説明

フロイント産業株式会社により出願された特許

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【課題】パン型のコーティング装置において、被処理物に供給するエアの導入経路を最適化して気流の安定化を図り、コーティング性能を向上させる。
【解決手段】水平な回転軸線を中心に回転する回転ドラム1を備えたパンコーティング装置10にて、回転ドラムの前面開口部の前段に、開口部よりも大きい断面積を有する給気チャンバ13を設ける。給気チャンバ13は、筐体2の正面に取り付けられたチャンバドア11内に形成され、一端側は開口部と連通し、他端側は給気孔18を介して給気ダクト19と接続される。給気ダクト19より給気チャンバ13内に流入したエアは、給気チャンバ13にて流速が低下し、気流が安定した状態で開口部から回転ドラム1内に供給される。 (もっと読む)


【課題】スプレーガン位置の調整自由度を拡大し、コーティング処理中、スプレーガンを常に最適な位置に設定できるようにする。
【解決手段】スプレーガン31を、水平方向及び垂直方向に自在に移動可能なマルチファンクションユニット32に取り付ける。スプレーガン31は支持ホルダ33に装着され、支持ホルダ33はマルチファンクションユニット32の支持アーム35に接続される。支持アーム35は、筐体2に対し開閉可能なユニットカバー36に取り付けられる。支持ホルダ33や支持アーム35は内部に液ホースやエアホースを隠蔽収容可能となっており、ホース等類は全く露出しない状態で装置内に配置される。マルチファンクションユニット32によって、コーティング処理中にスプレーガン31の設置位置を細かく調整でき、錠剤面とスプレーガン31との距離を一定に保つような制御も可能となる。 (もっと読む)


【課題】カプセル形成管内における冷却液の流れを安定させ、球形のシームレスカプセルを安定的に生産可能とする。
【解決手段】冷却液12が流通しノズル2から液滴13が滴下されるカプセル形成管3の外側に冷却液供給管23とオーバーフロー管24を設ける。冷却液供給管23にはロータリーポンプ等の低脈動形ポンプにて冷却液12を供給する。冷却液12は、冷却液供給管23内に設けた整流ブロック26によって整流された後、カプセル形成管上部に取り付けられたキャップ29の上部開口34から、曲面状の冷却液導入部31を通ってカプセル形成管3内に流入する。冷却液12は、カプセル形成管3内に流入すると共に、その余剰分は冷却液供給管23の全周からオーバーフロー管24に流出する。 (もっと読む)


【課題】フィルタケーシングを昇降可能に配置した流動層装置において、ケーシングに生じる歪みを低減させ、装置に加わるダメージを抑える。
【解決手段】流動層装置1は、支持台3に上下移動可能に取り付けたフィルタケーシングユニット5と、支持台3にスウィング移動可能に取り付けたスプレーケーシングユニット6を有する。フィルタケーシングユニット5は、スプレーケーシングユニット6を側方に退避させた状態で反転しつつ上下に移動し、下方のメンテナンス位置Yにてフィルタの交換等を行う。フィルタケーシングユニット5は昇降装置13のベースプレート34に取り付けられ、リフトプレート41がスクリューナット39上に載った状態で上昇すると、フィルタケーシングユニット5も上昇する。フィルタケーシングユニット5は、昇降装置13と固定されておらず、均等な力でユニットを挟み込めない場合でも歪みが生じない。 (もっと読む)


【課題】摩損度、顆粒硬度が十分高いレベルに改善され、真球度が高く、その表面に生理活性物質等を被覆して製剤に応用した場合に該製剤における該生理活性物質の放出制御性に優れた高品質の球形顆粒、及び、該球形顆粒を効率的かつ簡便に製造することができる方法の提供。
【解決手段】糖を含有する核粒子を水平に設置した回転皿を回転させることにより転動させながら、粉末成分を散布することなく、該核粒子に固形分を含有する液を噴霧することを含むことを特徴とする球形顆粒の製造方法である。前記液が、糖を含有する水溶液乃至懸濁液である態様、前記核粒子が、糖の結晶、又は、糖及びデンプン若しくはその誘導体の噴霧乾燥粒子を含有する態様、更に得られた球形顆粒の表面に、糖を少なくとも含有する表面被覆層を形成することを含む態様、が好ましい。また、前記球形顆粒の製造方法により製造されることを特徴とする球形顆粒である。 (もっと読む)


