説明

株式会社エフ・シー・シーにより出願された特許

31 - 40 / 109


【課題】動力の伝達効率を向上させつつ変速タイムラグを小さくするとともに、入力軸の長手方向に対する寸法を小さくすることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ギア段クラッチ手段3a、3bは、駆動側クラッチ板及び被動側クラッチ板と、これらクラッチ板を選択的に圧接又は離間動作させるべく油圧で作動し得る油圧ピストンPaと、油圧ピストンPaを作動させるための油圧室S1、S2と、油圧室S1、S2に作動油を供給して油圧ピストンPaを作動させ得る供給ポートP1、P2とを具備し、それぞれの油圧室S1、S2に対して選択的に作動油を供給することにより任意のギア段クラッチ手段3a、3bを作動させて所定のギア比にて動力を伝達させ得るよう構成されるとともに、入力軸6の径方向同一断面に供給ポートP1、P2が形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】バックトルクリミッタ用カムが作用した際のプレッシャ部材の瞬間的な往復動作を回避し、クラッチ操作時の操作性を向上させることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】出力部材の回転が入力部材の回転数を上回って中間部材10とクラッチ部材4とが相対的に回転したとき、中間部材10を軸方向に移動させ、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを離間させ得るバックトルクリミッタ用カムとを有した動力伝達装置において、中間部材10とプレッシャ部材5との間に介装され、バックトルクリミッタ用カムによる作用で中間部材10がプレッシャ部材5側に移動する際にクラッチスプリングSの付勢力に対して反対方向且つ当該付勢力より小さい力を付与するコイルスプリング15を具備したものである。 (もっと読む)


【課題】入力部材側から瞬間的に過大な荷重(衝撃トルク)が加わった場合であっても、動力伝達経路下流側(出力部材側)の構成要素の破損等を回避させることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クラッチ部材側カム面とプレッシャ部材側カム面とを対峙させて成り、入力部材に入力された回転力が出力部材に伝達され得る状態となったとき駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接力を増加させるための圧接アシスト用カムを有した動力伝達装置において、圧接アシスト用カムを介して付与される荷重が所定値以上に達すると、当該荷重を打ち消して駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接力を増加させないよう構成されたリミッタ機構としての皿バネ11を具備したものである。 (もっと読む)


【課題】オイルを被動側クラッチ板内で保持させつつ循環させることにより、駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との圧接による過熱を抑制することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クラッチハウジング2と、駆動側クラッチ板6と、該駆動側クラッチ板6と交互に形成された被動側クラッチ板7を複数有したクラッチ部材4と、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを圧接又は離間させ得るプレッシャ5とを有し、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接又は離間により、入力部材に入力された回転力を出力部材に伝達し又は遮断し得る動力伝達装置において、被動側クラッチ板7は、隣り合う駆動側クラッチ板6と接触又は離間し得る一対の環状部材7aと、該一対の環状部材7aの間に介在し、オイルを保持可能な多孔質物質から成る中間部材10とを有したものである。 (もっと読む)


【課題】成形加工が容易で作業工数を削減して低コスト化を図ることができるVベルト無段変速機のプーリ構造を供する。
【解決手段】Vベルト無段変速機80において、可動プーリ半体90dは可動プーリ支持スリーブ93の端部外周に溶接により接合され、可動プーリ半体90dと可動プーリ支持スリーブ93の環状の溶接部における対向テーパ面と反対側となる面に露出した部位Bを遮蔽部材97が覆うVベルト無段変速機のプーリ構造。 (もっと読む)


【課題】クラッチ部材側壁面とプレッシャ部材側壁面とが当接した位置で確実にクラッチ部材とプレッシャ部材との間の相対的移動を停止させることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】バックトルクリミッタ用カムが機能して駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とが離間した後、プレッシャ部材4とクラッチ部材5との間の更なる相対的回転を規制して当該プレッシャ部材5の軸方向の移動を規制するストッパを具備するとともに、当該ストッパのクラッチ部材側壁面11及びプレッシャ部材側壁面12は、クラッチ部材4及びプレッシャ部材5の対向する面で径方向に延び、且つ、その径方向への延長線T2が当該クラッチ部材4及びプレッシャ部材5の回転中心からオフセットして形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータを具備し、且つ、アイドルストップする車両に適用され、車両の減速過程でフューエルカット復帰を行わせず燃費を向上させることができるとともに電動オイルポンプを不要としてコストを低減させることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】車両の減速過程でエンジンEに対してフューエルカットした状態とされて車速が所定値以下となった際、オイルポンプ31によるトルクコンバータ1に対するオイルの供給量を制限又は禁止し、クラッチ手段3及び無段変速機25に対するオイルの供給を優先させ得る調整手段23を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータを具備した車両に適用されるとともに、アイドルストップ後のエンジン始動時におけるクラッチ手段に対するオイル供給を瞬時且つ十分に行わせて電動オイルポンプを不要とし、コストを低減させることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】エンジン制御手段22でアイドルストップ後のエンジンEを始動させる際、オイルポンプ31によるトルクコンバータ1に対するオイルの供給量を制限又は禁止し、クラッチ手段3に対するオイルの供給を優先させ得る調整手段23を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】動力の伝達効率を向上させることができるとともに、変速タイムラグを小さくすることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】エンジンEの駆動力を車輪に対して任意タイミングで伝達又は遮断可能な発進変速クラッチ手段2と、入力と出力とが所定のギア比に設定された複数のギア段クラッチ手段3と、エンジンEから車輪に対する動力伝達時のギア比を任意に設定し得るギア段選択手段5とを具備した動力伝達装置であって、ギア段クラッチ手段3は、交互に積層された駆動側クラッチ板及び被動側クラッチ板と、当該駆動側クラッチ板及び被動側クラッチ板を選択的に圧接又は離間動作させるべく油圧で作動し得る油圧ピストンとを具備し、当該駆動側クラッチ板及び被動側クラッチ板が圧接して所定のギア比にて動力が伝達され得るよう構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】クラッチセンタの倒れを防止することができ、クラッチの断接時の精度を向上することができる多板式クラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチインナ16側に配置されるカム部材41を円環状に形成し、クラッチインナ16側に配置されるカム部材41の外周面を径方向に延出させて、クラッチセンタ19の内周面に形成される平坦面19dに当接させる。 (もっと読む)


31 - 40 / 109