説明

日本ゴア株式会社により出願された特許

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【課題】黒鉛類似の微結晶性炭素を有する炭素材を用いた分極性電極の、繰り返し充放電および高電圧使用に対する耐久性を高め、しかもそのシート製法における圧延処理回数を減らすことにより製造効率を向上させること。
【解決手段】黒鉛類似の微結晶性炭素を有する炭素材と、球状粉末と、導電補助材と、バインダーとを含んでなる、圧延処理によりシート状にされた電気二重層キャパシタ用電極であって、該球状粉末が該圧延時に実質的に圧潰しないことを特徴とする電極。 (もっと読む)


【課題】 外皮と芯材を一体化した包みガスケットにおいて、外皮材の波うちを防止しながら、有効幅を大きくする。
【解決手段】 環状の芯材10と、この芯材10を覆うフッ素樹脂製(ポリテトラフルオロエチレン製など)の外皮材20とから構成されるガスケット(包みガスケット)1であり、このガスケット1では、前記外皮材20が、(1)前記環状芯材10の少なくとも、上面13内周側、内周面12、及び底面14内周側を連続して覆っており、かつ(2)環状芯材10の上面13と底面14に部分的に接合されている。前記外皮材20は、環状芯材10の外周11よりも外方に延出していないことが望ましい。また前記接合位置は、芯材の幅をWとしたとき、芯材の内周12からの距離がW×0.5〜W×0.95となる範囲内であることが推奨される。接合は、概略線状に行われているのが望ましく、特に縫合が望ましい。 (もっと読む)


【課題】 気液分離器の有効膜面積をさらに長期間に亘って維持できる技術を確立する。
【解決手段】 気液分離シート30で表面の少なくとも一部が構成されている概略封筒状の気液分離用エレメント10の蒸気排出面33に通風する方式の気液分離器40であって、
前記気液分離用エレメント10の下側に通液用開口部21が1ヶ所以上形成されており、
この気液分離用エレメント10が複数枚、通風間隔25を開けながら、互いの蒸気排出面33が対向するように連設されており、
これら気液分離用エレメント10の風上側を上にして風下側を下にしながら、風上側の端辺11が水平になるまで寝かせたときの該端辺11と水平面とが形成する角度を0度としたとき、前記気液分離用エレメントの風上側端辺11と水平面とが形成する角度が、7〜87度になるように調節されている。 (もっと読む)


【課題】 従来より静電容量密度が高くなる電気二重層キャパシタの製造方法を提供すること。
【解決手段】 黒鉛類似の微結晶性炭素を有する炭素材を分極性電極として含む電気二重層キャパシタの製造方法であって、該炭素材に電解液を接触させた状態で該炭素材を所定の時間保存し、その後該炭素材の厚さ方向における充電時の膨張を抑制するに必要な圧力を充電開始時に該電極に加えた状態で、室温より高い温度において、該キャパシタの使用予定電圧より高い電圧を充電終止電圧とする充電を少なくとも1回施すことを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】 積層体を縫製加工若しくは融着加工などにより繊維製品に加工する際に、目止め処理をする側にニットを使用しなければならないという事実上の制約を克服するとと同時に、目止め処理を容易にすることができ、外観や触感を損なうことなく、軽量な積層体を提供することを目的とする。
【解決手段】 可撓性フィルムに、織物が積層されている積層体であって、前記織物は、前記積層体を繊維製品に加工する際に目止め処理が施される側に積層されており、前記織物を構成する経糸および緯糸のそれぞれについて算出されるカバーファクターの合計値(CFtotal)が、700〜1400であることを特徴とする。
CFtotal=CFm+CFt
CFm:経糸のカバーファクター
CFt:緯糸のカバーファクター (もっと読む)


【課題】 幅広い運転条件で、燃料電池のドライアップとフラッディングの両方を防止する。
【解決手段】 固体高分子形燃料電池の触媒電極層20、21とガス透過性の炭素繊維質集電層40、41との間に湿度調整フィルム30、31を挟み込む。この湿度調整フィルム30、31は、導電性炭素質粉末とポリテトラフルオロエチレンから構成され、JIS L 1099(B−1)法に従って測定したときの透湿度が1200〜4000g/m2・hrであり、平均厚さが5〜100μmである。 (もっと読む)


【課題】 ポリテトラフルオロエチレンの延伸焼成多孔質(焼成ePTFE)フィルムを含んだ、伸縮性を有する、複合フィルムおよび複合生地並びにそれらの製造方法、並びにその複合生地を含む繊維製品を提供する。
【解決手段】 PTFE延伸焼成多孔質フィルムと、該フィルムの少なくとも片面に形成されたエラストマー樹脂層とを備えた複合フィルムであって、該複合フィルムの縦方向及び/又は横方向の10%伸長時の引張り応力が2.5N/15mm以下であり、複合フィルムの縦方向及び/又は横方向の伸長率が30%以上で且つ伸長回復率が70%以上である伸縮性複合フィルム。焼成ePTFEフィルムの少なくとも片面にエラストマー樹脂層を連続的に形成し、特定条件で2軸方向あるいは1軸方向に、連続的に伸長し、得られた伸長多層フィルムを緩和して製造する。複合フィルムに更に伸縮性布帛が積層された伸縮性複合生地とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】
低コストで、製造が容易な防水キャップを提供することを課題とする。
【解決手段】
防水性のチューブ7の両端に筒状をなす端末固定部材9を備えた防水キャップであって、端末固定部材9の内周部の壁面には、内部に電気的接続線5を有するチューブ7の外周面が水密に取り付けられ、端末固定部材9の外周部は、電子機器の筐体1に形成された貫通穴3に係脱可能で、係合時、周方向にわたって筐体1の貫通穴3に密着するように構成する。 (もっと読む)


【課題】 透湿性樹脂の種類を問わず優れた耐結露性を示し、しかも多孔質膜と補強材の接着性が良好であり、さらには簡便に製造可能な隔膜12を提供する。
【解決手段】 隔膜12は、多孔質膜20と補強材40との積層体23であって、前記補強材40は、前記多孔質膜20との界面50側に透湿性樹脂層30を内在している。前記透湿性樹脂層(透湿性樹脂膜)30を確実に形成するには、前記多孔質膜20の平均細孔径が0.01〜10μm、前記補強材40の空孔率が30〜95%であることが好ましい。本発明の隔膜12によれば、前記透湿性樹脂として水溶性のもの(例えば、ポリビニルアルコール)を使用しても、耐結露性が良好である。前記補強材40の臨界表面張力γc2と前記多孔質膜20の臨界表面張力γc1の差(γc2−γc1)を、−5mN/m以上としておけば、前記所定の箇所に透湿性樹脂層30を内在させやすくなる。 (もっと読む)


【課題】 外観、表面平滑性及び触感に優れ、かつ劣化してもゴム滓の発生の虞がない高強度の極薄弾性シートを提供する。
【解決手段】 極薄弾性シートは、多孔質フィルム(延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン製フィルムなど)の空孔がエラストマーで充填されているエラストマー複合体で形成されており、この多孔質フィルムの表面を被覆するエラストマー層の厚さが、1μm以下である。前記エラストマーとしては、シリコーン系エラストマー(メチルシリコーン系エラストマー、フェニルシリコーン系エラストマーなど)、フッ素系エラストマー(フロロシリコーンエラストマー、フロロエラストマー、パーフロロエラストマーなど)などが使用できる。前記多孔質フィルムの表面は、その一部が露出していることが推奨される。極薄弾性シートの厚さを、50μm以下にすることができる。 (もっと読む)


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