【課題】結晶粒からなる中心核粒子を用いながらも、粒子径が小さく、真球度の高い球形粒及びその製造方法並びに放出制御製剤の製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の球形粒の製造方法は、結晶粒の角を削って中心核粒子を形成する第1の工程と、前記中心核粒子の表面に被覆層を固定する第2の工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製剤化する際、使用する活性物質を限定せず汎用性が高く、摩損しにくい等の利点を備え、バイオアベイラビリティの低下が少ない球形粒とその製造方法。
【解決手段】本発明の球形粒は、糖アルコールと結晶セルロースおよび/または粉末セルロースとを含有し、前記糖アルコールと前記結晶セルロースおよび/または粉末セルロースとの質量比が50:50〜90:10、粒子径が75〜250μm、真球度が0.8以上、かさ密度が0.6g/ml以上であることを特徴とする。また、本発明の球形粒の製造方法は、平均粒子径40μm以下の糖アルコールと、平均粒子径50μm以下の結晶セルロースおよび/または粉末セルロースに液を噴霧して転動させながら造粒する造粒工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数個の核が独立内封され見た目や食感に優れた多核シームレスカプセルを容易かつ安価に提供する。
【解決手段】多核シームレスカプセルSCは、外皮膜9内に芯液1を封入したシームレスカプセルとなっている。芯液1は、微小なシームレスカプセルにて形成された核カプセル31を多数含んだカプセル分散液となっている。カプセル分散液は、大豆油等の食用油脂を分散媒体としており、その中に、薬剤や香料等をゼラチンの外皮膜に封入した核カプセル31が多数分散されている。核カプセル31内には、成分等が異なる物質が封入されており、異なる複数種類の物質が同一カプセル内に融和することなく混在している。核カプセル31の色を多色化すると、カプセルの外観も様々に変化する。 (もっと読む)


【課題】従来品に比して見た目や食感に優れたグミ類等のゼラチン含有食品やカプセル製品を提供する。
【解決手段】グミ1は、ゼラチンにて成形されたグミ原料2中にシームレスカプセル3を分散させた形態となっている。グミ原料2は、ゼラチンに液糖や果汁、香料、色素などを添加したものであり、加熱溶解させたゼラチンに砂糖等を添加させて形成する。グミ1は、グミ原料2中にシームレスカプセル3を添加し、それを型内に流し込み、冷却固化させて形成する。シームレスカプセル3は、糖類や果汁、香料、色素などを外皮膜内に封入した微小シームレスカプセルであり、外皮膜は、溶融状態のグミ原料2中に添加可能なように、耐熱性の物質にて形成されている。シームレスカプセル3の直径は約0.3〜1.5mm程度に形成されており、マイクロカプセルよりも大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】2色以上の表面皮膜を有する多色シームレスカプセルを提供する。
【解決手段】ノズル3から多層液滴28を硬化用液13中に吐出し、液滴の表面部分を硬化させてシームレスカプセルSCを製造する。ノズル3に対し、芯液1を供給すると共に、外皮膜2を形成するための皮膜液4a、4bを供給する。皮膜液として、異なる色彩又は色調を有する複数種類の皮膜液を使用する。皮膜液は、ノズル3の前段で合流されノズル3に供給される。ゼラチンや寒天などの皮膜液4a,4bは粘度が高く容易には混和されず、合流後も両液は余り混じり合うことなく、概ね2層状態で流通しノズル3から吐出され、液滴28の外側に、互いに色彩又は色調を異にする部位が複数形成されて多色シームレスカプセルとなる。 (もっと読む)


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