説明

株式会社荒井製作所により出願された特許

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【目的】密封側の流体が跳ねかかる状態で使用される密封装置において、シールリップに供給される流体を減少させて安定した密封性能を確保すること。
【構成】
ハウジング1に固定されるシール本体2は、回転軸7に摺動接触するシールリップ4を備えており、密封側Mの流体が跳ねかかる状態で使用される密封装置であって、前記したシール本体2に、前記シールリップ4に供給される流体の量を減少させるために、前記シール本体2の内周に嵌着される外周環部11と、前記シールリップ4を密封側から覆うカバー面部12とを一体として構成したカバー部材10を固定し、前記のカバー面部12は、外周から内周にかけて前記シールリップ4から離れるように密封側Mに向かって傾斜する形状に構成としたこと。また、前記したカバー面部12にシールリップ4側から密封側Mに流体を排出するための排出孔15を設けて流体の滞留劣化を抑制する構成としたこと。 (もっと読む)


【課題】密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を図ることのできる密封装置を提供する。
【解決手段】シールリップ5に、回転軸Sの停止時に密封流体の漏れを防止するための第1シールリップ11と、第1シールリップ11の先端から延出され回転軸Sの回転時に密封流体の漏れを防止するための第2シールリップ21とを設ける。第1シールリップ11のリップ先端13の径方向外側の背面には、シールリップ5と回転軸Sとの間のラジアル方向の緊迫力を保持するためのガータースプリング14を設ける。第1シールリップ11の締め代を回転軸Sの停止時に密封側OSから大気側ASへの密封流体の漏洩を防止するために必要な最小限の値に設定する。第2シールリップ21のシール面22には、リップ先端23に接続する複数のねじ24を設け、リップ先端23が回転軸Sの表面に対して回転軸Sの周方向に沿って複数箇所で接触するように形成する。 (もっと読む)


【構成】固定側の構体(油圧緩衝器のシリンダ)と往復動軸との間を密封する密封装置であって、上記構体側に固定される座金と、該座金の内周端部に固着され、上記動作軸に摺接する弾性材よりなるシールリップとを備えて構成され、前記座金は、上記構体側の外周座金と上記シールリップ側の内周座金とに分割して構成され、該分割部に前記シールリップの振動を吸収する弾性体を介在せしめるとともには、前記された分割面は、外周座金に対し前記内周座金が密封側から大気側に向かって係合する形状とされていること。
【効果】シールリップに振動が生じてもこの振動は座金に介在される弾性体によって吸収されるものであり、また、外周座金に対し内周座金が密封側から大気側に向かって係合する形状とされているので、密封側の内圧が高くなっても内周座金が大気側に抜けるおそれがない。 (もっと読む)


【課題】プラズマ照射処理による表面改質方法において、プラズマ照射処理中に除去が必要となるホモポリマーを形成することのない表面改質方法を実現し、フッ素樹脂とゴムとの接着耐久性に優れた弾性複合材を効率よく製造できる弾性複合材の製造方法および弾性複合材を提供する。
【解決手段】本発明の表面改質方法においては、フッ素樹脂を主成分とする基体の表面に、シランカップリング剤の存在下でプラズマ照射処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘り安定した密封性を保持することのできる密封装置を提供する。
【解決手段】相対回転する2つの部材2、4のうちの一方の部材2に取り付けられるスリンガ4と、他方の部材4に取り付けられるシール部材5とを有し、シール部材には、スリンガ4の軸方向に対して直交する径方向に延出されたシール当接面15に摺動自在に密接するシールリップ32を有している密封装置1において、環状に形成され、当該環の径方向に対して直交する軸方向に弾性変形可能な弾性部材6を備え、シール部材5には、シールリップ32の背面側に、弾性部材6が軸方向に収縮した弾性変形状態で装着される環状に形成された装着凹部35を設け、弾性部材6の弾力をもってシールリップ32のリップ先端32aをシール当接面15に向かって押し付けるように形成する。 (もっと読む)


【課題】従来のシール部材は金属との固着を回避するためにゴムの表面にシリコーン系の固着防止層等を形成していた。そのため余分なコストと工程を必要としていた。
【解決手段】エチレン−プロピレンゴム100重量部に対して、加硫剤として過酸化物を0.5〜6重量部と、硫化フェノール樹脂および/または硫化アルキルフェノール樹脂を0.1〜5重量部とを添加したゴム組成物とする。このゴム組成物により、余分なコストをかけることなく金属密着環境下での固着を回避でき、長期にわたり安定した性能を維持できるゴム部品が得られる。 (もっと読む)


【課題】往復動用オイルシールに用いられる耐摩耗性のNBR組成物において、使用時にシャフトを傷付けることがなく、かつリップの良好な耐チッピング性が得られるNBR組成物及びそれを用いた往復動用オイルシールを提供する。
【解決手段】NBR100重量部に対して、カーボンブラック3〜100重量部と平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部含有せしめてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】アウターシール型のオイルシールにおける軸の高速回転に対してもシールリップのシール面に対する接触圧が過大となることを防止する。
【構成】回転軸に固定される基環と、該基環に保持されるシール部材とを備え、前記のシール部材のシールリップが固定側の内周シール面に接触する密封装置であって、前記の基環のフランジ部の外周に、軸の回転時の遠心力によるシールリップの拡がりを規制する規制部を前記シールリップを抱持するように設けたこと。
【効果】軸の回転時の遠心力によってシールリップが拡がろうとしても、シールリップは規制部によって拡がりを規制されるので、シールリップの固定側の内周シール面への接触圧が過大となることはなく、フリクションの増加を抑えることができるものである。 (もっと読む)


【課題】例えばOリング等のゴム成型品に用いられるフッ素ゴム組成物において、高温・高圧縮下で使用される場合でも破壊の生じにくいフッ素ゴムを提供する。
【解決手段】
フッ素ゴムの架橋密度を1.0×10−3mole/cc以下とすることで、高温・高圧縮下でも破壊の生じにくいフッ素ゴムが得られる。これにメルカプトシランを添加することによって圧縮永久歪みが低く抑えられ、さらにこれに加えて珪藻土を併用添加することにより、金属との接着性にも優れたフッ素ゴム組成物を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】例えばOリング等のゴム成型品に用いられるフッ素ゴム組成物において、圧縮永久歪みが低く、かつ加工性に優れたフッ素ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ムーニー粘度が80以下のフッ素ゴム100重量部に対してメルカプトシランを0.1〜3重量部添加する。ムーニー粘度が80以下のフッ素ゴムは成形時に金型内でのゴム流動性が良く、これにメルカプトシランを添加することによって圧縮永久歪みが低く抑えられる。さらに、これに加えて珪藻土を併用添加することにより、金属との接着性にも優れたフッ素ゴム組成物を提供することができる。 (もっと読む)


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