜いて形成するとよい。 (もっと読む)


【課題】隙間の形成や盛り上がりを抑制して、移動し難くした敷物を得る。
【解決手段】シート状基体4の裏面4aが床面6上に載置され、繰り返して粘着・剥離可能な粘着部材12,14を裏面4a側に配置する。その際、裏面4aに凹部8,10を形成すると共に、凹部8,10に粘着部材12,14を収納する。また、凹部8,10の底面8a,10aと粘着部材12,14との間に、底面8a,10aと粘着部材12,14とを着脱可能に係合する係合部材32,34を設けてもよい。係合部材32,34に面ファスナを用い、面ファスナの係合力が、床面6と粘着部材12,14との粘着力よりも小さくしてもよい。 (もっと読む)


【課題】中空構造体に対する発泡充填具の配置後においても貫通孔を使用することができるとともに、貫通孔が形成されている部位を発泡体によって効率的に充填するに際して、貫通孔から発泡体が膨出する現象を抑制することができる発泡充填具を提供する。
【解決手段】発泡充填具11には、発泡体を形成する基体12が備えられ、貫通孔33aを有する中空構造体31の内部に配置される。基体12には、貫通孔33aの開口よりも広い開口面積を有して貫通孔33aを取り囲むように配置される開口部12aが形成されている。発泡充填具11には、加熱の際に基体12の流動又は熱膨張に追従する上壁13が備えられ、上壁13はその追従により貫通孔33aの開口の少なくとも一部を閉塞することで基体12の貫通孔33aへの侵入を抑制する。上壁13は、開口部12aの周縁部に設けられるとともに貫通孔33aの周囲に配置される。 (もっと読む)


【課題】凹部又は閉空間に対して十分なシール性を確保する。
【解決手段】ヒンジ取付構造10において、サイドパネル24の閉空間340と外基準孔28とをシールする際には、車体側取付部16の凹座22内に発泡前の発泡シール34を固定した後に、車体側取付部16をサイドパネル24に取り付ける。その後、発泡シール34を加熱して発泡させることで、発泡した発泡シール34aによって、閉空間340と外基準孔28をシールする。よって、閉空間に対して十分なシール性を確保することができる。また、凹座22に発泡前の発泡シール34を固定すれば、発泡シール34の発泡により、閉空間340と外基準孔28とがシールされるため、構成を簡単にできると共に、作業性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】車両の意匠面を形成する金属板の歪みを抑制した状態で、水分を要因とする金属板の不具合を抑制することができる金属板補強構造を提供する。
【解決手段】金属板補強構造は、車両の意匠面11aを有する金属板11と、補強材を塗布して形成される補強層12とを備えている。補強材は熱硬化性樹脂を基材としている。意匠面11aの裏面11bには、同裏面11bを水分から保護する保護層13が設けられている。そして、この保護層13上には補強層12が設けられ、この補強層12は補強材を離間して塗布されてなる複数の層から構成されている。 (もっと読む)


【課題】温度変化に伴って位置関係が相対的に変化する接合部位に対しての追随性を改善することのできる樹脂系マスチックシーラを提供する。
【解決手段】樹脂系マスチックシーラは、熱可塑性樹脂を主成分とし、発泡剤及び硬化剤を含む。樹脂系マスチックシーラの動的粘弾性測定によって求められる粘度ηは、150℃以上の温度において7×10[Pa・s]以下である。 (もっと読む)


【課題】加熱された場合であっても、取着した位置からの位置ずれを抑制することのできる金属板用制振補強材を提供する。
【解決手段】金属板用制振補強材11は、制振機能を発揮する上下一対の制振シート12と、これらの制振シート12のそれぞれ下端縁と上端縁とを連結するとともに補強機能を発揮する補強シート13とを備え、全体として一枚のシート状に形成されている。制振シート12及び拘束シートの裏面は、それぞれ制振シート貼着面12a及び補強シート貼着面13aとして構成されている。そして、この制振補強材11は、制振シート貼着面12a及び補強シート貼着面13aを利用して、ドアパネル21に貼着されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】支持部材への組み付け作業の手間を軽減することのできる膨張性成形体、及び設計や製造の簡素化を図ることのできる充填具を提供する。
【解決手段】膨張性部材を曲成するための膨張性成形体11には、複数の本体部12と、複数の本体部12を連結する連結部13とが備えられている。連結部13は、その両側面間の距離D1が本体部12の両側面間の距離D2よりも短くなるように形成されている。充填具は、膨張性成形体11から曲成された膨張性部材が支持部材に支持されたものである。 (もっと読む)


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