説明

株式会社バルダンにより出願された特許

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【課題】支持枠に前後に長い縫製窓を形成した長尺の筒形枠において、縫製窓に被せた芯地の変形を防止し、刺繍柄の加工精度を高める。
【解決手段】長尺の支持枠11に刺繍範囲を決める縫製窓15を前後方向に長く形成し、縫製窓15に被せた芯地16で加工布10を支持枠11の円筒面に沿って支持する。支持枠11の左右両側に縫製窓15よりも長い芯地押え部材22を添設し、その後端を支持枠11に固定的に保持し、前端を支持枠11に対し開放可能に保持する。支持枠11に板バネからなる押圧部材32を回動可能に取り付け、縫製窓15の長手方向中間部において、芯地押え部材22を押圧部材32により支持枠11に押圧する。 (もっと読む)


【課題】 軽量な支持枠を用い、長尺加工布の幅狭部と幅広部とに異なる大きさの刺繍柄を能率よく加工する。
【解決手段】 平板状の支持枠15に加工布の刺繍範囲を画定する縫製窓18を前後に長く形成する。縫製窓18の幅狭部18aを支持枠15の前側部分15aに設け、縫製窓18の幅広部18bを支持枠15の後側部分15bに設ける。支持枠15の左右両側縁に下向きの補強リブ21を縫製窓18の長手縁に沿って延びるように設け、補強リブ21の一部に布止め24,26を外向きに突設する。支持枠15に位置合せ治具31を被せ、位置決め部32,33,34,35で支持枠15に対し前後左右に位置決めし、開口部37によって縫製窓18の位置を加工布の上側から指示する。 (もっと読む)


【課題】布押さえの下死点位置を、アップリケの表面における凹凸面の夫々の高さに対応する高さ寸法でもって刺繍を施すことができる刺繍方法及び刺繍物を提供する。
【解決手段】刺繍模様を刺繍するに際し布表面の一部に表れる膨出部に対しても刺繍を施す場合には、刺繍データに基づいて刺繍枠を移動させ、針板の針落位置の上位置に布に配置された膨出部の一部が来たときミシン動作を停止し、高さ位置合わせ工程を施して布押え部の高さを定め、さらに、高さデータ変更工程を施し、引続き刺繍データに基づいて刺繍枠を一針毎に移動させ、その都度高さ位置合わせ工程と、高さデータ変更工程を繰り返し、膨出部上面における刺繍予定位置の夫々の高さデータを膨出部の上面高さに対応する高さデータに夫々変更し、上記変更された刺繍データに基づき刺繍模様を刺繍する。 (もっと読む)


【課題】二種類のヘッドを交互に稼動させる複合刺繍機において、稼動中のヘッドのうち一部のヘッドだけを天秤休止状態とする。
【解決手段】複合刺繍機1の機枠2に複数の多針ヘッド3と複数の一本針ヘッド4と主軸16と色替えロッド17とを設ける。多針ヘッド3に針棒不在部21と天秤不在部22とを設ける。一本針ヘッド4に主軸16から天秤13への動力伝達を断続するクラッチ機構23と、クラッチ機構23を個別に切り替える切替部材24とを設ける。多針ヘッド3の稼動状態では、色替えロッド17が切替部材24を介してクラッチ機構23を一括して切り替え、すべての一本針ヘッド4の天秤13を休止させる。一本針ヘッド4の稼動中に、オペレータが切替部材24を色替えロッド17上でスライドすると、一部の一本針ヘッド4だけが天秤休止状態となる。 (もっと読む)


【課題】奥行寸法が大きいテーブルを備えた刺繍機において、縫製枠の前後の作業位置を登録し、生地を短時間に能率よく張り替える。
【解決手段】テーブル2上で縫製枠5を前後左右に移動し、縫製枠5に張り付けた生地6に刺繍加工を行う刺繍機1において、縫製枠5をテーブル2の前端側の作業位置とテーブル2の後端側の作業位置とに移動する操作と、前後の作業位置を制御装置10のメモリ24に登録する操作と、メモリ24から呼び出した位置情報に従って縫製枠5を前後の作業位置に交互に移動する操作と、前後の作業位置で生地6を縫製枠5に脱着する操作とを行う。 (もっと読む)


