説明

株式会社荒井製作所により出願された特許

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【課題】回転軸の高速化に対応するシール性の向上を図るとともに、回転時の摩擦抵抗およびトルクの低減を図る。
【解決手段】回転軸1と一体に回転する内側部材2と、ハウジングに固定される外側部材15とを備え、前記内側部材には前記外側部材の内周面に弾性的に摺接する弾性体製のシールリップ10を有し、該シールリップは、前記内側部材の回転時の遠心力によって前記外側部材の内周面に押し付けられるように作動するとともに、前記外側部材との摺接面側にフッ素系樹脂層12を有する構成とした。また、前記のリップが摺接する外側部材のリップ摺接面に密封側への吸い込み方向のリードを形成した。 (もっと読む)


【課題】コンデンサーや抵抗器等のチップ部品の両端に例えば銀やパラジウム等のコーティングを施して接点を形成する際に同チップ部品を整列支持するために用いるキャリアプレートにおいて、極小のチップ部品を支持する場合の摩擦帯電による電気的付着を回避し、作業性の優れたキャリアプレートを提供する。
【解決手段】金属製の矩形プレート体1に形成された多数の貫通通路4の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材2で弾性壁を設け、その中心の貫通孔5にコンデンサーや抵抗器等のチップ部品を挿入して支持する構造のキャリアプレートにおいて、弾性部材2として、制電剤を添加したシリコーンゴムを使用する。この場合、制電剤には、リチウム塩とアジピン酸の混合物を用いる。 (もっと読む)


【課題】つぶし量が大きい場合でも装着荷重が小さく、二部材間にシール部材を挟み込むことのないシール部材を提供する。
【解決手段】第1リップ部16と第2リップ部18とを連結する薄肉部20とを一体的に形成し、第1リップ部16の先端面はその中央部22が突出するようなテーパ形状24又は曲面形状26に形成する。薄肉部20により、装着時に第1リップ部16が柔軟に変形し、装着部材がテーパ形状等に沿って滑らかに移動できるので、装着荷重が軽減される。また、第1リップ部16を第2リップ部18より小さい幅に形成することで、二部材間の隙間への挟み込みを確実に防止できる。第2リップ部18を二股の脚形状に形成することで、装着時の柔軟性が更に増し、装着荷重が一層軽減される。 (もっと読む)


【課題】流体の圧力が高い高圧時においてもシール性を確実に確保することのできる密封構造を提供する。
【解決手段】シール装着溝7の密封側OSにゴム様弾性体により形成された第1シール10を配設し、シール装着溝7の大気側ASに樹脂により形成された環状の第2シール11を配設し、シール装着溝7と第2シール11との間に第3シール12を配置する。また、第2シール11は、第1および第3シール10、12を介して伝達される流体の圧力と、シール装着溝7の底面7aに設けた流体導入路9の流体導入口9aAから伝達される流体の圧力とを受けて弾性変形し、弾性変形によりシール隙間6を形成する他方の部材2の対向面4に強く押圧されるように形成する。 (もっと読む)


【課題】伸長動作が円滑に行われるとともに伸長状態で急激な収縮動作に対して大きな係止力を発揮しかつ容易に元位置に収縮させることができる係止機能付き伸縮装置を提供する。
【解決手段】伸長した状態で収縮方向に係止する係止機能付き伸縮装置15であって、伸長方向に向けて内径が階段状に大きくなる段付内面25を有するシリンダ部20と、シリンダ部20の段付内面25に追従して当接するストッパ部30を外周に設けたピストン部21とを備え、伸長状態で急激に収縮動作するとストッパ部30が段付内面25に係合して大きな係止力で係止されるようにした。 (もっと読む)


【課題】バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するのを防止することによる高性能化を確実に図ることのできる往復動用オイルシールを提供する。
【解決手段】往復動軸8に摺接可能とされたシールリップ7を具備するシール本体6と、シールリップ7の耐圧性を確保するために、シールリップ7を大気側から支持するように配置されるとともに、往復動軸8と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝21が設けられている樹脂により形成されたバックアップリング4と、シール本体6との間でバックアップリング4を挟み込むように保持する保持部材22とを有している往復動用オイルシール1において、バックアップリング4の内周面20を、軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成する。 (もっと読む)


【課題】回転体の回転速度に拘わらず静止体の内圧の上昇に伴うオイル漏れを防止できるオイルシールを提供する。
【解決手段】オイルシール1Aは、クランク軸101と、そのクランク軸101が回転自在に取付けられたクランクケース100との間に設けられる。クランクケース100に装着されるアウター部材2と、クランク軸101に一体回転可能に装着されるとともに、アウター部材2との間に隙間G2が形成されるようにしてアウター部材2と組み合わされるインナー部材3と、隙間G2に配置されアウター部材2及びインナー部材3のそれぞれと非接触の状態で移動可能な浮動リング8Aとを備え、浮動リング8Aはマンガン等の金属材料や樹脂材料等である高熱膨張材で構成される。 (もっと読む)


【課題】油圧緩衝器の往復動軸の上下死点折返し作動時における前記往復動軸に装着のオイルシールの主リップの引きずられ量をなくして操縦性を良好とすること。
【解決手段】主リップ3と副リップ4を備えた油圧緩衝器の往復動軸6用オイルシール1の主リップ3の先端と副リップ4の先端との距離Hを、主リップ3の軸6に対する締め代S1と同一から2.5倍の間に設定したこと。これによって主リップ3の適正なシール角を維持して製作が可能であり、往復動軸6の上下死点折返し作動時に主リップ3が引きずられ難くなるとともにシール性が損なわれない。 (もっと読む)


【構成】回転軸に摺動接触するシールリップの大気側摺動面にねじを設けた密封装置であって、前記シールリップの大気側摺動面を、シールリップ先端を通り該リップが摺動接触する部材の表面から大気側に向かうにしたがって離れる方向の大きな曲線で形成し、リップ先端から該リップ先端から遠い所要位置に形成された所定高さの隆起部までの間を連繋して断面三角形状のねじを形成し、該ねじのねじ山の稜線を直線状に形成し、ねじ山の高さをリップ先端より離れるにしたがって徐々に高くなるよう構成したねじ部を前記大気側摺動面に形成したこと。
【効果】ねじ山の稜線が直線状となっているため、軸とシールリップ間の空間を保持することができ、そのため進入したダストをシールリップ先端の接触部に誘導する危険性を抑制することができ、シールリップに対するダストの噛み込みによる漏洩が防止できる。 (もっと読む)


【課題】高温下においてもねずみ鋳鉄に固着することがなく、加工性に優れており、圧縮永久歪みが小さく、耐油性・耐熱性・耐寒性にも優れている非固着性ゴム組成物およびシール部材を提供することる。
【解決手段】エチレン・メチルアクリレートに架橋サイトにカルポキシル基を含有する原料ゴムにジアミン系架橋剤とグアニジン系架橋促進剤とを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


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