【課題】糸通し等の作業性がよい非常停止スイッチを備える刺繍ミシンを提供する。
【解決手段】刺繍ミシンに備えられる非常停止スイッチ5は、刺繍ミシンのテーブル2の前縁より前方に位置させるため、テーブル2の凹部ではない箇所の前縁に取着させたスイッチ取付板10上に取り付けられる。非常停止スイッチ5の操作部8は、テーブル2の上面レベルより高い所に斜め前上方を向いて位置し、操作部8の向きがテーブルの上面からの仰角が45度である。操作部8の前縁は、スイッチ取付板10の前縁より約50mm後方に位置する。操作部8の上端までの高さは、テーブル2の上面レベルから約50mmである。操作部8は、ボタンである。スイッチ取付板10はテーブル2に蝶番7を介して取着される。 (もっと読む)


【課題】布に対してコードを縫付ける場合、コードが均一のテンションで引出され、予定通りの位置に刺繍模様を縫付けできる可能性を有するボビン保持具を提供する。
【解決手段】基部材から持ち出された持出腕の先部には、ボビンを回動自在に支持する為のボビンガイドを備えさせているボビン保持具において、基部材から、持出腕の先部に回動自在に装着されるべきボビンの巻糸の外周に向けて、バネ材を延設し、かつ、バネ材の長さは、先部を巻糸の外周に対して弾力的な当接を可能にする長さに設定し、バネ材のバネ力は、ボビンに巻かれる巻糸の量が最大径のときはバネ材の先部の位置が巻糸の最大径の位置にあって強い力で接触し、ボビンに巻かれる巻糸の量が減少して、巻糸の半径が徐々に小さくなり、小径位置に向かうに伴い、バネ材の先部の位置は、その小径位置に向けて徐々に圧接力を減少させながら移動するように設定した。 (もっと読む)


【課題】刺繍機に既設の枠駆動機構を利用した簡単な構成により、原反等の大型加工布を均一な張力で縫製枠に張り付ける。
【解決手段】刺繍機において、原反を縫製枠6に張り付けるにあたり、原反の後側縁を縫製枠6の後枠6bに保持し、原反の前側縁を後枠6bと平行に延びる保持枠15に保持する。保持枠15を左右に複数のエアシリンダ34でテーブル5に係止した状態で、縫製枠6をY駆動機構8により後方へ移動し、原反を縫製枠6の内側で引き伸ばす。その後、保持枠15を長手方向の複数個所で締結具30により縫製枠6に締結し、エアシリンダ34を消勢して保持枠15をテーブル5から解放する。 (もっと読む)


【課題】ニードルパンチ針への繊維屑の絡み付きを抑えて針掃除の回数を減らし、小型の構成でニードルパンチ柄を見栄えよく加工する。
【解決手段】針棒4の下端に取付具21を介して針ベース20を取り付け、針ベース20に三本のニードルパンチ針6を取着する。針棒4と連動する布押え棒8の下端にコ字形の布押え11を取り付け、布押え11の下部に前後に長い短冊状の布押え足34を設ける。布押え足34に各ニードルパンチ針6が別々に通過する三つの針通し穴35を形成する。針板9に全部の針通し穴35を包含する平面積の針落ち穴14を形成し、針落ち穴14に三本のニードルパンチ針6を一斉に通過させる。 (もっと読む)


【課題】
縫製能率を高める為に針棒と、天秤の上下往復速度を高めた場合においても、天秤の急下降に伴って「だぶつき状態」となる第2上糸要素の捩れ(縒れ)を防止するようにした多針ミシンを提供すること。
【解決手段】
ミシンユニットにおける上糸通過路にあっては、少なくとも下死点位置にある天秤の糸通し孔の位置における奥の側に、天秤の糸通し孔に引かれて急下降しただぶつき状態の第2上糸要素が振り込めるように凹部を作り、そこに打付上糸の受止面53aを備えさせ、かつ、受止面の両側にも、第2上糸要素の打ち込まれる部分を当接させて第2上糸要素の跳止を防止するように跳止面54aを備えさせた。 (もっと読む)


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